アニメ『勇者、辞めます』のあらすじと感想をネタバレ有りでまとめています。
さらにアニメ見逃し無料動画情報や『勇者、辞めます』についての作品情報と動画もまとめています。
複数のネタバレ感想を掲載していますので、様々な角度から作品に対する評価を楽しんでいただけます。
- 勇者、辞めます【第1話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第2話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第3話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第4話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第5話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第6話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第7話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第8話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第9話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第10話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第11話】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【第12話(最終話)】のあらすじとネタバレ感想
- 勇者、辞めます【アニメの見逃し無料動画情報】
- アニメ【勇者、辞めます】について
勇者、辞めます【第1話】のあらすじとネタバレ感想
【第1話】 次の職場は魔王城
世界を救ったにも関わらず、その強さ故に人々から恐れられ、居場所を失った勇者レオ。彷徨の末に辿り着いたのは、自ら半壊滅に追いやった魔王軍だった。レオは元勇者として採用面接に挑むが、魔王エキドナに追い返されてしまう。それでも諦めないレオが頼ったのは、かつて戦った四天王たちだった。
『魔王様はご立腹?!レオが勇者から魔王軍に転職した理由とは?!』
勇者レオが自分で壊した魔王城に再び舞い戻ったのは攻撃されないかとヒヤヒヤしたけど自分から元勇者と名乗ってビックリ。
採用試験を受けに来たと宣言し魔王を倒した実績をアピールして決まったと思っているが呆れます。
魔王エキドナが怒って不採用だと叫びながら炎を出したのはナイスツッコミでした。
それでもレオはアピールを止めないし書類を燃やされても諦めない不屈の精神はさすが勇者ですね。
レオは強くてパーティーメンバーがお荷物だと一人で魔王軍を倒したとは性格に問題があると魔王軍四天王にまで言われて残念な奴です。
軍四天王の一人シュティーナに土下座するとかプライドは何処へ行ったのやら。
採用してもらう為に各四天王をどうやって倒したか説明するとはそういう所だと思いますね。
レオはメルネスを倒す時に街の文化遺産を壊して怒られたとか笑えます。
メルネスにその後どうなったのか質問されたけど聞こえないフリとか適当な性格でもあるみたいですね。
リリはレオの真似をしてお兄ちゃんと呼んで好意的なのは、出会いが平和的で強い相手が好きな種族だった事から結婚したいなんて子供が大人に憧れているようにしか見えないですね。
レオが魔王を倒して街に帰還すると強すぎて危険だと人々に恐れられるとは可哀想でした。
怪物呼ばわりされて討伐対象になってしまうとは酷いです。
国外退去を命令されたけど国王からの取ってつけたような言葉が白々しかったですね。
傷心のレオは魔王軍が人材集めをしていると聞いて険しい道を乗り越えて辿り着いたのは相当な覚悟に見えました。
リリがレオの話に号泣して四天王も同情したようで採用されたのは良かった。
一ヶ月間の仮採用で魔王エキドナに内緒なのが怪しいけど取り敢えず安心しました。
魔王城は問題ばかりで仕事はいくらでもあったけど原因はレオだからシュティーナが怒るのも当然ですね。
魔王エキドナは無駄な殺生を禁じていたとは良い魔王様のようでレオが聞いてみたいと本気だったのでエキドナに会える日が楽しみです。
40代女性の感想
『勇者が魔王軍に!?』
勇者が勇者をやめて魔王軍に加入希望をするというかなりド派手な展開に驚きました。
魔王からしたら今までさんざん自分や自分たちの軍を苦しめてきた勇者が、突然仲間になりたいといってきたら、怒りを通り越して困惑してしまうだろうなと思ったのですが、実際に本作でもそんな描写が見られましたね。
主人公レオによる唐突な魔王軍への加入希望、案の定魔王のエキドナ様が派手なリアクションをとっていて期待していたリアクションが見れてよかったです。
そしてすさまじい速さで加入手続きをレオがシュティーナとすることになるのですがこのシーンがまたなかなか異様な光景でした。
魔王軍であるシュティーナはかつてレオと戦ったことがあるわけで、レオはそんなことを知ったうえでシュティーナを弱かったななどと軽い感じで話しかけていました。
これには思わずシュティーナもツッコミを入れていて面白かったですね。
レオは強すぎるがゆえに人々から勇者なのに恐れられて居場所をなくし魔王軍へ行きついたそうです。
みんなを守るために力を使い活躍していたのに、称賛されるどころか逆に疎まれてしまうのはレオが少しだけかわいそうだと思いました。
しかしあんまり気にしている様子ではなかったので彼の魔王軍での新たな活躍に期待したいと思いましたね。
20代男性の感想
『チョロすぎ』
単刀直入に、魔王軍チョロすぎなのでは?と些か不安に駆られたのは無理からぬ話だと思いました。
一応は、敵対していた相手で、それも城を半壊させた、言うならば憎むべき対象として扱われても何の文句も言えやしない立場であるはずの人間に対して、割と友好的に接するのはなかなか理解し難いものがあり、率直に意味わからん状態と言うほかなかったです。
ほとんど歓待していたと言っても過言ではありません。
勇者のこれまでに至るまでのあれこれを話して、それに同情を示すくだりについても、四天王がそんな情けない有様でどうするのか?と、心配するほかない状態であり、そもそもこの雑魚キャラたちがよくも今まで四天王としてやってこられたよなと、疑問が瞬時に浮かび上がったのは、当然のこととしか言いようがないと思いました。
こと魔術師だから肉弾戦は弱いとか云々の理論を並べ立てていたシュティーナさんなんて、どういった経緯があって四天王になれたのか、どれだけ頭をフル回転させたところで皆目見当もつきません。
あのムチムチの蠱惑的な体で誘惑したのかと考えたものの、エキドナにその手のやり方が通用するとも思えなかったです。
そのへんことは、おいおい判明することに期待するほかありません。
20代女性の感想
性格の悪さが居場所を無くする原因なのでは・・・!?
勇者、辞めます【第2話】のあらすじとネタバレ感想
【第2話】 明日の自分が楽になる仕事をしろ
魔王軍に仮採用された勇者レオ。正規採用のためには、正体を隠しつつ魔王軍復興に貢献し、四天王の推薦を得なければならない。手始めに、四天王の中で最も頭脳明晰な魔将軍シュティーナを手伝うことにしたレオは、黒騎士オニキスを名乗って行動することにする。しかし、シュティーナの仕事量は完全に限度を超えていて……
『レオの初仕事!シュティーナは怒っているけど優秀な仕事ぶりとは?!』
誰よりも早く出勤してやる気をアピールするレオだけどシュティーナの寝室に入って魔王の声で起こすとか可哀想、女性の部屋の鍵を開けるのもダメだし、シュティーナの顔が真っ青で精神攻撃するのもダメですね。
シュティーナがレオに気づいて攻撃するとエキドナがストレスで悪夢を見たと勘違いして笑えました。
プリプリ怒るシュティーナがサキュバスらしくなくて可愛い。
レオはお構いなしで仕事のリストを見て考え込んでマイペースですね。
魔力供給の装置を俺に任せろと大口を叩くけどシュティーナの反応が薄くてクールビューティーなのは素敵です。
レオは黒騎士に変身した方が格好良いですね。
さっさと仕事を済ませて戻って来たレオは魔力が戻って無いと長時間休憩してシュティーナがイラッとするのも分かります。
一向に動かないレオを成敗しようとしたのはテンション上がったけど邪魔されたのは残念でした。
シュティーナの部下のディアネットに魔力供給の仕方と同じ作業が出来る者を探させたとは賢い。
ディアネットは以前からシュティーナを心配していたとは良い部下を持ちましたね。
レオの仕事ぶりを時間経過と共に聞いて分かりやすかったけど報告を待つ間はやっぱりサボりでしたね。
だけどレオはシュティーナの性格まで把握して報告を後にしたとは感動しましたね。
休憩しながら仕事と胸を見ていたとはサラッとスケベな事を言って軽いですね。
部下に任せる仕事を見つけたのは優秀だから何も言えないのが悔しいですね。
レオは調子に乗ってシュティーナに軽口を叩くと魔法を打ち込まれて朝より仲良しになって良かったです。
リリが食料調達に向かう事になったけど計画書が幼稚園児並のお絵かきだったのは笑えました。
40代女性の感想
『シュティーナの代理レオ』
シュティーナがかわいい回でした。
魔王軍四天王である彼女ですが、冒頭眼鏡をはずしていたので誰かわかりませんでした。
勇者レオが勝手にシュティーナの寝室に侵入していたようで、眼鏡をはずしたシュティーナはきれいすぎてお姫様のようでした。
エキドナ様だと最初レオのことを思っていたようで、大げさというほどにあやまっている様子が印象的でしたね。
その後眼鏡をかけるといつもシュティーナであったとその変貌ぶりに驚きを感じたのでした。
勇者をやめて魔王軍に入ったレオは成果を上げなくてはいけません。
まずはシュティーナの元で成果を上げようとしていました。
シュティーナは魔王軍の仕事を有能なだけに一挙に引き受けていました。
それだけに寝室に入ったときにエキドナ様に許しを請うような、状態を見せていたので、かなり使いつぶされていたのだと思いましたね。
そんなシュティーナの仕事をレオが一部引き受けてあげます。
最初は全く期待している様子ではなかったシュティーナも着実に成果を上げたレオを見て感謝していてよかったですね。
レオの大口を軽くあしらっていたシュティーナも成果を上げたレオを見て認めざるをえません。
するとレオが最初に予想した自分の成果によって仕事が減ることでシュティーナは自分にキスをしてしまうほど惚れてしまうという、大口が鮮明にリアルさを帯びていきます。
それだけにシュティーナは顔を赤らめて怒ってしまったのが分かりやすいと思いましたね。
レオは次回魔王軍の誰の下で成果を上げるのか気になるところです。
20代男性の感想
純情サキュバスがんばれー。
勇者、辞めます【第3話】のあらすじとネタバレ感想
【第3話】 ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる
魔王軍にとって最重要任務の一つである兵站を任された獣将軍リリ。その大らか過ぎる性格のせいで、仕事の効率はまったくあがらず、部下も困惑するばかり。そんなリリのサポートをすることになったレオは、頭ごなしに注意するのは効果的ではないと判断。なんとかリリ自身が状況改善の必要性に思い至るよう一計を案じることに……
『大将軍リリのお仕事開始!幼子に仕事を教えるレオの作戦とは?!』
南国の浜辺でバカンスな雰囲気だけどリリが暴走して部下と一緒に鬼ごっこをしているようにしか見えないのが残念ですね。
本当は食料補給が目的なのにはしゃいでいて楽しそうでした。
リリも将軍の一人だけど中身が幼い子供のようだから報告書もお絵かきで可愛い。
シュティーナはリリに成長してもらいたいと親心なのは感動しますね。
レオがお目付け役で一緒に行く事になったけど実質は先生みたいなものですね。
レオがふざけてシュティーナに甘く囁くと怒って氷で部屋を破壊するとは純情なサキュバスで笑えます。
リリ本人は真面目に仕事をしているつもりでも街や畑の中を自由に走り回って物資を集め、人材の活用どころかおやつタイムまであってビックリです。
レオが住民に頭を下げて菓子折り持って行くとか面白いですね。
レオが頭を抱えているのを見つけたリリが心配しているのは可愛い。
召喚した蛇を使ってレオは病に冒され薬草が必要だと思い込ませてリリを動かすとは考えましたね。
山には数々の試練を設置して仲間と協力させる事が狙いとはレオも頑張って作りましたね。
リリが必死で銀髪のフェンリルに変身したのは綺麗でした。
リリは魔法でしか壊せないはずの大岩を体当たりで壊して部下との連携作戦は失敗とか笑える。
第二の試練も仲間を呼ばずに一人で突破して痺れを切らしたのはレオの方とは面白い。
レオが吟遊詩人に化けてヒントを出したのは微笑ましかったです。
レオの努力も虚しく作戦は失敗の連続でビックリですね。
リリはレオに薬草を飲ませてくれて優しい。
仕事のやり方を自分から変えると言って来たのは嬉しいですね。
報告書は相変わらず絵日記みたいだけど成長したのは泣けました。
レオも素直に教えた方が良かった事に気づいてお互いに学ぶ所がありましたね。
レオがエキドナから呼び出されたけどまだ城にいたのを知っていたのが驚きです。
何の話があるのか楽しみですね。
40代女性の感想
『獣将軍とレオ』
勇者レオはまたまた新たな魔王軍の幹部のお手伝いをしていました。
その人物は魔王軍獣将軍のリリです。
中々に愛らしい容姿で一見そんなに強そうにも見えないリリですが、獣将軍という名前は伊達ではなく、白銀のような体毛をまとったいかつい狼のような姿に変貌していました。
とはいえ話し方は普段通りなので見た目と中身のギャップが凄すぎると思います。
そもそもなんで今回リリにレオが同行しているのかというと、兵站という最重要任務を任されていただけに、そもそものリリの性格上おおらかすぎて効率が上がらなかったという側面があったようです。
人選に問題があったというのは、普段バタバタしていて忙しいシュティーナの弊害が出ているのではないかと思いましたね。
ということで勇者レオの参戦はやはり魔王軍にとっては救世主以外の何物でもなかったものなのだと思いました。
リリが改心するべき一番の部分はなんでも自分でやろうとすることだと思いました。
一人でやるより部下と一緒に協力して作業を進めていった方がはるかに効率的です。
そこで勇者レオはその旨をリリに伝えてなんとか気づいてもらおうと奮闘していました。
自信の体調を崩すことでリリはレオになついているため、半ば強制的に動くことになります。
そんなリリがうまく協力することの大切さに気付くように誘導するというレオの作戦は中々にうまいなと感じました。
魔王軍がどんどん活性化されていきレオの凄さがどんどん実感できるのがいいです。
20代男性の感想
子供の行動は予測不能。
勇者、辞めます【第4話】のあらすじとネタバレ感想
【第4話】 地獄の飲み会
黒騎士オニキスとして魔王軍復興に携わり、着実に功績をあげていくレオ。順調に正式採用への道を進んでいた矢先、魔王エキドナから酒席に招待されてしまう。どうやらオニキスの活躍がエキドナの耳に入ってしまったらしい。絶対に正体がバレてはいけないレオは、出来る限り早く酒席をお開きにするべくその知識をフル活用するが……
『ついに呼び出された!魔王エキドナに黒騎士オニキスは何処まで隠し通せるのか?!』
レオが魔王軍から人々を守ったはずが冷たい目で見られている夢を見たのは可哀想でした。
エキドナからの呼び出しに黒騎士オニキスとして挨拶に行ってなかった事を思い出したけど原因はシュティーナの呟きだったとは笑えます。
レオは黒騎士の姿になってエキドナの部屋に向かうのはドキドキしました。
予想外の歓迎ぶりにビックリだけど二人きりでの食事会になるとは恐いですね。
エキドナから無礼講だからと兜を外された時は正体がバレたと焦ったけど酔っていたせいで顔が分からなかったのは安心しました。
上司との飲み会を早くお開きにしたいとレオが酒をガンガン飲ませて悪口になっているのは笑える。
酒乱だったエキドナには通用しなくて面倒くさい事になったのは残念でしたね。
上司との飲み会を楽にする方法と相手の興味のある物について話すのは良い案だけど、レオが自分で作った料理を褒めていたとは呆れます。
料理の改善をしたのは凄いし、事前に色々と調べておくのは良い事ですね。
呪いだから兜を被っていないと駄目だって言っているのに酔っ払ったエキドナは夜通し飲むとかレオの乾いた笑いに同情します。
エキドナはオニキスに感謝しているけど勇者レオは絶対に許さないと激しく怒っていて残念ですね。
賢者の石狙いだったけど勇者に邪魔されたとずっと文句を言っていて笑えました。
エキドナが賢者の石に執着する理由をレオは真正面から聞いたのは怖かったですね。
エキドナは荒れ果てた魔界を緑豊かな大地にしたいと夢を語って良い魔王様ですね。
侵略では無いから被害を最小限にと願っていたのも素晴らしいので何か別の方法で夢が叶うと良いですね。
オニキスは自分のせいでエキドナが苦しむ事になったと落ち込んだのは可哀想でした。
何故ここに来たのか聞かれてレオは正体をバラそうと決意したのはハラハラしました。
シュティーナとリリが駆け込んで来てメルネスとエドヴァルトがいなくなってビックリ。
レオとエキドナの反応が笑えました。
40代女性の感想
『エキドナの本心がよかった』
エキドナが可愛らしかったです。
オニキスとして活躍していただけにエキドナの酒席に呼ばれるレオ。
すっかり期待の新人オニキスにエキドナがなついていた感じがよかったです。
レオはエキドナに正体をばれるわけにはいかないためできるだけ距離を置いていました。
なのでこの酒席は地獄そのものでした。
数々のレオが見せてくれた飲み会を早く終わらすテクニックですが魔王エキドナの前にはことごとく無駄に終わっていたのが面白かったです。
意識しないでレオのテクニックを破ってしまうというのも魔王エキドナの凄みだなと思いました。
酒席の中でオニキスとして掛けていた鎧や心情などのフィルターが徐々にはがされていきレオの正体が本当にばれてしまうんじゃないかとひやひやしながら見てました。
事実長々と話していた勇者へのエキドナの文句はそれくらい勇者レオのことががむかつくのだと見て取れました。
レオは強すぎる勇者で人々からも称賛されずそれが嫌な思い出になっていたに違いありません。
そんな中でエキドナが話した本心は非常にレオの心を動かしていたように思えました。
勇者レオが強くいくら劣勢でもひかない魔王軍、それには魔王の領地の資源不足で生き残るための戦いだからという理由がありました。
根はやさしいエキドナは戦でも非情になりきれない、それにレオのことですら考えてくれています。
正体を明かそう、そうレオが思うあたり、相当エキドナのセリフは彼の心に響いたのだと思いました。
20代男性の感想
エキドナ様の真意が知れて良かった。
勇者、辞めます【第5話】のあらすじとネタバレ感想
【第5話】 仕事を辞めたくなったら一度相談しろ
突如として魔王軍にもたらされた衝撃的な二つの報告。なんと竜将軍エドヴァルトが自刃を申し出る一方で、無影将軍メルネスは旅に出てしまったという。ひとまずメルネスの対応を引き受け、その後を追うレオ。なんとかメルネスに追い付いて旅の理由を尋ねると、思わぬ答えが返ってきて……
『逃げた四天王達の理由は?メルネスの教育係になったレオに意外な危機が待ち受けていた?!』
旅に出たメルネスにレオが追い付いて話を聞くとは面倒見が良いですね。
エキドナは酔っ払っていたけど酒を抜く為に火を吹いて復活したのは便利で羨ましいです。
レオが仕事を辞める時の心得は後悔しない事とは素晴らしい。
本気で逃げられると困るから鎖で繋いでいるのは恐いですね。
メルネスはハキハキ大きな声で喋れないのが悩みで得意な奴に仕事をやらせていたけどレオが倒してしまったとは笑えます。
レオに3日後までにコミュニケーションの達人にしろとは無茶振りだけどメルネスが逃げ出そうとすると仕方なくレオは引き受けて何をするのか楽しみです。
エキドナに報告した時にリリは黒騎士がレオだと言ってしまいそうになり慌てて口に手を当てたのは可愛かったです。
エドヴァルトは自分に剣を刺すけど鋼の肉体を貫く事が出来なくて凄い。
愛娘が見張っているとは面倒くさい四天王ですね。
メルネスはメイドに変装して食堂で働く事になって可愛い。
無愛想だし禄に喋らなくて心配だけど食堂のおばちゃんにも笑顔が大事と言われて面倒を見て貰っているのは微笑ましいです。
レオはみっちりと人との会話についてメルネスに教えていて本当に先生みたいですね。
会話に大事なのは思いやりとは良い事言っているのにアサシンには通じないのは難しいですね。
聞き上手になれと教えられて少しは分かったように見えたので頑張って欲しいけど、如何にも悪そうな男達がメルネスに絡んで来てハラハラしました。
アサシンの能力全開で倒してしまってスカッとしたけど正体がお客にバレそうになったのはヒヤヒヤしましたね。
メルネスがお客の様子を観察してオススメを紹介したのをレオに褒められて嬉しそうだったのは可愛かったです。
実践形式で練習するのも微笑ましい感じだったけど、レオが志望動機を聞かれて嘘を見抜かれたのはドキッとしたし本当の理由が気になります。
40代女性の感想
『暗殺者メルネスはコミュニケーションが苦手!?レオとの特訓が始まる。』
無影将軍メルネスの旅立ちで魔王軍上層部は大騒ぎ、とはいえこんな時でも前回の酒宴での酔いでふらふらしているエキドナが可愛らしかったです。
メルネスはそれくらい魔王軍における重要人物なのだと思いました。
メルネスを見つけ出したのはレオということで流石の働きぶりです。
何やらメルネスは魔王軍にいる中でコミュニケーションの悩みを抱えているようでした。
なんだかすごく現実でもありうるシチュエーションで、よく仕事をやめる原因はコミュニケーションが苦手だからというのは定番中の定番な理由で、メルネスに親しみを感じてしまいました。
そんな中で流石の人間力を見せていたレオ、メルネスにコミュニケーションの特訓をつけてあげていました。
場所は居酒屋というかなりコミュニケーションが苦手なメルネスにとってはきつそうな場所だと思いました。
レオ曰く最初はコミュニケーションが苦手なのはみんな同じで、何回も場数をこなすことで解消するのだとしていました。
本当かなと思いつつも、確かにある程度有効な手段であるとは思います。
メルネスも実践していくうちに成長してるなと思ったのですが、如何せん客層がひどすぎました。
メルネスを魔王軍幹部だとも知らずにげらげらと笑いながら馬鹿にした態度を見せた狼たち、彼らには然るべき罰を下すべきだなと思っていたのですが、メルネスが見事にうっぷんを晴らしてくれてよかったです。
魔王軍幹部であるメルネスを馬鹿にするなんて本来ならあの狼たちは首切り案件だと思いますね。
見逃してやったメルネスは寛大だと感じました。
20代男性の感想
本気で辞めたいときは同じ組織の人間に相談できないよね。
勇者、辞めます【第6話】のあらすじとネタバレ感想
【第6話】 勇者、長年の悩みを聞いてもらう
メルネスが面接官の任務を果たせるよう、コミュニケーション能力の向上をサポートしたレオ。その成果を見るための模擬面接で、レオは魔王軍に来た目的が人間への復讐ではないはずだとメルネスに指摘される。真摯なメルネスの態度に心を動かされたレオは、自らの過去を語り始めるが……
『メルネスの成長が微笑ましい?メルネスとレオの過去が壮絶で魔王軍の方が正義かも?!』
メルネスのコミュ力向上に力を貸していたレオだったけど魔王軍に入りたい本当の理由を聞かれてビックリです。
レオが魔王軍に入らなくても人類を滅ぼせると分かってしまったなんて成長したのは嬉しいですね。
メルネスは半人半魔で両親にまで気味悪がられて捨てられ奴隷として売られ暗殺者になったとは悲しいですね。
人間を恨んで滅ぼす為に魔王軍に入ったとは可哀想でした。
魔王エキドナや将軍達は人類滅亡なんて考えていない良い人達ばかりなのはほのぼのしたのでメルネスの心も変えてくれると良いなと思いました。
メルネスがレオに負けて自分の視点で世界を見ろと言われたのは泣けましたね。
レオが人類に裏切られて恨む気持ちは分かるけど偉そうな事を言っておいて何故だと残念がるメルネスが可愛かったです。
レオに同情して泣いて真意を問いただすのは胸が熱くなりましたね。
メルネスのちゃんと聞くから話せという言葉にレオも心を開いて安心しました。
レオは長い事生きているとは驚きだけど昔に東京という場所があって高度な文明が発達していたとはビックリです。
東京に穴が開いて魔界の住人達が現れたのはファンタジー感があったワクワクしました。
人類が最強の武器を欲しがって出来上がったのが成長を続ける人造人間でレオは生き残りだとはSFまで絡んだ壮大な話にビックリです。
文明が滅んで時代が変わってしまっても死ねないとは想像を絶する苦しみですね。
人間を守って世界を救うのが正しいのか迷ってしまうのも分かります。
レオは話をしている間に勇者を殺せと言われたのが嬉しいと気づいて勇者を辞めるチャンスだったとは長く感じて応援したくなりました。
メルネスはレオがエキドナの父親に会った事があると言うのは何百年も前の話だと気づいてくれて嬉しくなりました。
その時の賢者がレオとか生きた歴史なのは凄い。
レオが魔王軍は皆良い奴等だと言ったのは幸せそうでホッとしました。
メルネスが真剣に話を聞いてくるからレオも話をしてしまったなんて絆が生まれた気がします。
エキドナもレオに期待してくれているようで嬉しいですね。
40代女性の感想
『勇者レオの壮絶な過去が凄かった!』
レオがなぜ人々を助けても感謝されないのに憎しみを感じなかったのか、非常に興味深い話だったのでそれが明らかになって見ごたえがありました。
そしてレオが語ったのは悪魔たちが突如出現した頃の時代の話です。
悪魔を倒すには悪魔をぶつけるしかない、人間たちは研究を介して、デモンハートシリーズというとんでもない研究をしていたという話は、凄いジャンルが変わったなと思いびっくりしました。
その最後の生き残りがレオ、生まれた時から勇者であるということを義務付けられて、さらに他の勇者が朽ちていく中で、自分だけが生き残ってしまった、きっとすさまじい孤独を感じていたのだと思いました。
気が遠くなるほどの時代が流れる中でただ戦い続けるレオ、よくわからないけど世界を守り続ける、果てしない時の経過とともに、レオの思考は停止してしまったに違いありません。
だからこそ全世界から拒絶されてもうれしかった、そんなレオの思想は想像以上に達観的でした。
拒絶されたということは勇者をやめるチャンスを得たということ、役目からの解放はレオにとって幸せだったようですね。
第二の人生として魔王軍に入った、レオの謎だった部分が明かされ、すべてが繋がった感じがして、凄くすっきりした話でした。
また実はレオも相談相手を探していたそうで、思わずレオが自身の過去を話してしまう程、メルネスには相手の会話に真摯に向き合い引き出させる能力がある、つまりメルネスにはコミュニケーションの才能があるということが分かりよかったなと思いました。
20代男性の感想
マジで衝撃の事実が発覚!
勇者、辞めます【第7話】のあらすじとネタバレ感想
【第7話】 良い戦士が良い上司になるとは限らない
メルネスの問題を片付け、返す刀でエドヴァルトの問題解決に臨むレオ。
エドヴァルトは、部下が一向に強くならない責任を感じ、命を断って詫びようとしていた。根本の原因は、エドヴァルトが自分の強さを基準に考えていることだと見抜くレオだが、問題は恐ろしく頭の固いエドヴァルトにそれをどう分からせるかで……
『エドヴァルトは脳筋?エドヴァルト良い上司計画はアクシデント発生で大ピンチに?!』
エドヴァルトの娘がレオに相談に来て大興奮しているのは父親に似ていますね。
エドヴァルトは自分基準で物事を考え鍛えたはずの部下が魔物に勝てなかったから自害するとかビックリです。
強い奴ほど自分と同じ基準を求めてしまって相手の基準を下げてやる事が出来ないとは納得ですね。
説明をしながらリリが食堂で働いてメルネスと同じように出来ないからクビにされたのは可哀想でした。
兵士の中に過労で倒れる者が出てきたのは深刻ですね。
兵士達が真面目なのもエドヴァルトを尊敬しているからなのは素晴らしいです。
レオの事はメルネスからシュティーナとリリに報告されてもレオを疑ってはいるようだけど皆が助けられて好印象なのは安心です。
リリはレオが大好きなようで全力で信頼している姿が可愛いです。
リリが官吏している鉱山で機械文明時代のマシンゴーレムが見つかったのはSFみたいでワクワクします。
エドヴァルトが辞職を宣言するとマシンゴーレムが現れてレオが部下への指導の仕方を誘導してくれるのかと楽しみだったけど、マシンゴーレムの威力が凄くて山を半分吹き飛ばしたのはビックリです。
レオが防御魔法で何とかしているけど兵士は無理と逃げ出して笑えます。
レオがエドヴァルトに指示を出しても全く理解されないのが残念ですね。
レオにとっては常識だけどエドヴァルトには分からないとは部下の気持ちが少しは分かってくれると良いですね。
娘が文献を見て右脇腹が弱点だと知っていたのはよく勉強していましたね。
エドヴァルトが止めを刺して親子で協力したのは微笑ましかったです。
マシンゴーレムが救難信号を出したのは意外で埋まっていた他のゴーレムが動き出したのはハラハラしました。
魔王エキドナがシュティーナ達を連れて対応してくれたのは心強いですね。
レオはエドヴァルトに不甲斐ないとか努力不足だと言って娘と喧嘩するけど全部演技でエドヴァルトに気付かせる為なんてやりますね。
エドヴァルトが部下達に頭を下げて絆を取り戻したのは泣けましたね。
エキドナは必要以上に暴れて楽しんでいて笑える。
ストレス解消しているなんて魔王様も大変なんですね。
40代女性の感想
自分基準で相手をはかるのはA型の特徴。
勇者、辞めます【第8話】のあらすじとネタバレ感想
【第8話】 AD.2060東京某所にて
遥か昔――魔族を狩るべく降り立った東京の地で、一人のインプと出会う男。男は、他の魔族と違い友好的なインプに語らいを求められる。『自分の命とは何か』『使命の先にあるものは何か』。これまで考えたこともなかったインプからの問いは、男にとって取るに足らない言葉の羅列に過ぎないはずだった――
『レオが魔王城にいる理由とは?東京で出会った魔族はレオに何を語るのか?!』
茶会でエキドナは暗黒騎士オニキスを幹部として迎えるつもりだとシュティーナは言うけど正体を明かすのは指示があってからとはドキドキしますね。
エキドナも読んでいたという本をレオは手に取っていたけどシュティーナは賢者の石が気になるようで心配していたけどレオは何とかなると頼りになります。
レオは東京と呼ばれる地でインプのエイブラッドと話していた時を思い出していたのは雰囲気が変わりますね。
エイブラッドは魔界の事を色々話して助かろうとしていたけどレオの表情が読めずに怯えていたのは可哀想でした。
魔王ベリアルが穴を開けた理由は資源も求めて無人島に移住できるかもという話だったようだけど実際は東京のド真ん中に開いてしまったとは残念。
多くの魔族を残して穴が閉じたのは捨てられたからとは可哀想でした。
レオは色々と情報提供してくれたエイブラッドを保護している場所まで連れて行くとは良い奴だと思ったけど作られた者としてルール通りに動いているだけのようですね。
レオは名前を聞かれたのが嬉しくて笑顔になったのはホッとしました。
エイブラッドとは意気投合してお互い名乗ったけどレオの紹介が長いです。
レオは生体兵器だと説明を始めていたけど人間を守る為だけに作られたと聞くと悲しいですね。
エイブラッドは知能の高い魔族でレオに存在意義を問いて来たのは優しいですね。
エイブラッドはレオに寿命が無い事も心配して自分の存在意義についてずっと苦しむ事になるとは胸が痛いです。
レオはシリーズの中で最弱だから戦いが終わる前に果てると言うのも寂しいですね。
捕虜回収部隊が到着してエイブラッドは魔界に帰れないとガッカリしたけど人類との共存を望んで人と魔族の橋渡しをするなんて夢を語ったのは前向きなのに兵士に連れて行かれる姿が切なかったです。
エイブラッドが辛くなったら逃げ出して自分のやりたい事をやれば良いと言う言葉をレオは魔王城で実行しているのかなと嬉しくなりました。
エイブラッドを先生と呼びエキドナ達に本当の事を言うと決意したので幸せになって欲しいです。
40代女性の感想
『レオの深層心理に迫る!』
かつてのレオには自身の欲望というものが欠落していたのだと思います。
普通の人なら自分が利益を手に入れられるということを第一に考えるはずです。
人が動くのは見返りがあるからで、その見返りのない行為は意味のないものに等しい、たいていの場合はそんな感じで物事が運んでいるのだと思います。
もちろん絶対というわけではなくある程度の違いはあるでしょう。
しかしかつてのレオにとっては価値基準自体が不明瞭なもので、ただの自分の使命を全うするロボットのようなものでした。
実際実験で作られていただけにそのようなものなのだとは思いますが、それでもレオは人ですからロボットのようなかつての思考には疑問点しか残りませんでした。
レオは魔物を殲滅し平和な世界を実現するために勇者としての使命を全うし続けているわけです。
それでも人々には称賛をされないし見返りもなく、むしろ非難までされてしまうわけでした。
それでもレオは気にも留めず使命を実行しようとします。
一見素晴らしい勇者の鏡ともとれるかつてのレオの行為ですが、これは明らかに人間性が欠落していると思います。
レオにはもっと自分はこれだけ頑張ったのだから、非難されるなんておかしいと抗議するべきだと思います。
そんな感情を代弁してくれた今回の再注目キャラともいえるインプの存在ですが、このインプとの出会いが、勇者レオの自分を見つめなおすいい機会になったのだと思いました。
レオの深層心理に迫る、非常に興味深い話となっていましたね。
20代男性の感想
本当にやりたいこと、見つけよう!
勇者、辞めます【第9話】のあらすじとネタバレ感想
【第9話】 勇者、辞めたい
未だ黒騎士オニキスの正体がレオだと知らないエキドナは、その能力を認め、人間との懸け橋として期待するようになっていた。そんな矢先、突如人間界と魔界を繋ぐ大霊穴が閉じ始めてしまう。大霊穴が閉じきる前に聖都へ侵攻するか、魔界へ撤退するかの選択を迫られるエキドナ。その苦渋の決断を前に、レオは第三の選択肢を提案する。
『ついに正体を明かしたレオ!大霊穴が閉じる危機に賢者の石を求めて辿り着いた場所で待っていたのは?!』
エキドナは黒騎士オニキスを5人目の四天王に任命するとはただの魔将軍ですね。
人間との架け橋になると期待していて和やかな雰囲気だったのに大霊穴が閉じかけているとはビックリです。
応急処置はしたけど大霊穴が閉じるまで時間が無く一度閉じてしまえば魔界に帰れないとは緊張が走りますね。
選択は魔界へ撤退するか今直ぐ進軍するかだけど勇者レオには勝てないと分かっているので撤退しか無いのは事実上の解散になるので寂しいです。
リリが勇者はオニキスだと喋りそうになったのをシュティーナが止めたのは笑えました。
エキドナは真面目に魔界を緑あふれる豊かな国にしたかったと夢を語ったのは切なかったです。
オニキスが賢者の石は2つあると言い1つを魔界に持って帰れば良いと説明するけどいつの間にか仮面を取っていてビックリ。
エキドナにこっち見ろとツッコミを入れたのは笑えましたね。
エキドナはオニキスがレオと納得するまでに時間が掛かって納得したら死ねと炎で攻撃して話を聞いてないのは面白かったです。
レオが賢者の石がある所まで案内するけどエキドナと喧嘩しながらで微笑ましかったですね。
エキドナは死ねと大反発したけど四天王が感謝の言葉と一緒に説得してありがたいです。
賢者の石は何でも出来る訳じゃないし取扱説明書が無いと動かせないとは残念ですね。
人間と和解する必要があるのが一番難しそうです。
エキドナにレオが自分は機械文明出身で生体兵器である事を明かし、相手の能力を奪って無限に成長して寿命が無いのは何度聞いても寂しいですね。
レオは過去に出会った魔族のエイブラッドが心配したように勇者としてアイデンティティが揺らいでいて可哀想でした。
自分の居場所が無くなり自分の存在意義を証明する為に戦争を起こしそうだと危惧していたのは切ないですね。
リリの明るい声に癒やされるけどレオは賢者の石は自分の心臓だと言い、外界に降りて人間共を滅ぼし他の賢者の石を破壊するのを止めて見せろとは衝撃でした。
エキドナや四天王がどんな決断をするのか楽しみです。
40代女性の感想
『溜めたものを解放する神回』
この回のために今までの全てはためてきたのだと思いました。
勇者レオがなぜ魔王軍にはいってきたのか。
そして魔王エキドナに対してここまで黒騎士オニキスを演じていたレオが遂に動き出す展開へとなっていました。
本当に見せ場の回で終盤の演出が凄かったです。
BGMに呼応してレオが本心を解き放つ場面は、本作一番の見せ場ではないかと思ってしまいましたね。
そんなわけで今回の話は神回といえると思いました。
しかしながら基本的に勇者は正義であり、魔王は悪であるということが王道展開だと思います。
そんな王道展開には突き詰めると疑問点が残ると思いました。
果たして勇者は絶対的な正義を掲げてはいるが、本当にその正義は正しいことであるのかどうかということ、そして魔王は悪とされているが、魔王の背景にはどんなビジョンが浮かび上がっているのかということ。
突き詰めていくと、この王道な構図の中には、おかしいと思う部分が浮かび上がってくるかもしれません。
何が正しいかは勇者と魔王の人格が一番問題になってくるのだと思いました。
本作では勇者レオは悪いわけではないですが、本質的な使命に縛られるゆえに、本当の正しさから少し遠ざかった違和感を抱えているといったような印象を抱きました。
一方魔王エキドナですがこちらは完全に善人そのもので、仲間のために奮闘する凄くいい奴でさらにちょっと抜けているところがあって可愛いと、好感度しかないと思いました。
なので魔王と勇者の王道展開を突き止めた描写を描く、かなり面白いストーリーだと感じましたね。
20代男性の感想
勇者がラスボスに!?
勇者、辞めます【第10話】のあらすじとネタバレ感想
【第10話】 世界を滅ぼしても、世界を救おう
エキドナと四天王に対し、自らが『賢者の石』の持ち主であると明かしたレオ。さらにエキドナが守ろうとした世界を滅ぼすと宣言し、石を手に入れたくば自分を止めてみろと言い放つ。突如として勇者と魔王の立場が逆転した状況に動揺を隠せないエキドナと四天王。幾度となく魔王を打ち倒してきたレオの力が、エキドナたちに牙を剥く。
『悪人となったレオの本心は?エキドナと四天王はレオを止める事が出来るのか?!』
エキドナは幼い頃に歴代の魔王が勇者に敗北したから気をつけるようにと教えられて自分は魔王にならないと思っていたのは微笑ましかったですね。
エキドナはどんな苦難も乗り越えると言ったけどレオを倒さなきゃいけないなんて辛いですね。
攻撃してくるレオに魔王と四天王達は呆然としてしまって可哀想でした。
レオは世界を滅ぼしてでも世界を救うと言って恐い。
四天王達はレオを信じて止めようとし、シュティーナは仲間だから一緒に魔界へ来れば良いと言ってくれるのは嬉しいですね。
レオはもう嫌だと叫んで永遠に生きる事の辛さを吐き出したのは助けて欲しいと言っているように聞こえました。
勇者は辞めだと圧倒的な力で世界を滅ぼそうとして可哀想でしたね。
リリが悩みを聞いてくれたから今度はレオの悩みを聞くと優しく語り掛けたのにレオはリリオを攻撃して最低です。
怒ったエキドナがもはや勇者では無いと攻撃してシュティーナも後に続いたけど最上位の呪文でも敵わなくてハラハラしました。
デドヴァルトはレオを尊敬していて友だから戦うと覚悟を決めたけど攻撃は阻まれて逆にやられてしまって残念です。
メルネスが参戦してレオに本当の目的を聞くけど返答は無く、先の事を考えて色々と世話を焼いていたと指摘して仲間だと信じているのが泣けますね。
リリが獣化して泣きながらレオに攻撃するけどあっという間にやられてしまって可哀想でした。
エキドナは魔王に代々伝わって来た秘術を使おうとして気分上りましたね。
シュティーナがレオに語りかけて時間稼ぎをするけどやられてしまって悲しいです。
エキドナが全ての魔力と引き換えに勇者の全ての力を封じる術を放ったのは凄いけど一時的なのが危ういですね。
レオに攻撃が効いたのか結果が早く知りたいです。
40代女性の感想
『非情なレオの切り替わり』
今何を見ているのかと、目の前の光景を疑いたくなってしまう程前回の話から状況が変わりすぎていると思いました。
レオは確かに前回までの話で魔王軍のみんなと楽しそうに話しあい、正式な魔王軍の一員かの如く信頼関係を築いていたと思います。
最早仲間といっていいほど互いに絆を深めていた筈なのですが、わずか数秒だけレオが意識を変えて宣戦布告を魔王軍のみんなにしただけで、まさかここまで非情になれるのでしょうか。
怒涛の攻撃の数々は完全に魔王軍のみんなを仕留めにきていて、自分にはレオは最初から魔王軍のことなどなんとも思っていなくて、今までのやり取りも単なる気まぐれ、とさえ思ってしまいました。
リリはたとえ魔王軍の四天王といえども、可愛らしい子供です。
リリの言葉は多くの人が心を許せるものだなと客観的に見て思いました。
リリの言葉を聞けばまともな人間性を持っていれば、心を許せる、そんな効果があるとも思います。
しかしレオはリリに対しても非情な行動をとっていて、やはりレオの奴は人間とはかけ離れた精神性なのだと思ってしまいます。
次第に魔王軍のみんなも状況の変化を察していたようですが、切り替えまでがかなり遅かった印象でした。
レオは本来勇者で倒すべき敵な筈ですが、いざ戦うとなると躊躇してしまう、これは本当にレオが魔王軍に潜入していた時の振る舞いが完璧で、みんな気に入っていたのだと思いましたね。
だからこそレオにはこれまで通り魔王軍と一緒に世界を良くしてほしい気持ちになるのですが、現実はそうもいかない状況で、胸が痛いです。
実際のところレオの本心はどうなのか気になるところでした。
20代男性の感想
力を持った人間の暴走はマジで恐ろしい。
勇者、辞めます【第11話】のあらすじとネタバレ感想
【第11話】 勇者の資格
3000年前、魔族から人々を守るために生み出されたレオにとって、仲間と共に強敵を倒し、勇者として世界を救うことが唯一の存在意義だった。しかし長きに渡る平穏の中で、それは刻一刻と薄れゆき、失われていく。自らの存在意義を保つため、レオの頭の中に一つの計画が思い浮かぶ。それが、この物語の始まりだった――
『レオの本当の願いとは?レオは存在意義のせいで悩み狂っていくけどエキドナに託した最終決戦の行方は?』
エキドナがレオに勇者の力を封じる術を放って心配だったけどレオが笑顔で何かを言ったのは切なかったですね。
レオは人類を悪しき者から守るようにと生まれたから戦っている時だけ生きていて良いと感じたとは悲しいです。
世界では何処かで戦いがあって勇者になれると喜んで世界を飛び回っていたのは胸が痛くなりました。
戦ったデータが蓄積されて敵がいなくなり最強となったのは寂しいですね。
世界を救いたいと思う心がいつしか歪んで混沌を求めるようになったのは自分でもバグっていると気づいているのに止められなくて悲しいです。
かつて自分が作られた研究所で仲間を作りだそうとしたのは凄いですね。
人類を滅ぼす為に作ってレオが助けるという筋書きを作ろうとまで追い込まれたのは痛々しかったです。
魔族が攻めて来て自分が愚かな事をしているとシステムを破壊したのは可哀想でした。
自分を悪しき者と認めて賢者の石を託せる者を探していたとは納得でしたね。
自分より強くて人類を見守ってくれる存在だとエキドナに目を付けて魔族を捕まえてはどんな人物か聞いていたのは嬉しくなりました。
レオは自分を殺す旅だと魔王軍四天王やエキドナの実力を見定める為に戦ったとは余裕ですね。
自分自身で終わらせなければならないのは悲しい話です。
エキドナは血を流しながらレオの力を封じようとして痛々しいですね。
レオがありがとうと呟いたのは泣けました。
エキドナはレオの目的に気づいて必死に戦ってくれるし、レオは今までの出来事を走馬灯のように感じていて自分が助けて貰いたかったなんて願いを言ったのは嬉しかったです。
レオが倒れて四天王の皆がショックを受けているように感じたし、エキドナが叫びを上げたのは切なかったですね。
40代女性の感想
『勇者と魔王の時間の重み』
やっぱりレオはそっちのパターンだったかといった感じでした。
前回あまりにも情けがなかったので、少しだけ誤解しそうになってしまいましたね。
それだけレオが凄腕だったのだと思いました。
デモンハートシリーズというのは名前からして邪悪な雰囲気が出ていると思いますね。
やはりレオを作り出した研究者もレオが勇者になるということの本質を理解して作り出していたのだと思いました。
勇者のイメージは華やかなものですが、レオに関しては反対ともいえるくらい、本当に救われないものなのは、これまでの話でも重々と実感していました。
それだけに今回の話は、回想で改めてレオが救われずにもがいて苦しんでいたということをより鮮明に実感できたと思いました。
一番重みを感じたと思ったのが時間です。
エキドナは現代の魔王ですが、それ以前にも数多の歴代の魔王がいるわけです。
歴代の魔王たちは長い歴史をかけて勇者と戦いを繰り広げていたわけですが、時代ごとに名前が違う勇者は全てレオだったというのは本当に凄まじい話です。
それほどの長い年月を経過しても今、目の前にはレオが確かに存在している、見かけは普通ですがそれはデモンハートシリーズ特有の能力であり、心の中はなれ果てともいえるものになっていたのだと思います。
レオのなれ果てた心を理解できる人なんて、自分と同じくらいの使命を持ったものにしかできないと思います。だからこそレオと戦いの中で寄り添って、心を通わせようとしたエキドナとのシーンは心にくるものがありました。
20代男性の感想
働いているときだけ生きていてよいと感じた。
勇者、辞めます【第12話(最終話)】のあらすじとネタバレ感想
【第12話】 勇者、辞めます
魔王エキドナの放った『対勇者拘束呪・アンチレオ』によって能力を奪われ、四天王たちによって倒された勇者レオ。自らの死を前に、レオは魔王軍の面接を受けに来た本当の理由を語り始める。3000年の永きに渡り、使命の中で生きて来た勇者の旅が、その命が、今、終わりを迎えようとしていた――
『最良の選択をするのに大切なこと』
現実世界は本当に決断の連続です。
迫りくるタイムリミットと自身の情報を元にあらゆる選択肢が目の前に現れるのだと思います。
本当にこの選択肢の連続の中で次々に状況が変わっていくわけですから、難しすぎると思ってしまいます。
そんな中でも大事なこととは何か、ということが分かる回だと思いました。
決着の時が訪れて、タイムリミットは迫りきっていました。
最早世界の全てを左右する極限の選択です。
普通ならこんなことは決められないような決断力、見事に魔王軍のみんなは満場一致で決めていました。
流石は魔王軍の幹部といいますか、決断力の質が違うと思ってしまいましたね。
みんなの意見が一致していたことからもそれが確信出来て、凄くいい雰囲気が出ていたと思います。
方針を決めたら惑うことなく進んでいく魔王エキドナを筆頭にしたその連携具合が、やっぱり次の時代を任せるなら、このメンバーだなと確信してしまいました。
そしてまた決断というのは自分の思想の元行われるものだと思います。
思想というのは中々に時間と共に凝り固まっていくもので、ほぐす要素は外部からの干渉をしてもらう他ないと思います。
自問自答を繰り返す中で、これは正しいんだと確信してから突き進むわけですから、思想が凝り固まるのも仕方のないことなのだと思いますね。
外部からの干渉があってこそ初めて自分の思想を客観的に見れるのだと思います。
外部からの干渉とは、即ち身近な人たち、つまりは仲間だと思います。
これまでレオは数千年の時を一人で頑張ってきたわけですから、まさにその通りの状況に陥っていたといえると思いました。
そして魔王軍生活の中でやっとその状況を脱した、これこそが今回の展開につながったのだと思いますね。
本当にいいものが見れました。
20代男性の感想
『レオは本当に死を選ぶのか?賢者の石がレオの体から現れてエキドナや四天王が出した答えとは?!』
エキドナによって倒されたレオは負けて良い気分だと清々しい顔をしていたのは悲しかったです。
エキドナが悪役の真似をして魔王ごっこは楽しかったかと聞くと、レオは素直に楽しかったと返事をしたのは泣きそうになりました。
レオは死ぬためにわざとエキドナの攻撃を受けたのは残念だけど、最初から決めていた事だとは他の方法は無かったのかと悔やまれますね。
レオは自分の心臓となる賢者の石をエキドナ達に渡す為にエネルギー供給を止めたとは何でも出来て凄いです。
抉れている胸から見える光る石をメルネスが取ろうとするけど、リリがお兄ちゃんを殺さないでと止めるのは可愛くて泣けました。
レオは最後まで人間の味方で誰の世界も壊さなかった真の勇者だったとエキドナが認めてくれたのは嬉しいですね。
レオに思い残した事はあるかと聞くと迷惑を掛けてすまないとは最後まで皆の事を考えていたのは泣けました。
エキドナはレオを足蹴にしてグリグリしていたけど、ただのレオとなって魔王軍に正式採用し人間と魔界の和平特使になれとは最高ですね。
エドヴァルトがレオにはまだまだ教わりたい事があるし、娘のジュリエッタがレオを気に入っているので嫌われたくないから考え直してくれと頭を下げたのは感動しました。
リリはレオの上に乗って襟首を掴んで体を揺さぶりながら相談しろと怒るし、泣きながらお悩み相談するから死なないでとは号泣しました。
メルネスは足でレオを蹴るのは酷いけど戦ってレオが言葉も目も全部で生きたいと言っていると分かってくれるのは嬉しいです。
シュティーナからは言っている事が矛盾していると言われ、レオは自我が芽生えたから人類を守る命令も無効化出来るとは凄いです。
昔出会ったインプから言われた言葉を思い出して体は生きる為に治っていくし、自然にエキドナの手を取って孤独が終わったのは良かったですね。
エキドナからレオは本当に後悔していないか問われたけどお互いの手を取り合って良い雰囲気なのはキュンとしました。
魔王軍には問題が山積みなのでレオの新しい人生がどんなものになるのか見てみたいです。
40代女性の感想
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ここまで感想をご覧いただきありがとうございました。
アニメ『勇者、辞めます』は、ABEMA、TVer、ニコニコチャンネル、ニコニコ生放送などで見逃し無料配信が行われます。
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アニメ【勇者、辞めます】について
【勇者、辞めます】の基本情報
シーズン | 2022年春アニメ |
放送スケジュール | 2022年4月5日~ |
キャスト・声優 | レオ・デモンハート:小野賢章 エキドナ:本渡楓 シュティーナ:伊藤静 リリ:大和田仁美 メルネス:内山夕実 エドヴァルト:稲田徹 ディアネット:鈴木みのり ジェリエッタ:松岡美里 |
スタッフ | 原作:クオンタム『勇者、辞めます~次の職場は魔王城~』(ファンタジア文庫/カドカワBOOKS刊) キャラクター原案:天野英 総監督:信田ユウ 監督:石井久志 シリーズ構成:村越繁 キャラクターデザイン:中野裕紀 プロップデザイン:杉山友美 美術監督:徳田俊之 美術設定:泉寛 色彩設計:鈴木咲絵 撮影監督:江間常高・石黒瑠美 編集:新見元希 音響監督:森下広人 音楽:宗本康兵 音楽制作:フライングドッグ アニメーション制作:EMTスクエアード 製作:「勇者、辞めます」製作委員会 |
公式サイト | https://yuuyame.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/yuuyame_anime |
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【勇者、辞めます】の主題歌情報
オープニングテーマ(OP):鈴木みのり 「BROKEN IDENTITY」
エンディングテーマ(ED):東山奈央 「Growing」
【勇者、辞めます】の原作情報
『勇者、辞めます』の原作はライトノベルです。
また、メディアミックスとしてコミックも出版されています。
【勇者、辞めます】イントロダクション
勇者、辞めます INTRODUCTION
魔王軍の侵攻から世界を救った勇者レオ。
しかしその強さは平和な世を迎えた人間にとっても脅威となり、
ついには聖都から追放されてしまった。地位も名誉も居場所も失い、
彷徨う勇者が行き着いた先は――ボロボロの魔王軍!?人への恨みか自暴自棄か、魔王に正体を隠しつつ、
四天王と共に軍の立て直しに挑むレオ。引退勇者の大仕事、その先に待つものは......?