アニメ『鬼人幻燈抄』のあらすじとストーリーの流れに沿った感想を1話~最終回にかけて毎週更新しています。
鬼人幻燈抄の感想本文にはアニメのネタバレが含まれますので、ご了承の上お読みください。
※18話の感想を追加しました。
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【鬼人幻燈抄】とは?

鬼人幻燈抄がどんな物語かAIに聞いてみました。
『鬼人幻燈抄』(きじんげんとうしょう)は中西モトオによる和風伝奇小説で、江戸から昭和にかけての時代を舞台に、「鬼人」と呼ばれる存在と人間との因縁や戦いを描いた物語です。
あらすじ
物語の中心となるのは、「鬼人」と呼ばれる異形の者たちと、それに関わる人間たちの生き様です。作品は時代ごとに区切られており、それぞれ異なる登場人物が活躍しながら、時代を超えた因縁が紡がれていきます。
物語は、江戸時代の日本を舞台に始まり、剣士や忍者、陰陽師といった人物たちが「鬼人」と対峙します。怪異にまつわる戦いや葛藤を通じて、人間と鬼の境界、そして「鬼とは何か?」というテーマが深く掘り下げられていきます。
時代が進むにつれ、明治、大正、昭和と物語の舞台が変わり、剣戟から銃火器へ、戦いの様式も変化していきます。しかし、どの時代でも「鬼人」との因縁は途切れることなく続いていきます。
特徴
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時代ごとの雰囲気を活かしたストーリー展開
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江戸期の剣劇、幕末の動乱、明治の文明開化、大正ロマン、昭和の戦争と、それぞれの時代背景を生かしたエピソードが描かれる。
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「鬼」と「人間」の境界を問うテーマ
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鬼人は単なる怪物ではなく、人間の内面や歴史と結びついた存在として描かれ、登場人物たちは「鬼とは何か?」「人とは何か?」という問いに直面する。
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伝奇的なアクションとミステリー要素
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剣劇や忍術、呪術、そして時代に応じた武器や技術が絡む戦いが展開され、ミステリアスな雰囲気もある。
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この作品は、和風伝奇ものや歴史ファンタジーが好きな人には特におすすめです。江戸から昭和までの日本の雰囲気を感じつつ、異形の存在との戦いや因縁を楽しめる重厚なストーリーが魅力となっています。
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のあらすじ
「鬼と人と」
時は天保十一年(1840年)。大飢饉により人心が乱れた世において、鬼が人の姿に化け、戯れに人をたぶらかすようになっていた。江戸の街から遠く離れた山間の集落・葛野(かどの)。この集落に、甚太と鈴音という兄妹が暮らしていた。集落には、「いつきひめ」と呼ばれる巫女がおり、甚太はその「いつきひめ」を守る巫女守で、集落に仇なす怪異を払いのける鬼切役を命じられていた。ある日、近くの森で鬼が二匹出たとの報告があり、討伐のため森に向かった甚太。森で赤黒い皮膚にざんばら髪、二本の角と屈強な体を持つ鬼に遭遇。二匹と聞いていたが、その場にいた鬼は一匹のみ。もう一匹は「葛野の地へ行った」とその鬼は言った…。
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のネタバレ感想
天保一年、鈴音という少女が泣いて謝っているのに父親が忌々しいと無理やり納屋に閉じ込め、兄の甚太が様子を見に行くと鈴音は雨の中を追い出され一緒に家を出たのは可哀想でした。
廃屋で雨宿りしていると一人の男・元治が兄妹を拾ってくれて、家がある里・葛野へ連れて帰るとそこは刀を作る為に奇妙な形をしていたのは神秘的でした。
元治の家に到着すると同じくらいの年齢の少女・白雪がいて、白雪は嬉しそうに兄妹を受け入れてくれたのはホッとしました。
甚太が眠れずにいると元治が刀の手入れをしていて、巫女守という大事な役目をしているとはドキドキしました。
甚太は白雪とすっかり仲良しになり、鈴音は村の少女と友達になって幸せそうだけど、白雪は母親が「いつきひめ」という巫女で会えないと寂しそうでした。
時は過ぎ甚太は鬼切役となって鬼を斬っていて、いつきひめに鬼が人に化けて葛野に侵入しようとしていたと報告したのは恐ろしいです。
村長が鬼の目的は巫女の生き肝が狙いで、先代のいつきひめは鬼に食われ元治が命と引き換えに鬼を封印したとは衝撃でした。
皆が去ると甚太がいつきひめを白雪と呼び関係が変わっていたのはビックリだし、鈴音が御簾の中で寝ていたけど姿が幼いままなのは謎でした。
白雪は母親が死んだ後に葛野が好きだからいつきひめになると決め、甚太は強くなって巫女守として会いに行くと手を繋いだのはキュンとしました。
朝になって鈴音が甚太に甘えていると白雪が家に来てビックリだけど、久しぶりに3人でご飯を食べ、甚太が白雪を連れて団子屋へ行くと幼馴染のちとせは白雪に気が付かず、変わらないものなんて無いと元治が言っていたのを思い出したのは寂しかったです。
白雪はいつきひめとして始まった場所に甚太を連れて来て清正と結婚すると言ったのは衝撃でした。
村長から鬼が白雪を狙っているなら死ぬ前に跡継ぎを生まねばならないと言われ、白雪は甚太が好きだけどお役目を選んだのは切なかったです。
甚太はいつきひめになる決意を尊いと思ったと白雪の手を取り、巫女守として最後まで白雪を守るとはキュンとしました。
清正が甚太に自分と白雪の結婚を反対しない事に苛立ち、甚太が納得していると聞いて悲しそうなのは良い奴でした。
甚太が森へ行くと大きくて赤い二本の角を持つ鬼が襲って来て、鈴音に女の鬼が仲間だと会いに来て白雪と清正が抱き合う未来を見せたのはビックリでした。
女の鬼は甚太の為に確かめに行こうと誘い、甚太は左腕を斬られるけど鬼を倒して、女の鬼が遠見の力で170年後の葛野に鬼を統べる鬼神が降臨するのを見たからここに来たとは不穏だし、餞別だと甚太の頭を掴んで何故刀を振るうのかと問うのは何が起きるのかドキドキしました。
白雪が清正に抱かれる覚悟を決めると鬼と鈴音が来て、甚太の相手が白雪だから我慢できたのにと涙を流し、鈴音は白雪がいつきひめとして生きる事を理解できずに怒りで包帯を取って豹変したのは怖かったです。
女の鬼が白雪は悪い奴だから甚太の為にいなくなればいいと鈴音に囁き、鈴音が大人の姿に変わったのはビックリでした。
鬼は清正を外へ連れ出し、甚太が駆け付けて白雪を抱きしめて間に合ったと思ったのに、鈴音が白雪の首を切り落としたのはショックでした。
鈴音が白雪は甚太を裏切った最低な女だけど死んだから他の男と結婚する姿を見なくて良かったし邪魔なのをいっぱい片づけたから疲れたとは子供のようで、甚太が自分達を育んでくれた人達を踏みにじって白雪を殺して出て来る言葉がそれなのかと自分の知る鈴音はいないとは寂しそうでした。
甚太は鈴音に切り掛かり憎いと失くしたはずの左腕が鬼になって、鈴音は甚太まで自分を捨てるのかと泣いて襲い掛かったのは残念でした。
甚太が鈴音を殺そうとすると女の鬼が庇って鈴音を逃がし、鈴音はすべてを憎むから現世に存在するすべてを滅ぼすと言い、どれだけ時間が掛かっても甚太に会いに来るとは切なかったです。
女の鬼はこれで同胞の未来は守れたと満足した顔で消え、甚太は首の無い白雪の遺体を抱きしめて叫び声を上げたのは可哀想でした。
甚太は思い出のある家を出る事にし、村長に全てを話していずれ葛野に降り立つ鬼神を討つ為に自分を磨いてけじめをつけるとは強い人でした。
鈴音を憎む気持ちもあるけど出来るなら斬る以外の道を探したいとは妹思いだし、村長はいつきひめが代々受け継ぐ宝刀・夜来を渡して甚夜と名乗れとは気持ちの良い人でした。
村長は土下座をして息子の清正が白雪を好きだと知って大義名分で結婚させようとしたから惨劇を招いたと謝り、詫びに甚太の名前の神社を建てるとは帰って来るのが楽しみですね。
ちとせが別れを惜しんでくれるけど戻って来るのは170年後で、高校生の姿をした甚太が神社で巫女に話し掛けたのは良い未来になっていると信じたいです。
鬼人幻燈抄 江戸編【第2話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第2話】のあらすじ
「鬼の娘」
鬼となった甚太は夜来を受け継いだことで甚夜と名を変え、葛野を後にする。故郷を離れて十年、甚夜は“刀一本で鬼を打つ男”という異名を持つ浪人として江戸で暮らしていた。ある時、日本橋にある大店・須賀屋の主人から娘の護衛をしてほしいと依頼が入る。その店の手代曰く、娘の部屋に面した庭先で「娘ヲ返セ」と繰り返す鬼が現れたという。
鬼人幻燈抄 江戸編【第2話】のネタバレ感想
嘉永三年、須賀屋の善二が店先を掃いていると歩いている人に声を掛けられて人の良さが分かるのは和みました。
店の中では主人の重蔵が甚夜を前にして座っていたけど、善二が来ると後を任せて行ってしまったのは緊張しました。
重蔵は血が繋がっていない娘・なつが鬼に襲われようとしているので討ち払って欲しいと依頼し、13歳になるなつの部屋の庭に鬼が「娘ヲ返セ」と現れるようになったとは恐ろしいです。
なつは大声で善二を呼び、甚夜を見ると金目当てのゴロツキだと失礼な態度で、浪人が護衛なのは嫌だから追い出せとはじゃじゃ馬ですね。
夜になるとなつは善二に重蔵が嘘だと思って浪人を護衛に付けたと言い、本当の娘じゃないと嘆くと鬼が現れたのはドキドキしました。
甚夜が鬼を斬って名前を訊ねたけど「娘ヲ返セ」としか言わず、鬼は消えたけどまた来るとは謎でした。
善二は茶屋で甚夜に今夜も頼むと依頼し、なつは親戚筋の子供で両親は亡くなっていると教え、重蔵は鬼に妻を殺されて息子が出て行ったのも鬼のせいだと敵にしていたとは可哀想でした。
江戸に鬼が出るという噂があり、同時に刀一本で鬼を討つ男がいて、金さえ払えばいかなる鬼も討つと重蔵が甚夜を信頼していたのは意外でした。
夜に現れる鬼と甚夜は因縁があり、間違いなくなつの親じゃないと断言し、鬼は思いからも生まれると説明していると鬼が現れたのは怖かったです。
甚夜が鬼はなつの思いが作ったもので本当に斬っていいか聞くと、善二がちゃんと重蔵と話をするように励まして、なつが斬ってと本当の事が怖くて蓋をしてきた自分の思いに向き合う覚悟を決めると、甚夜が斬って鬼が白い蒸気になって消えたのはホッとしました。
鬼の中には重蔵の妻がいて「娘ヲ返セ」とは鈴音の事で甚夜の母親だったとは衝撃だし、眠って下さいと斬ったのは切なかったです。
甚夜は幼かった時に見捨てるしかなかった未熟の借りを返したかったと言い、なつに親孝行はしておいた方が良いと言って去ったのは気持ちの整理が出来たようですね。
なつが親孝行したいと言うと、重蔵が子供は親より長生きしてくれればいいと頭を撫でたのは心が温かくなりました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第3話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第3話】のあらすじ
「貪り喰うもの(前編)」
須賀屋の一件から、早や三年。甚夜は、店主とおふうの親娘が営む行きつけの蕎麦屋・喜兵衛で、近ごろ辻斬りが起きているという噂を聞きつける。獣に引き裂かれたような無惨な死体ばかりで、なぜか死体と行方不明者の数が合わない。町では鬼の仕業ではないかと囁かれていた。その夜さっそく噂の現場へと向かった甚夜は、女の悲鳴と血塗れの骸に出くわす。
鬼人幻燈抄 江戸編【第3話】のネタバレ感想
嘉永六年、蕎麦屋で看板娘のおふうが危なっかしそうに運んだだけなのに父親が褒めて親バカなのは和みました。
話題は辻斬りと物騒だけど閑古鳥が鳴く店は他に誰もいなくて、甚夜は蕎麦の感想を普通と正直に言って笑えました。
蕎麦屋の店主に鬼退治をしていると言うと辻斬りに遭った者は獣に引き裂かれた傷があり、死体といなくなった人の数が合わないとは不穏です。
甚夜は辻斬りが出るという橋へ行ってみると女の悲鳴が聞こえ、駆け付けた時には男が殺されて女の姿は無く、姿が見えない何かに斬りつけられたのはハラハラしました。
甚夜は誰もいないからと鬼の姿になり辻斬りを始末しようとすると、見えない者が姿を現して甚夜が辻斬りだと思ったとお互いに鬼だったのはビックリでした。
鬼は茂助という名前で人になりすまして長屋に住んでいて、妻のはつが攫われて犯された末に殺されて神田川に捨てられたと言い、妻は自分が鬼だと分かっても愛してくれたとは可哀想でした。
茂助は妻の仇討ちをしたいから甚夜に手を出さないで欲しいと頼むけど、甚夜も鬼を討つのが目的だから拒否すると手を組む事にしたのはホッとしました。
茂助は甚夜が鬼を退治した金で酒を楽しみすっかり仲良くなって、甚夜はある鬼を止める為に生きていると打ち明け、殺すかは会ってから決めるとは切なかったです。
茂助は妻の仇を討ったら今まで通りひっそりと暮らして妻の墓を守るとは良い鬼だけど、甚夜は意味も無く妹を憎悪しているとは複雑ですね。
蕎麦屋へ行くと店主とおふうは仲良しで微笑ましいけど、甚夜の父親は鈴音を自分の子じゃないと虐待したから一緒に家に出たけどままならないとは親を選べないのは可哀想でした。
辻斬りを探しているとおふうが雪柳を雪が積もった桜みたいだと見ていて、甚夜が柳にも桜にもなれないのは哀れだと言うけど、毎年綺麗な花を咲かせるとおふうが笑顔を見せたのは和みました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第4話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第4話】のあらすじ
「貪り喰うもの(後編)」
鬼と思われる辻斬りに襲われた甚夜と奈津。夜来を振り上げた甚夜と、駆けつけた茂助の反撃に、鬼は暗闇へと姿を消した。再会した善二の話によると、谷中にある廃寺の瑞穂寺から、夜な夜な女性の声がするという。鬼を追いかけた茂助がたどり着いたのも、瑞穂寺だった。茂助は、そこに妻と自分たちの幸せを奪った仇がいると直感する。
鬼人幻燈抄 江戸編【第4話】のネタバレ感想
おふうは甚夜に送ってもらう途中で沈丁花に足を止め、少し先には繁縷が咲いていて甚夜が葛野では煎じて胃腸薬にして幼馴染がよく飲んでいたと語ったのは切なかったです。
おふうが甚夜は蕎麦が好きで大切な思い出もあると、見回せば今まで見えなかった景色もあると励ましたのは優しいです。
甚夜はおふうを送り届けるとまた花の名前を教えて欲しいと言い、茂助が姿を現していい娘だと褒めるけどずっと聞いていたとは趣味が悪いです。
甚夜が橋に立っていると酔っ払いが切られ、女の子を狙って鬼が現れたのはハラハラしたけど逃げてしまったのは残念でした。
助けた女の子は奈津で店の手伝いで帰りが遅くなり、甚夜は気付かなかったけど善二の事はすぐに分かって懐かしいですね。
善二が谷中の瑞穂寺から女の声が聞こえると教えてくれて、茂助も女を連れ去る鬼を見つけて俺の仇だと寺に行ったのは心配です。
寺の中に入ると鬼が女を食っていて茂助が襲い掛かると逆にやられてしまい、甚夜が駆け付けたけど茂助は代わりに仇を討ってくれと葛野で打たれた刀を差し出したのは可哀想でした。
甚夜は茂助の力を貰うと茂助の人生が見え、妻との仲睦まじい様子が見えたけど霧となって消えたのは切なかったです。
鬼は気付いた時には男は殺さなければならず誰かを探していて、早く帰らなきゃと女を食べていたとは鬼に何があったのか気になります。
甚夜は茂助の力と一緒に鬼と戦い、鬼に何者だと問うけど答えにならない言葉を吐き、鬼を食うと記憶が見えて男に犯されて川へ捨てられた茂助の妻で帰りたかっただけとは可哀想でした。
甚夜は茂助の家に酒と妻の簪を置き、男二人がほとぼりが冷めたから次はどんな女を狙うか話をしていて前の女は最後まで茂助と叫んでいたとはクズだけど、甚夜が2人を斬って茂助の願いを叶えたのは胸が熱くなりました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第5話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第5話】のあらすじ
「幸福の庭・前編」
時は嘉永六年(1853年)、秋。蕎麦屋・喜兵衛の馴染み客で、武士の三浦直次在衛にはある悩み事があった。自分には三浦定長という名の行方知れずとなった兄がいるが、周囲の誰も、父や母でさえ“お前に兄などいない”とその存在を覚えていないのだという。直次、そして店主とおふうに頼み込まれた甚夜は、怪異の真相究明に挑むことになる。
鬼人幻燈抄 江戸編【第5話】のネタバレ感想
女の子が歌いながら手毬で遊んでいたけど途中で止め、続きは無いと言ったのは悲しそうでした。
嘉永六年、侍が蕎麦屋に入ろうとしたら通りに知り合いを見つけて追い掛けようとして店から出て来た奈津とぶつかったけど、侍は三浦直次という人の良い性格で奈津に謝ったのはホッとしました。
直次は兄がいると言うと店主は嫡男だからいないと否定し、おふうに聞いても知らないと言い、両親に聞いても知らないと言われ自分は頭がおかしくなったと悩んでいたのは可哀想でした。
おふうが怪異を解決してくれる刀一本で鬼を討つ甚夜を紹介すると言い、ちょうど甚夜が来るとおふうと季節の花の話をしたのは和みました。
直次はおふうと甚夜の話が終わるのが待てず話し掛けると、甚夜は自分が出来るのは鬼を討つことで怪異の原因が鬼でなければ領分ではないとハッキリ言うと、直次がガッカリして帰ったのは可哀想でした。
店主とおふうは甚夜に直次の力になって欲しいと頼み、直次は普段お世話になっている恩返しだと引き受けたのは良い奴でした。
直次は兄を探しに行こうとして母親から武士としての行動ではないと窘められると走って家を出たのは可哀想でした。
兄の定長は人がいて家があると母親とは真逆の考えで、甚夜が現れて手伝うと言うと直次は自分の言う事を信じてくれただけでも救われたと笑顔になったのは良かったです。
直次は甚夜からの話と刀を見て故郷は葛野だと見抜き、刀剣の好事家で興味を持って熱くなったのは意外な一面でした。
直次は兄を探しているけど誰も兄の記憶が無く、兄は今年の春先から気付けば消えていて、娘に会いに行くと言って部屋に強い香りの花があったのを覚えていたのは怪しいです。
花は枯れる前に保管してあると聞くと甚夜が屋敷に案内して欲しいと言うのは何かありそうですね。
別の日に蕎麦屋へ行くと甚夜は店主から直次から貰ったと笄を見せられ、直次の母親はおっかない人で普段から煩い人だと言い、笄を甚夜にもう必要ないから受け取って欲しいとは意味深でした。
甚夜はおふうに直次が言っていた花は水仙か聞き、水仙が咲く庭は「幸福の庭」だと毬で遊ぶ女の子の後ろにいた両親が消え帰る道が無くなったとは切なかったです。
鬼人幻燈抄 江戸編【第6話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第6話】のあらすじ
「幸福の庭・後編」
直次の“兄を捜してほしい”という依頼を引き受けた甚夜は、詳しい話を聞くために三浦家を訪れた。しかし定長の部屋から手がかりを探そうとしたその時、甚夜と直次は水仙の香りと数え歌に導かれ、異界へと迷い込んでしまう。二人がそこで目にしたのは、炎に包まれる屋敷と火事で父母を亡くした幼女。失踪の意外な真相が、明らかになろうとしていた。
鬼人幻燈抄 江戸編【第6話】のネタバレ感想
甚夜が直次の屋敷へ行くと母親が出て来て焦ったけど、甚夜は礼儀正しく挨拶をして葛野から来たと説明すると納得してくれて、息子の顔が明るくなったとお礼を言うのは良き母親ですね。
直次が部屋へ通すと兄の定長の部屋にあったという花を見せ水仙だと分かり、花を見つけたのは春頃で会いに行くと言った娘が鬼だと予想したのはドキドキしました。
水仙は鬼の住処に咲いていたもので定長の部屋を見たいと言うけど先に直次を行かせ、直次が立ち眩みを起こすと火事で少女の目の前で両親が火に巻き込まれたのが見えたのは怖かったです。
少女が起き上がると周囲の人達が怯え、少女の目が赤く鬼になって、全てを失くして帰る道さえ無く彷徨うのは可哀想でした。
三浦家の屋敷を見てかつての幸せな暮らしを思い出し帰りたいと泣き、鬼の力で幻の庭を作り出したのは切なかったです。
直次は幻の庭へ入り込んでしまい甚夜が背後に立っていて、定長が少女と遊んでいたけど帰るように言われていて、定長は笑う場所が家だから少女が出るなら自分も出るとはお人好しです。
定長は少女に娘にならないかと言うけどフラれてしまい、定長は自分を父親だと思える日が来たら一緒に出ようと諦めないのは優しい人でした。
直次は少女に兄を返してくれと頼むけど幸福の庭では現実よりも早く時が流れるし、ここは昔を懐かしむだけで誰もいないと言い、定長を奪ってごめんなさいと謝り、自分は定長に救われたとありがとうと言ってここから出る事にしたのは心が温かくなりました。
三浦家があった所に昔は少女が住む屋敷があって異界と繋がってしまったけど、直次は定長が最後まで自分の意志を貫いたと納得し、おふうに自分の全てを懸けて一人の子を救ったと言われて涙を流したのは解決して良かったです。
甚夜は定長が幸福の庭から出ると歳を取っていたけど現実では一月しか経っていなくて三浦家に帰れず、蕎麦屋の店主を定長だと気付いたのは賢いです。
定長は少女が寂しそうにしているのが嫌だったから一緒にいる事にしたけど、定長も甚夜が鬼だと気付いていたのはビックリでした。
甚夜は鬼の少女はおふうだった事を知って驚いたけど、いつもの日常に戻ったのは秘密が守られてホッとしました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第7話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第7話】のあらすじ
「九段坂呪い宵」
時は嘉永六年(1853年)、冬。甚夜のもとに、重蔵から頼み事が舞い込んだ。それは、災いをもたらすという“九段坂の浮世絵”と名付けられた鬼の絵を調べてほしいというものだった。重蔵から浮世絵を預かった甚夜だが、なんと善二も“九段坂の浮世絵”を手に蕎麦屋に駆け込んでくる。その絵の持ち主は変死を遂げたという。甚夜の前に、いわくつきの絵が二枚並んだ。
鬼人幻燈抄 江戸編【第7話】のネタバレ感想
嘉永六年の冬、甚夜は重蔵に呼ばれて絵草子屋の主人が鬼の絵を仕入れたと話を持って来たと見せ、描いた絵師・道舟が床に臥せっているけど鬼の絵を商売に使った罰が当たったと噂されているのは怪しいです。
甚夜に適切な処置をして欲しいと頼み、終わったら酒でも飲もうと誘ったのは親子水入らずで楽しんで欲しいです。
蕎麦屋へ行くと善二も同じ九段坂の浮世絵を持って持ち主が変死を遂げたと言い、絵から刷られて一年も経っていないし、知っている絵草子屋なので道舟まで辿り着けるとは頼りになります。
道舟の居場所を聞くと甚夜は長屋を訪ね、道舟は病気というより年老いただけで絵を見ると懐かしいと答えたのは不思議でした。
道舟は浮世絵について話をしてくれて、九段坂とは画題の女を指していて、昔に葛野の元治が通っていたとはビックリでした。
甚夜は自分が義理の息子だと伝えて元治の事も教えて欲しいと頼み、道舟が若い頃に長屋に引っ越して来て美人な女に名前を聞くけど名無しと答えられ、元治がいつきひめの命で名無しに文を届けに来ていたけど愚痴を言っていたとは笑えました。
鬼の絵について甚夜はいつきひめを思わせると答えると、道舟は聞けば後悔する事になるとはドキドキしました。
元治が道舟にいつきひめの絵を描いて欲しいと頼み、名無しが葛野の巫女と瓜二つで九段坂の浮世絵は葛野の巫女を描いたものだったとは驚きです。
元治が巫女を鬼のようだと言っていたと言い、道舟が人の思いで商売したから罰が当たったと言うのを絵草子屋が間に受けたとは謎が解けましたね。
九段坂は元治が巫女を美化した姿で、八坂刀売神のようだと称したけど巫女は女神よりも綺麗だと惚気て、息子なら聞かない方が良かっただろうと笑ったのは和みました。
道舟が元治は良い奴だったと褒め、甚夜はいつだって自分に大切な事を教えてくれたとは心が温かくなりました。
甚夜は重蔵に報告して酒を酌み交わすと、重蔵は逃げる為に飲んでいたけど最近は楽しみに変わり、甚夜にまた酒を酌み交わそうと約束したので叶えて欲しいです。
鬼人幻燈抄 江戸編【第8話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第8話】のあらすじ
「花宵簪(前編)」
時は嘉永七年(1854年)、春。吉原遊郭では、夜桜の下で男を殺す醜悪な鬼女が現れるという話が囁かれていた。夜鷹から依頼を受けた甚夜は、噂通り、桜の木の下でぼろを纏い、顔が醜く爛れ、いたい、いたいと泣き叫ぶ鬼に出くわす。甚夜はゆっくりと夜来を抜き、鬼女を討った。夜鷹によるとそれは、体も心も壊れて放り出された、吉原の元遊女だという。
鬼人幻燈抄 江戸編【第8話】のネタバレ感想
嘉永七年、吉原遊郭の近くて甚夜は桜の木の下に出る元遊女の鬼女に私を買ってと頼まれ、買う気は無いと答えると泣きながら殺してやる痛いと何度も言って斬られたのは可哀想でした。
甚夜は夜鷹から報酬を受け取り、鬼女の人生を聞かせてくれて自分も同じになるかも知れないとは悲しかったです。
おふうと奈津が2人でほおずき市とは珍しく、鬼の灯りと書いて鬼灯と読ませるという話になり、奈津は2回も鬼に襲われて甚夜に助けてもらわなかったら生きていなかったとおとぎ話に出て来る剣豪みたいだとは好きなのがバレバレですね。
甚夜が何故こんな事をしているのかと言った時の顔が弱々しく見えて、自分と同じだから安心できたとは悲しかったです。
蕎麦屋の常連の秋津染吾郎に声を掛けられ、奈津が人気の金工の名前と同じだと厳しい事を言うけど、秋津が作った雀の根付を勧められて奈津が買うと本物の染吾郎の簪をくれたのはビックリでした。
甚夜はある蔵にいた童の鬼を斬ったけど依頼主は上機嫌で店の酒を持たせようとし、甚夜が去ると含みのある笑いを見せたのは怪しかったです。
甚夜は帰りに夜鷹と会って情報量を払い、夜鷹は式神を操る陰陽師が鬼を退治していると教えてくれたのは不穏でした。
蕎麦屋へ行くと奈津が甚夜を兄と呼んでようやく帰って来られたとは様子が変で、秋津の所で買った簪を付けたらこうなったとは怪しいです。
奈津は善二の事を忘れていて皆で何が起きているのか考えると甚夜が秋津に会いに行こうとして奈津が嫌がり、鳥が花に寄り添うのに理由は無いし長い時を経て願いが叶って幸せだとはヒントになりそうですね。
甚夜の前に秋津が現れて術を発動させて黒い犬を出したのは怖かったし、三代目の秋津染吾郎と名乗ったのは何者なのか気になります。
鬼人幻燈抄 江戸編【第9話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第9話】のあらすじ
「花宵簪(後編))」
甚夜の前に、奈津に簪を渡した秋津染吾郎を名乗る男が姿を現した。秋津の引き連れている三匹の犬神に襲い掛かられた甚夜は、“隠行”や“疾駆”の力で応戦。犬神に喉元を食いつかれるなど激しい攻防を繰り広げた末、優位に立った甚夜はようやく、秋津の正体を聞き取ることに成功した。秋津は、物に宿る想いを鬼に変える“付喪神使い”だった。
鬼人幻燈抄 江戸編【第9話】のネタバレ感想
秋津染吾郎は犬神を使って甚夜を襲い、犬神は斬っても復活するので隠形の力を使うけど嗅覚で居場所がバレて、甚夜は疾駆の力で秋津に近づいたのはドキドキしました。
秋津を殴って斬るけど紙に変わり、甚夜が犬神に食われたかと思ったら逆で、甚夜が犬神を使って秋津を追い詰めたのはスカッとしました。
秋津は犬張子になった犬神を回収すると物に宿る想いで付喪神を作っている付喪神使いだと説明し、初代秋津染吾郎は腕が良くて魂が宿ってしまい付喪神を操る術を生み出して弟子が後を継いでいるから退魔の名跡は無く職人だとは不思議な人でした。
甚夜は奈津に渡した簪は何だと鬼の目で聞くと、秋津が何とか出来るかもと曖昧なのは食えない男です。
甚夜は奈津を連れ出して兄と呼ばれる事の思いを語り兄妹では無いと言うけど、奈津は鳥が花に寄り添うのに何の理由がいるのかと何があっても繋がりは絶たれぬもので幾星霜を巡り兄の下へ辿り着いたから甚夜も想いの帰る場所を見つければいいとは詩的でした。
甚夜は半身を返そうと懐から笄を取り出し、奈津に渡すとホトトギスが鳴いて簪と笄を合わせると鳥になって飛び立ったのは不思議でした。
ホトトギスは望んだ場所に帰るとはそうであって欲しいし、秋津は害の無い鬼は倒さないけど鬼は倒される側の存在だと言い残して立ち去ったのは寂しいです。
奈津は元に戻ったけど記憶が残っていたから恥ずかしがっていて、甚夜は夜鷹に会うと自分の近くでホトトギスが鳴くとはどんな縁があるのか気になります。
時は平成21年、神社の娘・みやかは母親に巫女装束を着せられ、神社に娘が生まれたなら名前に夜を入れ巫女を絶やさぬ事が伝統で次の世代に繋げるようにと、遠い昔の想いを未来に繋いで行くとは素敵でした。
学生服の甚夜が来るとみやかは巫女じゃなくて「いつきひめ」だと答え、神社の名は「甚太神社」と言い甚夜が涙を流して長が自分の帰る場所を守り抜いてくれたとは貰い泣きしました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第10話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第10話】のあらすじ
「雨夜鷹」
時は安政二年(1855年)、五月。甚夜と酒を交わした帰り道、直次はある軒下で雨宿りをしていた。ついていないとこぼす中、隣に入ってきたのは手拭いを被った着物の女。夜鷹と名乗る女の美しさにすっかり見惚れた直次は、頬を真っ赤に染める。そこで彼らの視線の先に、一人の男が現れる。直次の目には兄、定長にそっくりに見えたその男を、夜鷹は“昔の男”だという。
鬼人幻燈抄 江戸編【第10話】のネタバレ感想
現代の葛野市民ホールで学生の芸術鑑賞会が行われ、江戸時代の夜鷹と武士の恋物語「雨夜鷹」が上演され、老婆による語りが始まったのはワクワクしました。
時は安政二年に遡り、突然の雨に直次が雨宿りをしていると夜鷹がやって来て、直次は美しさに頬を赤らめたのはドキドキしました。
夜鷹が立ち去ろうとすると直次が呼び止めて名前を聞き、夜鷹の夜鷹と教えてくれないのはじれったいですね。
道の先に黒い人影が現れると直次は兄だと呟き、夜鷹は昔の男だと言ったのは衝撃でした。
翌日に蕎麦屋へ行くと甚夜が面白い噂を聞いたから浅草へ行くと言い、直次も浅草へ行き夜鷹に会いに来たと告げるけど兄の黒い影が現れ、夜鷹は親愛の声で「何で今更」と呟いて怯えたのは気になります。
直次はまた蕎麦屋へ行くと気になる女性が出来たから助言が欲しいと言い、善二と奈津も来て身分違いだと言うけど、蕎麦屋の亭主は自分の事を知ってもらい積み重ねて心に辿り着くようアドバイスして経験者は説得力がありました。
おふうが直次の話に奇妙な所があると言い出し、夜鷹とは雨の日に会ったと言うけど雨なんて降っていなかったとは衝撃でした。
夜鷹は雨宿りをしながらホトトギスの簪が何処へ行ったのかと思っていると、昔の男にこっちへと誘われて夜鷹が走り出すと直次に止められたのはホッとしました。
直次が男は鬼だと斬ると消えてしまい、甚夜が黒い男は鬼に成り切れなかった未練で、目にした者の未練を映し出すとは悲しかったです。
現代に戻って劇が終わる頃にみやかが起きてレポート提出を友達に手伝ってもらい、友達が甚夜に面白かったか聞くと面白かったけど武士の友人・甚夜が無能に描かれていたのは夜鷹の手記に悪意を感じるとは笑えました。
友達が夜鷹は直次が好きだから仕方が無いと言い、夜鷹が甚夜を鬼だと気付いていたとはビックリだし、甚夜が手記を読みたいと言うと友達が夜鷹に恨みでもあるのかと聞いて笑いが起こったのはほのぼのしました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第11話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第11話】のあらすじ
「残雪酔夢(前編)」
時は安政三年(1856年)、冬。蕎麦屋・喜兵衛では、須賀屋の番頭となった善二の祝いの席が設けられていた。善二が持参したのは、“ゆきのなごり”という酒。須賀屋の主人・重蔵も毎晩嗜むほど夢中になっているというその酒は、今や江戸の町で大流行しているものだった。しかし甚夜はその味に違和感を覚え、夜鷹に調査を求める。
鬼人幻燈抄 江戸編【第11話】のネタバレ感想
安政三年、甚夜は鬼を斬る度に刀が曇ると言うけど己の心の方だと思い直し、雪が降る中で報酬を貰いながら依頼主から主への思いを聞くのは切なかったです。
長屋の隣の部屋から父親が酒を飲むのを娘が止める声がしたのは微笑ましいけど、先日の仕事は武家屋敷の者が誰もいなくなって代わりに複数の鬼がいたとは恐ろしいです。
蕎麦屋では善二が番頭になったお祝いの席が設けられ、店主が軍鶏鍋を出してくれて、甚夜が良い酒を用意したとは良い仲間ですね。
善二が最近話題の酒「ゆきのなごり」を持って来て主の重蔵も毎晩飲んでいると言い、奈津がお酌をすると喜んでいたのに辛くて臭くて強くて飲めたもんじゃないと噴き出したのは汚いです。
直次も飲んで見ると強くて美味しいとは言えないと文句を言い、甚夜は薄いと何かを感じたようなのは気になります。
甚夜は夜鷹に会いに行くと仕事に繋がる噂話を聞き、病気で寝込んでいた息子が鬼に取って代わられたとか、橋の下に鬼が何匹もいたとか、鬼の目撃情報が多いのは黒船騒ぎで皆が不安になっているせいだとは激動の時代に突入したのはドキドキしました。
甚夜は夜鷹にゆきのなごりについて調べて欲しいと依頼し、奈津が甚夜の長屋を訪ねて来て善二が祝いをした翌日から仕事もしないで酒屋に入り浸っているから連れ戻すのに護衛をして欲しいとは勇気がありますね。
善二に会うと酔っ払っていて奈津の悪口を言い、甚夜に襲い掛かろうとしたけど一発で気絶させられ、店にいた者までが襲って来てハラハラしたけど秋津が助太刀してくれたのはホッとしました。
善二を家に連れて帰るとすっかり酒は抜けたようで奈津に土下座して謝り、奈津は酒の席での言葉だと許したけど、重蔵は大層な醜態で次は無いとは恐かったです。
秋津もゆきのなごりの出所を探っていて甚夜と売り出していた店に行くと、店主が殺されていて酒が盗まれていたけど人を殺すほど狂わせる酒とは怪しいです。
鬼も酒に惹かれてやって来たと斬り、外は雪が降っていて甚夜が嫌な空だと呟き、花がボトッと落ちた茎から血が流れて女が水面を歩いていたのはゾクゾクしました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第12話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第12話】のあらすじ
「残雪酔夢(中編)」
江戸の町では、“ゆきのなごり”がらみの暴力や殺しが後を絶たなくなっていた。秋津と調査に乗り出していた甚夜は、夜鷹から酒について驚くべき事実を聞きつける。酒を江戸中に卸しているのは、甚夜がかつて蔵に住みついた鬼を退治した酒屋・水城屋だった。さらに水城屋には時折、金髪の美女が出入りしているという。甚夜はある予感に震える。
鬼人幻燈抄 江戸編【第12話】のネタバレ感想
甚夜と秋津が蕎麦屋へ行くと男二人がおふうに絡んでいて甚夜が殴って倒したのに起き上がってビックリだし、秋津が蜃気楼で2人にだけ見える甚夜を作り出して追わせたのはお見事でした。
奈津も来ていたけど父親の重蔵に酒を買って帰ろうとするのを甚夜が止め、ゆきのなごりは得体が知れないとはどんな秘密があるのか気になります。
夜鷹に会うとゆきのなごりは鬼が蔵に棲みついていると依頼した酒屋・水城屋が仕入れていて、綺麗な金髪の女が出入りしているとはドキドキしました。
甚夜の隣に住む親子の喧嘩が激しくなり、父親が鬼へと変化して娘を殺してしまい、甚夜が切り捨てたけどゆきのなごりを飲んでいた事が分かったのは残念でした。
奈津が重蔵に善二の事を怒っているか聞くと、過ちはずっと後になって事の重大さが分かるけど戻れる場所を作るのが大人で、奈津に好きに生きろと言うのは良い父親ですね。
水城屋の前に金髪の女が現れたけどやっぱり鈴音で、人を落とす美酒に興味はないかと誘い、皆が憎しみに染まれば気付いてくれるかもと笑うのは恐いです。
水城屋が蔵にいると甚夜が来てゆきのなごりの仕入れ先を聞くけど答えず、刀を取り出したのはハラハラしました。
重蔵に飲めと言われて奈津が酒を口にしたのは焦ったし、重蔵がゆきのなごりを飲み続けているのは豹変しないか心配です。
水城屋は大山にある泉に酒が湧いていて詰めただけと言い、金髪の女が飲み続ければ憎しみに取り込まれると聞き、金の為に売ったとはクズでしたね。
甚夜は水城屋を締め上げて金髪の女の話を教えろと言い、水城屋がゆきのなごりを飲んで鬼となって、店の小僧に飲んだらどうなるか試したとは最低です。
甚夜と秋津が鬼と戦うけど体は硬くて刃が通らず、生まれたてにしては強いのは仕組まれていたと気付き、ゆきのなごりは金髪の女が作ったもので酒の正体を追う者を阻むように仕込まれているとは手強いですね。
甚夜が鈴音に対しての怒りが沸き上がり、重蔵が毎晩ゆきのなごりを飲むと言うと秋津が行けと甚夜を送り出すけど切り札を隠したいとは賢いです。
甚夜が走る姿に間に合うのかドキドキしたし、泉が映って待っているとは何を意味しているのか緊張しました。
鬼人幻燈抄 江戸編【第13話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 江戸編【第13話】のあらすじ
「残雪酔夢(後編)」
“ゆきのなごり”は呑み続ければ憎しみに取り込まれ、人を鬼へと堕とす酒だった。奈津と重蔵の安否が気になる甚夜は、雪に足を取られながら須賀屋に駆け込む。そこで目にしたものは……!? 一方、後を任された秋津染吾郎は、切り札の鍾馗を召喚して鬼と化した水城屋の主人と対峙していた。一連の出来事を通して、甚夜は自身の心の弱さに打ちのめされる。
鬼人幻燈抄 江戸編【第13話】のネタバレ感想
甚夜は雪の中を須賀屋へ走り、鬼に襲われそうになった奈津を助けると鬼に刀を向け、奈津は鬼が重蔵だから止めてと言ったのは残念でした。
秋津は切り札で鬼になった水城屋を倒したのはお見事だけど、甚夜は重蔵と酒を酌み交わした事を思い出して斬る事が出来ずにボコボコにされたのはハラハラしました。
甚夜は自分の弱さを痛感したけど、白雪に最後には自分の生き方を選んでしまう人で自分と同じだと言われ立ち上がったのは切なかったです。
甚夜は酒を煽って重蔵が鬼へと落ちて戦う事を止めようとした弱い心が憎いと呟き、鬼の姿になって鬼を討つのは私の役目だと重蔵を斬ったのは可哀想でした。
強くなったら全てを守れると思っていたのに叶わなかったと悔しさを見せ、さようなら父上と言って消したのは泣けました。
奈津は重蔵を殺された事で甚夜を化け物と呼んで酷いし、甚夜は死んだ方が楽で失わずに済むとは可哀想だけど、後は大元を絶つだけとは何があるのかドキドキしました。
甚夜と秋津は大山へ行き、泉には非業の死を遂げた骸が沈められているとは恐いし、甚夜が初めてゆきのなごりを口にした時に薄くて懐かしいと感じ、白い花が続いていたのは不思議でした。
秋津は甚夜の様子から何かを察して待っていると言い、甚夜が泉に行くと白い花が咲き乱れていたのは幻想的でした。
甚夜は泉の中へ入って沈んでいた白装束を手にすると体まで奪われていたとは知らなかったと呟き、白雪が甚夜を求めて事件を起こしたとは胸が痛くなりました。
白雪が姿を現して傷付けてごめんと謝り、甚夜が巫女守だからいつきひめの為に剣を振るうのは当然だと言い、白雪が消えて甚夜の頬に落ちた雪が涙のように見えたのは泣けました。
出回っていたゆきのなごりが水に変わって一件落着し、秋津は京都へ帰って行くのは寂しいです。
甚夜は久しぶりに蕎麦屋へ寄ると味が薄いと言い、おふうが心配して春を告げる花の沈丁花を覚えているか聞き、泉に鈴音が立って手を握って血を流しながら白雪の体は使い物になったと呟くのは恐いです。
鬼人幻燈抄 幕末編【第14話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 幕末編【第14話】のあらすじ
「妬心の現身」
時は天保十年(1839年)、冬。甚夜がまだ、甚太だったころーー。戻川になんらかの怪異が棲みついたという話を受けて「いつきひめ」の白夜は、甚太を鬼切役に就かせ、葛野を護るためにも怪異の正体を探ってくるようにと命じる。甚太が葛野を離れる間、白夜の護衛役は清正が務めることになり、白夜と甚太の心にはさざ波が立つ。
鬼人幻燈抄 幕末編【第14話】のネタバレ感想
天保十年、葛野の地で社にいた白夜は寒いと自分の手に息を吐いて温まり、傍には甚太がいて姉弟のように話をしていたのは微笑ましかったです。
戻川に何らかの怪異が棲みついて白夜は甚太に鬼切役を命じ、村長が巫女守は一人が決まりだけど昨今の状況を見て自分の息子・清正を巫女守にしたのは何か策略がありそうです。
白夜は巫女守を増やした事は仕方のない事だと言い甚太を心配するけど仲が良いのは変わりなくて安心しました。
甚太が家に帰ると鈴音が出迎えてくれて可愛かったけど、鬼切役で出掛けると言うと悲しい顔をしたのは切なかったです。
神社へ行くと清正が待っていて軽口を叩くのは感じが悪いし、白夜の前でもだらしない言動でやる気が感じられないですね。
清正は行商人から買ったという饅頭を甚太に渡すと鈴音に食べさせてやれと言い、外に出られない鈴音と自分は似ているとは悩みがあるようですね。
甚太は川に沿って歩いていると雨が降って来て猿の怪異に襲われたのはハラハラしました。
甚太が怪我をしてフラフラで村に帰って来るとだんご屋の前で倒れてしまい、千歳に抱えられて客が村長に知らせてくれたのはホッとしました。
甚太は怪異を取り逃がしたので社の周りは村の男達が警備に付き、白夜が甚太の体を拭いて仲良しだけど、清正が白夜の為に本を持って来てくれるとは意外と良い奴ですね。
社に怪異が現れて清正の代わり甚太が戦うと言うと、甚太は心の隙を付かれて怪異が清正に見えたのはハラハラしました。
甚太は白夜を守る為に揺さぶられてはいられないと怪異を倒し、怪異が消えると自分の胸に手を当てて江戸時代に場面が変わって白夜が消えた時の事を思い出したのは切なかったです。
文久二年、直次は刀屋で自分は刀を使った事がないと愚痴を零すと店主が葛野の兼臣が作った刀を見せ、兼臣は鬼の力を借りて4本だけ妖刀を作り色々な怪しい話があるけど店主は江戸住みの会津藩士に売ったとはどんな事件が起こるのか楽しみです。
鬼人幻燈抄 幕末編【第15話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 幕末編【第15話】のあらすじ
「妖刀夜話~飛刃~」
時は文久二年(1862年)。嘉永の黒船来航を発端に、町には動乱の気配が漂っていた。甚夜は、直次から“夜刀守兼臣”といういわくつきの妖刀についての話を聞きつける。その妖刀は、会津畠山家中屋敷で御坊主をしている男の手に渡ったという。興味を持った甚夜が直次とともに畠山家を訪ねると、その男は朝方に妻を斬り殺し、すでに屋敷から姿を消していた。
鬼人幻燈抄 幕末編【第15話】のネタバレ感想
文久二年、御坊主をしている男・杉野が畠山泰秀から刀を貰ったと妻に見せると立派な刀だと夫婦で喜んでいたのは幸せそうでした。
直次は刀屋で聞いた妖刀の話を甚夜に伝え、直次はきぬという妻を持ち子までいるとは月日が経つのは早いです。
直次は会津畠山家の御坊主が買ったと聞いていて、土佐勤王党の名前を上げて今の世の刀は思想を通す為の武器だと考える者が多く誰が刀を求めてもおかしくはないとは物騒な時代です。
甚夜が一目見てみたいと言うと直次は行こうと二つ返事で屋敷を訪ねると、土浦と言う男が出て来てビックリしたけど杉野は妻を切り殺して逃亡中とは一足遅かったですね。
主人の泰秀が甚夜と直次に会いたいと言い、当家に仕えぬかと甚夜を誘い、土浦も甚夜と似たような者だと目が赤く光って、武士として徳川家を守りたいと熱い思いを語った笑顔が怖いです。
甚夜は自分にも目的があるから生き方は曲げられないと言い、何の為に刀を振るっていいか分からない男が未来を切り開く戦いに携わっていい訳がないとは真面目です。
土浦が泰秀に仕えているのは人に裏切られて失意の中にいたのを拾ってくれたからだと言い、甚夜も土浦もお互いに邪魔をするなら容赦はしないとバチバチなのは緊張しました。
泰秀から杉野が興味を持っていた料理屋へ行くと奥座敷に土佐藩士が利用していたけど杉野の姿は無く、土佐勤王党の中心人物である武市端山の暗殺が目的かもと察しが付いて、泰秀は全てを想定していたのは恐い男です。
杉野が妖刀の力に操られているなら止めると甚夜が立ちはだかり、杉野が刀を振るうと斬撃を飛ばして甚夜から血が流れたのはハラハラしました。
甚夜は杉野を柄で突いて無力化し、落ちた妖刀を拾って同化と言うと妖刀を作った男の記憶が見えて鬼の血を混ぜた刀を打ち鬼の妻に百年後に確認してくれと言い、杉野が妻を殺す場面が見えたのは衝撃でした。
妖刀の力は斬撃を飛ばす事で杉野は手近に妻がいたから斬っただけで、罪悪感に耐え切れずに妖刀のせいにしたとはクズですね。
直次が自分も生き方を決めなければならないと真面目な顔をして甚夜と別れたのは何をするのか心配になりました。
鬼人幻燈抄 幕末編【第16話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 幕末編【第16話】のあらすじ
「天邪鬼の理」
時は文久三年(1863年)、七月。廃寺となっている瑞穂寺に、人を食う鬼が出るという噂を耳にした甚夜。寺を訪れてみると、白銀の狐の鬼が住み着いていた。甚夜が「夕凪」と名乗るその鬼を斬り、喰らうと、遠くから赤ん坊の声が聞こえてくる。世が明けていつものように喜兵衛に足を運ぶと、「夕凪」という名の女が甚夜の帰りを待っていた。
鬼人幻燈抄 幕末編【第16話】のネタバレ感想
文久三年、直次が蕎麦屋へ行き甚夜に仕事は忙しいのかと聞くと瑞穂寺に人を食う鬼が出たとは茂助と事件の事を思い出しますね。
直次は蕎麦を出されると改まって何故、甚夜が蕎麦を打っているのか聞いたのは和みました。
蕎麦屋の店主がいつまでも浪人という訳にはいかないと甚夜に蕎麦打ちを教え、おふうは店も出せるほど腕を上げたとは蕎麦屋を継いで欲しいですね。
甚夜は瑞穂寺へ行くと血の匂いはしないが4尾の白銀の狐がいて、甚夜は一太刀で倒して鬼が夕凪と答えると鬼の力を得ようとして赤子の鳴き声が聞こえたのはドキドキしました。
蕎麦屋へ帰ると細君を心配させるものではないと言われ、夕凪という女が赤子を抱えて甚夜を旦那だと言っていたのはビックリでした。
夕凪が甚夜に赤子の名前を付けて欲しいと頼み、夕凪は甚夜と同郷で故郷に流れる川を一望できる丘で夕凪から思いを告げたとは白雪みたいで、暫く同じ家に住んでいたとは甚夜の記憶を読んだようですね。
甚夜は昔から頑固で自分がいないと何も出来ないとは良い話だったのに、全部嘘だと言い出し男女の話に突っ込むのは野暮だとはビックリでした。
甚夜と歩いていると夕凪は本に興味を持ち、赤子を甚夜から受け取ると捨て子だから愛着は湧かないと言うけど面倒を見ているのは優しいです。
茶屋に寄ると夕凪は甚夜が磯辺餅を好きな事を知っていて、甚夜は思い出しそうになったけど夕凪は家族水入らずでのんびりしようとは和みました。
夕凪は天邪鬼の話をして天邪鬼が何故瓜子姫を殺したのか質問し答えは無いから自由に楽しもうと言い、子供は嫌いだと言いながら腕の中の赤子をあやしていたのは天邪鬼ですね。
夕凪は夕暮れを見て涙を流し、いつか甚夜と一緒にまた見たいと言い、穏やかな時間を過ごしたのは本当の夫婦みたいでした。
甚夜は夕凪に今日は楽しかったとお礼を言い、昔は惚れた女と夫婦になって穏やかに年老いていく幸せを願ったと夕凪に名前を呼んで欲しいと願い、夕凪は自分の存在が嘘だと赤子を甚夜に託して消えたのは泣けました。
正気に戻った甚夜は夕凪が捨て子を見つけてもらう為に幻影を見せたと知り、甚夜は赤子を自分の娘だと連れ帰ったのは優しいです。
鬼人幻燈抄 幕末編【第17話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 幕末編【第17話】のあらすじ
「剣に至る」
時は元治元年(1864年)、三月。甚夜のもとに、幕府に忠義を捧げる会津藩士の畠山泰秀から依頼が舞い込む。それは泰秀に仕える、岡田貴一という鬼を討ってほしいというものだった。岡田は泰秀配下の中でも随一の腕を持つ男だが、今や開国派や異人だけでなく、攘夷派の武士、女子供さえも斬り殺す、人斬りと化してしまったという。
鬼人幻燈抄 幕末編【第17話】のネタバレ感想
元治元年、夜の道を歩いていた侍達にいきなり男が斬り掛かり、濁っていると呟いて男達を殺したのは恐かったです。
蕎麦屋で甚夜が娘・野茉莉の世話をしていると会津藩士の畠山泰秀が訪ねて来て、鬼を討って欲しいとは緊張しました。
鬼の名は岡田貴一といい畠山の配下の中でも随一の腕を持つ男だけど、標的以外の攘夷派の武士も通りすがりの浪人や女子供まで切り殺す始末とは厄介ですね。
甚夜は土浦に命じれば済むと言うと、畠山は身内に討たせる訳にはいかないとは尤もらしいけど、甚夜は本当に鬼なのかと疑っていたのは用心深いです。
畠山は三日後の夜に江戸橋に貴一を呼び寄せるから受けるなら来て欲しいと言い、甚夜が目的は何だと最後まで疑っていたのは緊張しました。
畠山が屋敷で葛野の刀を眺めていると貴一が帰って来て、標的以外も殺して自分は所詮人切りだと殺しを楽しんでいるのはクズで、畠山は鬼を討つ夜叉を斬って欲しいと頼むと興味を持ったのは心配です。
蕎麦屋の店主は具合が悪そうで心配だけど病気じゃないとは寂しいし、おふうは甚夜と出掛けて野茉莉の茶碗を買ってくれたのは気が利きます。
甚夜は人斬りを放っておけないと当たり前のように考えた自分に戸惑ったと言い、人斬りの犠牲がおふうだったらと考えて弱くなったと思うけど自分の気持ちに気付いていないのは不器用ですね。
橋で貴一と手合わせすると腕前の強さが分かり、貴一は甚夜を濁っていると肉にも心にも無駄が多いと言い、甚夜は貴一の剣を清廉だと評価するのに刀は人を斬るものだから余分なものを切り捨てたとは恐ろしいです。
貴一は剣の為に師も家も武士も捨てて鬼になり剣に至る為に斬っているとは狂っているけど、甚夜は貴一の生き方が羨ましいから斬りたくなったとはビックリでした。
甚夜が負けたけど貴一は自分を斬った剣は冴えていると甚夜の命は預けておくと立ち去り、平成21年のコンビニで貴一が店長をしていたのはビックリでした。
甚夜は高校生姿なのに酒を買っていて、貴一を今も昔も理想だと言うけど濁った剣では切れ味は鈍るけど斬らずに済んだものもあると伝え、貴一が矛盾ここに極まれりと笑ったのは迫力ありました。
鬼人幻燈抄 幕末編【第18話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 幕末編【第18話】のあらすじ
「茶飲み話」
時は慶応三年(1867年)、九月。物の想いを鬼に変える“付喪神使い”の秋津が包みを手に、京から甚夜を訪ねてやって来た。秋津が携えていたのは、金粉で紫陽花が描かれた美しい茶器。これを使って、茶を点ててくれる人を探しているという。ふさわしい人を探す道中、甚夜は秋津に誘われて骨董屋へと足を踏み入れる。
鬼人幻燈抄 幕末編【第18話】のネタバレ感想
慶応三年、甚夜の家に秋津が訪ねて来て茶を飲もうと誘うけど、野茉莉を見て人を攫って来たと言ったのは笑えました。
秋津は金粉で紫陽花が描かれた美しい茶器を見せるとこれを使って茶でも立ててもらいたいと言い、甚夜はやれそうな人に心当たりがあると言うので秋津は鬼や幽霊の件も含めて話をしようとはワクワクしました。
甚夜は野茉莉を蕎麦屋に預けると行ってらっしゃいと言われて幼い頃の鈴音を思い出し、野茉莉の頭を撫でて行ってきますと言ったのは和みました。
秋津は花見をしようと骨董屋へ入り、桜が描かれた皿を見つけこれなら季節は関係なく100年前も変わらず100年後も残る花だとは意味深でした。
甚夜は直次の屋敷へ行き、直次は自慢できるほどでは無いと謙遜してたまには気楽な茶も悪くないと快く引き受けてくれたのは良い人でした。
直次が茶を別々に立てて気を使ってくれると秋津は懐に広い方だと褒め、直次は甚夜の知己なら私にとっても友のようなものだと足を崩しても構わないとは優しいです。
甚夜は葛野で子供時代に皆で滝つぼへ飛び込んで遊んだ事を思い出し、秋津とは知己と言うほど親しくないとは笑えました。
直次は甚夜との縁を好ましく思っていてこのまま変わらず続けていきたいと思ってくれるのは嬉しいですね。
甚夜は鈴音が成長しなくてちとせから隠れるようになった事を思い出したけど、直次との縁を大事にしたいと思ったようでした。
直次が秋津に京都の事を聞いたのは気になるけど、秋津は甚夜に京都ではあやかしが溢れて頭目みたいなもんがいるかもと噂が流れているとは緊張しました。
秋津は茶を飲みたかったのも本当だけど鬼の話も伝えたかったとは良い奴だし、本題は幽霊だと茶器を取り出し持っていると変な現象が起きるとたらい回しにされ一度も使われずに無念の思いが形を持ったけど、骨董屋に行って花見をして使ってもらって楽しそうだったとは泣けました。
甚夜が蕎麦屋へ行くと野茉莉が蕎麦を食べていて味は普通と言い、甚夜に抱き付いて甘えると甚夜は父親の気持ちが分かったとすっかり親バカなのは幸せそうでした。
★アニメ「鬼人幻燈抄」の見放題(VOD)最速配信はABEMAプレミアムです。
登録すると1話から最新話までいつでも好きなときに視聴することができます。
実際に登録してみましたが、途中に広告は無いし自動で次のエピソードへ進むし再生速度も自由に上げられるのでとても快適でした。
VODは予約録画の手間も無いし見たいときにアクセスするだけ。
視聴を見合わせた過去作品も最終回までイッキ見出来たりするのでとてもありがたいです^^
不定期キャンペーンとなりますが、無料期間があるのも助かります。
※無料体験期間の有無や月額料金等の確認もできます。
※本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
【鬼人幻燈抄】の関連情報
【鬼人幻燈抄】の基本情報
シーズン | 2025年春アニメ |
放送スケジュール | 2025年3月31日(月) 21:30~ |
最速配信 | 毎週月曜 24:00~(地上波同時配信) ABEMA |
キャスト・声優 | 甚太/甚夜:八代 拓 鈴音:上田麗奈 白雪:早見沙織 清正:熊谷健太郎 ちとせ:社本 悠 同化の鬼:白熊寛嗣 遠見の鬼女:近藤 唯 奈津:会沢紗弥 善二:峯田大夢 重蔵:相沢まさき 喜兵衛の店主:上田燿司 おふう:茅野愛衣 三浦直次:山下誠一郎 夜鷹:生天目仁美 秋津染吾郎:遊佐浩二 |
スタッフ | 原作:中西モトオ(双葉文庫) 監督:相浦和也 シリーズ構成:赤尾でこ キャラクターデザイン:池上たろう プロップデザイン:杉村 友和 美術設定:工藤 ただし(パインウッド)、磯辺 結(千住工房)、新妻 雅行(千住工房) 美術ボード:磯辺 結(千住工房) 色彩設計:大西 峰代 3D監督:遠藤 誠(トライスラッシュ) 撮影監督:宮坂 凌平 編集:廣瀬清志(editz)、山条裕香(hisui) 音楽:髙田龍一(MONACA)、広川恵一(MONACA)、高橋邦幸(MONACA) 音響監督:原口 昇 音響制作:ビットグルーヴプロモーション アニメーション制作:横浜アニメーションラボ |
オープニングテーマ(OP) | NEE:「コンティニュー」(第1クール) Alexandros:「Ash」(第2クール) |
エンディングテーマ(ED) | Hilcrhyme:「千夜一夜 feat. 仲宗根泉 (HY)」(第1クール) FAKE TYPE.:「円鈴」(第2クール) |
公式サイト | https://kijin-anime.com/ |
公式X | https://x.com/kijin_anime |
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【鬼人幻燈抄】の原作
★「鬼人幻燈抄」の原作は小説です。
より深く「鬼人幻燈抄」の世界を楽しむなら原作小説が最もおすすめです。
コミックスも出版されています。
アニメの続きが待てないならコミックス一気読みがおすすめ!
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★他のアニメの感想もぜひお楽しみください^^
