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ユーレイデコ 第5話【アニメのあらすじとネタバレ感想まとめ】流行が去る現象がリアル

この記事は約5分で読めます。

アニメ『ユーレイデコ』第5話「うそつき鵺を追って」のあらすじと感想をネタバレ有りでまとめています。

視聴後にエピソードの内容を確認したい人、あらすじを知りたい人、見逃した人向けの内容になっています。

ユーレイデコ第5話の感想本文には多少のネタバレが含まれている場合がありますのでご注意ください。

 

▶『ユーレイデコ』の感想を第1話から読みたい方はこちら

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ユーレイデコ【第5話】のあらすじとネタバレ感想

ユーレイデコ【#5】「うそつき鵺を追って」のあらすじ

ユーレイ探偵団に新たな依頼が舞い込む。依頼主は、デコで作った人工動物が集まるネオ動物博物館の博士。博士は自分が作り出した最高傑作である「ヌエ」という動物のデコペディア情報を修正して欲しいという。

TVアニメ『ユーレイデコ』公式サイトより引用

 

ユーレイデコ【第5話】のネタバレ感想

正しいとは何?ヌエの情報を書き換えるお仕事はベリィとハックがやらかした?!

鳩が持って来た手紙はユーレイ探偵団にヌエを救ってくれという依頼だったけど、ヌエとは何かベリィ達も分からなくてワクワクしました。ネオ動物博物館が紹介されてハックがロボッチケンを犬と撫で回し、ミスターワトソンを猫だと思って撫で回すけどロボットでも猫でも無いとは何者か気になります。鳩はネオ動物博物館から来たようでハックがヌエを気に入って探すけど細い路地や配管を通り車に飛び乗ってハラハラしました。ベリィが転んでしまうとヨタヨタと言ったのは笑えたけど、ハックに付いて行くのは大変そうでした。

ネオ動物博物館に着くとハックは恐竜に乗って遊んで、博士が尻尾で吹っ飛ばされて血を流していたのはビックリだけど、そのままでヌエについて熱弁してしまうのは笑えました。デコペデアの情報が間違っていて本物が偽物扱いされるのは可哀想なので情報を書き換えて欲しいとは難しい依頼ですね。

ベリィとハックが超再現空間でカスタマーセンターのセキュリティを突破しに行くのに名乗り出ると、ハックはベリィを鈍くさいと言って笑えます。巨大な図書館のような世界でヌエの情報を一冊ずつ調べていかないといけないのは大変で、ハックが寝てしまう気持ちは分かりますね。

せっかくヌエを見つけたのにハックとベリィが遊んでしまって逃げられたのはハラハラしました。ヌエが独り歩きして縁起が良い事になりヌエブームになるとはビックリだけど、博物館にいるのは偽物と言われて本物のヌエが可哀想でした。正しい情報に拘るベリィにハックは自分の情報を見た事を怒って、正しいのは自分の目で見たものだとは格好良かったです。

博士は正しくないヌエを消してしまって寂しかったし、デコペリアからはヌエの情報が消されていて虚しいですね。フィンからユーレイにも過去があって誰にも知られたくない事があると言われてベリィがハックに謝ろうとすると、ハックはベリィの学校の成績を見てバカだと言ったのは笑えました。博士はネッシーとイエティを作ろうとしていたけど、これ以上愛するものを消したくないと止めてしまったのは切なかったです。

40代女性の感想

 

本物のヌエはどんな動物?忘れられていく流行りモノたちの運命とは?

ユーレイ探偵団の今回の依頼は人工動物でネオ動物博物館を経営する博士からのものでしたが、結果的に哀愁漂うお話でした。ネオ動物博物館には大小問わず様々な人工動物たちが存在していましたが、すべてを博士一人で作ったとは驚きです。よほどの情熱がなければできないことだと思います。

本物の動物を展示できればそれが一番良いことなのでしょうが、逆に絶滅した動物でも人工動物なら再現することができ、触れ合うことができる。見た目のみならず野生の本能まで再現できるとは、凄くリアルですね。ヌエはデコペディアではとても可愛らしい容姿をしていますが、それは偽りの情報であり、ネオ動物博物館にいる可愛いとは言い難いヌエが本物

しかし、世の中ではデコペディアに掲載されていることは全て正しいという認識で、例えそれが真実ではなくとも信じてしまうのですよね。正しさを追及したいわけではなく、面白いモノに乗っかってしまう。この現象は現在の情報社会にも通じるものがあるなぁと思いました。

世の中は常に刺激や面白いものを求めていて、ブームが起きると一斉に流行って街中に溢れるけれど、ブームが過ぎ去って別のモノが流行り出すとあっという間にその存在ごと忘れ去られてしまう。それが流行りモノの運命なのかも知れませんが、何だか切なさも感じます。

ベリィたちは博士からデコペディアのヌエの情報を正しく書き換えて本物のヌエを救って欲しいという依頼を受けますが、結局は失敗に終わってしまい、残念でした。しかし、そもそもヌエは架空の動物で、存在自体があやふやなものなのですよね。

「正しい」にこだわりたいベリィと、それを「つまらない」と一蹴するハック。確かに正しさを求めすぎるのは窮屈に感じることもありますし、さじ加減は難しいですよね。消えてしまった博士が愛したヌエは消されてしまい、ヌエブームもあっという間に過ぎ去って、もやもやとしたものだけがベリィの心に残り、何だか色々なことを考えさせられる回でした。

40代女性の感想

 

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ユーレイデコ【第5話】の口コミ・評判は?

 

▶『ユーレイデコ』第6話の感想はこちら

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