アニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』のあらすじとストーリーの流れに沿った感想を1話~24話(最終回)まで掲載しています。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりの感想本文にはアニメのネタバレが含まれる場合がありますので、ご了承の上お読みください。
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第1話】のネタバレ感想
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第2話】のネタバレ感想
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- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第4話】のネタバレ感想
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- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第9話】のネタバレ感想
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第10話】のネタバレ感想
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- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第24話(最終話)】のネタバレ感想
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第1話】のネタバレ感想
「自衛隊、異世界へ行く」
8月某日午前11時50分。
東京・銀座に、突如として石造りの『門(ゲート)』が出現。門からはオークやトロール、ゴブリン、ワイバーンなど、異世界のモンスターの軍勢が続々とわき出し、見境無く通行人に襲い掛かった。
この事態を収拾させた自衛隊は、ゲートの向こう側「特地」へ現地調査のために赴くことになる。銀座で多くの人を救い昇進したオタク自衛官の伊丹二等陸尉も、先陣を切って乗り込むことになった。
戦闘車両で門に飛び込む自衛官たち。門の向こうで彼らを待ち受けていたのは──。
伊丹耀司33歳は自他ともに認めるオタクで趣味に生きる為に仕事をしていると嘯き、どっちか選べと言われたら趣味を優先するとは考え方が若いです。
電車に乗って勇者になりきってゲームをしていたけど課金表示が出てゲームオーバーになったのは世知辛いですね。
銀座六丁目で少女が見上げる先に透明な門が現れ、伊丹はリサーチだとスマホを見ていると柱にぶつかって仰向けに倒れたのはアホですね。
伊丹は同人誌即売会の為に銀座に来ていたけど外で騎士が乗った竜が飛んでいて、門から軍隊と化け物が攻めて来たのはビックリでした。
伊丹は同人誌即売会が中止になってしまうと走り出し、座り込んでしまった女性に声を掛け、拳銃で立ち向かう警官が兵士に殺されそうになるのを助けたのは勇敢でした。
伊丹は皇居前の交番で警官に皇居に民間人を収容して立て籠もるように言うけど不審がられたのは当然ですね。
敵の主力部隊がもうすぐ来るとは恐いけど、敵将がレンガや大理石の建物を見て安心し、我々は何処に来たのか不安になるとは攻めた側が言っているのは謎でした。
陸上自衛隊のヘリがドラゴンを撃ち落とし、地上では一斉射撃が始まり、伊丹は迷子の女の子の両親を探す手伝いをしたのは優しいです。
数日後、伊丹は英雄として表彰されて二等陸尉に昇進したけど、同人誌即売会が中止になったのを思い出して泣いたのはアホですね。
伊丹は同じ部隊の倉田が即売会に行っていたと知って抱き付いて喜び、男が好きだと勘違いされて大騒ぎし、富田が木の陰から見ていて楽しそうとは恐いです。
新しく戦闘服が支給されたのは怪しいし、首相から門の向こう側を知りそこにいる勢力を交渉のテーブルに着かせる為に自衛隊を派遣する事を決めたとはワクワクしました。
3ヶ月後、門の近くに献花台が設けられ、ゲートの前では特地出陣式が行われ、伊丹は声を掛けた女の子が母親に連れられて献花台の前にいたのを見たのは可哀想でした。
時間になると戦車を先頭にゲートへ突入し、伊丹も乗り込んで緊張の面持ちだけど、倉田が猫耳娘はいるかなと聞いたのは和みました。
ゲートの先は荒野が広がり、暗がりに灯りが見えたけど魔物が複数見えたのは異世界だと証明されてワクワクしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第2話】のネタバレ感想
「二つの軍勢」
特地を調査するため門をくぐり抜けた自衛隊。その目前には「特地」の大軍勢が集結していた。
猛攻撃をかける「特地」の軍勢を撃退した自衛隊は、異世界の住民と友好的な関係を結ぶため、深部情報偵察隊を編制。
第三偵察隊を指揮することになった伊丹は、偵察中に集落を襲う炎龍を目撃するも、炎が収まったときには村は全滅していた。廃墟を調査していた伊丹たちが見つけたものは──。
伊丹を含む自衛隊が特地へ足を踏み入れると数十万の軍隊が待ち伏せしていたのは恐かったです。
帝都では審議の場でカーゼル侯爵が総戦力の6割を喪失したとモルト皇帝に詰問したけど、皇帝は責任を取らず裁判ごっこだと嘲笑ったのは愚王ですね。
実際に自衛隊と戦った者が前に出て来て遠くからでも攻撃して来るのを魔術だと言い、戦えと言う者と反対する者で場が騒がしくなると皇帝は戦う事を選んだのは愚かですね。
エルベ藩王国の国王デュランが帝国との将の会合に赴くけど帝国の司令官が来なくて、帝国の使者がアルヌスの丘で戦っているから各国に援軍を要請したのは怪しいです。
各国がアルヌスの丘に向かうと帝国軍の姿は無く、砲弾が降って来てアルグナ国王、モゥドワン国王、リィグゥ公王が戦死して、第一次攻撃は戦死者を約1万人も出したのは最悪です。
第二次攻撃は戦死者約4万人を出すけどデュランは夜襲で一矢報いると前線へ出て、閃光弾に驚くけど前へと進んでバリケードに馬が引っ掛かり、大砲で足が千切れて倒れたのは残念でした。
モルト皇帝は報告を聞いて近隣諸国が帝国を脅かす事は無くなったとはビックリだし、アルヌスから帝都に至る全ての街や村を焼き払って井戸には毒を投げ入れて食料と家畜を運び出せとは残酷です。
皇帝の娘・ピニャが来て皇帝は兵隊ごっこじゃないなら騎士団と偵察に行って来いとは酷いです。
伊丹は第三偵察隊を任される事になり全12人で出発するといくつかの集落に立ち寄る事が出来て、夕方になると森の手前で野営しようと思ったら森が火事でドラゴンが火を吹いていたのはファンタジーでした。
伊丹は集落があるはずだと移動する事にし、雨が降って火が鎮火したのは良かったけど集落は惨たらしい事になっていたのは残念でした。
伊丹が井戸に桶を放り込むと軽い音がして中を見ると、金髪美少女エルフが倒れていたのはビックリでした。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第3話】のネタバレ感想
「炎龍」
炎龍に襲われた集落の調査中、井戸の中から金髪の美少女エルフを発見した伊丹たち第三偵察隊。
次に到着した村で村長に炎龍のことを伝えると、彼らは襲われることを恐れ、村を捨てて避難することになった。
第三偵察隊は避難民を先導し、安全な場所まで送り届ける。
その中で、エルフの少女「テュカ」、コダ村の魔導師「レレイ」、暗黒の神エムロイの使徒「ロゥリィ」など、異世界の住民との関わりを深めていく。
伊丹が井戸の中に金髪美少女エルフのテュカを見つけ中に入って助けると、看護師資格を持つ黒川が容態を見て、栗林が濡れた服を着替えさせたのは迅速でした。
伊丹は集落が全滅しているから連れて帰ろうと言うと人道的でしょと黒川に同意を求め、黒川は伊丹が特殊な趣味を持っていてエルフだからとか色々な理由を上げては失礼になると返答したのは厳しいです。
前に立ち寄ったコダ村へ行って事情を説明すると村長がエルフは引き取れないと言い、炎龍から逃げる為に村を捨てるとは悲しいですね。
魔導師カトーは弟子のレレイと馬車に荷物を積み込むけどスケベな冗談を言い、荷物の積み過ぎで馬車が動かないけど魔法を使ったのは便利でした。
車軸の折れた馬車が立ち往生して馬が暴れたので自衛隊が銃殺し、側で倒れている少女と様子を見に来たレレイを助けたのはグッジョブでした。
村長からこの地方の領主達はアルヌスの丘に行って誰一人帰って来ないから頼れないとは複雑ですね。
盗賊が炎龍から逃げているコダ村を狙っていて、領主を追い出して成り代わろうと話をしているのはクズですね。
盗賊の頭の首が飛んでビックリだし、ゴスロリ美少女が現れると生命をもってのご喜捨ありがとうと言い、暗黒の神エムロイの使徒ロゥリィ・マーキュリーと名乗り皆殺しにしたのは恐ろしいです。
伊丹は車軸が折れた馬車に火をかけて村人を前へと歩かせ、自分達は手を貸す事しか出来ないと村人達と一緒にいるのは優しいです。
前方にロゥリィが現れてゴスロリ少女だと喜ぶけど、伊丹の膝に乗ってしまい倉田が羨ましがったのは笑えました。
炎龍が襲って来て村人達は大混乱で、自衛隊が交戦するけど体は硬いし炎のブレスは恐ろしく、テュカが起きて目を狙えと言い、パンツァーファウストを撃つと軌道が逸れたけどロゥリィが手を貸してくれて退かせる事が出来てホッとしました。
村人達と別れたけど身内が亡くなった子供や年寄りに怪我人など残った人達を連れて伊丹はアルヌスに帰還するとは良い人でした。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第4話】のネタバレ感想
「見知らぬ地へ」
伊丹たち第三偵察隊がアルヌスに連れ帰った避難民は、自衛隊の基地付近に作られた避難民キャンプで生活を始める。彼らは初めて触れる日本の文化に驚きを隠せないが、食事や入浴でひとときの安らぎを得る。
テュカとレレイ、ロゥリィの3人も浴場で出会い、お互いの境遇を知り仲を深めていった。
そんな中、第三偵察隊は調査も兼ねて3人と共にイタリカの街へ行くことに。
一方、「帝国」の皇女ピニャは自衛隊の情報を集めながら、自らの騎士団を率いてアルヌスを目指していた──。
数日前、エルフの里では炎龍が襲って来て慌てて父親がテュカを起こすけど、村はあっと言う間に炎に包まれてテュカを井戸へ放り込むと父親が炎龍に食われたのは衝撃でした。
とある村にて酒場の給仕の女が炎龍を追い払った話をしていて、帝国第三皇女ピニャ一行は自衛隊の偵察中で給仕に金を渡して詳しく聞いたのは敵か味方かドキドキしました。
伊丹達がアルヌスに帰還すると上官から避難民を連れて来た事に文句を言われ、柳田二等陸尉は避難民から話を聞いて狭間陸将に難民受け入れなら文句は言われないとフォローして了承を得たのはホッとしました。
柳田は伊丹がワザと連絡を絶って避難民を受け入れるようにしたと指摘し、日本は極端に言うと世界から縁を切られても特地だけあればやっていけると言い、伊丹に情報収集をしろとは重大任務ですね。
伊丹は避難民に自己紹介してもらうと家を作ると説明し、レレイとテュカが重機で作業する様子を見ていたけどテュカがお父さんに後で教えなきゃと言うのは様子が変でした。
レレイは調理の様子にも興味を持って、師匠の魔導師カトーがパンに大はしゃぎしていても、自衛隊の真似をしていただきますと言ったのは勤勉でした。
お風呂がオープンして女湯ではテュカとレレイとロゥリィが仲良くお喋りして、子供達の髪を洗って面倒見が良いけどレレイは門の向こうに私達の知らない世界があると興味津々のようでした。
ピニャがエルベ藩王国の国王デュランを訪ねると左腕と左足を失っており、皇帝は帝国に牙を剥くかも知れない我らの始末を敵にさせたと言い、帝国こそが我らの敵だったとアルヌスの事が知りたければ行って見て来るがいいとは怒っているのが分かりました。
テュカが男物の衣服を要求して様子がおかしいし自活の為に身売りするしかと考えていたけど、レレイが外に翼竜の死骸が転がっているから鱗を売ればいいとはファンタジーですね。
伊丹が商品の相場を調べる為に鱗の取引に同行し、テュカが知らない土地へ行く事に躊躇したけど黒川やレレイが一緒に行こうと手を差し伸べたのは優しいです。
伊丹達とピニャ一行が同じイタリカに向かっていて、伊丹には国会に参考人として現地被害者と招致されたのは波乱の予感です。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第5話】のネタバレ感想
「イタリカ攻防戦」
イタリカの街を目指すテュカ、レレイ、ロゥリィの3人と伊丹たち第三偵察隊。街を目前にした彼らが見たのは、空に立ちのぼる黒煙だった。
そこでは「帝国」の皇女ピニャが住民を指揮し、アルヌスから潰走し盗賊と化した諸王国軍の残党と戦っていた。到着した第三偵察隊や、テュカ、レレイ、ロゥリィの姿を確認したピニャは、思い悩んだ末に、伊丹たちが敵なのか味方なのかを見極めるため城壁内に招き入れることにするが──。
イタリカへと目指す車の中でレレイは自衛隊が使っている方位磁石に興味津々で、テュカは黒川を気にしているとロゥリィが好きなのかと聞くので顔を赤くしたのはほのぼのしました。
倉田は煙が上がっている事に気付き、レレイが望遠鏡を使っているのは順応が早く、ロゥリィが血の匂いがすると舌なめずりをしたのは恐いです。
イタリカでは帝国第三皇女ピニャの指揮で盗賊となった諸王国軍の敗残兵と戦闘になっていたのは最悪です。
ピニャは思いがけずに戦争に巻き込まれて自分の初陣がこんなものかと悔しがるけど、子供の頃に自分の騎士団を持って軍隊の真似事をしていたのは可愛かったです。
7年後には皇帝から正式に薔薇騎士団の設立を言い渡されたけど、皇帝からも兵隊ごっこと揶揄されたのは可哀想でした。
ピニャが水を掛けられて起こされると伊丹達が到着し、レレイとテュカとロゥリィが姿を見せると驚いて警戒したのはドキドキしました。
ピニャはどうするか迷っていたけど門を思い切り開けて迎え入れる事にすると、伊丹が扉にぶつかって失神してしまったのは災難です。
レレイが伊丹に水を掛けながらピニャへ扉の前に人がいるか確認しないのはゴブリン以下だと怒ったのは笑えました。
ピニャがイタリカの状況を説明して現当主の皇女ミュイに会わせてくれたけど、11歳の子供だから代わりにピニャが戦いの指揮を取っているとは納得でした。
伊丹は鱗を売る所では無くなったので力を貸すと言い、南門の守備を任されて伊丹が上官に帰れないと連絡すると怒られたけど何か頼み事をしたのはワクワクしました。
ロゥリィが伊丹に敵である帝国に力を貸す理由を知りたいと言い、伊丹は住民を守る為と自衛隊と仲良くした方が得だと分かってもらうと答え、ロゥリィが恐怖をピニャの魂魄に刻み込むと理解して久々に狂えそうとは笑えました。
東門に火矢の雨が降って来て戦いが始まり、盗賊達に門を開けられて死んだ仲間を侮辱された住民が怒って戦いを始め、ピニャが悩んで指示を出さないのはハラハラしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第6話】のネタバレ感想
「戦女神の騎行」
イタリカの街で盗賊との戦闘に参加することになった第三偵察隊。だが盗賊が攻め込んできたのは伊丹達が守る南門ではなく東門だった。
門を突破され、出せる兵も尽き、茫然自失となるピニャ。市内の蹂躙も時間の問題と思われたが、自衛隊の戦闘団が空からやってきた。
到着するやいなや対戦車ミサイルにロケット弾、20ミリ砲という圧倒的な火力で地上を制圧。ハルバートを振り回すロゥリィも加わり形勢は一気に逆転した。
あっという間に全滅する盗賊を見たピニャは、あまりに強大な自衛隊の力に戦慄する──。
アルヌスの自衛隊は第三偵察隊がイタリカの代表ピニャから治安維持の協力要請を受け、狭間指揮官が第4戦闘団のヘリ部隊を出撃させたのはワクワクしました。
イタリカでは激しい戦闘が繰り広げられ、敵がアルヌスで味わえなかった殺戮と死を求め、敵を殺して自分達も満足して死ぬことが戦いの神エムロイへの賛歌だとは迷惑ですね。
ロゥリィがおかしくなると叫び出し、戦場で死んだ兵士の魂魄がロゥリィの体を通してエムロイの元へ召されるけど彼女に媚薬のような作用をもたらしているとは妖艶でした。
ピニャからの応援要請は無いけど伊丹はロゥリィを東門に向かわせる事に決め、ロゥリィが飛び出すと伊丹達も後から追い掛けるのはワクワクしました。
ヘリ部隊は連絡を受けるとワーグナーの「ワルキューレ騎行」を流し、踊るように飛ぶのはドキドキしました。
ロゥリィが戦場に到着して大男を吹っ飛ばすと辺りが静かになり、ヘリが到着して砲弾に銃撃と敵を圧倒したのは現代兵器の威力は凄いです。
ロゥリィは笑いながら踊るように敵を殺し、栗林も突撃して次々と敵を倒し、ロゥリィと栗林が背中合わせで戦うのは良いコンビでした。
ヘリから門の内側にいる敵を掃討すると連絡があって伊丹達は避難し、ヘリの攻撃が終わるとピニャ直属の騎士ハミルトンが化け物と呟いたのは誇らしいです。
ヘリから自衛隊が降りて来て怪我人の手当や敵の確保など迅速に対応し、ピニャが盗賊を全滅させた自衛隊に恐怖を覚え、伊丹に抱えられたロゥリィが胸を触られて伊丹を殴ったのは笑えました。
ピニャは自衛隊と終戦後の協定を結び、自衛隊は戦いについての負担をせず今後の領内への往来をする許可をもらったのは良かったですね。
レレイ達は本来の目的である翼竜の鱗を売る為に商人リュドーと取引をし、交易租税の免除を受けたのはラッキーだけど戦いのせいで銀貨が足りず、レレイは足りない分で情報を買ったのは賢いです。
伊丹達がアルヌスへ帰還しようとすると倉田が金髪縦ロール美人の薔薇騎士団が向かってくると大興奮で、アルヌスに帰ると答えると敵だと見なされ伊丹が車から降りて説明しようとするけど聞く耳を持たないので皆を逃がすと剣を向けられたのは最悪です。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第7話】のネタバレ感想
「皇女の決断」
イタリカからアルヌスの丘へと戻る途中、帝国の薔薇騎士団に捕まってしまった伊丹。
往来の無事を約束した協定に違反する形となり、それを口実に戦争を仕掛けられる心配をするピニャだったが、当の伊丹はウサ耳や猫耳のメイドに囲まれまんざらでもない様子。助けに来た第三偵察隊の面々も丁重に扱われ、和気あいあいと談笑、メイド達と「異文化交流」を楽しむのだった。
そんな中、伊丹が国会から参考人招致がかかっていると知ったピニャは、彼の報告一つで自衛隊が動くことを懸念し、協定違反を指揮官に謝罪するためアルヌスに同道したいと願い出る。
栗林が伊丹はもう死んでいるかもと縁起でもない事を言い、イタリカではピニャが薔薇騎士団黄薔薇隊隊長のボーゼスにコップを投げ付けて怒り、伊丹がボコボコにされていたのは可哀想でした。
協定を結んだその日に帝国が破る事になりピニャが頭を抱え、栗林は伊丹がレンジャー持ちだと知ると似合わないとショックを受けたのは笑えました。
テュカとレレイとロゥリィがイタリカへ戻るとテュカが城壁の上や中にいる帝国兵を眠らせ、第三偵察隊も中へ入ったのはドキドキしました。
伊丹が目覚めるとフォルマル伯爵の屋敷のベッドに寝かされ、メイドに囲まれてメイド長からイタリカを救った感謝とミュイだけは助けて欲しいと言われ、メイドの3名は人族以外とはファンタジーでした。
第三偵察隊が伊丹の部屋へ来るとメイドに体を拭いてもらいながら果物を食べさせてもらっていて、皆で「はぁ?」と口から出たのは笑えました。
ピニャは今回の件を無かった事にしたいとボーゼスに体で解決しろと命令し、貴族の娘として嗜みは心得ているとは可哀想でした。
倉田がケモ耳メイドにメロメロで他のメイドも女子達と仲良くなり、涙ながらに部屋を訪れたボーゼスは皆がワイワイして自分を無視するから怒って伊丹の頬を叩いたのは最悪です。
伊丹が国会に参考人招致されていると言うと、ピニャが上位の指揮官に正式に謝罪したいから一緒にアルヌスへ行くとはビックリでした。
ピニャとボーゼスも車に乗り込んでアルヌスへ行くと訓練の様子をレレイから説明されて衝撃を受け、レレイが帝国はグリフォンの尾を踏んだと表現し、ピニャが帝国は人心の掌握はできないと現実を見たのは良い事でした。
ピニャとボーゼスは狭間陸将と柳田と対面したけど、伊丹に理不尽な暴力を振るった事を揶揄われたのは可哀想でした。
伊丹はテュカにこの世界の代表として国会で話をして欲しいと頼み、通訳としてレレイも一緒だけど伊丹が喜ぶならと了承し、ロゥリィとカトーも行きたいと盗み聞きしていたのは可愛かったです。
日本にはロゥリィも行く事になって、ピニャとボーゼスもお忍びで行くと柳田が手配済みとは対応が早いし、活動資金まで持たせてくれて用意周到です。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第8話】のネタバレ感想
「門の向こうのニホン」
国会の参考人招致に応じるため、テュカ、レレイ、ロゥリィの3人を連れ、富田、栗林と共にクリスマス間近の日本へと戻って来た伊丹。そこには「ニホン」という交渉相手を深く知るために付いて来たピニャの姿もあった。
買い物や食事の後、伊丹と3人娘は国会へ向かい、ピニャや富田らは秘密裏に用意された講和の事前交渉へと赴く。
国会では、自衛隊が特地の民間人を盾にして自分たちの安全を確保したのではないかと追及されるものの、その物言いに呆れ果てたロゥリィが真っ向から否定。伊丹達を弁護するのだった。
レレイ達が門をくぐると銀座の景色を摩天楼だったと表現し、ピニャはこれだけの建造物を造り上げる国家に帝国は戦争を始めてしまったと憂いたので交渉が上手くいくといいですね。
情報本部から駒門という男が来てエスコートを仰せつかっていると言い、伊丹の経歴を調べて上げていたのは恐いし、伊丹がSと呼ばれる特殊作戦群で栗林がショックを受けていたのは笑えました。
国会へ行くからテュカにスーツを買い、食費は出張扱いだから五百円までしか出ないと牛丼屋へ行き、ピニャとボーゼスが美味しそうに食べていてホッとしました。
ピニャとボーゼスは首相補佐官の白百合と外務省の菅原と話し合いの場に着き、国会ではレレイ達が参考人として入場し、女性議員からドラゴンによって現地人が犠牲になったのは何故かと質問され伊丹がもっと強力な武器があれば良かったとは笑えました。
今度はレレイに質問するけど問題は無かったと言われ、テュカの耳が本物か確かめると議員まで一斉に写メを撮ったのは笑えました。
ロゥリィの姿を見て議員は喪服だと思い自衛隊を貶める発言をすると、ロゥリィがあなたはおバカと議員をお嬢ちゃん呼ばわりして、伊丹達は誰も出来なかった事をやり遂げたのにその意味も分からない議員ばかりじゃ兵士も苦労すると言ったのはスカッとしました。
議員が年長者を敬えと反論するとロゥリィが武器を出そうとしたので伊丹が慌てて止め、レレイからテュカとロゥリィの種族と寿命について説明すると議員が大人しくなったのはいい気味です。
ピニャとボーゼスは日本に捕らえている捕虜は6千人いると知り身代金の心配をするけど、日本は捕虜の名簿を見せて金銭以外の譲歩を期待していると交渉が無事に終わったのはホッとしました。
国会からバスが出ると何者かに狙われるけど伊丹達は地下鉄に乗り、ピニャ達と電車で合流したけど怯えていて、ロゥリィが酷く怯えるから途中で降りる事にしたけど敵が地下鉄を止めたのはビックリでした。
男がロゥリィのハルバートを奪おうとしたけど重くて潰れ、一緒にいた駒門が持ち上げようとすると腰を痛めて救急車で運ばれたのは笑えました。
駒門は市ヶ谷に向かえと言うけどボヤ騒ぎがあり、伊丹は貧乏でご飯も食べられない元嫁の所へ皆を連れて行ったのはビックリでした。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第9話】のネタバレ感想
「箱根山中夜戦」
姿を見せない“敵”からテュカとレレイ、ロゥリィ達を守るため、伊丹が訪れた先は元嫁である梨紗のアパートだった。
翌日、梨紗はレレイ達を引き連れ買い物を楽しみ、ピニャとボーゼスは富田と共に図書館へと向かう。
ひとり別行動を取った伊丹は嘉納防衛・特地問題対策大臣に会い、当初の予定通り箱根の温泉宿・山海楼閣に行くよう命令を受けた。
自衛隊の特殊作戦群が密かに警護する温泉宿に到着する一行。早速温泉で羽を伸ばす女性陣だったが、特戦群は宿に迫る“敵”の動きを捉えていた──。
伊丹は元妻の梨紗の家に転がり込んだけど、梨紗は締め切り前だと怒り、伊丹とは今は友達で結婚していた時より上手くいっているとは切ないですね。
伊丹が今日は遊ぼうと宣言すると梨紗が義援金の入った封筒を手にしていて、ピニャとボーゼスはBL本が気に入ったけど富田に言うと図書館に行く事になったのは残念でした。
梨紗はテュカとレレイとロゥリィを試着させて可愛いと楽しんでいて、伊丹は秋葉に行って同人誌を買うと防衛大臣兼特地問題対策大臣の嘉納に会ってプレゼントし、予定通りに旅館へ入れと命令を受けたけどお互いを信頼している良い関係に見えました。
防衛省地下オペレーションルームにて旅館の周りに敵がいるのを見つけて自衛隊が排除し、伊丹達が到着したのが監視カメラで見えたのはドキドキしました。
露天風呂に入ろうとしたらロゥリィが視線を感じて見つめた先に自衛隊がいて、ヤバイと隊員の心拍数が跳ね上がってオペレーターが監視の変更をしたのはホッとしました。
ロゥリィ達は広いお風呂に感動していたけど、近くに敵が現れたようで自衛隊に聖杯が満たされたと告げられたのはドキドキしました。
女子風呂ではボーゼスが富田と良い雰囲気だと盛り上がり、梨紗が伊丹と離婚した理由を話したのは切なかったです。
アメリカから閣僚の汚職や裏金の資料で総理大臣が脅されて特地の賓客を渡せと言われると、後を嘉納に任せて辞職する覚悟を見せたのは格好良いです。
アメリカの工作員は上で話がついていると予定通りに来賓を迎えに行こうとするけど、仲間は損害が大きいと文句を言い、他にも賓客を狙っている奴等がいるのはハラハラしました。
夜中にロゥリィが近くで戦いがあって全然眠れないと言い、私に殺させるか伊丹が何とかしてと迫り、伊丹が理性に負けそうになっていたのはドキドキしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第10話】のネタバレ感想
「絶望と希望」
政治的判断により伊丹達の警護を中止せざるを得なくなった自衛隊特殊作戦群。
姿を現した“敵”は大国3カ国の工作員だった。
その前に立ちはだかるのはハルバートを構えたロゥリィ。 人ならざる戦闘力を誇るロゥリィは、三陣営を相手に大立ち回りを見せる。
各陣営もお互いに撃ち合う乱戦となり、結果は全滅。このまま留まるわけにもいかず、伊丹達一行は慌てて身支度を済ませ、使えそうな武器を集めて現場を離脱した。
帝国との講和を進めたい日本と、特地の権益を狙う諸外国とのせめぎ合いが始まっていた──。
伊丹がロゥリィに迫られていると嘉納防衛大臣からメッセージが届き、旅館の庭でアメリカ、ロシア、中国の工作員が鉢合わせしてロゥリィが飛び出して来たのはビックリでした。
ロゥリィは笑いながら次々と倒して行くけど三つ巴の銃撃戦で倒れる者もいるし、伊丹達の部屋にも銃弾が飛んで来て危険なのはハラハラしました。
殲滅が完了するとロゥリィの体から銃弾が落ちて亜神は傷を負っても死ねないと言い、すぐに全員で旅館から逃げ出したのは大変です。
敵の車を見つけて奪うとレレイが敵を魔法で眠らせたのは気分上がったけど、ピニャからなぜ逃げ隠れしなければならないのか聞かれると伊丹は分からないと答えたのはズッコケでした。
ピニャは帝国との講和を進めたい日本と反対する勢力との争いが起きていると指摘したのは鋭いです。
パーキングエリアに寄るとレレイ達が自販機に感動し、梨紗がネット上に本日14時に銀座事件の献花台にロゥリィとテュカとレレイの3名が献花予定と書き込みし、伊丹が見物人を集めて工作員の行動を制限したのはグッジョブです。
銀座ではテレビ局が総理大臣辞任について街頭インタビューをしていて、面白くないとリポーターの栗林が怒られていたけど人が集まって来たのはドキドキしました。
伊丹達も身動きが取れなくなるけどロゥリィが外に出ると道が開け、伊丹達は梨紗に車を任せて全員で献花台へと向かうと、リポーターの女性は栗林の妹で他の国から狙われていると喋ったのは笑えました。
情報本部の駒門がCIAを他の国と見分けがつかなかったと言い訳して押さえ、各国がやっと手を引いたのは安心しました。
ロゥリィ達が祈りを捧げるとちょうど14時の鐘が鳴り、大勢の歓声に見送られてアルヌスへ帰還するとレレイ達は楽しくてまた行きたいと大満足のようでした。
ピニャは門の向こうは圧倒的で戦争をすれば帝国は滅亡すると答えを出し、明朝には帝都に向かって講和の準備をして戦争を終わらせると決意したので期待したいです。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第11話】のネタバレ感想
「来訪者」
日本と帝国が開戦して5カ月。アルヌスではゲートを介して人的、物的交流が盛んになり、基地の周囲には現地人の街が形成されつつあった。
一方、日本との圧倒的な国力の差を知り講和への強い決意をもった帝国皇女ピニャは、帝国内で発言力を持つ人物達と水面下の交渉を進める。
そんなある日、部下の黒川から酒場に呼び出された伊丹は、テュカが現実を受け入れられず、異常な行動をとっていると聞かされる。
自分たちにはどうすることもできないと言う伊丹に対し、黒川は憤慨して席を立つ。そこに現われた謎のダークエルフ。彼女が探していたものとは──。
日本と帝国が開戦して5カ月が経ったアルヌス避難民キャンプでは人や物の交流が盛んになり、周りには街が出来るようになっていたのはビックリでした。
ピニャは講和への決意を胸に帝都へ帰還して、外務省から派遣された菅原が同行したのも驚きでした。
キケロ邸の午餐会場には菅原が現地の衣装で席に着いて、ピニャからキケロ卿は元老院に広く顔の利く重鎮で主戦派の中でも話せる者を紹介して講和を上手く進めようとは賢いです。
キケロ卿は水の綺麗な所だと聞いて日本は田舎だと思ったようだけど、土産の産物を見て態度を変えて門の向こうから来たと聞くと慌てて人払いしたのは笑えました。
菅原はキケロ卿の甥が捕虜になっていると言い、ピニャの邪魔をしなければ無条件で返すと交渉したのはグッジョブでした。
伊丹が酒場に呼び出されて黒川からテュカがいるはずのない父親を探して彷徨っていると報告され、伊丹は最後まで責任を持てないなら何もするなと冷たく言いと、ロゥリィが伊丹を慰めたのは優しいです。
ダークエルフの女性・ヤオが入って来てロゥリィを見るとこの店はガキに酒を飲ますのかと文句を言ったのはハラハラしました。
ロゥリィが悪ノリして伊丹に無理やり酒を飲まされたから助けてと言い、伊丹もロゥリィも隙を付いて逃げ出すと、ヤオが緑の人に頼み事があると巨大な金剛石を出したのは凄いです。
頼み事が炎龍退治だと聞くと周りで騒いでいた奴等は帰ってしまい、ヤオは森に行って仲間達を思って眠るのは切なかったです。
数ヵ月前のシュワルツの森に炎龍が現れて里が襲われ、飛行訓練を行っていた自衛隊を見て希望を持ったので上手く交渉できると良いですね。
日本から品物が届いて外交官と一緒に伊丹も帝都へ向かう事になったのはワクワクするけど、ヤオが希望を持って走ってアルヌスに向かうのは心配です。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第12話】のネタバレ感想
「伊丹なら」
故郷の村を襲った炎龍を退治してもらおうと、噂に聞いた【緑の人】を頼ってアルヌスにやってきたダークエルフの
ヤオ。
ヤオはアルヌスの空を飛ぶ2機のファントムを見て【緑の人】──自衛隊の力を確信するが、街で見かける自衛官は言葉が通じず、依頼ができずにいた。しかも街で財布を脅し取ったと誤解され、警務官に連行されてしまう。
通訳として現れたレレイに、必死で自衛隊への取り次ぎを懇願するヤオ。アルヌスを騒がす新たな展開に、はたして自衛隊は、伊丹は、どのように対処するのだろうか。
ダークエルフの里が炎龍に襲われて220人もの死者を出し、長老たちは部族で生き残った者の中で剣と知恵と精霊の使役に最も優れたヤオを緑の人を連れて戻って来いと運命を託したのは胸アツでした。
ヤオはアルヌスで緑の人を見つけて喜びのあまり畳み掛けるように話をするけど言葉が通じなくて、街で緑の人と話を付けてくれると言う男達がヤオの体目当てで声を掛けて来るけど金を奪って追い払ったのは笑えました。
日本から仕入れた品物を売っている店で店員の女の子が緑の人と会話しているのを聞いて会話の手引書を譲って欲しいと頼むと、自衛隊が来てヤオをカツアゲ犯だと連行したけど、ヤオはやっと話が出来ると喜んだのはすれ違っていて笑えました。
レレイはカトー老師と森に来て魔法を試すと、手には科学の本があり魔法に取り入れたのは賢いです。
自衛隊が来て通訳をお願いしたいと言い、レレイは取調室に連れて行かれてヤオが取り留めのない事を言っているから何とかして欲しいとは残念でした。
イタリカで保護された警護を担当しているミューティが訴えていた男を捕まえて、ヤオの無実が証明されたのはホッとしました。
ヤオはレレイに口添えを頼んで狭間指揮官に助けを求める事に成功したけど、ダークエルフの里は帝国とは別の国で軍隊が行けば宣戦布告になるから協力できないとは残念でした。
柳田が伊丹なら力になってくれるかもと言うけど、伊丹は外交官と一緒にピニャと会っていてBL本を楽しみにしていたとは笑えました。
ピニャ直属の薔薇騎士団がお茶をしながらBL本の翻訳について話をしていると、自衛官が執事の格好で給仕をしていたのは大変ですね。
ヤオとレレイも喫茶店にいたけど炎龍退治はどうにもならず、隣の席で自衛隊も対策を考えていたけど伊丹頼りなのは残念でした。
ヤオは宿舎に行くと伊丹ならと呟き、ピニャが受け取った本の中身は伊丹がゲートの向こうで英雄と言われている事が書かれていて、伊丹は平和を願いながらアルヌスに帰還したのでヤオと会うのが楽しみです。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第13話】のネタバレ感想
「開宴」
講和への道を模索する日本政府とピニャ。その一環として、帝国の郊外にある皇室庭園で園遊会が開催されていた。招かれたのは、帝国貴族である元老院議員とその家族たち。講和交渉への協力を得るため、力を持つ議員を一家一族丸ごと招待したのだ。
おいしい食事が振る舞われ楽団の演奏が流れる中、迫撃砲の実演や自動小銃の射撃体験が実施され、その圧倒的な性能に驚愕した議員たちは講和を決意する。
そこへ現われたのは、主戦派であるピニャの義兄ゾルザルとその部下。不穏な動きを察知した伊丹は、事前に議員を秘密裏に離脱させていた。
伊丹が現地の服装に着替えたけど第3偵察隊の皆から笑われて、現地の子供にまで指を差されて格好悪いと言われたのは残念でした。
帝国の皇帝の第1子でピニャの腹違いの兄ゾルザルはヴォーリアバニーの元族長のテューレを愛玩奴隷にしていたのは酷いです。
マルクス伯は元老院議員の一部に不審な動きがあるとゾルザルに報告し、ゾルザルは自分に伝えた事を不信に思うけど使節と議員に忠告すると向かったのは波乱の予感がしました。
帝都の庭園にて菅原とピニャが主催した園遊会に帝国の元老院議員とその家族を招待し、イタリカのフォルマル家のメイドが給仕をしてくれるけど人種ばかりなのは偏見があるのかと悲しくなりました。
菅原は元老院の重鎮カーゼル侯爵類縁のテュエリ家の娘シェリーに気に入られたのはモテますね。
伊丹は元老院議員達に武器の威力を説明しながら実演すると、議員達は日本と戦争しても負けると思わせる事が出来たのは講和交渉への一歩になりましたね。
庭園に向かう5騎の小隊が迫っていると報告を受け、伊丹は菅原に報告して貴族達を帝都へ送り、武器を撤収させたのは動きが素早いです。
ゾルザル達が到着するとピニャが兄に園遊会へ招待しなかった理由を説明し、ゾルザルは料理を食べて土産まで持って帰ったのは何しに来たのかお騒がせな奴でした。
ピニャは菅原が提示した講和条件の賠償金額に驚いて倒れたのはビックリだし、伊丹に許してくれと泣きついたのは笑えました。
黒川は帝都の貧民街へ行き医者として働くと大きな翼を持つ娼婦が避妊薬を求めに来て、自衛隊が顔役の一人だった奴の組織を潰して他の顔役から情報を貰っていると聞き、伊丹に最後まで責任を持てないなら何もするなと言われたのを思い出したのは切なかったです。
娼婦の女が仲間をつれて黒川達に会いに来て、獣人の一人が故郷の火山では噴火の前に地揺れがあるけどその時と同じ予感がして震えが止まらないと訴え、自衛隊の上官が地震の予兆だと帝都とアルムスへ緊急連絡をして迅速に動いたのは素晴らしいです。
伊丹にも地震の連絡が入り夜中に起こされたピニャは大地が揺れる訳がないと言うけど、山崩れが起きて地が割れて帝都を地震が襲ったのは心配です。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第14話】のネタバレ感想
「帝都激震」
突然帝都を襲った地震。街は激しく揺れ、あちこちで建物の被害が発生していた。
ピニャやハミルトンたちもこの世の終わりかと震えていたが、居合わせた伊丹と菅原はいたって冷静。ピニャは再び揺れが来ることを知り、地震に慣れている伊丹たちに同行してもらい、父のモルト皇帝の元へ駆けつけた。
皇宮でモルトと顔を合わせた一行。そこにゾルザルが日本人女性を連れて現われた。一目見てわかる虐待の跡に激怒し、ゾルザルに殴り掛かる伊丹。抜刀するゾルザルの部下。第三偵察隊との戦闘が始まり――。
帝都を地震が襲いピニャとハミルトンは抱き合って怯えるけど、伊丹と菅原はいつも通りで日本ではしょっちゅうだと冷静で部下に指示を出すのは頼もしいです。
伊丹がまた揺れると言うとピニャが父親に報告したいので側にいて欲しいとお願いし、伊丹は菅原と栗林と富田の4名で皇帝に会う事になったのはドキドキしました。
皇帝は冷静だったけどゾルザルが現れて地震の事を知っていて、門の向こうから攫った連中の生き残りだと紀子という女性を奴隷として乱暴に扱うのは酷いです。
伊丹がゾルザルを殴りつけて栗林が手枷をナイフで切り、ゾルザルを守る兵士達を栗林が一人で片付け、ゾルザルが日本人について喋らないと栗林がボコボコにしたのはスカッとしました。
ゾルザルが喋ったのは男達を奴隷市場に流した事だけで、皇帝は国民を愛し過ぎる事が日本の弱点だと言うけど、菅原は国是としていると言い返し平和とは次の戦争の準備期間であり我が国と世界は帝国を遥かに超える血塗られた歴史の上に成り立っているとは悲しいですね。
自衛隊は元老院を空から破壊し、元老院議員達はゾルザルが日本人を攫って来た事を知るけど、ゾルザルが紀子と連れて来た日本人は2人で鉱山奴隷として売られたけど恋人のヒロキは落盤事故に巻き込まれて死んだとは残念でした。
伊丹達はアルヌスに紀子を連れて帰ると柳田から政府は支持率アップの起爆剤にするつもりで伊丹の処分は免れる予定なのは良かったですね。
紀子が家族に連絡をしたいと言うのを伊丹が止めると、紀子が行方不明になってから家族が銀座でビラを配っていて帝国から襲撃があった日もいたとは何があったのか真実が知りたいです。
テュカは地震の時も今も父親を探してアルヌスを彷徨い、柳田が伊丹に聞かないと後悔する話があるとはドキドキしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第15話】のネタバレ感想
「テュカ・ルナ・マルソー」
ゾルザルに囚われの身となっていた民間人を、無事助け出した伊丹たち一行。アルヌスへと戻って来た伊丹は、柳田から炎龍退治に行くことを勧められたが、部下の命を危険にさらすわけには行かないとこれを拒否。しかし同じ炎龍が原因でテュカの精神が危うくなっていることを知る。
ヤオから父が炎龍に殺されたと聞かされたテュカは、父の死を認めることができず、伊丹を父親と思い込むようになっていたのだ。テュカを呪縛から解き放つためにも炎龍を倒して欲しいと頼むヤオ。そして、伊丹の決断は――。
柳田は伊丹に炎龍を倒して欲しいと尋ねて来た奴がいると話し、炎龍が出没したのはエルベ藩王国で石油とダンヤモンドの産地で資源偵察に出てみないかと誘ったのは上手いです。
伊丹は選択権があるなら死にたくないから断ると言うけど、柳田は金髪エルフの所に行ってみろとは意味深でした。
伊丹がテュカの所へ行くと泣いていて、テュカが伊丹を見るとお父さんと抱き付いて来たのはビックリでした。
ヤオから父親は炎龍に殺されたと聞き取り乱したけどレレイが眠らせ、ヤオに話を聞きに行くと炎龍を倒して欲しくてテュカの心を壊して伊丹に動いてもらおうと考えたのは酷いです。
ヤオは泣いて愛する者を奪われた苦しみを叫び、身も心も捧げるから同胞を救って欲しいと頼んだのは可哀想でした。
帝国ではゾルザルが皇帝と張り合う事を決め、ディアボがピニャに忠告するけどピニャは日本との講和条約を第一優先にしてくれてホッとしました。
ゾルザルを裏で操っていたのはテューレで帝国が滅びるのを願っていて、紀子をピニャに始末させようと計画したのは恐いです。
伊丹はテュカを見て父親を殺して精神的に病んでしまった母親を思い出し、病院に入れたけど伊丹も苦しかったのは可哀想でした。
テュカが伊丹を父親扱いするからアルヌスの人達から大注目で、テュカは伊丹にべったりだけど伊丹が帝都へ行く事になって暫く帰れないと告げると、テュカは頭痛がすると頭を抱えたのは心配です。
ヤオから父親役はいつまでも続かないと催促され、柳田からも炎龍を退治して来いと言うけど伊丹は部下を死なせる訳にはいかないと言い、柳田は行くなら形だけは整えるとは面白がっていますね。
伊丹が一人でベンチに座っていると義手と義足を付けたエルベ藩王国国王のデュランが隣に座り、デュランに悩んでいる理由を話すと心はもう決まっていると指摘されたのは年の功ですね。
伊丹が帝国へ向けてヘリに乗り込んだのに、テュカが帰って来たら元通りだと言うからヘリから飛び降りて一緒に行こうと抱き合ったのは泣けました。
柳田が怒るけど物資の用意をしてくれて、ロゥリィとレレイとヤオも一緒に炎龍退治に出発したのはワクワクしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第16話】のネタバレ感想
「炎龍再び」
テュカを救うため炎龍を倒すことを決意した伊丹は、
テュカ、レレイ、ロゥリィ、そしてヤオと共にエルベ藩王国へと向かった。
それを知った狭間陸将は航空偵察の要請や陸上支援の準備を命令。戦闘拡大を危惧して伊丹だけを行かせたのに、あっさりと命令が出たことに呆然となる柳田だったが、さらに狭間に促されて、診療施設で療養中のエルベ藩王国のデュラン国王に会う。
話し合いの末、国境を越える許可を得た柳田だったが、診療施設を出たところで、密命により暗躍していたデリラに遭遇する──。
テューレはアルヌスにいる同胞のデリラに紀子を殺すよう命じたけど、デリラはテューレがヴォーリアバニーの誇りを捨てて裏切ったと思って復讐しようとはビックリでした。
柳田が適当な言い訳で上官に根回しをするけど、狭間陸将は全てお見通しで伊丹を助けに行くよう隊員達に指示を出したのは頼もしいです。
狭間は驚く柳田にエルベ藩王国国王のデュランに会うように言い、デュランがエルベ藩王国は王太子に奪われたので書状と自分を届けて欲しいと柳田に頼み、柳田は貨幣に使う鉱物以外の地下資源の全てを手に入れたのは賢いです。
紀子がベンチに座って家族に電話してみるけど誰も出なくて、デリラが現れて殺そうとするけどテューレみたいと言われてハッとしたのはドキドキしました。
柳田が来て交戦するけど脇腹を刺されてしまい、柳田はデリカを弾が無くなるまで撃ったのは悲しかったです。
柳田とデリカは手術を受けて一命を取り留めたようだけど、自衛隊による捜査が行われてデリカ宛の手紙からフォルマル家の執事が便箋の横流しをしていた事が分かり、黒幕はゾルザルだと狭間陸将から嘘の情報を流して情報の流出ルートを洗い出そうとはワクワクしました。
上空では航空部隊が炎龍を見つけてちょっかいを出すと炎を吹かれ、アルヌスに戻ると整備のオジサンに怒られたのはアホでした。
伊丹達はヤオの同胞がいるロルドム渓谷へ行き、ヤオは到着を知らせに谷へ降りると伊丹達はダークエルフに囲まれてしまったのはハラハラしました。
そこへ炎龍まで現れてテュカが動けなくなってしまい、伊丹とロゥリィとレレイにダークエルフも戦うけど歯が立たないのは悔しいですね。
伊丹はテュカに父親を殺した炎龍だと肩を掴んで見せ、俺は父親じゃないとハッキリ言ったのはビックリでした。
お前の仇だとバズーカ砲の引き金を握らせて、取り敢えず撃たせるけど炎龍には当たらず、テュカが号泣したのは可哀想でした。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第17話】のネタバレ感想
「決戦」
炎龍が出没するロルドム渓谷に来た伊丹とテュカ、レレイ、ロゥリィは、炎龍退治を依頼して来たヤオとダークエルフ
の戦士と共に、大量のC4爆薬とLAM(対戦車弾)を持ち、
炎龍の巣があるというテュバ山に向かった。
地下を嫌うロゥリィを見張りとして残し、巣のある洞窟の奥へと進む伊丹たち一行。巣には主の姿は見当たらず、すぐに爆薬の設置作業を始める。そのころ外ではロゥリィが遠く羽ばたく炎龍を発見。しかし、電波障害で伊丹には伝えることができず、伊丹達の予期せぬタイミングで、炎龍はその姿を現わした。
伊丹達は谷で焚火をしているとヤオがダークエルフ達を連れて来て、長がロゥリィを聖下と言って感謝し、ヤオを含めた9人の戦士達が炎龍の住処に案内するとは頼もしいです。
伊丹はダークエルフ達に持って来た対戦車弾の使い方を教え、住処のテュバ山までは徒歩なので魔法で眠っているテュカを伊丹が背負って運ぶのは大変です。
洞窟に到着すると炎龍の姿は無く、沢山の亡骸と武器が放置されていて、卵が割れた後があったのは子供が孵化したのと心配になりました。
ロゥリィは中に入れなかったので通信機を付けて外で待っていてもらうけど、伊丹は爆弾をセットしている間に炎龍が戻って来たのはハラハラしました。
空を旋回して降りて来た炎龍を見て皆が恐れるとダークエルフの一人が動揺して対戦車弾を撃って後ろにいた仲間が吹っ飛び、扱い慣れていない者には無理でしたね。
炎龍はダークエルフを手で薙ぎ払って巣へと降り立つと、他のダークエルフを食らい、吹っ飛ばされたダークエルフが伊丹の対戦車弾を拾い後ろを確認せずに撃つから伊丹が吹っ飛ばされたのは最悪です。
ダークエルフは食われてしまい、炎龍が炎を出すと目覚めたテュカがお父さんは私の身代わりに死んだと思い出し、レレイが父親を殺したのは炎龍で勝てないと思い込んでいるから自分を責めていると指摘してやっと現実と向き合う事が出来て良かったです。
伊丹は切れてしまった導火線を修復し、レレイは魔法で落ちている無数の剣を炎龍に刺し、伊丹達が走って来るのを見てテュカはお父さんたちが死んじゃうと魔法を撃ち、空から炎龍に向かって雷が落ちて導火線に引火すると大爆発が起きたのはラッキーでした。
洞窟が崩れてテュカが落ちそうになったけど伊丹とヤオが助け、外に出る事が出来たけどダークエルフはヤオ以外全滅したのは残念でした。
ロゥリィが血を流して倒れていたのはビックリだし、冥府の王ハーディに仕える使徒ジゼルがロゥリィを迎えに来たとはドキドキしました。
ロゥリィが伊丹の傷を引き受けていたせいで弱くなり、ジゼルが炎龍を起こして番わせて孵化した子供を飼い慣らしたとは衝撃でした。
伊丹達が逃げると空と陸から自衛隊が登場し、2体の炎龍を倒したのは圧倒的な威力でホッとしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第18話】のネタバレ感想
「魔法都市ロンデル」
ついに炎龍を倒した伊丹たちは、多くの犠牲を出しながらも、テュカを父の死のトラウマから救い出すことに成功した。その伊丹を待っていたのは、任務を放り出して炎龍退治に向かったことに対する2週間の停職と第三偵察隊隊長職の解任の処分。しかし新たに特地資源状況調査担当を命じられ、特地を堂々と自由に移動できるようになる。
停職期間が明けた伊丹と一行は、導師号に挑むレレイが学会発表をする会場のある、学問の街ロンデルへと向かった。
一方そのころ帝都では講和に向けた式典が開かれていたが――。
レレイが車を運転していたのはビックリだし、レレイの学会発表の為に魔法都市ロンデルへ向かい、ロゥリィはハーディの神殿に行って絶対に嫁にならないと告げると言い、新たな旅が始まったのはワクワクしました。
ロンデルに到着すると皆がロゥリィを聖下と呼んで伊丹達を付き人だと思い、ロゥリィ達女子は一番良い部屋に案内されたけど伊丹は蜘蛛の巣が張る物置小屋をあてがわれたのは酷いです。
レレイは白い服に着替えて導師号の試験を受ける事が分かり、研究街区に行くとカトーの兄弟弟子にあたるミモザを訪ね、レレイをリリィと呼び続ける愉快なお婆さんなのは面白いです。
ミモザが転ぶと弟子のアルペジオが帰って来たけどレレイに嫌味をたっぷり言って、レレイの義姉だと分かったのは面倒くさそうな人でした。
自衛隊は炎龍の首をヘリで運び、南苑宮には菅原とピニャがいて帝国と日本の講和交渉が始まる事を喜び、菅原はテュエリ家のシェリーに惚れられて付き纏われたのは隅に置けないですね。
シェリーは帝国にとって日本は巨大な軍事力を持つ謎の国だと言い、交渉が上手くいくように自分を利用して欲しいとは肝が据わっています。
菅原はシェリーを副大臣の白百合に紹介して貴族達との距離が縮まったのはいい事だけど、シェリーは未来の夫の為と言い張って恋する女の子は強いです。
捕虜返還式典が開会されゾルザルが勝手な行動を取るけど皇帝は式典を続け、炎龍を倒したのが伊丹達だと分かったけど皇帝は臣民であるレレイが関わっていると知って褒美を取らせるとは単純ですね。
菅原と白百合は自衛隊が倒した事に触れられないけど何とも思っていないようで、ゾルザルは自分よりも称賛される者がいる事が気に入らないとは器が小さいです。
皇帝が帝国と臣民の為にと乾杯すると倒れてしまい、テューレが部下に指示して皇帝の飲み物に毒を入れたのはビックリでした。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第19話】のネタバレ感想
「危険な姉妹」
帝都で行なわれていた式典会場で突然倒れたモルト皇帝。
これを機に、不利な講和を良しとしない皇太子ゾルザルによるクーデターが始まった。ゾルザルは皇帝に代わり、自らが国を統治することを宣言。日本から金品を受け取っていたとして講和派議員は軟禁され、帝都は厳戒下に置かれ街への出入りが制限された。汚い手で自衛隊の評判を貶めようとするゾルザルの部下に対し、強い憤りを感じるピニャ。
一方、伊丹たちはロンデルでカトー老師の姉弟子であり、レレイの義姉アルペジオの師でもある魔導師ミモザから『門』の秘密を聞かされるのであった。
式典で皇帝が倒れてゾルザルがクーデターを起こして国を統治する事を宣言し、裏でテューレがほくそ笑んでいるとも知らずにゾルザルは日本と戦争をしようとしていたのは不穏でした。
ピニャがレレイの居場所を部下のグレイと話しているとゾルザルが現れ、講和派議員を軟禁しているのは何故か聞くと日本から金品を受け取っていると濡れ衣を着せたのは最悪です。
ゾルザルは日本に捕まっていた貴族を将軍職に就かせ、アルヌスの近隣の町を襲って自衛隊のせいにすれば臣民が離反するとは酷いです。
ディアボは帝国から逃げて他の国に頼ろうとしたけど、ピニャは国土も民も奪われて帝国は無くなると止めるけど説得できなかったのは悲しいですね。
ロンデルではミモザとロゥリィが旅をした事があると分かり、レレイが門の向こうでは庶民が本を買えると言うと、写本を仕事にしているアルペジオがそんなのはダメだと頭を抱えたのは生活苦のようですね。
アルペジオは鉱物の専門家なので資源調査の手伝いが出来ると新たな旅の仲間が増えるのは嬉しいですね。
ミモザはロゥリィに出された宿題の答えを伝えたかったと言い、この世界に多くの種族がいる理由は門だとはドキドキしました。
ありとあらゆる種族がアルヌスを故郷と言い、門は千年単位で開いて門の向こうから来た者が時には戦い時には他種族と交じり合ってこの地に根付いたとはビックリでした。
ロゥリィが全ては神の意志で仕えている亜人は見込みのある人間を導き、禁忌に近づく輩を排除して世界を守っているとは神秘的でした。
レレイがパソコンを取り出すとアルペジオが妹に先を越されたと嘆いて結婚しようと思いつき、伊丹の事をあれこれ聞くとレレイと3回一緒に寝たので結婚の儀は終わっていると言うのはビックリでした。
アルペジオが結婚でも妹に負けて姉としての威厳が無いと、レレイの頭にスープをぶっ掛けたのは酷いです。
レレイとアルペジオが姉妹喧嘩をすると魔法の威力が凄くて街が破壊され、レレイが膝を付くと暗殺者に狙われたけどグレイが助けてくれたのはホッとしました。
笛吹男という暗殺者にレレイが狙われていると聞いて伊丹は皆で逃げる事にしたのは賢明な判断ですね。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第20話】のネタバレ感想
「こいびと」
皇帝の不在の隙に権力を掌握したゾルザルは、意に沿わない者への弾圧を始めた。『皇帝の主権および権威を擁護回復するための委員部会』による恐怖政治を合法化するオプリーチニナ特別法が発布され、講和派の議員たちが次々と逮捕されていく。
ロンデルを訪れていたレレイも命を狙われ、伊丹はレレイたちと共に姿を隠す決心をした。一方講和派の重鎮であるカーゼル侯爵はテュエリ家に避難していたが、委員部に見つかりテュエリ家の娘のシェリーと共に脱出。シェリーは慕っている菅原を頼って、外国協定に守られた翡翠宮へと向かう。
防衛省にもゾルザルのクーデターが報告され、嘉納大臣は現地人が保護を求めて来るけど絶対に受け入れるなと言い、息を潜めておけと特地の人間に伝えろとは厳しいです。
テュエリ家の屋敷にオプリーチニナ特別法により掃除夫が踏み込んで来て、両親は匿っているカーゼル侯爵とシェリーを隠し通路から逃がすけど、外へ出たシェリーは屋敷が燃えているのを見て取り乱したのは可哀想でした。
掃除夫達はシェリーとカーゼル侯爵を炙り出す為に近くの町で騒ぎを起こす計画をしたけど、テューレが裏で面白くするよう部下のボウロに命令していたのは何をするのか心配です。
シェリーは菅原からもらった真珠のネックレスと交換で食べ物を分けてもらい、ピニャがいる翡翠宮の警備が手薄な時間を教えてくれたのは良い人でした。
翡翠宮は協定によって守られている外国でシェリーは亡命しようとカーゼル侯爵に相談し、街が騒がしくなると借りていた部屋を出たのはハラハラしました。
貸主は最初から2人を掃除夫に売ろうとしていたけどボウロに殺されてしまい、ボウロは2人を敢えて翡翠宮に向かわせたのは不穏でした。
2人が翡翠宮に到着すると正面から堂々と入るけど日本は助ける事は出来ないと拒否し、シェリーが菅原を頼るけど答えは同じなのは残念でした。
掃除夫が翡翠宮を守る薔薇騎士団のテントへ来てカーゼル侯爵を連れて行くのは残念だけど、シェリーが連れて行かれそうになると菅原が自分と結婚する娘だから手を放せと助け、シェリーが真珠を使ったと聞くと菅原個人の金で買うと約束したのは泣けました。
白百合は菅原を立派な外交官だと褒めていたけど、シェリーを助けた後は嘉納大臣に連絡して冷静なのは頼もしいです。
薔薇騎士団が我らは翡翠宮を守る者だと前に出て、使節の許しの無い者は通さないと抜刀し、掃除夫と戦いになったのはワクワクしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第21話】のネタバレ感想
「デッドライン」
翡翠宮を守る薔薇騎士団と、シェリーとカーゼル候を捕らえようとする掃除夫との死闘が始まった。
死にゆく者を前に自分の覚悟を語るシェリーに、この事態を引き起こした菅原もまた、この犠牲は自らが背負うべき罪であると覚悟を決める。
政変により講和派の身の安全が危ぶまれる状態となったが、日本では、ある作戦を実行すべく嘉納外務大臣と夏目防衛大臣が首相官邸に直談判に訪れるなど、講和の芽を守る努力が続いていた。
一方伊丹たち一行は、レレイに導師号の試験を受けさせる
ため、再びロンデルの街を訪れていた。
嘉納大臣は森田総理大臣に翡翠宮にいる白百合副大臣達の救出作戦の許可をもらおうとしたけど断られ、特地に各国の使節団やマスコミがいるから情報が筒抜けになると言い、騎士団に任せて使節団がいなくなったら好きにしていいと各国への外聞しか気にしていないのはイラっとしました。
翡翠宮では薔薇騎士団が掃除夫と交戦していて、シェリーは自分の為に死ぬ者から目を背けないとは立派でした。
菅原もシェリーを助ける為にこの戦いを生んだから俺の罪だと言い、カーゼル侯爵が人に出来るのは納得する罪を選ぶ事だけだとは深いです。
アルヌスでは自衛隊が何時でも出動できるように横になって待機しているとジャーナリストの古村が自衛隊は国費を貪っていると批判的で、受け手がどう思うと知らないとは無責任ですね。
自衛隊が使節団を車でアルヌスの店まで案内すると帝国全土の地図が入荷していて、各国が欲しがるけど案内していた女性の隊員が即決で買って情報を守ったと言うけど背後の部下達がお金を盗られて泣いていたのは笑えました。
伊丹達はレレイの学会の為にロンデルに戻ると、宿の従業員に襲われてビックリだけど居酒屋で会った男に伊丹達は極悪非道の人殺しで手配書まで見せてもらって金貨ももらったと騙され、手口は暗殺者の笛吹男だと分かり他人を刺客に仕立て自分では手を汚さないとは卑怯ですね。
ロゥリィが宿の従業員を許して、レレイが安全な場所になったと継続して泊まりたいと言い、他人に騙される人間は何度でも騙されるから笛吹男が接触するのを待つとはドキドキしました。
ロンデルと外を繋ぐ橋が直って馬飛脚が炎竜を倒した話を伝えて街中に広がり、伊丹は襲われた時と時間差がある事に疑惑を持ち自衛隊と連絡を取ろうとしたのは不安になりました。
ピニャも翡翠宮に向かおうとするとゾルザルから呼び出しがあり、翡翠宮に千人の帝国兵士が現れたのは緊張しました。
ピニャはゾルザルから翡翠宮の守りを解くよう言われるけど、カーゼル侯爵を引き渡す事は出来ないし翡翠宮に行くと言うと止められたのは心配です。
日本では嘉納大臣が説得を続けていて、森田総理大臣が責任を押し付ける事で許可したのは嫌な奴だけど、救出作戦が始まったのはホッとしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第22話】のネタバレ感想
「奴隷服を着た皇女」
翡翠宮攻略の失敗に業を煮やしたゾルザルは、帝国の正規兵を投入。事態は第二段階に突入した。
導師号試験を迎えたロンデルでは、暗殺工作の調査をしていたシャンディーが4日ぶりに帰還。伊丹達は試験会場でのレレイ襲撃計画を知る。
会場には騙されて刺客となった者が複数紛れている可能性が高く、控室でも警戒を怠らない伊丹達。そして目に止まった不審な老賢者を伊丹は刺客と推理し、警告してみると案の定手からはナイフが。
引き続き警戒するなか試験が始まり、いよいよレレイの番が来る――。
翡翠宮は味方同士で戦わなければならない事に疑問を持つ者もいるけど衝突は避けられず、ロンデルでは宿屋の従業員に声を掛ける奴をシャンディーが見張っていると獣人の女性・ノッラが作戦を持ち掛けていたのはドキドキしました。
シャンディーがノッラの後を付けたけど消息を絶ってしまい、4日ぶりに現れて笛吹男は賞金稼ぎ風の男で尾行したけど途中で見失ったとは残念でした。
レレイが導師号試験の会場へ行くと同じ試験を受ける者がレレイを殺そうとして、伊丹がいち早く気付いて取り押させたのはホッとしました。
伊丹がレレイの頭を撫でて頑張れと言うから、レレイが顔を赤くして喜んだのは勘違いさせて罪な男です。
レレイが発表する番になるとノッラが現れて直接襲ったのは焦ったけど、カラフルな光が無数ノッラを襲って爆発が起きたのはグッジョブでした。
街中にレレイが狙われていると噂になっていたので魔導師達が待ち構えていたとは強力な味方でしたね。
伊丹達がステージから降りようとするとシャンディーがレレイを刺したのはビックリでした。
特地派遣方面隊方面総監室にいる狭間陸将は命令が来ると信じて待っていたのはもどかしかったです。
翡翠宮では食料が底を尽きそうなのでイタリカへ逃げる計画を立てるけど、休む暇も無く敵が攻撃してくるのは虚しいですね。
帝都の皇太子府ではピニャが奴隷服で牢屋に連れて行かれ、テューレが閉じ込められていた部屋でお似合いだと言い、ゾルザルがお前の負けだと言ったのは悔しいです。
レレイは無事で論文は評価されたけど身辺にトラブルを抱えているので導師号は保留になったのは残念でした。
シャンディーが鎧を着ているのはズルイと言うと伊丹がシャンディーから聞いたノッラの作戦だと言い、ロゥリィが騙されたのがおバカな子で良かったとはその通りで皆からもボロクソに言われたので反省して欲しいです。
グレイはピニャを助けるには大元のゾルザルを討つ方が効果的だと言い、馬飛脚よりピニャが大変だと知らせが来て伊丹達が向かうのはドキドキしました。
狭間陸将が連絡を受けて決行だと叫び、自衛隊が翡翠宮へ向かう事になったのはホッとしました。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第23話】のネタバレ感想
「空挺降下」
帝都では薔薇騎士団と帝国兵との間で、同胞同士の戦闘が
続いていた。被害者が増え続ける中、講和の芽を守るべく、
翡翠宮にいる日本人と、講和派貴族を救出する空挺降下作戦を決行する自衛隊。
先行する特戦群は帝都西門を確保し、第3偵察隊は講和派議員が囚われているバスーン監獄を制圧。空挺部隊が降下を開始し、落下傘が空を埋め尽くす。
一方、ピニャが囚われの身となっていることを知った伊丹は、救出のため帝都に急いでいた。
自衛隊は帝都を奇襲して翡翠宮にいる同胞と亡命者を救出して今後の講和の芽を守る事が目標であり、カウントダウンが始まったのはワクワクしました。
空から帝国の防空施設を破壊して竜騎隊のワイバーンを撃退し、正門を制圧するとバスーン監獄もあっという間に制圧したのは流石です。
空からパラシュートで自衛隊が降りて来たのは壮観だし、ゾルザルが驚いて動けなくなると西門が制圧されたと聞いて弱腰になるけど、テューレが逃げるのかと煽って動くなとは殺そうとしているようでした。
自衛隊が降り立つと新たな部隊も到着して翡翠宮に向かい、帝都市民と貴族を馬車に乗せてイタリカへ避難させるのはホッとしました。
伊丹が荒っぽい運転で急いでいたけど第3偵察隊の部下達を心配していて、その頃の第3偵察隊は避難民の誘導をして無事なのは強いです。
翡翠宮に自衛隊が到着すると矢が飛んで来て負傷者が出たけど殲滅に成功し、薔薇騎士団も指揮官を討って制圧を完了したのは安心しました。
白百合副大臣達は帝都を脱出する事になり、ボーゼスが負傷者も連れて行って欲しいとお願いするとピニャを助けに行くと馬で向かってしまい、ヴィフィータも後を追い掛けたのは心配です。
ゾルザルはテューレの言いなりになっていて将軍達の言葉を受け入れずに無理な命令をしたのは破滅へ向かっていますね。
ボーゼスがピニャ殿下に会おうとすると敵だと攻撃され、ヴィフィータと泣きながら逃げるのは可哀想でした。
門を出ると残っていた自衛隊に助けられてヘリで救出され、ヴィフィータが健軍にお姫様抱っこで助けられて顔を赤くしたけど、ピニャを助けられないとボーゼスが号泣したのは貰い泣きしました。
ピニャは牢でここから出してくれと泣いてドアを叩くけど誰の耳にも届かず、伊丹達が嵐の中を走って帝都が見えたのは早く助けて欲しいです。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり【第24話(最終話)】のネタバレ感想
「斯く戦えり」
ピニャを救うべく帝都に駆けつけた伊丹。第3偵察隊の面々と再び行動を共にする事になり、ピニャの奪回と皇帝の救出のため皇城へと向かう。
城内では、自衛隊に手を貸したとして、ゾルザルがピニャを責めていた。そこに現われた伊丹達。ゾルザルは怪物ジャイアントオーガーをけしかけるも、ロゥリィとレレイがあっさりと撃退。
さらに伊丹に一対一の勝負を挑もうとするゾルザルだったが、自衛隊の狙撃手による一発が近くをかすめ、動きが止まる。伊丹はいつでも頭を撃てると冷たく告げ──。
帝都に駆け付けた伊丹は途中で保護した人達を乗せていてお人好しだし、第3偵察隊の皆が作戦に協力してくれるのは嬉しいですね。
伊丹が下男に化けて荷車に見せた車を引くのは大変そうだけど、皇城の真正面へ行くとレレイとロゥリィが陛下から呼ばれたと言うとあっさり通れたのは笑えました。
ピニャがゾルザルの前に連れ出されて騎士団が自衛隊の手引きをしたと乱暴な扱いを受けるのは酷いけど、レレイが城に入ると兵士達を眠らせたのはグッジョブです。
ゾルザルは自衛隊を倒して最強の存在になるのが目的だと言い、自衛隊が助けに来るまでピニャは殺さないと言い、何時でも掛かって来いと高笑いをしようとしたらロゥリィの声が聞こえてドアが乱暴に開いたのはワクワクしました。
ゾルザルが伊丹達を見て怯えたのは情けないし、ジャイアントオーガを出すけどレレイとロゥリィが倒したのは凄いです。
伊丹は時間だと言ってレレイをこれ以上狙わないようにと言い、ゾルザルが勝負しろと言うけど伊丹は銃を床に撃ち何時でも狙っていて今度は頭を撃つとはスカッとしました。
倉田が車で迎えに来て伊丹の膝にロゥリィが座ったのは可愛いし、黒川が皇帝を救出するけど門が閉まろうとして大ピンチなのを他の自衛隊が助けてくれたのはホッとしました。
皇帝の目が覚めて自衛隊に皇帝とピニャに講和派議員がいればゾルザルを逆賊に出来ると言い、皇帝はピニャを皇太子として帝国の未来を託したのは希望が持てました。
ゾルザルは主戦派と一緒に帝都を脱出し、テューレは帝国を無茶苦茶にして復讐を果たしたのに涙が止まらないのは可哀想でした。
十日後のイタリカではピニャの立太子の儀と帝国正統政府の開府が執り行われ、ピニャは日本と共に帝国の為に力を尽くすと誓ったのは今後が楽しみです。
富田はボーゼスと付き合っていてお腹に子供までいるのはビックリだし、ヴィフィータと健軍も付き合っていて、柳田はデリラと良い感じで、菅原はシェリーと結婚するのは幸せがいっぱいですね。
式典には伊丹の姿が無かったけど日本に戻って同人誌即売会へ向かい、テュカとレレイとロゥリィが狭間陸将の許可を得て来ていて騒ぎになったのでパトカーに乗せられてしまい、同人誌が買えなかったのは残念でした。
