アニメ『鬼滅の刃 遊廓編』のあらすじと感想をネタバレ有りでまとめています。
視聴前後にエピソードの内容を確認したい人、あらすじを知りたい人、見逃した人向けの内容になっています。
鬼滅の刃 遊廓編の感想本文には多少のネタバレが含まれている場合がありますのでご注意ください。
鬼滅の刃 遊廓編 INTRODUCTION
2019年4月より放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンも人気を博し、国内のみならず、全世界で大きな話題となった。
2020年10月、テレビアニメ“竈門炭治郎 立志編”に続く物語“無限列車編”が、劇場版として公開。
そして、2021年10月からテレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編の放送、12月からテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編の放送が決定。
無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務を描く遊郭編。
鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元とともに炭治郎たちが向かうのは、鬼の棲む遊郭。
新たな戦いが幕を開ける。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
鬼滅の刃 遊廓編 【第1話】のあらすじと感想
第一話 音柱・宇髄天元
無限列車での任務を終えた炭治郎たちは、蝶屋敷で療養生活を送っていた。
そんななか、炭治郎は煉獄の言づてを伝えるべく煉獄の生家を訪れる。
亡き杏寿郎を侮辱する父・槇寿郎に憤る炭治郎だったが、炭治郎の耳飾りを見た途端、槇寿郎は目の色を変える。
はたして、炭治郎は煉獄家で何を知るのか――。TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『煉獄杏寿郎の実家事情?休む間も無く任務をする炭治郎達の前にド派手な男が登場!』
無限列車の戦いに終止符を打った煉獄杏寿郎が猗窩座に破れ、炭治郎が杏寿郎の名前を呼ぶ声が切なく、駆け付ける鬼殺隊士がスローモーションで動いているのは心に悲しみが広がっていきました。
伊之助も叫びながら号泣し、煉獄杏寿郎の弟である千寿郎はカラスからの知らせで膝を付いてしまったのは可哀想でした。
屋敷にいるお館様と呼ばれる耀哉にもカラスから知らせが届き、炭治郎が逃げる猗窩座に卑怯者と叫んで刀を投げたのは泣けました。
とある古本屋に少年が入ると店主はチラッと見ただけで何も言わず、少年が本を持って出て行くけど幼いのに夜に一人で歩いているのは不気味でした。
屋敷に戻った少年の両親は最近、少年を引き取ったらしく利発な子だと自慢していたけど、皮膚の病で昼間は外を歩けないとは上手いこと騙しましたね。
少年のいる部屋に猗窩座が現れて報告に来たと少年を無惨と呼び、振り向いた無惨の目が赤くなったのはドキッとしました。
無惨は青い彼岸花の行方も分からず、柱の一人を倒しただけだと見ていた本を破りながら猗窩座を傷つけ、炭治郎から傷を付けられた事をバカにしたのは心まで傷つけて酷いです。
蝶屋敷では怪我をした善逸が饅頭を台所から盗んで炭治郎に差し入れをしようとすると、きよの頭が鼻にぶつかって血を流して目の焦点が合っていないのは笑えました。
炭治郎は蝶屋敷を抜け出してカラスに案内され煉獄杏寿郎の家へ行き、門前で千寿郎と会い杏寿郎の言葉を預かっていると言うと、家の中から父親である槇寿郎が酒を持って現れ杏寿郎を愚かな息子だと罵るのは酷いです。
槇寿郎が炭治郎の耳飾りを見ると日の呼吸の使い手だと激昂し、始まりの呼吸は最強の御業で他の呼吸は後追いに過ぎないと引け目を感じて炭治郎にまで悪態をつくとはしょうもないオヤジです。
炭治郎が怒って槇寿郎に殴り掛かるけど、杏寿郎を助けられなかった事を悔しがっていて泣けました。
炭治郎は千寿郎に杏寿郎の最後を伝える事が出来てホッとしたけど、千寿郎が持って来てくれた書物の中はズタズタで読めないとは残念でした。
炭治郎は杏寿郎のように強くなると誓うけど、千寿郎は日輪刀の色が変わらず剣士への道を諦め、炎柱の継承が絶たれ歴史に傷がつくけど兄は許してくれるとは泣けました。
帰りに千寿郎から杏寿郎が使っていた日輪刀のつばを貰ったのは心が温かくなったし、杏寿郎の最後の言葉を槇寿郎が聞いて泣いたのは貰い泣きしました。
蝶屋敷に戻ると門前で鋼鐵塚が刀を無くした事を怒って、炭治郎を鬼の形相で追いまわしたのは笑えました。
炭治郎は善逸と伊之助と一緒に鍛錬をしながら、鬼退治に出かけると禰豆子と二人で見事に退治したのは成長を感じました。
蝶屋敷に戻ると悲鳴が聞こえて、宇髄天元がアオイとなほを抱えて連れ去ろうとしていたのは酷いです。
カナヲは指示されたこと以外は出来ないし、銅貨を投げて決めようか迷っていたけど、炭治郎に教えてもらった「心のままに生きる」を思い出し、宇髄の服を引っ張って止めたのは胸が熱くなりました。
炭治郎が女の子に何してると格好良く登場したけど、皆が宇髄に群がっていて困惑したのは笑えました。
炭治郎が頭突きしようとしたら宇髄にかわされたのは残念だけど、人攫いとか変態と言って柱とは認めないと言ったのはスカッとしました。
宇髄が隊服を着ていないなほをポイと落としたのは酷いし、無理やりアオイを連れて行こうとすると炭治郎が代わりに俺達が行くとは格好良かったです。
いつの間にか宇髄の両隣に善逸と伊之助がいてテンション上がったし、伊之助は上から物を言って偉そうだし、善逸はガクブルだけど一歩も引かないと頑張って頼もしいです。
宇髄はあっさりと3人が行く事を了承して、絶対に俺に逆らうなと言い、色と欲にまみれたド派手な場所へ行くとはワクワクしました。
40代女性の感想
『まさかの天元様がいてカッコよかった』
鬼滅の刃遊郭編一話をみての感想です。
まずもう冒頭から無限列車編の最後の煉獄さんが死ぬシーンが流れておりもうかっこよすぎてやばかったです。
また上弦の参の鬼が主人公の炭治郎に復讐心を抱いていたのをみてこの先2人が戦うのも近いなと思いました。
また刀鍛冶の男の人や善逸、伊之助と前にいた仲間たちもみんな無事で強くなろうとしてるのも感じ取れました。
煉獄さんの家に行って弟とお父さんがまた出てきてましたがあの2人をみると無限列車編を思い出させてくれるので何故か思い出して泣けてしまいました。
また、今作から遊郭編と言うことで音柱の宇髄天元が最後に少し出てきたのですがもうすでにめちゃくちゃかっこよくて続きが早く気になるような描写が描かれていました。
炭治郎と天元様の会話のやりとりも漫画とあまり変わらないいい感じで放送されていました。
漫画派の方たちも殆どが納得のいく作品になっているだろうし鬼滅ファンもこの先増えると思えるだろうなと言う作品でした。
また少し弱い鬼も出てきたのですがやはり主人公の炭治郎で水の呼吸の技を繰り出して鬼を倒していてとてもカッコよかったし炭治郎もこれからどんどん強くなって煉獄さんの分も強くなっていくのだろうと感じ取れました。
30代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第2話】のあらすじと感想
第二話 遊郭潜入
宇髄とともに任務につくことになった炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助。
向かった先は、夜に輝く街・遊郭——宇髄の三人の嫁が鬼の情報収集のために潜んでいたが、定期連絡が途絶えたという。
炭治郎たちは情報を得るため、変装して店への潜入任務を行うことになるが……。TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『初めて見る遊郭はどんな所?炭治郎達が宇髄の嫁がいる店に女装して潜入?!』
宇髄が遊郭へ行くと言うと炭治郎と伊之助はピンと来ていなかったけど、宇髄が自分を神と呼び、炭治郎達をゴミだと言った方が訳分からなかったですね。
キランと決めポーズをする宇髄を善逸はヤベえ奴だと認識したけど、炭治郎は何を司る神か聞いて真面目だし、宇髄が派手を司る祭りの神だと決めポーズで答えたのはお茶目ですね。
伊之助が俺は山の王だと言うと宇髄は気持ち悪い奴だと言って、善逸の心のツッコミがメッチャ笑えました。
宇髄が遊んでいる暇は無いついて来いと言うと一瞬で消えて、炭治郎達は喋っていたけど慌てて追い掛けたのはワクワクしました。
遊郭に到着した炭治郎達は人力車に乗っていたけど、宇髄が車から降りるなと言うのに善逸と伊之助は好奇心に勝てず行ってしまい、炭治郎も2人を連れ戻そうとして降りて、宇髄が気付いた時には誰もいなかったのは笑えます。
伊之助が人の多さに目を回して猪突猛進と走って行ったのはビックリだし、善逸は綺麗なお姉さんがいっぱいだと浮かれて宇髄に殴られたのは笑えます。
宇髄は藤と書かれた暖簾をくぐり自分の嫁を探せと作戦を伝えると、善逸がモテないから部下を使って個人的な嫁探しをするなと激怒りして、女子が絡むと途端に気が強くなりますね。
宇髄が嫁からの定期連絡が途絶えたと説明しても善逸は妄想をしているとドン引きし、3人もいると聞いて吠えると宇髄に殴られたのは笑えました。
炭治郎達は女の子の格好をして目星を付けた店に行くと、化粧を塗りたくった不細工になって、宇髄は派手をやめるとイケメンだったとは驚きです。
真面目そうだからと炭治郎がときと屋に就職し、荻本屋が伊之助を貰いたいと声を掛けて来て美形が安く手に入ったと喜ばれて良かったですね。
善逸は京極屋に貰われて絶対に見返すと鬼気迫る勢いで三味線を弾いて笑えるし、炭治郎は額の傷がバレて女将さんに怒られたのは可哀想でした。
炭治郎が荷物を運ぶと須磨花魁が足抜けしたと聞いて鯉夏花魁に聞くと、姉だと嘘をつくと変顔になって笑えました。
伊之助は着物で動きづらいし、男だとバレるから声を出すなと言われていたけど、まきをの名前を聞けたのは希望が見えました。
部屋に何本もの帯が吊るされ、口だけが浮かび、まきをが血を流して帯に締め上げられているのは衝撃でした。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第3話】のあらすじと感想
第三話 何者?
宇髄の嫁たちの情報を得るため、それぞれ遊郭の店に潜入した炭治郎たち。
潜入先でまきをの話を聞き、訝しんだ伊之助は意を決して部屋に踏み込む。
一方、少女の泣き声を聞いた善逸は、声のもとへ駆けつける。
傷ついた少女と荒れた部屋に驚く善逸だったが、その後ろには迫る影が——。TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『伊之助が鬼に近づいた?遊郭に巣食う鬼が正体を現し善逸に牙を剥く?!』
江戸時代の吉原で花魁が化粧をしていると、女にあんたが来てから店で何人も人が消えて影で何をしているのかと問い詰められて、襖が閉まったかと思うと女が消えたのは不気味でした。
東京の吉原の荻本屋では帯の鬼がまきをを縛り上げて誰に手紙を送ったか尋問していたけど、伊之助が部屋に向ったのはドキドキしました。
善逸は京極屋の女将が死んで皆が塞ぎ込んでいるから何の情報も得られないけど、女の子の泣いている声が聞こえて一大事だと顔をキリッとさせたのは笑えました。
伊之助がまきをの部屋の襖を開けると誰もいなくて、窓が開いていないのに風があると天井に食事を投げると何かが動いていたのはハラハラしました。
伊之助は音を追い掛けて荻本屋の中を走り回り、壁をブチ抜こうとするとお客を殴ったのは笑えました。
善逸は泣いている禿を見つけたけど、背後に立つ蕨姫花魁に声を掛けられるまで気づかなかったと怯えたのは怖かったです。
部屋が滅茶苦茶なままだと蕨姫花魁が禿の耳を引っ張って怒ると、善逸が蕨姫花魁の腕を掴んで離すように言ったのはドキドキしたし、殴られたのは生きているか心配になりました。
潜入する二日前の京極屋では女将が刃物を持って蕨姫花魁に何者だと問い詰めると、蕨姫花魁は鬼になって女将を空中へと連れ出し落としたのは怖かったです。
蕨姫花魁が部屋へ戻ると無惨が待っていて、蕨姫花魁を堕姫と呼び、柱を7人も葬った美しくて強い鬼だと褒め、もっと残酷になる特別な鬼だと唆したのは悪い男ですね。
善逸は旦那さんが止めに入って助かったけど、受け身を取った事に気づかれ鬼殺隊だとバレたのはハラハラしました。
堕姫は鬼殺隊が来た事を喜び、化粧をしながらみんな殺して食ってやるとは恐ろしいし、炭治郎は夜の空気に濁った匂いがすると空を見上げたのは不穏ですね。
善逸が禿の3人に起こされるとお礼を言われて、善逸みたいな優しい人は初めてだとは心が温かくなりました。
善逸が部屋で一人になると天井から無数の帯が静かに襲って来て、善逸が見えなくなったのは衝撃でした。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第4話】のあらすじと感想
第四話 今夜
上弦の陸・堕姫と出会った善逸は、彼女が鬼であることを察知するが、同時に堕姫も善逸が鬼殺隊であることに気づく。そして、その直後に善逸は行方知れずとなってしまう。定期連絡で集まった炭治郎、伊之助は、宇髄からそのことを知らされ、遊郭から出るよう告げられるが……。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『ついに宇髄が動き出す?堕姫が鯉夏花魁を狙って炭治郎の前に姿を現した!』
ときと屋の鯉夏花魁が2人の禿に本を呼んでとせがまれていて面倒見の良いのが分かり、色違いの簪をあげたのは微笑ましかったです。
京極屋では善逸がいなくなったと女が楼主に報告していたけど、脂汗をかきながら蕨姫花魁の気に障るような事をするからだと怯えていたのは可哀想でした。
屋根の上で伊之助が荻本屋に鬼がいると騒ぎ、手振り身振りで説明するけど炭治郎に全く伝わっていないのが面白いです。
宇髄が善逸は来ないと音も風も無く現れて伊之助が驚くけど、善逸が行方不明になって階級が低すぎるから炭治郎と伊之助にも花街から出ろとは寂しいです。
炭治郎は階級が低すぎて信用して貰えなかったと落ち込むけど、伊之助が下から4番目の庚になったと教えてくれて、右手の甲に自分の階級が浮かび上がる事を知っていたのは意外でした。
すぐに動かない炭治郎に痺れを切らして伊之助がペムペム叩く顔が面白いけど、建物の中に通路がある可能性を指摘すると、伊之助は全部俺が言おうとした事だと自信満々なのは笑えました。
日暮れ前に炭治郎は鯉夏花魁に世話になった挨拶をすると、男だとバレていてズッコケだけど、鯉夏花魁は炭治郎もいなくなって欲しくないとは優しい人です。
炭治郎が部屋を出たのに後ろに気配を感じて振り向くと、堕姫がいて今夜までしかいないから喰っておかなきゃと帯が伸びたのは怖かったです。
伊之助が炭治郎を待ちきれずに猪突猛進と頭で天井を突き破ると、ムキムキねずみが現れて刀を持って来たのは笑えました。
宇髄が京極屋の楼主にクナイを突き付けて善逸の事を聞き出すと、雛鶴の所へ走り出したのはドキドキしました。
炭治郎は鬼の匂いがして鯉夏花魁の所へ戻ると堕姫がいて目には上弦の陸の文字があり、鯉夏花魁は帯の中に取り込まれようとしていたのは不気味でした。
炭治郎が一瞬で吹き飛ばされて怯えて手足に力が入らないとは恐いけど、体がしびれているのを強打しているから当たり前と言ったのは強いです。
箱の紐が切れて禰豆子を屋根に置くのは心配だけど、堕姫と戦いになって上手いこと鯉夏花魁がいる帯を切り離したのはお手柄です。
炭治郎がたった一人で上弦の鬼と戦うのはハラハラしたけど、戦う気迫を見せ、刀を構えたのは緊張しました。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第5話】のあらすじと感想
第五話 ド派手に行くぜ!
京極屋の主人から蕨姫花魁のことを聞き出した宇髄は、彼女が鬼であると睨む。鬼の気配を探りつつ、病気のために場所を移ったという雛鶴を探しに向かうと、そこでは雛鶴が堕姫の帯に囚われていた。一方、堕姫との戦いに苦戦する炭治郎は、状況の打破を狙い、次なる技を繰り出す——。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『炭治郎がヒノカミ神楽に挑戦!伊之助が鬼の食料庫で見つけたものとは?!』
宇髄が捕まっている雛鶴を見つけて薬を飲ませると、毒で苦しそうなのに鬼が暴れているから行って欲しいと言い、宇髄が雛鶴を抱き締めたのはキュンとしました。
宇髄は地面の下で戦っている音がすると、音の呼吸・壱ノ型を振り下ろし大きな音と共に土埃が舞い上がったのはワクワクしました。
堕姫が炭治郎に何人で来たか聞いて、炭治郎の刀が刃こぼれしているのは碌な刀鍛冶じゃないからだとバカにしたのはイラッとしました。
炭治郎は刃こぼれするのは水の呼吸を使いこなせていないからだと落ち込み、ヒノカミ神楽の方が体に合っていると刀を握り締めて日の呼吸で戦う決意をしたのは格好良かったです。
負けるな、心を燃やせと煉獄杏寿郎を思い浮かべたのは泣けたし、ヒノカミ神楽を連発したのは気分上がりました。
最初は堕姫に嫌な呼吸音だと驚かれたけど、動きが遅くて欠伸が出ると突き飛ばされてしまったのはハラハラしました。
炭治郎が蝶屋敷にいた頃、熱が出ている方が調子良いときよにしのぶには内緒にしてもらうように頼んでいたのは和んだけど、戦いでも体温を上げようとしたのは無茶しますね。
炭治郎は体温が上がっているのを感じ、ヒノカミ神楽で必ず勝つと斬り込んで行くのはドキドキしました。
少し遡った荻本屋では伊之助が鬼の通路を探して大騒ぎになっていて、床の下に見つけた穴に体中の関節を外して入って行ったのはクネクネして面白かったです。
抜けた先に帯が無数に張り巡らされていて、帯に捕まえた女達の姿があり、骨が転がっているのは不気味でした。
帯の中に善逸がいて無事だったのはホッとしたけど、帯が伊之助を糞虫と言い、伊之助は帯を蚯蚓帯と言ってどっちもどっちですね。
宇髄の妻達が復活して参戦してくれたけど、須磨が泣き叫んでまきをと言い合って元気で良かったし、善逸も復活したけど伊之助がずっと寝ていた方が良いとは笑えました。
宇髄が上から来て一瞬で帯の鬼をやっつけて格好良かったし、宇髄は嫁達に自分の命を大事にしろと言っていたとは良い男です。
宇髄がまきをと須磨の頭をポンポンして、さすが俺の女房だと褒め、ここからはド派手に行くぜとはワクワクしました。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第6話】のあらすじと感想
第六話 重なる記憶
「ヒノカミ神楽」を繰り出しながら堕姫の猛攻に食らいつく炭治郎。しかし、宇髄たちの攻撃を受け鬼の巣から逃げ出した帯が堕姫のもとに集まり、堕姫は力を増してしまう。さらに、騒ぎを聞きつけた街の人たちが建物から出てくると、堕姫の攻撃は街の人たちにも襲い掛かり……。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『禰豆子がパワーアップ?炭治郎の言葉に堕姫に流れる無惨の記憶が蘇る?!』
堕姫が不細工と叫んで攻撃してくるのは恐いし、地下から飛び出した帯が堕姫の体の中へ入っていくのは不気味でした。
堕姫は屋根の上に登り、髪を白色に染め、柱が来ていたと知ってあの方に喜んで貰えると血管を浮き出すほど歓喜したのは恐いです。
男が揉め事を起こすなと出て来ると堕姫は煩いと辺りの建物を破壊し、炭治郎は斬られ、騒いだ男は手首から先が無くなり、建物の中には死んだ人もいて酷いです。
堕姫が醜い人間に生きている価値は無いと言い捨てると、炭治郎は怒りで鼓動が大きくなり、目の血管が切れて赤く染まったのは心配になりました。
炭治郎は煉獄槇寿郎から手紙を受け取っていて、初対面の非礼を詫び、杏寿郎も千寿郎も立派な息子だと改心したのは良かったです。
炭治郎に日の呼吸に選ばれた使い手は生まれつき赤いアザが額にあるから凄い力があると教えてくれたのは心が温かくなりました。
炭治郎の額のアザは火傷の痕だったけど退けないときがあると、堕姫の横暴を許さないと足首を掴んで刀を振り下ろしたのは気分上がりました。
屋根の上に仁王立ちで失われた命は回帰しないと堕姫に問いかけると、堕姫は知らない男の姿が重なって、無惨の細胞の記憶が見えたのは泣けました。
堕姫が鬼は食うために金も必要ないし病気にならないと過去が写ったのは切なかったけど、美しい鬼は何をしてもよいとは無惨の思い通りの鬼になってしまいましたね。
炭治郎は冷静にヒノカミ神楽を連発して堕姫の帯を斬り、堕姫の指先が震えて無惨の記憶が怯えているのはいい気味でした。
堕姫の首に刀が入ったけど帯に変えられて阻止され、炭治郎は攻撃してくる帯を一つに纏め、堕姫が再生するよりも早く帯を斬って首に刀を掛けるけど、暗闇から亡くなったはずの妹の花子が息をしてと叫んだのは胸が痛くなりました。
堕姫の目の前で倒れた炭治郎は絶体絶命だけど、禰豆子が来てくれてホッとしたのに、無惨から殺すように命令されていたのはハラハラしました。
禰豆子は驚きの再生力で額に鬼の角が生え、体つきは大人になり蔦のようなアザが浮かび上がったのは気分上がりました。
亡くなった竹雄が炭治郎と禰豆子は似ていて、人の為に怒る事が出来る優しい人だけど、自分の身を顧みない所があるから大切なものを失くしそうで怖いとは切なくなりました。
禰豆子は斬られたはずの足で堕姫を地面に叩き付け、上から見下ろすのは怖かったです。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第7話】のあらすじと感想
第七話 変貌
炭治郎の危機に駆け付けた禰豆子だったが、堕姫の攻撃を受けるなかで禰豆子の姿はより鬼へと近づいてしまう。鬼化が進んだ禰豆子は堕姫を圧倒するが、戦いに巻き込まれて血を流した人を前に襲い掛かろうとしてしまう。どうにか禰豆子を抑え込もうとする炭治郎だが、そこに堕姫が迫り……。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『禰豆子が鬼の本性を現した?宇髄が到着したのは頼もしいけど堕姫の兄も登場?!』
禰豆子の足が堕姫の背中を貫通し、堕姫の再生力を上回っているのは気分上がるけど、攻撃の手を緩めないのは鬼そのもので怖かったです。
炭治郎は無意識の中で竹雄の声が聞こえ、お姉ちゃんがお姉ちゃんじゃなくなると助けを求めたのはドキドキしました。
禰豆子は堕姫の帯で四肢を切断されたけど血で繋がっていて、帯を掴んで堕姫を燃やし、堕姫が過去を思い出して断末魔のような叫びを上げたのは可哀想になりました。
禰豆子が傷ついた人の血に鬼の本性を露わにさせたけど、間一髪の所で炭治郎が止めたのはホッとしました。
禰豆子を抑えるのが精一杯なのに堕姫が来てしまいハラハラしたけど、宇髄が来てくれて気分上がりました。
炭治郎が宇髄に怒られていると、堕姫は柱が来たと喜んだのに、宇髄は堕姫を上弦の鬼じゃないと言って堕姫の首が落ちたのはビックリしました。
禰豆子が暴れて外に飛び出ると、炭治郎は宇髄に言われた通りに子守唄を歌い、禰豆子に母親の子守唄が聞こえたのは泣けたし、禰豆子が号泣して子供の姿に戻り眠ってしまったのはホッとしました。
堕姫も宇髄に上弦じゃないと言われて大泣きし、お兄ちゃんと叫ぶと背中から兄の妓夫太郎が出て来たのは不気味でした。
宇髄がすかさず攻撃をするけどかわされてしまい、妓夫太郎の攻撃で額が切れたのは怖かったです。
妓夫太郎はダミ声で宇髄にいいなぁと繰り返し、妬ましいから死んでくれとは身勝手な言い分ですね。
堕姫が自分は一生懸命やっているのに皆でイジメたと叫び、妓夫太郎がそれは許せないと攻撃を開始したのはハラハラしました。
善逸と伊之助が到着して頼もしいけど、宇髄は女房が3人もいると言うと妓夫太郎が激昂して血を鎌のようにした血鬼術を放ったのは怖かったです。
宇髄が火薬玉を取り出して妓夫太郎達に投げると爆発が起き、善逸と伊之助は吹き飛ばされたのに、堕姫の帯が妓夫太郎を庇って、堕姫を肩に乗せたまま妓夫太郎が俺達は二人で一つと笑ったのは恐ろしかったです。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第8話】のあらすじと感想
第八話 集結
堕姫と、堕姫の中から現れたもう一体の鬼・妓夫太郎に立ち向かう宇髄。二体を相手に激しい戦いを繰り広げる宇髄だったが、妓夫太郎の鎌に仕込まれていた猛毒により体力が奪われていく。そこに、眠ったままの善逸と伊之助、禰豆子を休ませた炭治郎が駆け付ける——。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『善逸と伊之助も参戦!堕姫と妓夫太郎の攻撃力が上がり宇髄達は勝機を見つけられるか?!』
炭治郎が禰豆子を箱に戻して、背負の紐を直し担ぎ上げると、まだ戦えると来た道を戻ったのはドキドキしました。
妓夫太郎が宇髄は選ばれた才能があって妬ましいから一刻も早く死んで欲しいとは残酷だけど、宇髄も他の柱より自分が劣っていると感じていて煉獄のようには出来ないと思ったのは寂しそうでした。
妓夫太郎の血鎌には毒が含まれているけど宇髄が倒れないのは、忍の家系で耐性があるからとは切なくなりました。
宇髄には姉弟が9人いたけど15歳になるまでに7人が死んで、一族の衰退を焦った父親から厳しい訓練を受け、弟は父親の複写のような人間になったけど、宇髄は父親のようになりたくないと3人の妻と里抜けしたのは命賭けですね。
お館様の傷が少なかった頃に宇髄達を拾って、宇髄達に人の命を守る為に戦ってくれてありがとうと言い、宇髄を素晴らしい子だと褒めたのは心が穏やかになりました。
宇髄は妓夫太郎の毒がジワジワと効いていたけど虚勢を張って、特殊な火薬玉を使い堕姫がやられ、宇髄が刃先を指で摘んで妓夫太郎の首を狙ったのはビックリです。
妓夫太郎は宇髄が自分達の秘密に気づいたと知るけど、自分達の方がジワジワ勝っているとは傷が再生するので納得ですね。
善逸と一緒に伊之助が大物感を出して登場し、炭治郎も宇髄と妓夫太郎の間に入ったのは格好良かったです。
炭治郎の手が震えていたけど宇髄が勝つぞと気合を入れて頼もしいのに、堕姫が宇髄は毒でやられているとバラし、宇髄も妓夫太郎と堕姫の首を同時に斬れば勝てると言ってしまってビックリです。
善逸が堕姫に攻撃をして説教を始めると、堕姫の声に妓夫太郎の声が重なって額に3つ目の目が現れたのは不気味でした。
炭治郎は妓夫太郎の殺気で攻撃を避けられず、宇髄に庇われ、上から無数の帯が攻撃して来たのはハラハラしました。
堕姫に現れた目は妓夫太郎の左目で全てが見えるとは恐ろしいし、帯の攻撃と血鎌の攻撃に宇髄が火薬玉を使うけど攻撃は止まらず、炭治郎が背中で攻撃を受け流すけど押されているのは怖かったです。
雛鶴が屋根の上から無数のクナイを放つと、隙を突いて宇髄が妓夫太郎の足を斬り、バランスを崩した所を炭治郎の刀が妓夫太郎の首に届いたのは斬れるのかドキドキしました。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第9話】のあらすじと感想
第九話 上弦の鬼を倒したら
藤の花の毒を使った雛鶴の援護により妓夫太郎に一瞬の隙が生まれるが、あと一歩のところで炭治郎と宇髄の攻撃は阻まれてしまう。さらに、血鬼術を使い宇髄の前から姿をくらました妓夫太郎が雛鶴に襲い掛かる。雛鶴を救おうとする炭治郎と宇髄の前を堕姫の帯が阻み……
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『堕姫の首を斬ったのは誰?雛鶴の絶体絶命の危機に炭治郎の新技が舞う?!』
宇髄は兄弟達が眠る墓に妻達と墓参りをして、生きていたら皆で酒を飲む日もあったろうと言い、いつかそっちで飲もうとは切なかったです。
墓の前で妻達と食事をして、兄弟達の為にも妻達と派手に生きるとは格好良かったし、雛鶴の髪についた桜の花びらを取ってあげて、雛鶴が宝物のように受け取ったのはキュンとしました。
妓夫太郎の足が再生し、地面に足を付けて血鬼術を放つと、宇髄は炭治郎を足で蹴って後ろに下がらせ、攻撃をかわしたのはハラハラしました。
気付くと妓夫太郎の姿が無く、後ろから帯が襲い掛かり、雛鶴が屋根の上から帯を斬って補佐したのは頼もしいけど、妓夫太郎に捕まったのは息が詰まるほど怖かったです。
宇髄は記憶を蘇らせ、夕焼けの草原でトンボを見ながら須磨とまきをが無邪気に騒ぎ、雛鶴が上弦の鬼を倒したら普通の人間として生きたいと夢を語り、その時に4人が揃っていなくても恨みっこ無しとは切なかったです。
炭治郎は妓夫太郎に殺されそうな雛鶴が見え、警戒されていない自分が助けなきゃと必死に考え、水の呼吸にヒノカミ神楽を合わせた技で妓夫太郎の腕を斬り落とし、雛鶴を助けたのは気分上がりました。
鬼と戦って来た剣士達は自分に合わせた呼吸と剣技で最も力を発揮できる形にしたはずとは重責を感じたし、どんな形にも変化すると鱗滝が教えてくれたとは懐かしかったです。
堕姫と戦っている伊之助は炭治郎達が首を斬りそうで焦ったけど、善逸が至極まともな事を言って驚いたのは笑えました。
宇髄と炭治郎が首を斬ろうとするけど、妓夫太郎は鎌で阻止し、首を回して宇髄のもう一つの刀を口で止め、血鬼術で二人を吹き飛ばしたのは怖かったです。
いつの間にか近くに来ていた善逸が先に堕姫を倒そうと作戦変更し、伊之助は煉獄を思い出して気合を入れたのは泣けました。
伊之助が真っ直ぐに突撃し、善逸と炭治郎が攻撃をかわし、伊之助が刀をノコギリのようにして堕姫の首を斬ったのは気分上がりました。
伊之助が堕姫の首を持って逃げるけど、背後から妓夫太郎に胸を刺されたのはショックだし、宇髄が腕を斬られて倒れていて、帯の攻撃から善逸が庇ってくれて、炭治郎が自分のせいだと謝っていたのは泣けました。
40代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第10話】のあらすじと感想
第十話 絶対諦めない
帯の攻撃により建物が崩れ、瓦礫の中で炭治郎は目を覚ました。善逸は瓦礫に押し潰され、伊之助は妓夫太郎の鎌で胸を突かれ、宇髄は片腕を失い心臓が止まっていた。妓夫太郎は炭治郎をみっともないと罵り嘲笑い、炭治郎にはもはや打つ手がないかに思われたが……。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『禰豆子の思いとは?妓夫太郎と堕姫の首を斬るために炭治郎の額が燃える?!』
炭治郎が自分のせいで皆が傷ついたと謝ると、禰豆子が謝らないでとちゃんと喋っている声を初めて聞いてテンション上がりました。
禰豆子が幸せかどうかは自分で決めるし一緒に戦おうと言い、お兄ちゃんなら私の気持ちを分かってと泣いたのは可愛かったです。
いつの間にか炭治郎の前に妓夫太郎がいてビックリしたし、妓夫太郎は宇髄や伊之助に善逸をみっともないと侮辱し、炭治郎を格別にみっともないと笑ったのはイラッとしました。
禰豆子が炭治郎の妹だと分かると、兄貴だったら妹を守れと指を掴んでへし折ったのは痛々しかったです。
妓夫太郎はこれでもかと炭治郎を罵ったのは酷いし、炭治郎が禰豆子を抱えて走り出すと追い掛けて足蹴りしたので火事に巻き込まれるかとハラハラしました。
炭治郎は落ちていた香り袋を妓夫太郎に投げて抵抗するのは虚しく、妓夫太郎は鬼になれば妹は助けると誘って不気味でした。
炭治郎は準備していたんだと妓夫太郎の額に頭突きをしてビックリしたけど、雛鶴のクナイを足に刺し、藤の花の毒で動けなくして首に刀が迫ったのはドキドキしました。
炭治郎の刀が妓夫太郎に食い込むと堕姫が攻撃を開始したけど、善逸が瓦礫から抜け出して堕姫の首が斬れそうだったのは上手くいって欲しいと願わずにいられなかったです。
炭治郎の刀が弾き返されて猛攻撃を受け、目に妓夫太郎の鎌が届きそうだったけど宇髄が助けてくれてホッとしました。
宇髄は腕が一本しか無いはずなのに妓夫太郎の猛攻撃をかわしながら左腕を斬り、炭治郎が二人に突っ込んで行くと妓夫太郎の鎌が顎に刺さったのは衝撃でした。
炭治郎は諦めずに首を斬ろうとして、額のアザが大きく炎のようになったのはドキドキしました。
伊之助が血だらけで堕姫の攻撃から善逸を守り、堕姫の妓夫太郎の首が同時に斬れ、引き合うように転がり見つめ合うように止まったのはやっと終わったと脱力しました。
炭治郎は跪いて毒で上手く呼吸が出来なくなっていて、ぼやけた視界の中で宇髄が逃げろと叫ぶと、妓夫太郎の血鬼術が炸裂して火の粉が降り注いだのは衝撃でした。
40代女性の感想
『原作以上!?最高のクライマックス!!』
まず率直な感想として素晴らしすぎる!この一言に尽きます。
私は鬼滅の刃が好きで、原作の漫画も全巻所持していて何度も読み返すほどです。
そのため今回の遊郭編も内容は全て知った上で視聴しました。
アニメと原作を比較すると、原作になかったシーンが少しですが見受けられましたが、その中でも特に戦闘シーンは原作を超えるアニメならではの迫力でした。
そして今回の第10話の戦闘シーンは特にすごかったです。
最終回の一つ前の回ということで戦闘シーンはクライマックスを迎えていました。
それぞれのキャラクターの戦闘の特徴を捉えた表現の迫力で見ていて非常に楽しかったです。
また、最後のシーンの終わり方も続きが気になる終わり方で、この後の展開を知ってる自分も早く次の話が見たいと思うほどでした。
30代女性の感想
鬼滅の刃 遊廓編 【第11話(最終話)】のあらすじと感想
第十一話 何度生まれ変わっても
壮絶な戦いの末、炭治郎と宇髄が妓夫太郎の頸を、善逸と伊之助が堕姫の頸を、ついに同時に斬り落とした。しかし、妓夫太郎の強力な血鬼術が放たれ、街は瓦礫に覆われてしまう。目を覚ました炭治郎は、禰豆子、善逸と合流するが、妓夫太郎の毒を食らった伊之助、宇髄が死に瀕していた——。
TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイトより引用
『産屋敷一族と無惨の関係とは?妓夫太郎と堕姫が鬼となった理由と進む道に号泣です?!』
妓夫太郎の血鬼術が炭治郎を襲うと禰豆子が眠りから覚めて守ってくれたのはホッとしました。
禰豆子の膝の上で気づいた炭治郎は動けなかったけど、善逸が炭治郎を呼ぶ声がして、禰豆子が焼けた瓦礫の中で炭治郎をおんぶして走ったのは可愛かったです。
善逸は目が覚めたようで自分が怪我している理由が分かって無く叫んでいて大丈夫そうだし、伊之助の心臓の音が弱くなっていくのはハラハラしたけど禰豆子が炎を出して毒を消して腹減ったと気が付いたのは泣けました。
宇髄も鬼の毒で瀕死の状態になり最後だと覚悟を決めたのに、須磨が大泣きして騒ぎ、まきをが止めようと喧嘩になるから最後の言葉を残せないとショックを受けていたのは笑えました。
そこに禰豆子が来て無言で宇髄を炎で包むと、須磨が怒って禰豆子を引き剥がしお尻を叩きますと言ったけど、宇髄の体から毒が消えてホッとしました。
炭治郎は首を探しに行くと血溜まりから上弦の鬼の血を採って、珠世の使いである猫に託したので役に立つと良いですね。
炭治郎が鬼の首を見つけると兄妹で喧嘩していて、怒りに任せてお互いを罵り合っていて醜いけど、妓夫太郎がお前なんか生まれて来なきゃと言おうとしたのを炭治郎が口を塞いで嘘だと優しく止めたのは悲しかったです。
二人がした事は誰も許してくれないし味方してくれないから二人だけは仲良くしようとは泣けました。
堕姫は説教するなと反抗的だけど、死にたくないとお兄ちゃんと最後まで言えずに消えたのは可哀想でした。
妓夫太郎は堕姫の人間だった時の名前である梅と叫んだのは人間らしさを取り戻したようで少し嬉しくなりました。
遊郭の最下層で生まれた二人は、生まれてくる前から何度も殺されそうになったけど生き延びて、妓夫太郎はいつもあかやフケにまみれでノミがついて臭いと石を投げられたのは酷いです。
客が忘れて帰った鎌が遊び道具だったとは切なかったけど、梅が生まれて自慢の妹となり、喧嘩が強いと気づいて取り立ての仕事を始めて人生が良い方向へといく気がしたと幸せな頃があったのが救いですね。
梅が客の侍の目玉を簪で突いて失明させたので、縛り上げられて生きたまま焼かれたとは酷いです。
妓夫太郎が帰って来ると丸焦げになった梅を見つけ、まだ生きていた妹を抱き締めて俺から取り立てるなとは泣けました。
片目に包帯をしている侍が妓夫太郎を斬り付け、女将が始末を頼んだのはクズだけど妓夫太郎が喉をかききり、侍も刀ごと顔を真っ二つに斬ったのはスカッとしました。
妓夫太郎が梅を抱いて誰も助けてくれないと歩き倒れ込んでしまうと、目の前に虹色の瞳に上弦の陸と書かれた童磨が現れ、血を与えられて鬼となったとは切なかったです。
妓夫太郎は自分が鬼になった事に後悔は無いが、梅には違う生き方があったのではと心残りに思っていたのは妹思いの良き兄でした。
妓夫太郎は気付くと真っ暗闇の中に立っていて、梅が少女の姿になっていて自分とは逆の光の方へ行きやり直して欲しいと思ったのは優しいですね。
梅は妓夫太郎の背中に飛び付き、何度生まれ変わっても絶対にお兄ちゃんの妹になると叫んだのは泣けました。
二人が幼かった雪の日に藁のむしろに包まって、二人なら最強で寒いのも腹ペコなのもへっちゃらで絶対に離れないとは号泣しました。
妓夫太郎は梅をしっかりおんぶして地獄の業火の中へと歩いて行き、炭治郎と禰豆子の手の中で塵になり空へと消えて逝ったのは胸が痛くなりました。
宇髄達の所へ蛇柱の伊黒小芭内が到着したけど、上弦の一番下だけど倒したのは褒めてやっても良いと偉そうで、須磨とまきをが言い返したのは笑えました。
宇髄が引退すると言うと伊黒は死ぬまで戦えとは酷いけど、炭治郎達が生き残った事に驚いていたのは誇らしくなりました。
上弦の鬼を倒した事は当主の産屋敷耀哉にも知らされたけど、無惨がわが一族唯一の汚点とは衝撃だし、血を吐いて子供達も慌てだしたのは心配です。
猗窩座が無惨の居城である異空間の無限城へ呼ばれ、鳴女の琵琶の音が鳴ったのは緊張しました。
宇髄達は4人欠ける事なく帰れる事を喜び、炭治郎達も抱き合って一塊になり生きている事を泣いて喜んだのは貰い泣きしました。
40代女性の感想
『この世でたった二人の兄妹なんだから』
まず、上弦の鬼の妓夫太郎 と妹の堕姫の生い立ちがあまりにもかわいそうでした。
これは現在の児童虐待にもつながり、妓夫太郎 がひねくれてしまうのもわかるような気がしました。
また、最後まで妓夫太郎 について離れなかった堕姫との兄妹愛が温かくて、それを見送る竈門炭治郎と妹の禰豆子もほっとした様子でした。
同じ兄妹だからわかることで、兄弟のいない私にはうらやましいなと思いました。
また、健闘した宇随天元を馬鹿にしていた不死川実弥は憎たらしいなと思いました。
天元の言うように天元がいなくても炭治郎らがいるので、これからは大丈夫だと思いました。
ぜひ柱になって欲しい3人だと思いました。
今回、上弦の鬼の童磨が劇中に登場しましたが、見た目が美しく、童磨の役の宮野真守さんで合っていると思いました。
50代女性の感想
『鬼兄妹の絆のお話』
鬼滅の刃は今や有名コンテンツとなって久しいですが、私にとって遊廓編はかなり思い入れがあるものでした。
というのも原作を読んでいた中で最もアニメ化を待ち望んでいたものだったからです。
遊廓編は、主人公である竈門炭治郎とその妹禰豆子にとってまさに対となるような鬼の兄妹が敵として立ちふさがるお話ですが、この鬼兄妹が特に魅力的でした。
キャラ造形のシルエットから兄妹の関係性、出てくるセリフ回しに戦闘描写、すべてが自分の中でヒットしたものでした。
そんな遊廓編の11話はまさにこの章の集大成でもありました。
11話タイトルの「何度生まれ変わっても」は、鬼兄妹の兄、そして妹どちらのセリフにもこの話の中で用いられます。
鬼兄妹の兄の方、妓夫太郎は子供時代から自身の生い立ちや世間を恨み、何度生まれ変わっても「鬼」になる、と自身の気持ちを再認識し、それが嘘偽りない自分の本音だとはっきり考えていました。
小さい頃からこんな風に思わずにいられない世の中の理不尽さが伺えます。
ただこの妓夫太郎はそんな中でも一つの心残りがあり、それが同じ鬼となる道を選んだ妹、梅の存在でした。
彼は妹はもっと違った道があったのではないかと悔やむんです。
自分の妹として生まれなければもっと違う道があったのではないかと、淡々と、でもとても寂しい声音で思い返す様は、声優さんの演技も相まって見ていて心が締め付けられました。
死んで地獄に向かう前の狭間のような世界で、妓夫太郎と梅が対峙し会話するシーン、兄は妹を思って地獄には一人で向かう、といった発言と共に、梅を振り返らず進もうとするのですが、そこで梅が迷うことなく兄を追いかけ抱き着き、「離れない!絶対離れないから」と泣くんです。
声優さんの演技がまた最高で、幼い女の子が泣きじゃくる様をここまで表現できるのかというほどリアルで感動しました。
そして梅の
「何度生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる 絶対に」
と言い放つシーンでは涙が止まりませんでした。
同じ「何度生まれ変わっても」というセリフを用いて、妓夫太郎と梅の思いの丈が綴られるタイトル回収は見事としか言えません。
鬼兄妹は決して許されるキャラではないけれど、間違いなくそこにあったのはお互いを想い合う兄妹の絆だと感じました。
まさに主人公と対をなす、もし炭治郎達が優しい人に救われていなければあったかもしれない未来であり、それを切なくも描き切った心に残るお話でした。
30代女性の感想
ここまで感想をご覧いただきありがとうございました。
アニメ『鬼滅の刃 遊廓編』は各種動画配信サービスで視聴可能です。
おすすめの動画配信サービスはこちらの記事にまとめています。