アニメ『鬼人幻燈抄』のあらすじとストーリーの流れに沿った感想を1話~最終回にかけて毎週更新しています。
鬼人幻燈抄の感想本文にはアニメのネタバレが含まれますので、ご了承の上お読みください。
【鬼人幻燈抄】とは?

鬼人幻燈抄がどんな物語かAIに聞いてみました。
『鬼人幻燈抄』(きじんげんとうしょう)は中西モトオによる和風伝奇小説で、江戸から昭和にかけての時代を舞台に、「鬼人」と呼ばれる存在と人間との因縁や戦いを描いた物語です。
あらすじ
物語の中心となるのは、「鬼人」と呼ばれる異形の者たちと、それに関わる人間たちの生き様です。作品は時代ごとに区切られており、それぞれ異なる登場人物が活躍しながら、時代を超えた因縁が紡がれていきます。
物語は、江戸時代の日本を舞台に始まり、剣士や忍者、陰陽師といった人物たちが「鬼人」と対峙します。怪異にまつわる戦いや葛藤を通じて、人間と鬼の境界、そして「鬼とは何か?」というテーマが深く掘り下げられていきます。
時代が進むにつれ、明治、大正、昭和と物語の舞台が変わり、剣戟から銃火器へ、戦いの様式も変化していきます。しかし、どの時代でも「鬼人」との因縁は途切れることなく続いていきます。
特徴
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時代ごとの雰囲気を活かしたストーリー展開
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江戸期の剣劇、幕末の動乱、明治の文明開化、大正ロマン、昭和の戦争と、それぞれの時代背景を生かしたエピソードが描かれる。
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「鬼」と「人間」の境界を問うテーマ
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鬼人は単なる怪物ではなく、人間の内面や歴史と結びついた存在として描かれ、登場人物たちは「鬼とは何か?」「人とは何か?」という問いに直面する。
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伝奇的なアクションとミステリー要素
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剣劇や忍術、呪術、そして時代に応じた武器や技術が絡む戦いが展開され、ミステリアスな雰囲気もある。
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この作品は、和風伝奇ものや歴史ファンタジーが好きな人には特におすすめです。江戸から昭和までの日本の雰囲気を感じつつ、異形の存在との戦いや因縁を楽しめる重厚なストーリーが魅力となっています。
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のあらすじとネタバレ感想
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のあらすじ
「鬼と人と」
時は天保十一年(1840年)。大飢饉により人心が乱れた世において、鬼が人の姿に化け、戯れに人をたぶらかすようになっていた。江戸の街から遠く離れた山間の集落・葛野(かどの)。この集落に、甚太と鈴音という兄妹が暮らしていた。集落には、「いつきひめ」と呼ばれる巫女がおり、甚太はその「いつきひめ」を守る巫女守で、集落に仇なす怪異を払いのける鬼切役を命じられていた。ある日、近くの森で鬼が二匹出たとの報告があり、討伐のため森に向かった甚太。森で赤黒い皮膚にざんばら髪、二本の角と屈強な体を持つ鬼に遭遇。二匹と聞いていたが、その場にいた鬼は一匹のみ。もう一匹は「葛野の地へ行った」とその鬼は言った…。
鬼人幻燈抄 葛野編【第1話】のネタバレ感想
天保一年、鈴音という少女が泣いて謝っているのに父親が忌々しいと無理やり納屋に閉じ込め、兄の甚太が様子を見に行くと鈴音は雨の中を追い出され一緒に家を出たのは可哀想でした。
廃屋で雨宿りしていると一人の男・元治が兄妹を拾ってくれて、家がある里・葛野へ連れて帰るとそこは刀を作る為に奇妙な形をしていたのは神秘的でした。
元治の家に到着すると同じくらいの年齢の少女・白雪がいて、白雪は嬉しそうに兄妹を受け入れてくれたのはホッとしました。
甚太が眠れずにいると元治が刀の手入れをしていて、巫女守という大事な役目をしているとはドキドキしました。
甚太は白雪とすっかり仲良しになり、鈴音は村の少女と友達になって幸せそうだけど、白雪は母親が「いつきひめ」という巫女で会えないと寂しそうでした。
時は過ぎ甚太は鬼切役となって鬼を斬っていて、いつきひめに鬼が人に化けて葛野に侵入しようとしていたと報告したのは恐ろしいです。
村長が鬼の目的は巫女の生き肝が狙いで、先代のいつきひめは鬼に食われ元治が命と引き換えに鬼を封印したとは衝撃でした。
皆が去ると甚太がいつきひめを白雪と呼び関係が変わっていたのはビックリだし、鈴音が御簾の中で寝ていたけど姿が幼いままなのは謎でした。
白雪は母親が死んだ後に葛野が好きだからいつきひめになると決め、甚太は強くなって巫女守として会いに行くと手を繋いだのはキュンとしました。
朝になって鈴音が甚太に甘えていると白雪が家に来てビックリだけど、久しぶりに3人でご飯を食べ、甚太が白雪を連れて団子屋へ行くと幼馴染のちとせは白雪に気が付かず、変わらないものなんて無いと元治が言っていたのを思い出したのは寂しかったです。
白雪はいつきひめとして始まった場所に甚太を連れて来て清正と結婚すると言ったのは衝撃でした。
村長から鬼が白雪を狙っているなら死ぬ前に跡継ぎを生まねばならないと言われ、白雪は甚太が好きだけどお役目を選んだのは切なかったです。
甚太はいつきひめになる決意を尊いと思ったと白雪の手を取り、巫女守として最後まで白雪を守るとはキュンとしました。
清正が甚太に自分と白雪の結婚を反対しない事に苛立ち、甚太が納得していると聞いて悲しそうなのは良い奴でした。
甚太が森へ行くと大きくて赤い二本の角を持つ鬼が襲って来て、鈴音に女の鬼が仲間だと会いに来て白雪と清正が抱き合う未来を見せたのはビックリでした。
女の鬼は甚太の為に確かめに行こうと誘い、甚太は左腕を斬られるけど鬼を倒して、女の鬼が遠見の力で170年後の葛野に鬼を統べる鬼神が降臨するのを見たからここに来たとは不穏だし、餞別だと甚太の頭を掴んで何故刀を振るうのかと問うのは何が起きるのかドキドキしました。
白雪が清正に抱かれる覚悟を決めると鬼と鈴音が来て、甚太の相手が白雪だから我慢できたのにと涙を流し、鈴音は白雪がいつきひめとして生きる事を理解できずに怒りで包帯を取って豹変したのは怖かったです。
女の鬼が白雪は悪い奴だから甚太の為にいなくなればいいと鈴音に囁き、鈴音が大人の姿に変わったのはビックリでした。
鬼は清正を外へ連れ出し、甚太が駆け付けて白雪を抱きしめて間に合ったと思ったのに、鈴音が白雪の首を切り落としたのはショックでした。
鈴音が白雪は甚太を裏切った最低な女だけど死んだから他の男と結婚する姿を見なくて良かったし邪魔なのをいっぱい片づけたから疲れたとは子供のようで、甚太が自分達を育んでくれた人達を踏みにじって白雪を殺して出て来る言葉がそれなのかと自分の知る鈴音はいないとは寂しそうでした。
甚太は鈴音に切り掛かり憎いと失くしたはずの左腕が鬼になって、鈴音は甚太まで自分を捨てるのかと泣いて襲い掛かったのは残念でした。
甚太が鈴音を殺そうとすると女の鬼が庇って鈴音を逃がし、鈴音はすべてを憎むから現世に存在するすべてを滅ぼすと言い、どれだけ時間が掛かっても甚太に会いに来るとは切なかったです。
女の鬼はこれで同胞の未来は守れたと満足した顔で消え、甚太は首の無い白雪の遺体を抱きしめて叫び声を上げたのは可哀想でした。
甚太は思い出のある家を出る事にし、村長に全てを話していずれ葛野に降り立つ鬼神を討つ為に自分を磨いてけじめをつけるとは強い人でした。
鈴音を憎む気持ちもあるけど出来るなら斬る以外の道を探したいとは妹思いだし、村長はいつきひめが代々受け継ぐ宝刀・夜来を渡して甚夜と名乗れとは気持ちの良い人でした。
村長は土下座をして息子の清正が白雪を好きだと知って大義名分で結婚させようとしたから惨劇を招いたと謝り、詫びに甚太の名前の神社を建てるとは帰って来るのが楽しみですね。
ちとせが別れを惜しんでくれるけど戻って来るのは170年後で、高校生の姿をした甚太が神社で巫女に話し掛けたのは良い未来になっていると信じたいです。
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※本ページの情報は2025年4月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
【鬼人幻燈抄】の関連情報
【鬼人幻燈抄】の基本情報
シーズン | 2025年春アニメ |
放送スケジュール | 2025年3月31日(月) 21:30~ |
最速配信 | 毎週月曜 24時00分~(地上波同時配信) ABEMA |
キャスト・声優 | 甚太/甚夜:八代 拓 鈴音:上田麗奈 白雪:早見沙織 清正:熊谷健太郎 ちとせ:社本 悠 同化の鬼:白熊寛嗣 遠見の鬼女:近藤 唯 奈津:会沢紗弥 善二:峯田大夢 重蔵:相沢まさき 喜兵衛の店主:上田燿司 おふう:茅野愛衣 三浦直次:山下誠一郎 夜鷹:生天目仁美 秋津染吾郎:遊佐浩二 |
スタッフ | 原作:中西モトオ(双葉文庫) 監督:相浦和也 シリーズ構成:赤尾でこ キャラクターデザイン:池上たろう プロップデザイン:杉村 友和 美術設定:工藤 ただし(パインウッド)、磯辺 結(千住工房)、新妻 雅行(千住工房) 美術ボード:磯辺 結(千住工房) 色彩設計:大西 峰代 3D監督:遠藤 誠(トライスラッシュ) 撮影監督:宮坂 凌平 編集:廣瀬清志(editz)、山条裕香(hisui) 音楽:髙田龍一(MONACA)、広川恵一(MONACA)、高橋邦幸(MONACA) 音響監督:原口 昇 音響制作:ビットグルーヴプロモーション アニメーション制作:横浜アニメーションラボ |
オープニングテーマ(OP) | NEE:「コンティニュー」 |
エンディングテーマ(ED) | Hilcrhyme:「千夜一夜 feat. 仲宗根泉 (HY)」 |
公式サイト | https://kijin-anime.com/ |
公式X | https://x.com/kijin_anime |
Wikipedia | →Wikipediaへ |
【鬼人幻燈抄】の原作
★「鬼人幻燈抄」の原作は小説です。
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コミックスも出版されています。
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