アニメ『幼女戦記』1話~12話のあらすじと感想をネタバレ有りでまとめています。
視聴前後にエピソードの内容を確認したい人、あらすじを知りたい人、見逃した人向けの内容になっています。
幼女戦記の感想本文には多少のネタバレが含まれている場合がありますのでご注意ください。
- 幼女戦記のあらすじとネタバレ感想
- 幼女戦記【第1話】「ラインの悪魔」のあらすじ
- 幼女戦記【第1話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第2話】「プロローグ」のあらすじ
- 幼女戦記【第2話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第3話】「神がそれを望まれる」のあらすじ
- 幼女戦記【第3話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第4話】「キャンパス・ライフ」のあらすじ
- 幼女戦記【第4話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第5話】「はじまりの大隊」のあらすじ
- 幼女戦記【第5話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第6話】「狂気の幕開け」のあらすじ
- 幼女戦記【第6話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第7話】「フィヨルドの攻防」のあらすじ
- 幼女戦記【第7話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第8話】「火の試練」のあらすじ
- 幼女戦記【第8話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第9話】「前進準備」のあらすじ
- 幼女戦記【第9話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第10話】「勝利への道」のあらすじ
- 幼女戦記【第10話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第11話】「抵抗者」のあらすじ
- 幼女戦記【第11話】のネタバレ感想
- 幼女戦記【第12話】「勝利の使い方」のあらすじ
- 幼女戦記【第12話】のネタバレ感想
- 【幼女戦記】が視聴できるおすすめ動画配信サービス
幼女戦記のあらすじとネタバレ感想
幼女戦記【第1話】「ラインの悪魔」のあらすじ
帝国西方、国境付近のライン戦線。帝国にとって共和国による不意の全面攻勢は、完全に想定外の事態であった。対応に追われた帝国軍は辛うじて防衛線を死守し、協商連合へと北進させていた主軍の転進を発令。戦線の再配置を急ピッチで進めるが、やはり対応の遅れは否めず、初戦における多大な損耗は免れなかった。そこで帝国軍参謀本部は、増援として航空魔導部隊を前線に投入。だが増援は新兵ばかりの寄せ集めに過ぎず、劣勢を余儀なくされていた。塹壕線には砲弾が止むことなく炸裂し、爆煙と轟音のなか、多くの兵士たちが次々と銃弾に倒れてゆく。そんな地獄のようなライン戦線には、戦場に似つかわしくない金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフの姿があった。
幼女戦記【第1話】のネタバレ感想
戦場の空に舞う幼女は化け物?ターニャは厳しい戦場をどう生き抜くのか?!
爆音と共に土と煙が舞い上がり、兵士達の悲鳴が聞こえ、笛の音と共に突撃する兵士達が容赦なく敵兵に命を奪われる絶望の世界が広がっているのは虚しいですね。
兵士の一人が諦めかけた時、航空魔導師のヴィーシャが助けに来て、空には幼女が神に祈り銃を撃つと辺りを爆炎と変えたのは拍手でした。
ヨーロッパのような地図の真ん中に帝国が存在し、帝国は敵国に囲まれていて、まるで第二次世界大戦を思わせる世界設定ですね。
帝国軍参謀本部は共和国から想定外の全面攻勢を受けて打つ手無しかと思ったが、戦務参謀のゼートゥーアが魔導部隊の投入を決めたのはワクワクしました。
国境付近のライン戦線は地獄のようになっていて、空には小隊を指揮するターニャ少尉とヴィーシャに2名の部下と共に側面攻撃による遅滞戦闘を行なっていたけど、部下2名が命令に従わずターニャが怒りの顔で2人を見ていたのはゾクゾクしました。
ターニャは命令違反をした2名を本国へ強制送還しようとしたけど、2人が納得できないと反論するとターニャが剣を抜こうとしたのはハラハラしました。
2名は後方のトーチカ送りとなり、ヴィーシャは戦闘中に力尽きて落ちてしまったけど、ターニャは軍人なら国の為に役に立てとは厳しいですね。
過酷な救助任務にヴィーシャは耐えられないとターニャは判断したけど、ヴィーシャは懇願して心配になりました。
救助は間に合わなかったけどターニャは給料分の仕事はしないとサラリーマンは大変だと言ったので、転生者だと判明したのは気分上がりました。
ターニャが一人で敵魔導隊に突っ込み、次々と敵魔道士を倒していくと、上昇しオープン回線で自分の領土だと愛国心を示したのは格好良かったです。
敵兵からの攻撃を防ぐと、手で空間に魔法陣のようなものを作り出し、歯車が周り、神への祈りを捧げ、強大な爆発を起こしたのは大迫力でした。共和国でも上層部に報告が上がり、ターニャの二つ名が「ラインの悪魔」とは格好良いですね。
命令違反をした2名がトーチカで死んだけどターニャは承知で送り出していて、参謀本部にいたレルゲンはターニャを幼女の皮を被った化け物と言い、ターニャが悪い顔で笑ったのは怖かったです。
40代女性の感想
幼女戦記【第2話】「プロローグ」のあらすじ
帝国郊外の孤児院。ターニャは貧しい生活から抜け出すため、帝国軍への入隊を志願。魔導師としての適性を発揮し、士官学校へ進学する。その最後の研修として、北方のノルデン戦区上空にて、友軍による砲弾射撃の観測任務に就いていた。それは危険などない簡単な任務のはずだった。だが協商連合軍の越境侵犯を契機に帝国と協商連合が戦争状態に突入し、状況は一変。ターニャは敵魔導中隊の奇襲を受け、単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。多勢に無勢で増援の到着まで持ちこたえられるわけもないが、逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況のなか、ターニャは何としても生き延び、上層部に最善を尽くしたとアピールするため、とある作戦に打って出る。
幼女戦記【第2話】のネタバレ感想
前世は性格が元で殺された?異世界で転生したターニャはアクシデントを呼び寄せる?!
東京のとある会社で自分が劣っている事を自覚していると言いながら、優秀社員だと誇っている男が目の前にいる社員に厳しい事を言ってリストラしたのは冷たいですね。
ホームで電車を待っているとリストラした男に後ろから突き落とされてビックリしたけど、時間が止まって人が代わる代わる喋り出すのは不気味でした。
神を名乗る存在が男の性格を嘆いていたけど、男は現実的で理性的な観点から神の存在を認めず、神じゃなく悪魔だと言ったのは強気ですね。
神は輪廻転生させる存在だけど、男には信仰心が足りないから転生させないと言うと、男は告知義務違反だとかビジネスモデルが甘かったとか言い出したのは笑えます。
信仰を失った原因は科学が進んだ満ち足りた世で、社会的な強者で追い詰められていないからだと別の世界に転生させられそうになり、男が慌てていたけど後の祭りでしたね。
男はターニャという女の子に生まれ変わり、貧しい修道院に捨てられていて、時代は戦争の真っ只中と厳しい世の中なのは神の言った通りになりましたね。
ターニャは健康診断で魔力適正があることが分かり、いずれ徴兵される事になるなら志願して士官学校へ行きキャリアコースを望む方が合理的と性格は変わってなくて残念です。
ターニャは神を存在Xと呼び、順風満帆な人生を送って復讐すると頑張っていたのは凄い精神力ですね。
1年後に新兵の教育係となり、部下が上官の命令を聞かなかったと殺そうとして、些細なトラブルと言ってしまうのは酷いです。
ノルデンでの実地訓練で戦闘が始まり、観測をするだけの簡単な仕事のはずが、通信の感度が悪くなり協商連合軍の魔導中隊から攻撃を受けたのはハラハラしました。
一人で複数の敵と戦い、敵の一人に背後から抱き着いて自爆したのはビックリだし、自然な形でロストし保身を優先させる最善の方法とは抜け目ないです。
病院に横たわるターニャに名誉ある銀翼突撃章が与えられ、評価されるのは良いけど前線に送られる可能性が高くなり、児童相談所でも無いものかと皮肉を言うのは笑えました。
ターニャの能力に目を付けた研究者の男が簡単には壊れないだろうとは不気味だし、軍のプロパカンダに利用され可愛い女の子の格好になり尊厳を踏みにじられるのと、どっちが辛いのか神は試練を与え過ぎですね。
40代女性の感想
幼女戦記【第3話】「神がそれを望まれる」のあらすじ
協商連合軍との初戦闘から数週間後。戦功を称えられたターニャは、極めて優秀な魔導士官として認められ、幼いながらも帝都の戦技教導隊に配属される。切望していた安全な後方勤務を手にいれたと、内心で喜びを爆発させるターニャであったが、配属先で待っていた任務は、危険な新型演算宝珠のテスト要員であった。検証を任された試作品の性能は極めて不安定で、テストは失敗ばかり。そのうえ主任技師であるシューゲルは、開発のためなら人的犠牲も厭わないマッドサイエンティストであり、テストの中止を訴えるターニャの進言にも全く耳を貸さず、安全性など度外視した実験を強行。ターニャは遂に命の危険を感じ、技術局の本部に転属願を提出する。
幼女戦記【第3話】のネタバレ感想
奇跡は素晴らしき勘違い?新型演算宝珠でターニャと存在Xの新たな戦いが始まる?!
傷が癒えて数日後、ターニャは帝都の戦技教導隊に選ばれ心では大喜びだけど、表面上は取り繕ってみせて流石は中身が優秀なサラリーマンですね。
配属先でターニャは悲鳴を上げながら空を舞っていて、新型演算宝珠のテスト要員として実験に参加していたけど爆発してしまったのは危険です。
ターニャが爆発すると言うけどシューゲルはもっと高度を取れと無茶振りで、全く噛み合わない二人の言い合いは面白いです。
ターニャがブチギレて転属願いを出すと担当者が同じ年頃の子供がいると同情して受理されたのはラッキーですね。
帝国でゆっくりと珈琲が飲めると寛いでいると時が止まり、存在Xが人形の体を借りて現れて相変わらず信仰心の欠片も無い事に奇跡を与えると言うけど、ターニャは人形を壊し奇跡は素晴らしき勘違いとは現実的です。
実験中にシューゲルは神に約束されたと魔力暴走が起きても余裕で、爆発寸前に存在Xがターニャに奇跡として演算宝珠を使えるようにし、使用する度に祈りを捧げる事になり信仰心に満ち足りるようになると強制的に洗脳するとは神業ですね。
ターニャが祈りを捧げてしまい性能は素晴らしいと褒めるけど呪われていると言い、シューゲルは神が望まれたから成功したと満足したのは良かったです。
ライン戦線で戦うターニャは生き残る為に宝珠を使うしかなく、存在Xに災いあれと文句を言っていたのは虚しいです。
参謀本部ではレルゲンがターニャを化け物扱いしていたけど、結果を出している事にルーデルドルフもゼートゥーア評価していたのは嬉しいですね。
ターニャはヴィーシャを帝都へ戻すけど軍人として部下を配慮するポーズとは自分の事しか考えて無いですね。
ターニャは軍大学へ行く事になり後方で学問が出来ると喜んでいたけど事件が起きる予感しかしないです。
シュワルコフ中尉が見送りに来てくれたのは良い人だし、神は我らと共にと言い、ターニャが言い淀んだのは笑えました。
汽車で帝都での暮らしを思い存在Xを哀れに思っていたけど、参謀本部では新たな即応部隊の創設にゼートゥーアがターニャの写真を見ていたのは笑ってしまいました。
40代女性の感想
幼女戦記【第4話】「キャンパス・ライフ」のあらすじ
統一暦1924年。北方では協商連合軍と、西方では共和国軍との戦闘が継続するなか、晴れて軍大学生となったターニャは、後方の安全な帝都で大学生活を満喫していた。軍大学といえども、待遇は一般の大学と同じ。さらには国費で給与まで貰える、実に恵まれた環境だった。ターニャは持ち前の知識と効率主義で、学内の座学や実地訓練を要領良くこなし、教官や同輩から高い評価を受けていた。一方、参謀本部では、共和国軍の侵攻によって西方方面軍が崩壊寸前になった事実を重く受け止め、即応力の増強を急いでいた。大規模な軍管区再編は困難であるとの見通しが強いなか、戦務次長のゼートゥーアが新たな即応部隊の創設を提案する。
幼女戦記【第4話】のネタバレ感想
軍大学は楽しい?図書館で戦務参謀に会ったのは大出世か悲劇の始まりか?!
前線を離れて半年が過ぎ、ターニャは自分の部屋で目が覚めるとラジオを付けて戦場の様子を聞きながら身支度を整えて軍大学へ向かうのは楽しそうでした。
勲章を下げているせいで他の生徒から敬礼され、授業でも優秀な答えを見せ、ウーガ大尉からライフルを持っている理由を聞かれて、存在Xが突然現れても良いようにしているとは信念の強さに感服します。
ターニャが図書館で上にある本に手を伸ばしているとゼートゥーアが取ってくれて、戦務参謀からの誘いに図書館通いの甲斐があったと言うけど、いつも裏目に出るのでドキドキしました。
ゼートゥーアから戦争について聞かれ、ターニャは世界大戦に発展すると断言し、説明しながら共通認識を確立しながらの知的な対話と自分を褒めていたのは自信家ですね。
有意義なプレゼンは社会人の醍醐味だと誇っていたけど、勝利を目指さないのかと聞かれ焦ったのは笑えました。
臆病者は前線で酷使されると勇ましい事を言って積極性をアピールしようと魔道士の有用性を説明して乗り切ると、自分でもビックリで法律関係の資格を取るのも良いとは余裕です。
食堂でターニャが寛いでいるとウーガ大尉が軍隊に志願した理由を聞いてきて、女の子が生まれて不安になったようで、ターニャは後方に下がるべきだとアドバイスして戦場を知る良識人を味方に付けたとは計算高いですね。
参謀本部の会議で即応魔導大隊の創設が決定し、レルゲンがターニャの人間性を危険視したのに無視されてしまったのは残念でした。
ターニャは参謀本部の夕食に招待されたけど、本題は卒業後の配属先についてのリストを渡されるけどそれもポーズで、参謀本部から自分が言い出した大隊を任せると言われたのは因果応報ですね。
参謀本部直轄で上官はいないとは大出世だけど、前線以上のリスクに内心は焦っていたけど、段取りは全て整っていたとは逃げられないですね。
ターニャは何とか阻止しようとブラックな求人広告を出したのに山のような応募が来て人手不足を理由に時間稼ぎをしようとしたらヴィーシャがやって来たのはビックリでした。
40代女性の感想
幼女戦記【第5話】「はじまりの大隊」のあらすじ
ターニャは軍大学を優秀な成績で卒業し、ゼートゥーアが立案した即応の航空魔導大隊を任されることになった。即応部隊の大隊長ともなれば、最前線での激戦は免れない。後方の安全な勤務を望むターニャは、どうにか部隊編成を遅らせようと、様々な策を弄して志願兵を不合格にする。だが本人の意に反して、ターニャの下には次々と兵士たちが集まってくる。おまけに参謀本部からは、大隊の編成を急げとの指示。もはや逃げ道のなくなったターニャは、内心で多くの脱落者が出ることを願いながら、志願兵を再教育するとの名目で、極寒のアルペン山脈における過酷な実地訓練を開始する。その頃、帝国南方に位置するダキア大公国に、大規模動員の兆しがあった。
幼女戦記【第5話】のネタバレ感想
航空魔導大隊の訓練とターニャどっちが恐い?初めての出撃はまるでスポーツのよう?!
ターニャは参謀本部の応接室で面接を行うと、まともな面接もせずに現隊に送るとは厳しく、目の前の幻影術式も見破られないと嘆いていたのは納得でした。
参謀本部から選抜を急げと言われゼートゥーア達に面接の様子を見せて説明すると、要求水準を引き下げるように言われ、一ヶ月の再教育をするとターニャはニヤッと笑い、ヴィーシャが横で怖がっていたのはワクワクしました。
演習場で36時間も砲弾を浴びる訓練を行なったのはビックリだけど、ターニャが説明しているのにヴィーシャは一人だけ穴を掘り始めて付き合いが長いと察知するのが早いです。
ターニャが閃光弾を撃つと砲弾の雨が降って来て、実弾も混じっていると聞くとヴィーシャがそこまでやるかと叫んだのは笑えました。
休む間も無く時間制限付きで次のポイントまで移動する事になり、魔力を感知したら攻撃されるとは理不尽ですね。
爆撃機や敵の軍用犬など危険がいっぱいで、グランツがふざけんなと叫んだ後に雪崩が起き全員が巻き込まれたのはハラハラしました。
ターニャが現れて息をしていないグランツの背中を蹴って雪を吐き出させ、埋まっていた兵士を見つけると、兵士達は殺されると思って訓練を続行したのは可哀想でした。
ターニャは脱落すると思ったのに一ヶ月の訓練を無事に終えてしまって疲れ切っていたのは滑稽でした。
レルゲンがターニャに会いに来て南方への出撃命令を出すけど、バチバチとやりあってハラハラしました。
レルゲンからダキア語の勉強をしておいた方が良いとの言葉にターニャが察したのは賢いです。
ダキア大公国は通信の暗号化もせず航空戦力も無く、戦争に参加するには文明の違いがあり過ぎて狩りのようなものだとは恐いです。
敵が時代錯誤な攻撃方法を展開すると、ヴァイスがマニュアル通り射程限界範囲外へ距離を取ると、ターニャが怒って参戦したのは怖かったです。
敵の司令部へと降り立ちあっという間に制圧して見事だし、首都の兵器工場を標的にした警告はターニャが子供のイタズラだと思わせて可愛かったです。
兵器工場を爆発して辺りを火の海とすると、ターニャは「たまや」と花火に例えて叫ぶと、誇らしげに帰還したのは格好良かったです。
40代女性の感想
幼女戦記【第6話】「狂気の幕開け」のあらすじ
帝国軍は圧倒的な軍事力と航空勢力によって、前時代的なダキア大公国軍に圧勝。ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊も、初戦闘で見事な戦功を挙げた。だが協商連合軍および共和国軍との戦闘は依然として継続中であり、帝国が二つの戦線を抱え込んでいることに変わりはなかった。そうした状況のなか、参謀本部作戦局のルーデルドルフは、国力の脆弱な協商連合から率先して叩くことを提案。戦務担当のゼートゥーアが兵站状況の不安から攻勢計画に難色を示すものの、ルーデルドルフはターニャの魔導大隊を北方に送り込む。一方、帝国を敵対視する周辺の列強諸国は、協商連合に対する義勇兵や武器の援助を開始。世界大戦の幕開けであった。
幼女戦記【第6話】のネタバレ感想
列強諸国の介入で世界大戦の始まり?ノルデンの空で勝利するターニャに存在Xが?!
参謀本部ではダキア大公国軍に圧勝して喜びも束の間、北方の戦線では雪で鉄道は限界まで使っていて物資の補給が滞っていたけど、ルーデルドルフがターニャの部隊で何か企んでいるのはワクワクしました。
第二〇三航空魔導大隊は北方ノルデンで協商連合を叩く命令を受け、ターニャが冗談を混じえながら軍人として団体行動を取れるように檄を飛ばすのは気が引き締まりました。
ターニャは協商連合相手に帝国が苦戦しているのはおかしいと言い、他の列強諸国が介入していると予想し、存在Xが動いているのかもとは見えない戦いにゾクゾクします。
協商連合の国防省では同盟国との連携が始まったと報告が入ると、ダキアの二の舞いにならないように他の国の力を借りるしかないと肩を落としているのは辛いですね。
帝国軍の物資集積地近くの空で導師士が戦闘を繰り広げているけど情報よりも敵戦力が多く大隊長が撃たれてしまい、更に敵魔道士の応援と爆撃機まで見えて前衛が全滅されたのは怖かったです。
指揮権を継承した上官は通信部とやり取りしている間にも仲間がやられていてハラハラしたけど、ターニャ達が到着するとの連絡に歓喜しました。
帝国軍北方の参謀にターニャから手出し御無用と連絡があり、規格外のスピードと高度に驚いているのは誇らしくなりました。
戦闘中の部下達にターニャは帰還後の祝賀会は一番成績の悪い中隊の奢りで高い酒を発注しておいたから破産しないように奮闘しろとは笑えます。
敵魔導中隊をヴィーシャに任せ、ターニャは爆撃機を独り占めだと突撃して、弾幕を潜り抜けて隊長機の上に乗り、挨拶して爆弾を投げ入れたのはドキドキしました。
逃げる爆撃機を一撃で複数撃ち落として凄いけど、捕虜の回収に向かうと存在Xが世界を相手に無謀な戦いをする気分はどうかと聞いて来たのは怖かったです。
連合王国軍の監視拠点でターニャが観測されていて、新たな魔導反応に喜んでいるのも束の間、ターニャによって拠点が爆破されたのはお見事でした。
共和国の国防省では戦の結果に魔道士が不満を口にすると、上官が泥舟でも使えるものは使うとは酷いです。
ターニャに次の司令が出るとお節介な連中に目に物見せてやると、背後にいる存在Xへ怒りを込めて言ったのはワクワクしました。
ターニャが初陣を飾った相手である協商連合軍のアンソンが昇進して後方行きと言っていたのは何が起きるのか楽しみです。
40代女性の感想
「帝国軍はちょっとターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊を使いすぎるのではないか?この前南でダキア軍を叩いたと思ったら、今度はすぐに北へ飛べとは!」
と、過密スケジュールでかわいそうだなと思わされる第6話でした。
ただ、これはターニャが憎む「存在X」の見えざる手の仕業でもあるので、一概に帝国軍首脳のルーデルドルフやゼートゥーアを非難することはお門違いな気もします。
ターニャもそれには気づいているようで、だからこそ文句を言いながらも命令に従っているのでしょうね。
「帝国軍は我々を馬車馬並みに働かせたいようだ。さぞかし目の前に大きなキャロットがぶら下がっていることだろう。」
みたいなセリフをターニャは言っていましたが、こう言った皮肉めいたセリフがいちいちカッコいいのがこのアニメの見どころの一つだと思います。
第6話では他にも
「少尉、隊を率いて迎撃しろ。悪いが、私はあれを独り占めだ」
などの名言もあり、ターニャは可愛いだけでなく本当にかっこいい上官だなあと感じさせてくれる場面が多々ありました。
最後に私の今回の1番の見どころを紹介すると、やはり援軍として駆けつけたターニャが、魔導師最高高度の上をいく8000m以上の空で敵を撃破していくシーンです。
「こんにちは、そして、さようなら」
と言いながら敵のコクピットに手榴弾を投げるシーン!背筋が凍ります。
さすがは「ラインの悪魔」と呼ばれたターニャですね!
50代男性の感想
幼女戦記【第7話】「フィヨルドの攻防」のあらすじ
ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊は北方方面軍に配属され、敵に強襲されていた物資集積所の防衛に成功。部隊は初の本格的な戦闘に戸惑いながらも、魔導師ならではの機動力で複数の爆撃機を撃墜した。さらには共和国の義勇兵や連合王国の監視拠点を壊滅させ、世界を相手にした戦いにおいて、帝国の国威を示した。そうして北方の司令部にもターニャの実力が知られるなか、現地に到着したルーデルドルフとレルゲンにより、新たな作戦が命じられた。それは協商連合との戦いにおいて決定的な一撃となるような、大胆な作戦であった。対して、帝国の動きを警戒する協商連合軍は、沿岸部のフィヨルドに魔導大隊を派遣。そこにはターニャと因縁深い、アンソンの姿があった。
幼女戦記【第7話】のネタバレ感想
自分の意思を貫くターニャは格好良い?フィヨルドで因縁の対決が始まる?!
協商連合のアンソンは妻と娘のメアリーと別れを惜しみ、メアリーからクリスマスプレゼントで新型の銃器をイニシャル入りで貰ったのは感慨深いです。
帝国軍北方司令部で北方方面軍参謀のシュライゼ中将が短期決戦を進めようとするのをターニャが現場に負担が掛かると断固意義を申し立てるとシュライゼ中将が怒鳴りつけたのはハラハラしました。
ターニャは意見を曲げる事はなく、珈琲へ乱暴にミルクを入れ飲み干すと部屋を出て行ってしまったのは格好良かったです。
ターニャはルーデルドルフとレルゲンに呼ばれ改めて戦況を予想させられると、一部の将校しか知らない作戦を言い当ててしまうとは流石です。
第二〇三航空魔導大隊は協商連合のフィヨルドへの上陸作戦の命令を受け、奇襲攻撃を行うとはドキドキしました。
オース・フィヨルドでは天然の要塞と油断している兵士もいたが、アンソンは若者も徴兵しなければならない国の現状を憂いて虚しいですね。
作戦の時が来てターニャはヴィーシャを予備指揮官に任命したのは緊張感が出るけど、飛行機から降下したのはワクワクしました。
ターニャ達はフィヨルドの砲台を次々と攻撃し、アンソンが率いる魔導大隊が接近したのは因縁の対決ですね。
アンソンが部下を撃ったターニャを見つけるとノルデンでの戦いを思い出し、ターニャも部下を置いて逃げられないと戦おうとすると、砲台の無力化に成功したと連絡が来てニヤッと笑ったのはゾクゾクしました。
海から帝国の船団が現れ、大砲によってフィヨルドの地は瓦礫と死体しか見えなかったけど、アンソンがターニャ達を追って来たのはハラハラしました。
ターニャもアンソンも神に祈りを捧げ、一対一の対決はターニャがアンソンの腹を刺し海へと落とし、アンソンの銃を自分へのクリスマスプレゼントだと奪ったのは負の連鎖の始まりですね。
帝国軍に陥落したフィヨルドを見てターニャは絶景だと呟き、協商連合の国防省では負けた訳では無いと皆が黙り込み、アンソンの家族はラジオで戦況を知り泣いていたのは可哀想でした。
40代女性の感想
幼女戦記【第8話】「火の試練」のあらすじ
統一暦1925年。帝国軍は協商連合全域を事実上の占領下においた。ターニャと第二〇三航空魔導大隊はライン戦線へ転属。共和国軍との血で血を洗う激戦が続くなか、元共和国領のアレーヌ市でパルチザンが蜂起したとの一報が入る。アレーヌ市は帝国軍の後方連絡線上にあり、このままでは前線への補給路が遮断されてしまう恐れがあった。参謀本部は司令部を通じ、「アレーヌ市の叛徒および合流してきた敵魔導部隊を排除せよ」との特命を、ターニャの大隊に発令。司令部によると、市内に残った敵はあくまでも「共和国軍」だというが、市街地の掃討戦で民兵と非戦闘員の区別が出来るはずもない。グランツを始めとする大隊各員は、非情な任務に動揺を隠せなかった。
幼女戦記【第8話】のネタバレ感想
初めてのライン戦線は楽しい?市街地での戦いはグランツやヴァイスには向いてない?!
ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊はライン戦線に送られて厳しい戦火の中にいたけど、ターニャは賑やかで楽しいだろうと言うのは狂ってますね。
元共和国領のアレーヌ市で民衆が奮起し、鉄橋を破壊して帝国軍の補給路が絶たれてしまい、共和国の魔導中隊まで出て来たのはハラハラしました。
帝国はアレーヌ市に避難勧告のビラをばら撒き、残っている者は兵士とみなして皆殺しにする作戦を立てるとは酷いです。
ターニャ達がアレーヌ市にいる魔道士を撃破する命令を受けたけど、残っている市民は歩兵とみなして攻撃するのは痛ましいです。
グランツが市街地での戦闘に疑問を持ち口にするけど、ヴァイスが言葉少なく黙らせたのは胸が痛くなりました。
ターニャ達が街へ到着すると建物から狙撃され、共和国の魔導中隊が出て来たけど素早くて追えないのはハラハラしました。
ターニャは太陽を利用して敵の背後に周り倒したのは賢いし、ヴァイスが被弾して怪我人をまとめて下がれと命令した判断も早いですね。
ヴァイスはターニャに躊躇したと指摘され、グランツと同じ思いだったのは優しい人です。
ターニャは降伏勧告をするとアレーヌ市民は反発し、アレーヌ市民が逃げ出した帝国の捕虜を撃ち殺し、司令部が掃討戦の命令を出すとターニャが不敵な笑みで戦いを始めたのは恐いです。
市街地には砲弾が降り注ぎ、火の海となって死体が転がっているのは酷い有様で、グランツが吐きそうになったけど人助けをしているだけと自分に言い聞かせたのは悲しいです。
司令部は逃げる市民を守る魔道士を排除せよと命令し、グランツがターニャに考え直すように言うけど、逆に銃を取るように説得されて泣きながら撃ったのは可哀想でした。
そもそも市街地での戦争を想定した論文をターニャが書いていて、ゼートゥーアが参考にしたとは驚きだし、共和国との戦争終結に向けた大役をターニャに任せると不敵に笑ったのは怖かったです。
連合王国の病院でアンソンが目を覚ますと、神の光にあの悪魔を討ち滅ぼせと言われたとは因縁が続くのはゾクゾクしました。
40代女性の感想
ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊は、アレーヌ市の敵魔導部隊排除命令を受けますが、その時短時間で敵部隊を一掃する作戦として「アレーヌ市に避難勧告を出し、勧告以降に市内に残っているもの(人)は国際法的に全て共和国軍部隊と見做される」というものでした。
つまりその時市内にいれば一般市民でも合法的に殺戮しても構わないというもので、なんだか今の世界情勢と似ているように感じさせられました。
本当に戦争というものは恐ろしいものですね。
名前は忘れましたが、ターニャの上司の「軍人になどなるものではないな...。」というセリフに、軍人たち全てが好きで殺戮をおこなっているわけではないんだということが痛いほど伝わってきます。
このことはヴォーレン・グランツ少尉の心に大きな葛藤を生みますが、「違う。自分は捕虜の救出を、人助けをしてるだけだ。」という彼のセリフや、市民が避難している時、その中の少年に睨まれてたじろいでいる様子を見ると、グランツの善良さが伝わってきます。
このような人たちの心も壊してしまうのが戦争であり、一つも良いことが無いだけでなく将来必ず禍根を残すということに世界を動かしているリーダーたちが早く気づいて欲しい!と、リアル社会に警鐘を鳴らしている回となりました。
50代男性の感想
幼女戦記【第9話】「前進準備」のあらすじ
帝国軍はアレーヌ市を制圧した。だが戦いの影響で補給路が傷つき、ライン戦線における正面攻勢は不可能という状況であった。参謀本部が合同協議会を開いて対策を急ぐなか、ゼートゥーアは従来の戦争ドクトリンでは勝利の実現性が乏しすぎると指摘し、敵の戦争継続能力を粉砕することこそが戦争終結への唯一の道だと主張。すでに作戦局のルーデルドルフと協力し、敵主力軍の撃滅計画に着手していることを告げる。一方、参謀本部に呼び出されていたターニャは、移動中の列車内で軍大同期のウーガ少佐と再会し、作戦局が共和国との戦いに決着をつけるための作戦を計画していると耳にする。その作戦とは、敵の主力を引き込んでの大規模な包囲殲滅戦であった。
幼女戦記【第9話】のネタバレ感想
ウーガ少佐との再会は悪夢の始まり?天災シューゲルの開発したロケットは地獄行き?!
列車に乗っていたターニャは大学で一緒だった陸軍鉄道部のウーガ少佐と会い、ターニャが参謀本部へ向かい、ウーガはゼートゥーアの使いのような事をやっているとは怪しいです。
何かあると思ったターニャの感は鋭く、ウーガからライン戦線を後退させる作戦を準備していると聞いたのは緊張しました。
ターニャの部隊が前線で戦わされる予定のようで、厳しい戦いになるから望む物は用意されるとは不安になりますね。
参謀本部は勝利を目指そうとするけど、ゼートゥーアは敵の戦力を削ぎ戦争継続能力を粉砕するのが戦争終結への道だとは意外でした。
ターニャの部隊は厳しい戦線で戦っていて脱落者も出て危険な状態なのに、作戦中止許可を拒否してライン戦線後退の作戦がバレないように戦況を見極めていたのは凄いです。
ライン戦線では敵の攻撃が止んで帝国軍は一斉に列車に乗り込んで撤退しているのは緊張しました。
救護所では怪我人の苦しい声や医者の緊迫した声が聞こえるけど、ヴィーシャがグランツに手当してもらいながら、ターニャがアレーヌ市で命令と強調していた事に指揮官は自分だから責任を負う必要は無いと言う意味だとグランツを慰めて優しいですね。
ターニャはレルゲンに第2作戦の事も言い当てて、敵の司令部を叩くのに常識を超えた新たな戦術が必要だと話をしていると、シューゲルが現れたのはビックリしました。
迎撃不可能な高度を飛び、追尾不可能な速度が出る偵察機で敵司令部を強襲するとは凄いけど、タダ真っ直ぐ飛べば良いと言うシューゲルにターニャが呆れた顔をしているのは面白いです。
レルゲンまで引き攣った顔をして、ターニャはシューゲルを天災と言い、片道切符で地獄行きの代物だとは笑えました。
ターニャの部隊から選ばれた11人で人間ロケットに乗って敵司令部だと思われる3箇所を襲撃するのは緊張するのにヴィーシャだけ眠りこけていて強心臓ですね。
ターニャ達はロケットに乗り込み番犬は優秀であると教えてやれと叫び、安全な後方で出世するはずがとボヤいて、敵司令部近くに落下したのはドキドキしました。
40代女性の感想
「戦争というものは、始めてしまうともう後には引けず前身しか道がない!」クルト・フォン・ルーデルドルフ中将のこの言葉に、戦争の全て(恐ろしさ)が詰まっていると感じられた回でした。
昔、人間魚雷という兵器があったと思うのですが、それとほぼ同じような兵器「V1」という人間ミサイルを生み出したドクトルは本当にマッド・サイエンティストとしか言いようがなく、さすがのターニャもこの人だけは苦手なようですね。
彼のことを「天災(科学者)」と言っていましたから。
それにしても、ミサイルに乗り込み出発する時のターニャのセリフ「番犬の優秀さを見せつけてやれ!」みたいなセリフがとてつもなくカッコ良かったです。
自分ならこんなのに乗せられたら泣き叫んでしまいますからね。
幼女戦記を見ていて毎回のように感じられるターニャの存在エックスへの怒りですが、私はそれ以上にターニャの「生に対する執着」に感動を覚えます。
それがたとえエックスに対する怒りや憎しみから生まれるものだとしても、「こんなところで絶対死ぬわけにはいかない」というサバイバル精神は尊敬に値します。
また、部下を鼓舞するリーダーシップも素晴らしく、転生後の主人公の方が生き生きしているように見えるのは、戦争下の時代に本人がマッチしていたからなのでは?と思わされます。
50代男性の感想
幼女戦記【第10話】「勝利への道」のあらすじ
その日、帝国の最高統帥会議にて、ゼートゥーアとルーデルドルフは高級官僚たちから叱責されていた。帝国軍はライン戦線右翼を大幅に後退し、すでに西方工業地帯までもが重砲の射程圏内に捉えられつつある状況であった。官僚たちは、このままでは軍部に不本意な政治的措置を講じる必要もあると戒めるが、そうした官僚勢の訓告に対しても、ゼートゥーアとルーデルドルフは全く動じることなく、静かに時を待っていた。同じ頃、ターニャを始めとする第二〇三航空魔導大隊の精鋭数名は、シューゲル技師の開発したV-1ロケットにて敵の防衛線を飛び越え、共和国のライン方面軍司令部に潜入。「衝撃と畏怖作戦」と名付けられた極秘計画が、着々と進行中であった。
幼女戦記【第10話】のネタバレ感想
衝撃のライン戦線!ターニャ達の大活躍で戦争の終わりが見えたけど敵の魔導部隊が?!
連合王国の監視小屋をターニャに潰されたドレイク中佐が船でライン戦線に向かっていたけど、同じ船に家族にも連絡を取らないで黙々と銃弾を作っているアンソンの姿があったのは可哀想でした。
ターニャ達は地上へ降り立ち、3班に分かれてターニャの指揮で一斉に突入したのは緊張しました。
帝国軍最高統市議会では戦況について荒れていたけど、ゼートゥーアはのらりくらりとかわしていて官僚達を苛つかせていたのはハラハラしました。
ターニャ達は建物の中へと入ったけどハズレだったようで残念だし、議会が大荒れにヒートアップしているのはドキドキしました。
作戦のタイムリミットが迫っていて焦ったけどヴァイスが率いる部隊が当たりで司令部の破壊に成功したのはホッとしました。
ターニャ達は即刻、離脱して、ゼートゥーアが官僚達に作戦の成功と続報を待つように言ったのは怖かったです。
ライン戦線では共和国軍左翼が空っぽの大地に進出していて、右翼側では兵士達が暇を持て余していたけど、帝国は粛々と爆弾を用意していてドキドキしました。
共和国のビアントが通信妨害を受けていたけど部下と世間話をしていたら、地上が爆破されて煙で見えなくなっていたのは衝撃でした。
通信が繋がらないのは司令部が破壊されたからで、帝国軍が地下に掘り進めていた穴より戦線の開場を成功に導き、進出した軍が回転して反対側の左翼を挟み打ちにするとは恐ろしいです。
ターニャ達は潜水艦に乗っていて、作戦の全貌を聞いて戦争が終わる事に喜んでいたのは和みました。
ライン戦線は共和国が大混乱に陥り酷い有様で、ターニャ達も逃げる残党狩りに出撃するけど、平和さえ戻ってくれば日常に戻れるからもう少しの辛抱だと自分に言い聞かせたのは可哀想になりました。
司令部より未確認の魔導部隊が確認されたと連絡が入ると、グランツが撃墜されたのは衝撃でした。
40代女性の感想
幼女戦記【第11話】「抵抗者」のあらすじ
ターニャは敵のライン方面軍司令部を強襲し、共和国軍の指揮系統撃滅に成功。その機に合わせ、帝国軍は坑道戦術でライン戦線左翼の敵陣地を突破。続けて機動力を活かした回転ドア作戦により、遊兵化した敵主力部隊を完璧に包囲した。あとわずかで共和国との戦争を終わらせられる。平和が戻ってくれば安定した出世の道が待っている。そんな確信を抱きながら、ターニャは大隊を率いてライン戦線に赴いていた。その数刻前、帝国軍が劣勢と見ていた連合王国は、本格的な参戦を開始。もはや遅すぎた介入ではあったが、そこにはターニャに憎悪を燃やすアンソンが、義勇兵として参加していた。アンソンは不意を突いてグランツを撃墜し、大隊との戦闘を開始する。
幼女戦記【第11話】のネタバレ感想
アンソンの最後が格好良い?ライン戦線の作戦が成功したけど戦争は終わるのか?!
連合王国のドレイク中佐が率いる魔導大隊から攻撃を受け、グランツを撃ったのはアンソンだったとは因果応報ですね。
ターニャ達は中隊規模の人数しかいなくて次々と仲間がやられていくのはハラハラしたけど、ターニャが雲の中に逃げたのは何か作戦があるのかとワクワクしました。
静まり返った空にターニャ達が突然、雲の中から出てきて攻撃を開始し、太陽の光を利用して敵と戦うのは慣れていますね。
ターニャにアンソンが本気で殺すために攻撃してきて、援護したケーニッヒとノイマンが海に落ちたのはショックでした。
怒りでヴァイスが突撃したけど敵の良い標的になって、ターニャが庇ったのは部下思いの良い奴ですね。
アンソンがしつこくターニャを狙い、接近戦になってターニャがアンソンをナイフで刺すけど、アンソンはターニャの腕を掴んで自爆しようとしたのはハラハラしました。
ヴィーシャが助けてホッとしたけど、ターニャはアンソンを銃撃して酷いし、アンソンは笑って自爆したのは可哀想でした。
帝国の応援部隊が来て敵が去ってくれて良かったし、ターニャも無事だったのはホッとしました。
海に落ちたグランツやケーニッヒとノイマンも無事に仲間に連れられて帰って来て安堵しました。
共和国の首都では帝国軍の行進が行われ、帝国議会は平和な会議が行われていたけど、ターニャは教会で男の子達の喧嘩を見て、アンソンの復讐心を思い出し何かを感じていたのは気になります。
ヴァイス達男性陣はビーチでバーベキューと浮かれていたけど、ターニャは共和国の海軍がド・ルーゴ将軍の指揮で植民地の軍港へ向かったと聞くと地図を広げたのはドキドキしました。
ターニャは悔しがって休暇中の部隊を呼び戻せとヴィーシャに指示し、ブレスト軍港を襲撃するとは緊張しました。
ブレスト軍港では着々と船に荷物が運ばれていて、海域では連合王国が帝国軍を足止めして、反撃するための準備が行われているのは怖かったです。
ターニャは司令部に行き出撃の許可を願うけど、上官には全く理解してもらえず、参謀本部の権限を使いロケットで出撃しようとしたけど、参謀本部からも停戦だと命令されたのは悔しいですね。
ターニャは戦争を終わらせる機会を逃したと、血が出るほどロッカーを叩き座り込んでしまったのは可哀想でした。
40代女性の感想
幼女戦記【第12話】「勝利の使い方」のあらすじ
ライン戦線の包囲殲滅戦から数日後。敵の主力を撃破した帝国軍は、直ちに共和国の首都パリースイィを制圧。遂に輝かしい勝利を手にした。ターニャも勝利に沸きかえる帝都にて、ようやく手に入れた平和な生活を喜んでいたが、そこに共和国海軍が撤退中との報せが入った。ターニャは共和国のド・ルーゴ将軍が、本土を捨てて反抗勢力の一部を南方大陸に逃そうとしていることを見抜き、独断専行で出撃しようとする。だが寸前のところで、参謀本部より停戦命令が発令されてしまった。大隊の各員が束の間の休暇を楽しんでいるなか、戦争を終わらせる機会を逃したターニャは、これまでにない失意と憤りに崩れ落ち、参謀本部へと向かう。
幼女戦記【第12話】のネタバレ感想
勝利を手にするまでは終わらない?戦争は続くと言うターニャの見解とは?!
ターニャは参謀本部へゼートゥーアに会いに来たけど、参謀本部全員で勝利の美酒とビアホールに出掛けていたのは残念でした。
レルゲンがターニャを呼び止めてお茶に誘うとは意外だったけど、勝利して彼なりに浮かれているように見えましたね。
忌憚のない意見を求められたターニャは、この瞬間だけは世界も帝国を瞠目しているとは意味深です。
勝利とは誰もが魅惑されて当然だけど、参謀本部は何故、勝利を活用しないのかと空になったカップを傾けたのは皮肉ですね。
参謀本部は勝利の使い方を知らないし、上級将校達が無邪気に勝利に沸き返っているのは怠惰であり犯罪的な無為無策だとは辛辣です。
ターニャがゼートゥーア達は政治や軍事には優秀だけど、論理と知識で物事を考えるけどそれは不完全な合理性とは難しい事を言いますね。
ターニャは戦いの中で、憎しみに囚われた人々の目を、優秀な部下が怒りに身を任せ冷静さを失った瞬間を、憎悪のみに突き動かされる復讐の連鎖を見て来たとは人間の感情は計り知れないですね。
どんなに近代化が進もうと、社会規範が浸透しようとも、人間は感情を優先する愚かな生き物だから、憎悪の火は全て消し去らなければならないとは怖かったです。
南方大陸の軍港でド・ルーゴ将軍が自由共和国を宣言して勝利するまで諦めないとはターニャの予感が的中しましたね。
帝国は領土を広げ過ぎた為に周辺諸国から共通の敵と見なされてしまい、多くの戦場を抱える事になって大変ですね。
合衆国の募兵事務所ではアンソンの娘のメアリーが兵士として志願して、事務員からの説得にも応じず強い意思で帝国を倒すと泣きながら復讐心を燃やしたのは可哀想でした。
ターニャ達は砂漠のような場所にいて、泥沼の戦いに終わりは見えなくて、神は偉大だと健気に見せたけど、切り刻んで豚の餌にしてやるとはいつも通りで安心しました。
参謀本部のレルゲンはターニャなら少ない人数でも不安な作戦でも幼女の皮を被った化け物だから大丈夫とは最高の褒め言葉ですね。
ターニャは傲慢な神を失業させてやると叫び、戦争の時間だと笑ったのは恐いけど早く第2期を放送して欲しいです。
40代女性の感想
【幼女戦記】が視聴できるおすすめ動画配信サービス
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さらに幼女戦記のキャラが出演する『異世界かるてっと』も視聴できます。
DMM TVは2022年12月に新しく始まった動画配信サービスで、月額料金550円(税込み)と低額です。
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※本ページの情報は2023年6月時点のものです。最新の配信状況はDMM TVサイトにてご確認ください。