アニメ『春夏秋冬代行者 春の舞』のあらすじとストーリーの流れに沿った感想を1話~最終回にかけて毎週更新しています。
春夏秋冬代行者 春の舞の感想本文にはアニメのネタバレが含まれますのでご注意ください。
【春夏秋冬代行者 春の舞】とは?

「春夏秋冬代行者 春の舞」がどんな物語かAIに聞いてみました。
アニメ 『春夏秋冬代行者 春の舞』 は、
四季を司る“現人神”たちの使命と、喪失からの再生を描く幻想ファンタジーです。
美しい世界観の中で、恋・絆・再出発といった感情が丁寧に描かれる作品です。
📖 どんな物語?
この世界には――
🌸 四季を巡らせる存在「四季の代行者」
- 春・夏・秋・冬それぞれに“代行者”がいる
- 彼らは神から力を与えられ、各地に季節を届けている
つまり、
人々が当たり前に感じている四季は、
彼らの働きによって維持されている
という設定。
⚠️ 物語の始まり
しかし――
❄️ 春が消えた世界
- 春の代行者・花葉雛菊が行方不明
- その結果、10年間「春」が来ない国になってしまう
桜も咲かず、暖かさも訪れない。
世界はどこか歪んだまま時が止まっている。
👥 主人公たち
🌸 花葉雛菊(ひなぎく)
- 春の代行者
- 長年行方不明だった存在
🗡️ 姫鷹さくら
- 雛菊を守る護衛官
- 10年間ずっと彼女を探し続けていた
🔥 物語が動き出す瞬間
ある日、突然――
行方不明だった雛菊が帰還する
ここから、
🌸 「春を取り戻す旅」
が始まる。
- 奪われた時間を取り戻すため
- 会えなかった大切な人に想いを伝えるため
- 世界に再び春を届けるため
二人は旅に出る。
🧠 物語のテーマ
この作品はただのファンタジーではなく、
🔹 喪失と再生
- 失った時間は戻らない
- それでも前に進むしかない
🔹 守りたい存在
- 主従関係を超えた絆
- 「命をかけて守る」という覚悟
🔹 想いと恋
- 引き離された人への想い
- 再会への願い
といった、
感情の重さと優しさが中心にある物語。
🎭 雰囲気・作風
- ジャンル:
和風ファンタジー/ロードムービー/恋愛ドラマ - トーン:
切ない・美しい・静かに熱い - 特徴:
映像・音楽・言葉の余韻を大切にするタイプ
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』原作者の作品らしく、
感情描写がとても繊細なのが特徴。
🌟 見どころ
- ✔ 「春が存在しない世界」という設定
- ✔ 主人と護衛の深い関係性
- ✔ 四季それぞれのキャラと背景
- ✔ 少しずつ世界が動き出す感覚
特に、
「春を届ける」という行為そのものが
人の心を救う
という描写が、この作品の核。
📝 まとめ
『春夏秋冬代行者 春の舞』は、
季節を取り戻す旅を通して、
失われた時間と心を取り戻していく物語。
- 切ない系ファンタジーが好き
- 人間関係や感情を丁寧に描く作品が好き
- 静かに心に残る物語を見たい
そんな人に強くおすすめできる、
“祈りのような物語”です。
【春夏秋冬代行者 春の舞】のネタバレ感想
第1話「春の舞」
——少女の姿をした春の神様が、窓の外を眺めている。
海底に佇んでいるように波打つ豪奢な琥珀の髪に、和洋折衷の美しい着物をまとった可憐な娘、春の代行者・花葉雛菊は大和国最南端の島である竜宮にいた。
彼女に付き添うのは、凛とした美しさを持つ春の代行者護衛官・姫鷹さくら。
本来、南国として名高いはずの島はいま、雪に彩られている。
互いに身を寄せ合うようにして列車に乗る彼女たちは、この島で失われた春を呼び戻す儀式を行おうとしていた。
「雪かきにいくの」
そんな中、儀式の場所へ向かう道中で二人は薺と名乗る幼い少女と出会う。
「あの、ね、雛菊は、春、を呼ぶ、ん、だよ」
「ハルって、なに?」
十年ものあいだ春を失った地で育った彼女は、春という季節を知らなかった。
「子ども、は、ね……守って、あげ、たいの」
薺の抱える想いを知った雛菊とさくらは、彼女のためにこの地に春を呼び寄せる決意をする。季節の巡り替わりを四人の現人神が担うこの国において、
古くから伝わる代行者の歴史はこのように綴られることで始まる。
——はじめに、冬があった、と。
悲しい事が起きると桜の花びらが吹雪へと変化し、返り咲く時が来るとさくらが銃で撃たれて雛菊が名前を叫び、耐え忍んで戦機を待つとはドキドキしました。
列車に乗っている雛菊が喋る言葉は途切れ途切れで、冬の代行者・狼星に謝りに行きたいと思っているけど自分に自信が無くて、さくらはあなたが春の代行者だと手を握って励ましたのは優しいです。
竜宮に到着すると担当者から来るとは聞いていないと言われ、さくらは雛菊が復帰して初めての儀式だから人目を避けたいと竜宮岳への入山許可と人払いを依頼したのは強引でした。
担当者が2人を車で山まで送り、さくらが儀式の場所の神社へ雛菊を案内すると山には人が立ち入らぬようにと警報を鳴らしたのにソリを引く少女が見えたのはビックリでした。
さくらが少女に声を掛けると逃げられたけど、少女は薺と言って雪かきをしに行くと言い、儀式をして春を呼ぶと説明すると春とは何か聞いたのは悲しいですね。
この地に春があったのは10年前で12歳の薺が知らないのは当然で、証拠を見せてと言われると雛菊が自分は力を預けられていて生命促進だと種から花を咲かせたのは神秘的でした。
雛菊が薺の両親を探して来てと言うとさくらが一人に出来ないと取り乱し、過去にあった事を思い出して座り込んでしまうけど雛菊に説得されて落ち着いたのはホッとしました。
薺が雛菊は何故かくれんぼしていたのか聞き、父親が観光の仕事をしているけど冬で困っていて貧乏だから好きな物も買ってもらえないと不満を口にすると、雛菊は耐えて頑張って戦っていたと答えたのは可哀想でした。
薺は山頂のお墓に来て眠っている母親が寒そうだから雪かきをすると言い、雛菊は薺が母親に好きと言いたいと知り自分を必要としてくれる人がいたと儀式を行うのはワクワクしました。
雛菊は扇子を広げて歌いながら踊ると雪が解けて青空になり、緑は蘇り桜が満開になって完璧な春を顕現し、薺が幼い時に見た春を思い出して泣いたのは貰い泣きしました。
さくらも雛菊の思いが報われたと泣いて、薺にお前は世界に愛されていると言い、初めに冬があり孤独に耐えかねて春を作り、夏と秋を作って春夏秋冬の役割を大地に住まう者に任せ冬は春を永遠に愛する時間を得たと神話は伝えていて、代行者達の物語が始まるのは楽しみです。
第2話「名残雪」
青年の姿をした冬の神様が、夢から醒め、寝起きのかすれた声で何事か囁いている。
十年振りの春帰還に騒然となる大和の中で、時の人である春の代行者について話す者達がいた。陰りのある瞳と高貴な美しさを持つ冬の代行者・寒椿狼星と、そんな彼に仕える執事然とした男、冬の代行者護衛官・寒月凍蝶だ。
二人は四季庁から新たに派遣された石原や、冬の護衛陣と共に創紫の地へ足を踏み入れる。すべては春の顕現が無事になされた地で、雛菊の帰還をこの目で確かめるために。ところが、四季の代行者の存在を良しと思わない賊の面々が、狼星たちを襲う。
「……全部、俺のせいだ」
「何度言えばわかる?私はお前が大事なんだ」難なく撃退する狼星たちであったが、十年前に春を失ったことは冬主従の心に深い傷を与えていた。十年前の事件、帰還した春主従の現在の様子。
交錯する思いの中、彼らは念願の桜見物を果たす。
だが、そこでもトラブルに巻き込まれ——。「目の前に助けられる命がある。今なら救える」
代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
——世界には冬しか季節がなく、冬はその孤独に耐えかね、生命を削り違う季節を創った。
それは春と名付けられた。
春は冬を師と慕い、常にその背を追いかけるようになった、と。
少年は少女に助けに来たからもう大丈夫だと言いたかったのに言えないままで、自分が死ねば良かったのにと思ったのは悲しいです。
春の代行者・雛菊が春を顕現させて薺は泣いて喜んで父親と帰って行き、上空には四季庁のヘリコプターが来てさくらは色々な人が傷付けるような事を言うけど耐えられるか聞き、雛菊はさくらが守ってくれるからもう離れないと約束したのは心が温かくなりました。
冬の代行者護衛官・寒月凍蝶が四季庁に確認して春の顕現を行ったのは間違いなく雛菊だと冬の代行者・寒椿狼星に伝えたのは何かが動き出す予感がしました。
狼星は竜宮へ向かう飛行機の中で雛菊もさくらも俺を恨んでいるからこの世に俺がいなければと落ち込み、寒月が頭突きをしてそんな事を言ってはダメだとは笑えました。
創紫に到着すると寒月が撃たれたかと思ったら狼星が氷で止めて、特定の季節に恨みを持つ者や力を利用しようとする賊から襲撃されたのはハラハラしました。
狼星が少年だった頃に命を狙われ死のうとしたら雛菊が力を使って皆を守り、賊に連れて行かれたのは酷いです。
春の里は三か月で雛菊の捜索を打ち切り、さくらはお役目を降ろされ死んでも守るべきだったと泣き、寒月がさくらに一緒に探そうと誘うけど冬の里も5年後には捜査を打ち切り、さくらは裏切られたと思って一人で捜索を続けたとは可哀想だけど寒月はさくらを想っていたのは嬉しかったです。
狼星を護衛している者達は10年前の事件に居合わせた者達で四季庁を説得して一緒に向かう事になり、途中で事故が起きて崖から落ちそうになっている車に子供が乗っていて狼星が助けようとするけど寒月は護身以外で能力を使ってはいけないし人の多い場所だから正体がバレるとは正論ですね。
狼星は足元から氷を走らせて車を持ち上げ、歌いながら氷の花を咲かせ、雛菊に言いたかった言葉を子供達に手を差し伸べて言ったのは悲しいです。
寒月は狼星が一番大事だから生涯かけて守ると言い、狼星はさくらに言えと言うけど、狼星は雛菊に寒月はさくらに恋焦がれているのに会えないのは切なかったです。
第3話「片影」
――夏の代行者の隠れ家、夏離宮は深い森の奥にある。
竜宮から創紫での春顕現を終えた雛菊とさくらは、次の季節顕現の土地である衣世に訪れていた。滞在地は、夏の代行者の別荘である夏離宮。
まだ解けぬ雪景色の中、春主従を出迎えてくれたのは夏の代行者護衛官を務める葉桜あやめ。眼鏡をかけた知的で美しい娘だ。あやめは二人に自身の妹が夏の代行者であることを語る。年頃の近い娘たちが意気投合する一方で、夏の代行者・葉桜瑠璃は部屋にこもり、顔を出そうとしなかった。「やっぱり、お姉ちゃんはあたしのことどうでもいいんだ」
瑠璃は、扉越しに声を掛けてくれた雛菊に対しても素っ気のない答えしか返さない。「私、結婚するので従者を辞めるんです。それに対して、妹が機嫌を損ねて」
夏主従の間には、けして小さくはない不和が起きていた。姉妹間で生じている軋轢に戸惑いながらも、順調に衣世での春顕現を進める雛菊。
しかし、積み重なった疲労により倒れてしまう。
それぞれが誰かを想う中、その背後では怪しくうごめく影の姿があった――。代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
——冬は春から向けられる敬愛に応えるように教え導き、二つの季節は仲睦まじく季節を互いに繰り返した。
しかし、途中で大地が悲鳴を上げた。まるで休まる時が無い、と。
雛菊とさくらは衣世の地で夏の代行者の離宮に滞在させてもらう事になり、森の中を歩いていると四季庁からの監視が何人も潜んでいて危うい立場なのは悲しいです。
さくらは雛菊の心を乱す者は遠ざけると決意を新たにし、さくらは夏の代行者と友達になれるかと心配していたのは不安になりました。
雛菊が離宮に到着するとウサギがいると目をキラキラさせ、犬や猫に鳥にリスまでいてさくらも楽園だと癒されたのは和みました。
夏の代行者護衛官・葉桜あやめが出迎えてくれて夏の代行者・葉桜瑠璃とは姉妹だから下の名前で呼んで欲しいと言うと、雛菊はさくらとは姉妹みたいだからお揃いと言うとさくらが顔を真っ赤にして喜んだのは相思相愛ですね。
予算が無くて大変だけど代行者を着飾りたいという思いでさくらとあやめが意気投合し、絶対に和装がいいと力強く叫んだのは笑えました。
雛菊が衣世の地を春に変えて離宮へ戻ると部屋のドアが開いてウサギに導かれるように瑠璃の部屋へ行き、瑠璃は元気で姉のあやめを困らせる為に部屋に閉じこもっていると言い、雛菊が話をしようとすると無理と言ってドアを閉めたのはビックリでした。
あやめが結婚するので従者を辞める事になり瑠璃が機嫌を損ねて自分の事はどうでもいいと思ってしまったのは可哀想でした。
雛菊が熱を出して倒れてしまい、離宮は神通力を高める霊脈が流れる土地で治るまで滞在させてもらえる事になって安心です。
さくらがお粥を作ろうとしたらあやめが来て一緒に作りながら、瑠璃はあやめの為に夏を顕現しているとは切なかったです。
瑠璃にも婚約者がいて結婚が互いの幸せだと分かっていて、いずれ護衛は夫に引き継ぐ理不尽にあやめが毒を吐いたのはビックリでした。
さくらも誘拐から帰って来た雛菊が部屋に籠っていて復帰まで2年掛かったと言い、里は雛菊が死ねば新しい代行者が生まれるから楽な方を取ったとは酷いです。
冬の代行者は自分達の事を家畜だと言い、あやめも憤りを口にして怒り、さくらは瑠璃が残酷な世界であやめがいなくなる事が辛いのではと言うのは優しいです。
離宮の電気が消えて動物達が騒がしくすると、部屋に男が入ってきて雛菊の悲鳴のような声が聞こえ、さくらが刀を抜いたのは無事なのか心配です。
第4話「朝凪」
――この神様に捧げられるものがあるなら何だって捧げる。
代行者を狙う賊が、夏離宮を襲撃していた。
主を守るため、そんな賊たちに相対するのは護衛官の二人。毅然とした態度で腰に携えた刀を駆使し、苛烈な攻撃を敵に与える春の護衛官・姫鷹さくら。
温和で清楚な振舞いを一転し、銃を構える賊に臆することなく堂々と応戦する夏の護衛官・葉桜あやめ。二人によって賊は撃退されたものの、冬の里の護衛による助けがあったことが伝わる。
「……冬が、何で……」
【冬】の一文字に動揺を隠せないさくらは、ある人物のことを思い出す。『私だけでは不足だと? それとも罪滅ぼしのつもりか?』
さくらは険しい想いを抱えながらも、いまは雛菊を守ることだけを優先した。「夏の、代行者、さま……?」
そして、ようやく彼女たちの前に夏の代行者が姿を現して――。代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
――動物が愛を育んでは眠り、木々は青葉に包まれたと思えば凍てつく。これならば、ただじっと耐えるばかりの冬の世界だけでよかったと。
一度春を知ってしまったからこそ、冬の世界が来ることが耐えられないと。
夏離宮で賊に襲われて春の護衛官・さくらは春の代行者・雛菊を守る為に戦い、夏の護衛官・あやめは夏の代行者・瑠璃を守る為に戦うのはハラハラしました。
さくらは賊を切る事を躊躇したけど雛菊を守れなかった怒りを保たなければ刃になれず、賊が雛菊に近づくと憎しみがなければ守れないと斬ったのは恐かったです。
瑠璃は動物を差し向けてあやめの援護をするけど賊を倒すとドアを閉めて引き籠ったのは笑えました。
さくらは賊に止めを刺して死にたくないなら来るなよと呟き、雛菊に震えていると指摘されるけど10年前とは違うからよくやったと褒めて欲しいと言い、雛菊がお礼を言うと泣いたのは心が温かくなりました。
四季庁から討ち漏らして賊の侵入を許したと報告があり、冬の主従の命令を受けて冬の里の護衛が極秘裏に雛菊とさくらを守っていたとは嬉しいですね。
さくらは自分だけでは守れないと思われていると不満そうで、雛菊とさくらの前に瑠璃とあやめが喧嘩しながら現れたのは心配です。
瑠璃は子供の頃からあやめが大好きで家族で幸せに過ごしていたのに、瑠璃が神様に選ばれてあやめが護衛官になると言うと瑠璃が泣いて謝ったのは可哀想でした。
瑠璃は自分の事を一番よく知っているのはあやめで、私もあやめの事を一番よく知っていると思っているとは切なかったです。
瑠璃は停電中にあやめに彼氏がいる事を教えてくれなかったと文句を言い、瑠璃は動物から周囲の情報を得たのは便利な能力でした。
瑠璃と雛菊が楽しそうに話をしているとさくらがお粥を作っていた時に会ったのは瑠璃だと気付き、瑠璃はさくらが騎士様で羨ましいとは悲しいです。
雛菊は瑠璃を心配して自分が賊に襲われた時に里に捨てられたと言い、仕返しみたいに春をあげないと拒んだけどさくらが力不足だと思われ里から追い出されたとは酷いです。
春を顕現しながら追い出されたさくらを迎えに行き雛菊が変わって前より仲良くなったから、瑠璃にとってあやめが世界一好きな女の子なら優しくして欲しいとは泣けました。
あやめは自分がいなくても瑠璃一人で大丈夫になりなさいと言い、瑠璃は本音をあやめにぶつけるけどあやめは夏の代行者から解放されたいと思うと同時に妹と代わってあげたかったと泣いたのは可哀想でした。
第5話「二人ぼっち」
――その時は、最愛の女の子が何年も帰ってこなくなるとは思いもしなかったのだ。
衣世での夏離宮襲撃を経て、帝州へと向かった春主従。
さくらはより一層、雛菊に対しより過保護に振る舞い、冬主従もまた遠くから二人を見守っていた。雛菊は訪れた地で、春の里を想起する。
決まって思い出すのは、先代の春の代行者である母のことだった。いまより昔のこと。
当時、春の代行者を務めていた雛菊の母・紅梅が、幼い雛菊を連れて春の里へ向かっていた。雛菊の父である花葉春月に娘を預けるためだ。「母さま、また春のけんげんをしにいくの? もう春なのに?」
「実は母さま、あまり身体が良くないの。だから、治療をしにいかなきゃ」
雛菊が思い返す過去は、いつも悲しみを纏うものばかりだ。春の里について雛菊が想いを馳せる傍らで、さくらもまた古い記憶を引っ張りだしていた。
のちに自身の最愛の主となる人との出会いの過程。そして、さくらが如何にして代行者護衛官になったかを。代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
――冬はその言い分に悲しんだが、大地の願いを聞き入れて、自分の生命を更に削り生命を創った。それが夏と秋だった、と。
春の代行者・雛菊の護衛増員を拒否された事を冬の代行者・狼星は春の代行者護衛官のさくらが嫌がったのかと思ったけど、四季庁春部門の反発にあったとは酷いです。
狼星は10年前の春の里と今回の四季庁の雛菊達への対応がおかしいと言い、雛菊の出生が関係していると思って凍蝶に聞くと何か知っているのは気になります。
さくらが雪山で叫ぶから何事かと思ったら食べようと思っていた苺大福を忘れたとは笑えるし、雛菊がお腹を鳴らすからさくらが大声で謝罪してナイスタイミングでした。
雛菊の父親・花葉春月は春の里の名家の息子で、母親の先代の春の代行者・雪柳紅梅と婚約中だったけど、里の内外に力を持っている名門の娘が春月を見染めて母親との婚約が破棄されたけど春月は紅梅との間に雛菊が出来て正妻が紅梅と雛菊に切り掛かる事件が起き、雛菊達は里の外で暮らしていたけど世話していた祖母が亡くなって紅梅も病気になったとは可哀想でした。
紅梅は雛菊を連れて春月に会いに行くけど春月は紅梅にもっと早く一人で来ていればと文句を言い、紅梅は春月に雛菊を預けるけど雛菊は母親と離れたくないと必死に求めるのは胸が痛くなりました。
雛菊が体に痛みを感じて春の代行者となり、母親の葬儀で雛菊が殺したようなものだと父親が言うのは酷いです。
春の里での味方はさくらだけで、さくらは小学生の時に噂で里の外れの屋敷に黄金の桃があると聞いて忍び込み雛菊と出会い、さくらは親に捨てられて寺院にいて里の恥だと親から仲良くしちゃダメと子供達は遊んでくれずに泣き、雛菊も一人で寂しいと似た者同士で仲良くなったのは心が温かくなりました。
雛菊はさくらが来るのを待つようになり、内緒で遊ぶようになって楽しかったのに、家の者に見つかって追い出されたのは可哀想でした。
雛菊はさくらを連れて来るようにと部屋に引き籠って食事も摂らず、さくらが来ると花が咲いてさくらんぼをこっそり食べていたと二人で笑ったのはホッとしました。
さくらが護衛官になって学校も辞めて屋敷に住むようになり、ずっと一緒だと思っていたのに事件が起きて運命は残酷です。
第6話「還る場所」
――いらない。この方の傍に居る権利以外、何もかも。
雛菊が帝州での春顕現を進める中、さくらの心は乱れていた。
十年前、雛菊が攫われる原因となった冬の里襲撃事件。
責任の一端を負っている冬主従の存在を、主が憎むことなく慕う言葉を言い続けるからだ。さくらは再び過去を追走する。
主が賊に誘拐されてから、さくらは冬の里に身を寄せるも、ある日飛び出し、一人で健気に雛菊を探していた。そこでもたらされる雛菊の帰還の報は、さくらに歓喜をもたらしたが、同時に悲劇の始まりでもあった。「もとの、ひなぎく、は、死んじゃった。今の、ひなぎく、は、ちがうひと」
機械のような辿々しい喋り方をする雛菊。「みんな、『あの子』が死ぬの、待ってた、んでしょ。なら、そうしてあげる。そのうち、今の雛菊も、死ぬ、から、放って、おいて」
あまりにも世の中に絶望し、自暴自棄になっている彼女に、さくらはそれでも告げる。「さくらの還る場所は、一つです」
代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
――厳しい暑さの夏は自分を疎んだ大地への嘆き。
段々と生命の死を見せていく秋は自分をまた受け入れてもらう為の時間として。
大地がそれを受け入れたので、季節は春夏秋冬と巡るようになったのである、と。
雛菊はオモチャがいっぱいある狭い部屋に寝かされて女性が自分は母親だと言うので否定すると、雛菊が守ろうとしていた人達を殺すと言われ母様と呼んだのは可哀想でした。
小舟に乗ってもう頑張れないから死にたいと言うともう一人の雛菊が分かったと手を取ったのはドキドキしました。
雛菊が春の顕現を行った後にさくらが休憩場所を用意して、イスは一つしかないと言うと雛菊がさくらの膝に座ると言うからさくらが顔を赤くしてキュンとしたのは幸せですね。
雛菊が狼星は元気かなと呟くとさくらはどうでもいいと言い、前の雛菊が好きだった人でどうしても気になるけど今の雛菊は知らない人の家に勝手に住んでいるみたいとは精神的に傷付いているようで可哀想でした。
雛菊が誘拐されて春の里は三か月で捜査を打ち切り、冬の里が代わりに捜索してくれたけど打ち切りになってさくらは狼星と凍蝶を裏切り者だと憎み、一人で探していると春の里から呼び戻されて半年前に雛菊が帰還したと知らされると自分を救ってくれた世界で一番大切な女の子が戻って来たと喜んだのはホッとしました。
さくらは再会すると号泣して守れなかったと謝罪するけど、雛菊は耐え切れなくて死んだから今の雛菊は探していた雛菊じゃないしそのうち死ぬから放って置いてとは悲しいです。
心が壊れた雛菊をさくらは側で支える事にしたけどさくらが大事なのは前の雛菊だと言い、荊の蔓で部屋に籠るとさくらが無理矢理入って子供の頃に籠城した事を思い出すと雛菊が覚えているとさくらんぼを出したのは心が温かくなりました。
さくらは懸命に生きる今の雛菊といたいと抱き締めたのは泣けたけど、今も狼星が好きな気持ちは死んでいなくて前の雛菊に会わせてあげたいけどさくらは嫌そうでした。
雛菊は誰かを悪者にするとさくらが苦しいと抱き締め、さくらは憎しみが無いと強くなれないし生きられないけど努力するとは前向きな言葉が出て良かったです。
さくらは生きる希望が雛菊しかなくて雛菊を独占したいと思い、雛菊に好きと言ってもらって愛されていると思うと何かが許される気がするから今は憎しみも依存も必要だとは悲しいですね。
雛菊とさくらの間にあるのは恋じゃないけど恋よりも激しく愛よりも純粋とは本当に好きな気持ちが伝わってきました。
第7話「宵闇」
――春爛漫の世界で、幼女の姿をした秋の神様が遊んでいる。
帝州全域に雛菊たちが春をもたらす一方で、すでに春顕現を終えている創紫では幼い秋の代行者とその護衛官が平和な時を楽しんでいた。
天使のような顔立ちの少女の名は祝月撫子、大和最年少の現人神であり、秋の代行者だ。
そして褐色の肌に黄菊色の髪をした凛々しい顔立ちの男は秋の代行者護衛官・阿左美竜胆。
賊に襲われることが少ない季節である秋は、他の季節で起きている襲撃事件とは縁遠い毎日を過ごしていた。「春の代行者さまに、従者さま……お会いしてみたいわ」
秋の穏やかな日常とは裏腹に、冬主従は現在の雛菊の状況を鑑みて、賊への警戒を強めていた。「諸々事情がわかって確信した。春の里は信用できん、四季庁もだ」
冬は、春の後ろ盾になるよう、動きはじめる。留まることを知らぬ桜前線を大和にもたらしている雛菊も、遠くで冬を想っていた。
「会いたい、の、気持ちがね。どんどん、膨らんで、るの」皆の気持ちが交錯する中、事態は急展開を迎えようとしていた。
代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
――四季達はそれぞれの背を追いかけて世界を回ることで季節の巡り変わりを齎した。
春は冬を追いかけ、それに夏と秋が続く、と。
秋の代行者である祝月撫子がぬいぐるみで遊んでいると桜の花弁が舞っている事に気付き、護衛官の阿左美竜胆に抱っこされて初めての春だから近くで見たいとは可愛かったです。
撫子が竜胆は王子様だと言うと、竜胆が撫子は世界で一番大切な姫であり、守るべき最愛の主であり、俺の秋だと言ったのはイケメンでした。
雛菊とさくらは青森に来ていて瑠璃からメッセージで冬の里に寄れば愛しの狼星様に会えると言われて雛菊は顔を真っ赤にして照れたのは可愛かったです。
狼星は春の里も四季庁も信用できなから自分が雛菊達の後ろ盾になると決意し、凍蝶が同じ事を考えていたとは嬉しいけど気になる事があるとは不穏でした。
撫子は自分も春の代行者とその護衛官も花の名前でお揃いだと喜び、竜胆が警備部に呼ばれて行くと撫子は1秒も忘れないでとお願いして竜胆も笑顔で答えたのに部屋を出ると溜息をついていたのはビックリでした。
秋の離宮は襲撃が少ないから予算に限りがあるけど全面防弾ガラスに入れ替えて自家発電に切り替えたとは重々しい警備ですね。
凍蝶は狼星が空港で襲われた件は急に決定した視察なのに手際が良過ぎるし、夏離宮の賊も自決までする者がいて核心が分からず、狼星は雛菊とさくらの護衛を増やす事にしたのは心配です。
竜胆は思いやりに欠ける人だったけど撫子の事をずっと考えていて、主従関係を結ぶと強い共依存になるとは恐いです。
エニシに到着した雛菊は狼星を想うけどさくらは凍蝶に会ったら何をするか分からないと不安な顔をして、雛菊と狼星は同じように会いたい気持ちが膨らんでいたのはキュンとしました。
秋の離宮に爆弾が落ちて吹っ飛んだのは衝撃だし、賊が撫子を発見すると手を掴まれて生命力を吸われて倒れたのはビックリでした。
女性が現れて回収しましょうと部下に言うと殺すつもりだったとは酷いし、女性がまるであの子みたいと言い部下もまた痛い目を見ると言うから雛菊を誘拐した奴と予想できて衝撃でした。
秋離宮襲撃は他の代行者達にも知らされ、竜胆は撫子と過ごした日々を思い出し撫子の名前を何度も呼ぶのは泣けました。
【春夏秋冬代行者 春の舞】の関連情報
【春夏秋冬代行者 春の舞】の基本情報
| シーズン | 2026年春アニメ |
| 放送スケジュール | 2026年3月28日(土) 24:00~ |
| 最速配信 | 各配信サイトにて順次配信開始 毎週土曜 24:00~ |
| キャスト・声優 | 花葉雛菊:貫井柚佳 姫鷹さくら:青山吉能 葉桜瑠璃:上坂すみれ 葉桜あやめ:馬場蘭子 祝月撫子:澤田 姫 阿左美竜胆:八代 拓 寒椿狼星:坂田将吾 寒月凍蝶:日野 聡 |
| スタッフ | 原作:暁 佳奈(電撃文庫/KADOKAWA刊) 原作イラスト:スオウ 監督:山本 健 アニメーションアドバイザー:古橋一浩 シリーズ構成:久尾 歩 キャラクターデザイン:鳥井なみこ ビジュアル開発・イメージボード:米谷聡美、久保雄太郎 美術監督:竹田悠介(Bamboo) 色彩設計:中村絢郁(WIT STUDIO) 色彩設計補佐:生田さら(WIT STUDIO) 撮影監督:野澤圭輔(グラフィニカ札幌スタジオ) 編集:柳 圭介、ACE 音響制作:東北新社 音響監督:木村絵理子(東北新社) 音楽:牛尾憲輔 アニメーションプロデューサー:大谷 丞 アニメーション制作:WIT STUDIO |
| オープニングテーマ(OP) | Orangestar:「Petals feat. 夏背」 |
| エンディングテーマ(ED) | Orangestar:「花筏」 |
| 公式サイト | https://4seasons-anime.com/ |
| 公式X | https://x.com/4seasons_anime |
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【春夏秋冬代行者 春の舞】の原作
★「春夏秋冬代行者 春の舞」の原作はライトノベルです。
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