- 薔薇王の葬列【第1話】のあらすじと感想 俺は一番でない
- 薔薇王の葬列【第7話】のあらすじと感想 エドワード王太子のリチャードへの愛が可愛い
- 薔薇王の葬列【第8話】のあらすじと感想 リチャードとヘンリーの愛が止まらない
- 薔薇王の葬列【第9話】のあらすじと感想 リチャードとヘンリーの想いは同じなのに切ないです
- 薔薇王の葬列【第10話】のあらすじと感想 戦う事を選択した先に望む愛はあるのか!?
- 薔薇王の葬列【第11話】のあらすじと感想 戦いに終止符が!真実は残酷で虚しいものでした。
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- 『薔薇王の葬列』 イントロダクション
薔薇王の葬列【第1話】のあらすじと感想 俺は一番でない
#1 Wars of the Roses
「悪魔の子」。母セシリーから疎まれ育ったヨーク家の三男・リチャードは、誰よりも父であるヨーク公爵リチャードを慕っていた。父はリチャ-ドに告げる。「私はこれからこの国に大嵐を呼び起こす。黄金の環を手に入れ、必ずや戻ってくるぞ」。それは白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家が王座を巡って争う薔薇戦争の始まりだった。戦いの中、ランカスター勢に捕らえられたリチャードは、抜け出した森の中で羊飼いの青年と出会う。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
まず、ウィリアム・シェイクスピアの「ヘンリー6世」などを題材にしたのが珍しいと思いました。
また、このアニメを見ている限りでは、最初からドロドロとしていて、ヨーク家とランカスター家が争っている時点で、誰が王になるのかもこのアニメの重要なことであることがよくわかりました。
それから、ヨーク家の中でも誰が継ぐのかももう既に争いが起きているのだと主人公のリチャードの言葉から推測されます。
リチャードは不思議な少年で、リチャードの母親の言うように悪魔の子なのか、男性なのか、女性なのか、これからそれも解き明かされるだろうと思いました。
リチャードが森の中で会ったヘンリーも謎が多く、どういう人なのか、本当に羊飼いなのか、それも明かされていくのだろうと思いました。
リチャード役の斉賀みつきさんは知らなかったのですが、ベテランのようで、ヘンリー役の緑川光さんもベテランで、他にも速水奨さんや鳥海浩輔さんなど、他のアニメに良く登場する声優さんが脇を固めていて、これから楽しみです。
リチャードが母親の愛情を受けなかった分、それがどんなふうにリチャードの兄弟に向けられるのか、それともひねくれてしまうのかも期待しています。
薔薇王の葬列【第7話】のあらすじと感想 エドワード王太子のリチャードへの愛が可愛い
#7 Even if I sin...
囚われの身となった兄・エドワード。エドワードの救出に向かうリチャードは、そこでランカスター家のエドワード王太子と出会う。互いに身分を隠しながら、行動をともにする2人。道中、エドワード王太子はリチャードに問う。「お前は、願ったことはないのか? たとえ罪を犯してでも、何かを手に入れたいと――!」。その言葉はリチャードの心に静かに響いた。そして2人は、エドワードが囚われるミドラム城に到着する。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
エドワードが鎖に繋がれてギリの父親の首を見せられたのは可哀想でした。
ウォリック伯爵は正統な国王を欲していたけど自分の願いを叶える為に残酷な事までして酷いです。
リチャードは女のフリをして旅を続けていると宿屋の女将にケイツビーと夫婦だと思われてお似合いだと思いました。
でも心ではヘンリーを思っていて切なかったです。
エドワード王太子はリチャードと出会って喜んでいて可愛い。
リチャードを可愛い女の子だと言って好きなのがバレバレなのにリチャードには伝わってないのが残念ですね。
エドワード王太子はリチャードが近づいただけでドキドキしてチャンスとばかりに触れようとするけど王子としての誇りを思い出して思い留まったのは偉いです。
街を散策するエドワード王太子が嬉しそうだけどリチャードはケイツビーにもパイを買ってあげて部下思いですね。
エドワード王太子は王冠が欲しいと願うなんて運命は残酷です。
エドワード王太子の手引でエドワードに会うとキスして誤魔化したり、スカート中にナイフを隠していたりと準備万端で素晴らしい。
上手く逃げ出せたけどエドワード王太子とはお別れで残念。
街で買った飾りを俺だと思ってプレゼントするなんてキュンとするし、迎えに行くと決意して格好良いですね。
複数の松明が見えた時はドキドキしたけどバッキンガムで安心しました。
リチャードは王になるように唆されたけどあっさりと断って潔いです。
ウォリック伯爵がジョージを見限ってマーガレット王妃と取引してコロコロと心変わりするのは信用できないですね。
娘のアンをエドワード王太子の嫁に差し出したけど二人ともリチャードを想っていて皮肉です。
薔薇王の葬列【第8話】のあらすじと感想 リチャードとヘンリーの愛が止まらない
#8 Even alone, it wasn’t frightening.
Rather... the loneliness has been kind ever since losing Father.再び王座へと返り咲いたヘンリー六世。だがそれは彼にとって心を苛む日々の再来だった。一方、エドワードはリチャードに、ウォリックとランカスター家に与した弟・ジョージに対し、最後通告としてヨーク家の旗を届けることを命じる。密かに行動していたリチャードたちだったが、ランカスター派の貴族にヨーク派であることがばれてしまい、剣を交えることになる。戦いで傷を負ったリチャードは、巡礼に出ていたヘンリーと思わぬ再会を果たす。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
ヘンリー六世が貴族達との食事に嫌気が差して倒れてしまうなんて可哀想でした。
ウォリック伯爵がヘンリーに近づいて優しいフリをするけど政権を握るように仕向けて上手い事やりましたね。
全てを決めるのは自分で実質の王だと思っているとは腹黒いです。
ジョージは兄を裏切ってしまったから後戻りも出来ないし、王位継承権もはぐらかされてしまって可哀想でした。
エドワードはリチャードにジョージを説得するよう託すが兄弟ではなく矜持の戦とはやりきれないですね。
リチャードはランカスター家から取り戻すと真っ直ぐで頼もしいです。
ヘンリー六世はウォリックのすすめで巡礼に出るとリチャードとすれ違ってキュンとしました。
ヘンリーは心を病んでいて可哀想だったけどリチャードと出会えて良かったです。
ランカスター家ではマーガレット王妃がエドワード王太子に床入を迫って怖い。
エドワード王太子はアンとリチャードを巡って喧嘩になってしまって恋敵同士では難しいですね。
リチャードが刺された傷に苦しんでいると狼が悪魔となって死んでしまえと迫って来て怖かったです。
十字架を持ったヘンリーが助けてくれて運命を感じました。
リチャードは会えて良かったと思い、夢じゃない事に喜んでヘンリーも同じ事を思っているのはキュンとしました。
ヘンリーが水を見つけて来たけど手から飲ませるなんて素敵だし、木の洞に二人で過ごすのは幸せな時間でした。
泉に入っている所にヘンリーが来て体の事がバレないかとドキドキしたけど娼婦にヘンリーのトラウマが蘇ったのは可哀想でした。
ヘンリーが欲望を恐れていて誰も愛さないと言うのをリチャードは胸が苦しくなって愛していると自覚したのは嬉しいけど、ヘンリーが言う天使とはどんな者なのか微妙で切ないです。
薔薇王の葬列【第9話】のあらすじと感想 リチャードとヘンリーの想いは同じなのに切ないです
#9 I remember when Christmas was approaching. The time when I lost Father.
月明かりの森の中、リチャードとヘンリーを夜の闇が包む。だが2人だけの時間は長くは続かない。迎えに来たケイツビーとともにリチャードは去っていく。「約束しよう。あの木の下で、また会おう」と声をかけるヘンリー。リチャードは交錯する様々な感情を押し殺し再会を約束すると、ジョージの元へと向かっていく。その頃、酔った頭で自分の人生はどこで道を違えてしまったのか自問していたジョージは、父・ヨーク公爵の亡霊を目の当たりする事になる。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
ケイツビーがリチャードを見つけて安心したけどヘンリーに剣を向けたのは正体を知っているようで複雑ですね。
リチャートはヘンリーと1年後に再会する約束をするし、ケイツビーに人を愛する事を聞いて完全にヘンリーに恋していますね。
玉座にウォリック伯爵が座って陛下と呼ばれていてついに本性を表したという感じでした。
ジョージが何処で道を間違えたのか自問自答して悩んでいたのは可哀想でした。
ジョージは自棄酒を飲んで酔っ払っても意識はハッキリしていて可哀想。
ヨーク公爵の霊を見て叫んでしまうけど効果はあったようで良かった。
霊はケイツビーが変装した姿でリチャードが考えた作戦とは賢いですね。
エドワードが船で戦いに臨むけどマーガレット王妃も動いているのは流石です。
ウォリックが余裕な笑みを浮かべていて悪人まっしぐらですね。
ヘンリーは戦いたくないと言うがウォリックは敵を根絶やしにすると残虐だし、ジョージはヘンリーに忠誠を誓って心配になります。
マーガレット王妃はエドワード王太子に男の義務を果たせと迫ったのは怖かったです。
アンはリチャードの事を思うけど振り向いてくれないと切ない事を言って可哀想でした。
ジョージが兵を引き連れてエドワードの前に現れた時は焦ったけど、白バラの旗を掲げて兄を王だと認めて安心しました。
リチャードは父親の敵はヘンリーだと思っていて必ず討つと誓っているのは悲しいです。
父親に酷い事をしたのはマーガレット王妃だと教えてあげたいですね。
リチャードがヘンリーのいる城に攻めて来たけどちょうど散歩に出ていて良かった。
ヘンリーはリチャードに会えるまで死ねないと逃げ、リチャードは全てを終わらせてヘンリーに会いたいと願って究極の行き違いに胸が締め付けられます。
ウォリックがエドワードの首を狙って反逆者に成り下がって何をして来るのか怖いです。
薔薇王の葬列【第10話】のあらすじと感想 戦う事を選択した先に望む愛はあるのか!?
#10 My name is Richard Plantagenet.
ウォリック伯爵に、エドワード王太子との結婚を命じられたアン。アンとエドワード王太子の間に愛はなかったが、船旅の中、互いの本音を話す事で友情が芽生え始める。一方、ウォリック伯爵はついに戦場でエドワードと対峙する。戦いは数で勝るウォリック伯爵が有利であったが、ランカスター派についていたジョージが、再びエドワード側についたことで勢力は五分五分となる。戦況が膠着する中、リチャードはバッキンガムを自らの代役とし、単身ランカスターの本陣へと攻め上る。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
アンがエドワード王太子と結婚した事は逃れられないけど友達になれると前向きなのが健気ですね。
二人ともリチャードが好きだったから分かり合えたとは悲しい運命です。
ジョージが兄エドワードに寝返ってウォリック伯爵もエドワードもお互いを裏切り者と罵って醜いです。
リチャードは敵のコートを被って敵陣に乗り込み同士討ちをさせるとは度胸もあるし賢い。
霧が濃いからと言っても正体がバレないかヒヤヒヤしました。
ウォリック伯爵は霧の中でヨーク公爵リチャードの幻を見て怯えているのは怖かった。
目の前にいるのはエドワードで幼い頃に剣を教えたと余裕を見せていたのは大人のズルさが現れていますね。
前王からエドワードを頼まれていた事を思い出し、魂を穢しているのは誰なのか迷いが出ると隙も生まれて攻撃されたのはスッキリしたけど残念でもあります。
ウォリック伯爵は野心に燃えるバッキンガムに討たれて因果応報ですね。
ウォリック伯爵は幼い頃に前王との出会いを思い出して静かにエドワードの胸の中で逝ってしまったのは悲しかったです。
ヘンリーが森の中で逃げている兵士を助けたけど王様が何もしなかったと罵られて怖かったです。
味方なのに殺してしまった兵士もおかしくなっていて戦争は酷いですね。
リチャードがヘンリー王を探しているとジャンヌダルクが現れて王様のヘンリーか愛しいヘンリーか惑わしていやらしいです。
父親も現れて敵を討てと惑わすけど正しいのはどちらなのか分からないですね。
リチャードは父親の言う事を聞いて駆け出してしまってドキドキしました。
ヘンリーは兵士が死んだのは自分せいだと心を痛めていたのは可哀想でした。
リチャードがヘンリー王と対面するとお互いの立場が分かって残酷ですね。
リチャードが剣を落としてショックを受けているのは可哀想だったけどヘンリーを殺さなくて良かったです。
薔薇王の葬列【第11話】のあらすじと感想 戦いに終止符が!真実は残酷で虚しいものでした。
#11 That is my... my punishment...
約束の森で再び会おう。リチャードは、そう約束した相手が父の仇であるランカスターのヘンリー六世だった事を知ってしまう。ヘンリーへの感情とヨークへの背信に引き裂かれ自分を「殺せ」とつぶやくリチャードに、死にたいならその狂気のまま敵を殺し続けろ、とバッキンガムは迫る。それこそが自らに与えられた罰――リチャードは自覚する。一方、ランカスターのマーガレット王妃は抗戦を続けていたが、戦況の不利を悟り、アンにエドワード王太子の命を託す事にする。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リチャードはヘンリーが自分を抱きしめてくれた事を嬉しく思っていながらも自分を殺そうとしていたと誤解して傷ついていたのは可哀想でした。
リチャードはヘンリーと出会った事を後悔して側にあったナイフで自殺を図ろうとしたのはショックです。
バッキンガムが止めに入ってくれて安心したけど殺し続けろと父親の亡霊を見て自分の罰だと思うなんて悲しいですね。
マーガレット王妃が嫁いで来てから大変だったのは同情するし、エドワード王太子をアンに託したのも母親らしいけど戦いから退かないのは勇ましいです。
ヘンリーを奪われてヨーク家を酷いと言うけど最初にヨーク公爵を殺したのはマーガレット王妃だから自業自得ですね。
アンがマーガレット王妃の言う通りにエドワード王太子を逃がそうとして殴ったのはビックリ。
アンがこれほど強い女性だとは思わなかったです。
戦いが始まりリチャードの作戦で動き出すとリチャードも前へ出てエドワード王太子に会ってしまったのはハラハラしました。
エドワード王太子は告白しようとして言えなかったのは切なかったです。
マーガレット王妃は捕らえられるまで凛々しくて格好良かった。
影武者はアンだったとは驚いたけどエドワード王太子がアンを助ける為に名乗り出たのは感動しました。
リチャードは自分の心に蓋をして狂ったように戦ったのにエドワード王太子にもアンにも裏切られたと思ったのは可哀想でしたね。
捕まったマーガレット王妃がエドワード王太子を庇う為に悪態をついたのに、エドワード王太子は父と母に自分を見て欲しいと言う思いから自分が王だと叫んで刺されたのは残念。
たった一つの願いはリチャードに好きだと言って殺されたいなんて胸が痛くなりました。
マーガレット王妃は殺さず絶望しながら生きていけとは残酷ですね。
殺せというマーガレット王妃の叫びが虚しかったです。
薔薇王の葬列【第12話】のあらすじと感想 リチャードとヘンリーの愛の行方は?!ヨーク家の野望は続きます!
#12 Richard is dead, died alone in the woods that day.
エドワードが王となり、歓喜にわくヨーク。だがリチャードの心は沈んでいた。「光はもう、二度と戻らない」。ヘンリーを捕らえた牢獄へと足を運ぶリチャード。そんなリチャードに兄・エドワードは、ヘンリーを殺せと命じる。「お前はいつも突然現れて……俺の傷口を、満たしては引き裂いた」。短刀を手にしたリチャードはヘンリーに自らの思いを語る。そして自らの秘密を明かすリチャード。その時、ヘンリーが語った言葉は……。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リチャードが牢獄へ行くとヘンリーは王だった事も自分の事も分からなくなっていたのは可哀想でした。
リチャードはまた裏切られたような気持ちになってショックを受けていたのは心配です。
ヨーク家はエドワードが王となって祝宴の中、母と抱き合うエドワードとジョージは仲睦まじい家族に見えるけど母はリチャードを嫌って仲間外れにするのは酷い。
兄達が分かっていないのも酷いですね。
リチャードがとぼとぼと歩く姿が可哀想でした。
ヘンリーの所へ行き殺そうとするけど母親に助けてと縋る姿は悲しくて、ヘンリーがいないと泣くリチャードが切なくて胸が締め付けられます。
母親とエリザベスが二人の仲を切り裂こうとしてイラッとしますね。
ヘンリーを殺せと命令して最低だし、母親はヘンリーにリチャードの秘密を話してしまったようで酷い事をします。
ケイツビーはリチャードを心配して代わりを殺そうとしたのは健気ですね。
リチャードはヘンリーに振り回されて憎いと思う気持ちと愛しくて一緒にいたい夢を見て切ないです。
リチャードは両性具有だと告白して最後に愛してくれなんて二人して泣いて切ないです。
キスして両思いなのにヘンリーの境遇と母親のせいでリチャードを悪魔と拒否してしまって可哀想でした。
ヘンリーを刺してしまったリチャードが心配だし、アンは妹のイザベルから使用人の扱いを受けて可哀想だし、二人が偽りの結婚をさせられるのは不幸ですね。
リチャードがヘンリーを亡くしてアンへ求婚するのは胸が痛くて何とか幸せにしてあげて欲しいです。
薔薇王の葬列【第13話】のあらすじと感想 戦いのその後は楽園?新たな敵と戦いの爪痕にリチャードはどう動くのか?!
#13 After all, this body is just a prison of the soul...
10年が経った。未来を占う「運命のケーキ」を宴席で楽しむエドワード四世。彼が掴んだケーキは「G」の形をしていた。ワインで赤く染まった「G」が暗示する未来とは。エドワード四世は宴の席でジェーンと名乗る女性を見初める。一方、久々に王宮を訪れたリチャードは、アンと結婚し、息子のエドワードも健やかに育っていた。だがその幸せは上辺だけのもの。「魂が死んで、安息を知った。魂がなければ、囚われることもないのだと――」。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
エドワード四世とエリザベスの娘であるベスがはしゃいでいるのが平和に見えます。
リチャードは宴を馬鹿騒ぎだと思っていて相変わらずなのは残念ですね。
エドワード四世には双子の息子も授かったようで無邪気に微笑んでいるのは可愛い。
ジョージがやさぐれてしまったのは見るに堪えないですね。
バッキンガムが野心むき出してリチャードに近づいてくるのは不穏な雰囲気で不安になります。
自分は魔女だと言うジェーンがエドワード四世を秘薬で誘惑して怪しいです。
リチャードにも息子がいて懐いているのは可愛いけど実はエドワード王太子との子供でだんだん似てくるとは悲しい。
リチャードは魂を失くして安息を知ったとは可哀想でした。
イザベルがジョージを守ろうと魔女にお願いして何かを企んでいるのは怖かったです。
エドワード四世が快楽を求め宴の酒にジェーンが作った薬を混ぜるとか狂気ですね。
リチャードも誘惑されそうになったけど体の事がバレなくてホッとしました。
エドワード四世がジェーンにのめり込み体調を崩しているのは暗殺されるのではとドキドキしました。
リチャードがジェーンを疑って直ぐに調査を開始するとは冷静ですね。
ジェーンはリチャードをも利用して、イザベルを死に至らしめ、ジョージを反逆者に仕立て上げるとは恐い女です。
リチャードはジェーンを警戒するけど、あくまでもヨーク家を守る為に動いてジョージを逮捕するとは悲しい決断です。
バッキンガムがリチャードを王にするという野心を持っていて危ないけど味方になってくれるのは嬉しいですね。
ケイツビーも冷たくされても付いてきてくれて心強いです。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第14話】のあらすじと感想 ヨーク家の崩壊が始まる?リチャードが欲しいものとは本当に王家なのか?!
#14 Good night. Brother.
エドワード四世を呪った罪でジョージを捕えるリチャード。だがエドワード四世は、ジョージが正気を取り戻すかもしれない、と希望を持ち続けていた。リチャードは決断する。「バッキンガム。ジョージを殺せ」。そして、ジョージを死に追いやったのはウッドヴィル家であるとエドワード四世に思い込ませる必要がある。リチャードとバッキンガムが練り上げた計略に踊らされるように、追い詰められたジョージは裁判の場へと乱入する。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
ジョージがエドワード四世に呪いを掛けていたと知っても処罰を後回しにして街に遊びに行くなんて呆れますね。
リチャードはやり過ごそうとしたけどエドワード四世の娘ベスが男装して夜遊びしていて父親とそっくりで呆れます。
ベスは王様ゲームで初恋の相手を聞くとか平和ですね。
ケイツビーが心に決めた人がいると答えたのはキュンとしましたね。
バッキンガムが相手はリチャードだと気づいて意地悪な命令をするけどリチャードが上手い事交わして流石です。
バッキンガムが冷酷になれと言ったのを真に受けてしまってリチャードがジョージを殺すよう命じたのは悲しかったです。
母親がリチャードを悪魔呼ばわりするのを続けていて酷いですね。
リチャードはジョージを味方だと言って牢部屋から出したのは恐い。
ジョージが自分の裁判だと信じ込んで暴れたのは滑稽でしたね。
リチャードの策略通りにエドワード四世に処刑を決断させたのは冷酷でした。
ジョージが最後にイザベルの夢を見たのは救いでしたね。
ショックでエドワード四世が倒れてしまって側近達は次の王の話を始めて醜いです。
リチャードが涙して鎮めたのは本心だと思いたいけどバッキンガムに演技だと思われたのは好都合でした。
ジェーンがリチャードの体の秘密を知っていてバッキンガムに意味深に伝えたのは不穏ですね。
リチャードは息子のエドワードを抱きしめてあげて本当の親子じゃないけど微笑ましいのは安心しました。
街に出たバッキンガムがケイツビーと出会して秘密がある事を知ってしまったのはドキドキしました。
街で言い触らしている男は誰にも信用されていなかったのはホッとしたけど王様に異変があったようなので気になります。
40代女性の感想
『ダーク一直線のストーリーの中、純粋な子供たちに癒される!』
エリザベスにせがまれて話したケイツビーの初恋話に思いのほかリチャードが動揺していたところに可愛さを感じました。
でもきっとその想い人とやらはリチャードのことだと思うのですが。
毎回誰かしら退場していくダークな展開が続く中、エリザベスやエドワードなど、純粋で素直なこどもたちの存在に救われるような気持ちになります。
リチャードが死ぬ夢を見て泣く小さなエドワードにせがまれて抱きしめてあげる姿はとても微笑ましく、リチャードの表情も柔らかくて、血の繋がりはないと知りながらもこの子に愛情を抱き始めていることが感じられて嬉しかったです。
ジョージがリチャードに嵌められ、最後は酒樽の中で息絶えたのは可哀そうでしたが、ジョージは純粋で流されやすく、争い事には向かない人種だったのだと思います。
死に際に見た幻影の中で愛する妻と抱き合えたことがせめてもの救いかも知れません。
また、王らしいことは何もせずに女性に手を出してばかりいるエドワードは王の器ではないと思いますが、最後までジョージに非情になれなかったところは切なかったです。
自分でジョージを死に追いやりながら、醜い争いを繰り広げる者の前では涙を見せるリチャードは役者だなぁと思いましたが、ヨーク家のことを一番考えているのもまたリチャードなのだなと改めて感じました。
いよいよバッキンガムがリチャードの身体の秘密について気付いてしまいそうですが、普段は温厚なケイツビーがそのことを聞かれて激高する姿に惚れ直しました。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第15話】のあらすじと感想 バッキンガムは敵か味方か?!ついにバレたリチャードの秘密に愛はあるのか?!
#15 If you hide it, you won’t feel sadness.
エドワード四世を看取るリチャード。王の死を受け、王妃・エリザベスの弟・アンソニーは、幼い王太子を王に立て、自らは摂政になろうと目論む。さらにアンソニーはリチャードを謀反の罪で逮捕しようとするが、その陰にはバッキンガムの姿があった。そしてついにバッキンガムはリチャードの秘密を知り、リチャードは本当の望みを口にする。「運命から逃れられぬのなら……悪魔に、なればいい――」。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
エドワード四世が亡くなってリチャードは自分には無いものを全て持っていたとは悲しい事を言うけど兄を慕っているように見えましたね。
リチャードはバッキンガムに秘密は無いと誓ったと言い、エリザベスの夫を殺した事を打ちあけるけどその事じゃないのが緊張感があって怖かったです。
エリザベスとアンソニーがリチャードを陥れようとしてバッキンガムが加担しているように見えたのはショックですね。
作戦通りにリチャードが現れた時はハラハラしました。
アンソニーが酔っ払って寝てしまって拍子抜けだったけどリチャードの秘密を知る男に襲われてバッキンガムの命令で裸にされたのは酷いです。
バッキンガムがリチャードに迫って王冠が欲しいと言わせて関係を結んだのは卑怯だし、最初からこれを計画していたようにも見えるし、救いだったのかも知れないけど酷いです。
バッキンガムがケイツビーを煽ったのは嫌な感じだけど立場がひっくり返る事が無いのでもどかしいですね。
若い陛下を連れて戻ったリチャードをエリザベスが驚きの表情で見ていたのは勝ったと思いましたね。
前の夫との子供が乱心したと捕まってヨーク意外の血を引く者を捕らえるとは上手くいきましたね。
ベスがバッキンガムに頼んだとは都合が良かったですね。
エリザベスが身を引いてくれて一安心です。
バッキンガムがリチャードに迫って嫌な奴です。
リチャードは幼い頃に自分の目が変だと言われた事を思い出して可哀想でした。
ケイツビーが慰めて片目を隠す事を提案してくれて心はケイツビーのものだと言っているようでキュンとしました。
バッキンガムと過ごすのはただの契約と自分に言い聞かせているようにも見えて切なかったですね。
王冠を手にする事を決めて悪魔になると覚悟を見せたのは格好良かったけど、本当の愛に気づいて欲しいですね。
40代女性の感想
『ついにバッキンガムにリチャードの身体の秘密がバレる!最強のコンビが誕生!』
ジョージに続いてエドワードまで退場。
これでヨーク三兄弟の内、残っているのはリチャードだけ。
母親から「悪魔の子」として疎まれ続けてきたリチャードは、自分は黒子のように裏側から支えることに徹し、自分自身で王冠を望むことなど罪だとして王冠への欲望は封印してきましたが、それがバッキンガムによってあんな形でさらけ出すことになるなんて。
今回でいよいよリチャードの身体の秘密がバッキンガムにバレてしまいますが、映像的にはぼかしている分、演者の声優陣の演技で色気が足されていてありがたいなと感じています。
全てを知ったバッキンガムに煽られても極力平静でいようとするケイツビーが愛しいです。
リチャードとケイツビーの幼い頃の会話も可愛かった。
本作はオーコメ付も配信されていて、主役の斎賀さんは毎回出演されていますがそれ以外は毎回組み合わせが変わるので、特に見たい組み合わせの時にオーコメ付も観るようにしています。
今回は斎賀さん、杉田さん、日野さんだったので見てみました。
杉田さんのバッキンガム話や、最近の現場事情や監督絡みの話が聞けたり、真面目なケイツビーのもしも話を和気あいあいとした雰囲気で話されていて面白かったです。
杉田さんたちも話しておられたとおり、本当にベスだけ良い子に育っているのが不思議なんですけど、あの子のお陰であっち側にもリチャードの味方がいることが嬉しい。
今回からリチャードとバッキンガムががっつり組み、次回から王座奪取に向けて本格的に動き出すと思いますが、ケイツビー推しの私としては辛い場面も増えていくと思うので覚悟して見ていきたいと思います。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第16話】のあらすじと感想 ついに秘密が暴かれる?ケイツビーは自分の主として誰を選ぶのか?!
#16 The devil has the devil's way.
王座を手に入れるためリチャードとバッキンガムは多数派工作に乗り出す。その状況の中、ヘイスティングスの従者でありながら、リチャードを守ろうとしてきたケイツビーは苦しむ。自らの忠誠は誰のためのものなのか。その頃、ヘイスティングスと王太后・エリザベスはエドワード五世のための礼拝式を計画していた。礼拝式が行われればエリザベスの権力の強さが知らしめられる。リチャードは徐々に劣勢に追い込まれる。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
幼い頃にリチャードが母親に森の奥へ連れて行かれた時、ケイツビーに森に迷ったら迎えに来てとは可愛かったです。
ヘイスティングスはジェーンと密かに会っていて何か助言を貰っているのは不穏ですね。
聞いてしまったケイツビーが巻き込まれないか心配です。
リチャードはバッキンガムと王座を目指すけどケイツビーを心配しているのはキュンとしました。
バッキンガムは敵になったら容赦なく始末するつもりでリチャードを口で丸め込もうとするのは嫌な感じです。
ヘイスティングスはエリザベスと会って誘惑されていたのは一波乱の予感ですね。
ケイツビーはバッキンガムからお前ではリチャードを救えないとハッキリ言われて可哀想でした。
ケイツビーがヘイスティングスとリチャードの間で揺れていたのは辛そうだったけどリチャードを選んでくれてホッとしました。
バッキンガムと二人でいる所を見るのは可哀想でした。
リチャードも自分は悪魔だと言って悲しい目でケイツビーを見るのは胸が痛いですね。
バッキンガムがケイツビーにヘイスティングスの首を取って来いとは悪役にしか見えませんね。
エリザベスが息子のエドワード五世の為に礼拝式を計画していたけどリチャード達は先手を打ったのは賢いですね。
悔しがったエリザベスはリチャードの母を呼び出して秘密を知り噂を広めたのは酷い。
母親も交換条件でリチャードを殺してくれとは狂っていますね。
リチャードの体が悪魔だと攻め立てられるのは可哀想だし腕の傷跡が痛々しいです。
ヘイスティングスは最後まで悪魔と叫んだのは酷いけど、ケイツビーがリチャードと共に生きる覚悟を決めてくれたのはキュンとして泣けました。
40代女性の感想
『ケイツビーの覚悟が試される!本当の主はどっち?』
今回は推しのケイツビー回で、普段は無口でなかなか本心を表に出さないケイツビーの想いや覚悟が見れて嬉しい回でした。
割とケイツビーとリチャードの幼い頃の回想シーンが入るのですが、その頃のリチャードは凄くケイツビーを頼りにしていてカワイイのですよね。
だからこそあの時の約束を守れなかったことを未だにケイツビーは悔いているのかなぁと。
ヘイスティングスに仕えているケイツビーが、ヘイスティングスとリチャードの間で板挟み状態になってハラハラしましたが、誰に仕えようともケイツビーは昔からリチャード一筋なのですよね。
リチャードにとってケイツビーはあまりにも近い存在で意識したことはなかったけれど、ケイツビーが味方でい続ける意思を示したことでホっとしている素振りを見せてくれたことに情を感じて嬉しく思いました。
ヘイスティングスはヨーク公と親しい間柄だったし、決して悪人というわけではないので、今回の話は辛かったですが、ケイツビーが覚悟を決めてリチャードに改めて忠誠を誓ってくれて嬉しかったです。
ヨーク公やかつてのヘンリー六世のような光にはなれなくとも、決してリチャードを一人にはさせないというケイツビーの強い意思を知ることができて感激でした。
原作にあった母親をリチャードとバッキンガムが挑発するシーンや諸々カットされていましたが、その分ストーリーが簡潔化されてスピーディになり、脚本というか構成が凄く巧みに練られているのだなぁと感じました。
ちなみに配信では前回と同じくコメンタリー付で観て、今回も前と同じメンバー(斎賀さん、杉田さん、日野さん)でしたが、今回はケイツビー関連の話が沢山聞けて嬉しかったです。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第17話】のあらすじと感想 王冠を狙う新たな敵の登場?リチャードが本当に欲しいものは手に入れる事が出来るのか?!
#17 Because God has chosen this bloody demon.
ヘイスティングスと王太后・エリザベスによる、リチャードを失脚させるための計画が実行された。しかし、エドワード四世とエリザベスの間に生まれたエドワード五世が、正統な王ではないということが明らかにされ、エドワード五世とその弟はロンドン塔に幽閉された。着々と王座へと迫るリチャード。だが、母・セシリーは「悪魔を王にしてはならない!」と民衆を扇動する。詰めかけた民衆の前に立ったリチャードとバッキンガムは世紀の大芝居を打つ。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
ヘイスティングスの策略を見事に打ち破ったリチャードは更に強くなっていくのが切ないですね。
ケイツビーがエリザベスの不義を息子の前で話をして可哀想だったし、リチャードが双子の息子達まで幽閉したのは本当に悪魔になってしまうと心配でした。
リチャードが王になればバッキンガムは解放すると言っているのに一緒にいないと眠れないなんて残念。
女性として目覚めたのは良いけどケイツビーと結ばれて欲しかったです。
リチャードの母セシリーが民衆を煽ってリチャードを悪魔呼ばわりして王にさせないようにするなんて酷いですね。
バッキンガムとリチャードはセシリーの行動を読んでいて塔の上で大芝居をして笑えました。
リチャードの涙とバッキンガムの煽りによって民衆の心を掴んでしまったのは見事ですね。
リチャードが父であるヨーク公爵の言葉を思い出した時は切なくなりました。
エリザベスの弟と息子を牢屋で毒殺したのは酷いけど当然とも言えますね。
他の生き残りが事を起こさない事を願いたいです。
戴冠式で王冠を授かったのはリチャードで望みが叶ったのは良かった。
父から王冠の中には楽園があると言われたけど本当になって欲しいですね。
息子のエドワードがキラキラした目で見ていたのは可愛くて子供には優しくして欲しく無いです。
エドワードがおやすみの挨拶に来て可愛かったから挨拶くらいしてあげて欲しかったです。
アンと夜を一緒にしないといけないけどリチャードはバッキンガムを好きになっていて相思相愛なのに許されないなんて悲しいです。
王の祝宴で披露した芝居はリチャードへの不敬だったけどリッチモンドと言う男が王冠を狙って仕組んだ事とは一難去ってまた一難でリチャードが心配です。
40代女性の感想
『いよいよリチャードの頭上に王冠が!楽園が遂に手に入る?』
リチャードの父親のヨーク公の悲願だった王座を遂に手にしたリチャード。
母親のセシリーによって窮地に立たされつつも、そのピンチを逆にチャンスに変えたのは流石キングメーカーのバッキンガムですね。
リチャードも演じていたとはいえ、ところどころ本音が混じっていたと思いますし、特に父親への想いや涙はそのままリチャードの本心だと思います。
民衆の歓声を一心に浴びるリチャードは正に王にふさわしい神々しい姿でした。
でも王冠を望んだのは、ヨーク公の悲願を叶えたいからで、王冠の中には楽園があるという言葉を信じ、その楽園を渇望しているからなのですよね。
リチャードは自分のことを「悪魔」だと蔑んでいるけれど、純粋さも持ち合わせていると思います。
また、宴では新たな不穏を呼び込むリッチモンドが登場し、最後は裏で本性を現し、このクセのある役は正に石田さんにピッタリの役ですね。
アンとリチャードのシーンは、せっかく初めて良い雰囲気になったのに、身体に秘密があるせいでまた心の距離が離れてしまい、悲しくなりました。
常に冷静なバッキンガムも、いざアンと二人きりで過ごすリチャードの姿を見てしまうと嫉妬に駆られていましたね。
初めてバッキンガムの人間らしさを垣間見れた気がします。
本当は原作ではアンとリチャードが絆を深める話があったので、その場面がアニメで見られなかったのは残念ですが、完結までやってくれるようですし、その分、ストーリーは解りやすくなっていると思います。
このまま最後まで振り落とされないようについていきたいです。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第18話】のあらすじと感想 忍び寄る悪意はエドワードへ?アンの疑問がリチャードを加速させ恋の行方はどうなる?!
#18 Your name.
夜、バッキンガムの部屋からリチャードが出てくる様子を目撃してしまうアン。アンはケイツビーに「貴方は誰より彼を知っている。隠していることがあるなら教えて」と迫る。アンは、リチャードの秘密を知るため、“悪魔の楽園”という宴の席で、リチャードが女装を、アンが男装をする提案をする。アンの思惑をよそに宴は盛り上がり、二人は民衆の中に紛れてしまう。そしてそこに現れたのは、悪魔の仮装をしたバッキンガムだった。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リチャードは夜にバッキンガムを訪ねてしまうなんてキュンとしました。
バッキンガムからはアンの所へ戻れと言われたのは悲しいけどお互い様なのがもどかしいですね。
リチャードを侮辱した芝居を見せた男達の死体が発見されて立場が危うくなるのではと不安になるし、陰から見ているリッチモンドが面白がっていて嫌な奴です。
アンがリチャードとバッキンガムが一緒に部屋から出て来た事で疑問を持ってしまったのは何かが起きそうで恐いです。
何も知らないエドワードは悲しませないで欲しいですね。
リッチモンドはランカスター派の生き残りで部下も沢山いるようなので危険ですね。
リチャードは悪魔の楽園という宴を開いて仮装して自由な踊りで大評判なのは安心しました。
アンが王と王妃逆転の仮装と言い出したのはハラハラしたけどリチャードが誰よりも美しいのは自慢したくなります。
エドワードも大喜びで無邪気にはしゃぐのは可愛かったです。
リチャードは王様だと気付かれず男達に囲まれるけど目はバッキンガムを探しているなんてキュンとしました。
頭に悪魔を被ったバッキンガムが近づいて来たけどリチャードとは気づいてなかったのはビックリでした。
離れて行こうとするバッキンガムをリチャードが手を引いて連れ出し湖に落ちてしまってヒヤヒヤしたけど、バッキンガムはリチャード欲しいと本音を言ってキスしたのはキュンとしました。
一人になったエドワードにリッチモンドに父親に似てないとか色々言われて可哀想でした。
ベスが助けてくれて安心だけど忍び寄る悪意に不安が残ります。
リチャードとバッキンガムが手を繋いで歩くのはドキドキしたけどヘンリーとの思い出がある屋敷に着くとリチャードの心が揺れたのは上手くいかないですね。
バッキンガムの本当の名前がヘンリーで外には片目をなくしたヘンリーが立っているなんて今と昔の男の間で苦悩するのはキュンとしました。
40代女性の感想
『仮装パーティでの女装姿が美しすぎる!リチャードは「ヘンリー」の名が付く者に翻弄される!?』
仮装パーティではそれぞれの変装が面白かったですね。
アンの考えで王と王妃が性別を逆にし、リチャードが女装することになりましたが、どの美女よりも美しい女性の姿となっていて、息子のエドワードが惚れちゃったのも仕方ないですね。
そのエドワードは猫耳フードと尻尾つきの着ぐるみ状態でめちゃくちゃ可愛かったです。
ケイツビーが馬の被り物を持っているのもシュールでした。
できればそれを被った姿も見てみたかったなぁ。
そしてバッキンガムは悪魔のような獣姿になっていましたが、リチャードと二人で抜け出すシーンはドラマティックでしたね。
二人で湖に落ち、一面の白薔薇に囲まれながらの告白シーンは名画のように美しかったです。
心が通じ合い、やっとリチャードの心が満たされたように感じました。
しかし、切ない別れ方をしたヘンリーとの思い出の場所で、あの夜のことが思い出され、リチャードが不安定に。
更にはバッキンガムの本名がヘンリーだったとは。
これからどんどん厄介な存在となっていくリッチモンドの本名もヘンリーのようですし、リチャードを愛する者も陥れようとする者も皆同じ名前だなんて、運命の悪戯でしょうか。
また、白イノシシを追いかけるエドワードの可愛さに癒されていたら、その後リッチモンドにエドワードがリチャードと全く似ていないことがバレてしまい、ハラハラしました。
ベスが助けにきてくれて良かったです。
あの場所にティレルも向かっていたので、次回が楽しみです。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第19話】のあらすじと感想 謎の男ティレルが登場!エドワードが実子では無いという噂にリチャードとバッキンガムに亀裂?!
#19 I will protect Edward. That child is my son.
雨の中の別荘。かつてヘンリー六世と過ごした一夜がリチャードの中に蘇る。そしてバッキンガムはリチャードがかつて愛した人物が何者かを知り、その手を掴んで告げる。「名を呼んでくれ。……俺の名を」。その別荘を、ジョージなどを手に掛けた暗殺者ティレルが訪れる。その姿がヘンリー六世と瓜二つなことに気づいたバッキンガムは衝撃を受ける。そのころロンドンではリッチモンドが王座を狙い動き始めていた。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
ヘンリー六世かと見間違うほど似ているティレルはバッキンガムが殺し屋に預けたようでリチャードの部下になれとは酷いですね。
ティレルは記憶を失っているようだけど絶望しているように見えて可哀想でした。
リチャードはヘンリー六世を愛した事をバッキンガムに打ち明けてしまったのは良いのか悪いのか判断できなくてドキドキしました。
リチャードはバッキンガムがヘンリー六世と同じように離れていくかもと不安になったのは切ないけどバッキンガムは執着心が強そうだから大丈夫ですね。
外で中の様子を伺っていたティレルが泣いてしまって可哀想でした。
やっぱりヘンリー六世でリチャードを忘れられないでいるような気がしてキュンとします。
ショックで木から落ちたティレルをバッキンガムが知らなかったようでティレルと約束をしたけど何かが起きそうでドキドキしますね。
エドワードとベスの純粋な二人が仮面舞踏会を楽しむのは微笑ましいですね。
意地悪したリッチモンドが裏切り者の息子で更に暗躍しているのは恐いです。
城に戻ったリチャードは国王に戻ってもバッキンガムをヘンリーと呼んで愛する人が側にいるのは良いけど深みにハマっていて心配です。
エドワードがリチャードの子供じゃないとリッチモンドに言われ王宮でも噂されるようになって傷ついていたけどリチャードが慰めてあげて嬉しかったです。
エドワードもリチャードを光だと呼んでかつてのリチャードにそっくりですね。
リチャードは噂を何とかしようとバッキンガムにエドワードは実子じゃなくエドワード王太子の子だと話したのは遅かったですね。
バッキンガムが動揺して二人の仲が心配です。
バッキンガムの部屋にティレルが愛を教えてくれと居座ったのは困りものだけど悩めるバッキンガムの思考が働かなくて可哀想。
リチャードも捨てられるかもと悩んでいて切ないですね。
ピエロの格好をしたリッチモンドが双子の王子を助けに来たなんて何をするのか怖かったです。
40代女性の感想
『謎めいた暗殺者ティレルの正体は?エドワードの出生の秘密はリチャードを窮地に!』
今迄ほとんど台詞がなかった暗殺者のティレル、今回は出番が多く沢山喋ってくれて嬉しかったです。
原作でもその正体については謎めいた描き方をされていて、ハッキリと正体について明かされてはいないのですが、この風貌と声ではやはりあの方と別人だとは思えないのですよね。
でも、もしそうならばこのような形で生きながらえることになったのは、果たして彼にとって幸せなのかどうなのか。
過去の記憶を全て失い、暗殺者として生きることは闇の中で生きていくようなもの。
あの無邪気で人の死を嫌っていた彼にとっては正反対の道を歩んでいるわけで、運命はなんて残酷なんだろうと思います。
それにしても少しずつリチャードを窮地に追いやっていくリッチモンドは石田さんの演技も相まって実に憎たらしいですね。
バッキンガムがエドワードの出生の秘密を知ったことで、バッキンガムとリチャードの間に亀裂が入ってしまいました。
血が繋がらないどころか仇の息子であるエドワードを自分の息子として愛し、いくら廃嫡を求められても守ろうとするリチャードをみて、包み込むような愛が彼の中に芽生えているのだなと感じました。
エドワードがリチャードに抱きつき、「光」だと称してくれて嬉しかったです。
天使のように可愛く純粋なエドワードのためにも、リチャードはヨーク公のような誇れる父親でいて欲しいと思いました。
今回は久々にオーコメ付も見てみましたが、斎賀さん、緑川さん、杉田さんが出演されていて、ヘンリー六世とティレルを演じる緑川さんのお考えを色々聞くことができて良かったです。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第20話】のあらすじと感想 忍び寄るリッチモンドの罠?リチャードの異変で揺れるバッキンガムと二人が出した答えは?!
#1 The light is overhead.
リチャードは正統な王ではないという噂が流れていた。この噂は、ロンドン塔に幽閉された先王の息子・エドワード五世とその弟の脱走事件を招く。ヨークでの戴冠式を控え体調不良に悩まされるリチャード。投獄中の魔女ジェーンの診察により、ある可能性が示唆される。その結果を胸にリチャードはバッキンガムの城を訪れる。そこでバッキンガムはリチャードへの愛を募らせ、思わぬ行動に出る。「俺はあんたが側にいると、冷静でいられない」
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リッチモンドが双子の王子達を甘いお菓子と言葉で逃して可哀想でした。
正義とは皆の好きな方とは良く言ったもんだけど脱走したと叫んだのは驚きました。
双子の兄エドワードがリチャードに悪魔と叫び、息子の血統を口にして周りに疑念をもたせたのはリッチモンドの作戦通りですね。
バッキンガムも影響されて危険だと思ったのは残念です。
リチャードの体調が優れなくてジェーンに診てもらうと妊娠している事が分かったのは問題が一つ増えて波乱の予感ですね。
体を診て貰えるジェーンには側にいてもらいたいです。
バッキンガムが領地に帰ったのをリチャードが追い掛けたのはドキドキしました。
突き放すバッキンガムだけどリチャードが倒れると好きが止まらないなんてキュンとしました。
リチャードは妊娠の事を告げたけど認めたく無いのは悲しい。
バッキンガムが王冠よりもリチャードが欲しいと気づいてしまって監禁したのはビックリです。
バッキンガムはリチャードと二人で暮らしたいと鎖に繋いだけど歪んで見えて怖いです。
リチャードにジャンヌダルクの悪魔の囁きが聞こえて幸せを手に入れたと言い聞かせているようで悲しいですね。
リチャードはハッキリと望む物は王冠だと言ったのは嬉しかったです。
心配したケイツビーが駆けつけてくれて安心しました。
リチャードはバッキンガムが後から来てくれると信じているけどバッキンガムの心が揺れているのは危ういですね。
拾ったティレルが願い事は決まったかと聞いて来て悪魔の囁きのようです。
リチャードはジョージやエドワード王太子が眠る教会に立ち寄って祈りを捧げると王として生きる事を決めたのはホッとしました。
バッキンガムが狙うのは息子のエドワードかと思ったのにリチャード本人を殺すよう依頼するとは可愛さ余って憎さが百倍になってしまったようで残念です。
40代女性の感想
『リチャードが妊娠!?リチャードとバッキンガムの心のすれ違いが哀しい!』
リチャードの体調不良の理由は、まさかの妊娠。
両性具有のリチャードならば、そういう可能性もあることは予測できたはずですが、男として育てられたリチャードにとって、万が一にも自分の身にそんなことが起きるとは夢にも思わなかったのでしょう。
それでも愛する人との間にできた子供ならば、親として嬉しく思うはずですが、リチャードにとって「母親」の思い出は決して良いものではなく、自分が母親になるなんておぞましさしか感じなかったようですね。
妊娠したことを知った時のリチャードとバッキンガムの反応が真逆で、こうなる前からエドワードのことですれ違いが起きていましたが、ここにきて二人が望む未来が全く違うことが分かってしまいました。
泉で抱き合った時には同じ願いを抱き、同じように求め合っていたように思えたのに、バッキンガムはリチャード以上に強い激情と執着を胸に抱えていたのですね。
バッキンガムがまさかリチャードを鎖でつないで監禁してしまうとは。
リチャードもかつてヘンリー六世と人知れず穏やかに暮らしたい夢を抱いたこともありましたが、あの時と今とではあまりにも状況が違い過ぎます。
今のリチャードにとって一番大事なのは王冠であり、それを手放す選択はできませんでした。
助けに来てくれたケイツビーも格好良かったです。
リチャードはそれでもバッキンガムは自分のもとへ帰ってくると信じていましたが、バッキンガムはティレルにリチャードを殺すように命じていて、どうしてこうなってしまうのだろうと悲しくなりました。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第21話】のあらすじと感想 リチャードの望みは何?バッキンガムのリチャードへの愛が悪意に利用された?!
#21 It should still be in time now.
反乱の意思を固めたバッキンガムは、イーリー司教、そしてスタンリーの協力を得ようとする。一方、リッチモンドは反乱に加わるための条件をつけることを義理の父親・スタンリーに進言する。それはロンドン塔に幽閉中のエドワード五世とその弟を殺すこと。バッキンガムはその犯人はリチャード三世でなくてはならないと考える。その頃、ヨークに入ったリチャードは、来るはずのバッキンガムを待ちわびていた。だが、戴冠式を済ませたリチャードのもとを訪れたのは暗殺者ティレルだった。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リチャードが王である事を選んでアンとエドワードの元へ帰ったのは正しい判断だと思うけど、バッキンガムは裏切られたと反乱を起こそうとして残念です。
リッチモンドが義理の父であるスタンリーに塔に幽閉されている双子の王子を殺せとは残酷ですね。
自分が王になる為には何でもする悪魔ですね。
リチャードは戴冠式にも来ないバッキンガムも待ち続けていて切ないです。
リチャードは父親の声を聞いて自分を鼓舞しようとしていたのは可哀想でした。
預かった手紙にはバッキンガムの蝋封印があり駆け出すリチャードが可愛かったです。
待っていたのは暗殺者のティレルでヘンリー六世に似ているしバッキンガムは来ないしで二重に可哀想でしたね。
双子の王子の兄は閉じ込められていて苛立っているし、弟は兄が王に復帰したらこき使われるからその前に殺そうとするし、二人してリチャードを殺すとか残酷な事を考えて怖かったけど兄が弟と仲良くしたいと微笑ましい雰囲気になった途端に死んでしまうなんて可哀想でした。
リチャードがティレルの出現で混乱しているのにバッキンガムが反乱を起こしたと手紙が来てビックリですね。
バッキンガムはリチャードを独り占めしたいなんて理性を失っていて元に戻って欲しいです。
リチャードの元に双子がいなくなったという知らせが来たけど飛びつかずに死んだという噂を流したのは賢かったです。
森でバッキンガムがリチャードを待っていたのは切なかったですね。
リッチモンドの母親がエリザベスを誘導してベスとリッチモンドをくっつけようとしていたのは恐ろしいです。
アンの体調が崩れて心配だけど息子のエドワードの騎士受任式で王国を守っていこうと言う言葉が胸に刺さりました。
エドワードがリチャードをキラキラした目で見るのは可愛かったです。
リチャードとバッキンガムの予定よりも早く反乱が起きて二人に決断する時が来たのは最終勧告だし仲直りするチャンスでもあるのでどっちを選ぶのかドキドキしました。
40代女性の感想
『バッキンガムの反乱の真意とは?リチャードがティレルと対面!』
国民の前で演説を行うリチャードは神々しく、素敵でした。
悲願を達成できずに世を去ったヨーク公の無念を晴らすのは、兄二人ではなくやはりこのリチャードこそふさわしかったのだと改めて思いました。
リチャードはようやくティレルと対面し、かつて愛した男とそっくりの彼の姿に驚きますが、ヘンリー六世本人だとは思わなかったようですね。
バッキンガムから届いた手紙にはリチャードが王冠を捨てて森に来なければ反乱を起こすと書いてあり、リチャードにとってあまりにも辛い選択を迫るものでした。
リチャードも彼を愛していますが、国王となってしまったからには、国民や家族を守らねばなりません。
苦悩するリチャードの姿が痛々しかったです。
こんな方法でしか共に生きる道はないとバッキンガムは思ったのでしょうが、あれほど二人で願った王冠がどうでもよくなるほどにリチャード本人を愛してしまったのだなと切なくなりました。
幽閉されていた子供二人は、残虐な性格で憎たらしい存在ではありましたが、リッチモンドの策略によって毒入りクッキーを一緒に食べたことで二人同時に命を落としてしまったのは、何とも言えない気持ちになりました。
不仲だった二人が最後に和解できたことだけがせめてもの救いでしょうか。
最後の希望であるベスまでも大人の権力争いに利用されようとしていて、胸が痛いです。
エドワードの騎士叙任式では、とても嬉しそうな表情をリチャードに向けていて、この子の笑顔だけは守って欲しいと願っています。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第22話】のあらすじと感想 ついにバッキンガムと決着!リチャードは王冠とバッキンガムのどちらを選ぶのか衝撃の結末は?!
#22 Use your head more, damn brat. Don't die even if you are weak.
バッキンガムの反乱。リチャードはその苦悩をケイツビーに語る。「あいつと、身体など重ねなければ。俺が、悪魔の子でなければ……」。だがそれはもはや詮無いことだった。妻・アンと息子・エドワードを残し、リチャードは出陣する。約束の場所ディーンの森で刃を交えるリチャード三世とバッキンガム。「国外へ渡り、名を捨てる。死ぬまであんたの傍で、俺があんたの荊棘を切り裂いてやる。今もあんたを縛る“父親への忠誠”も━━」
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
バッキンガムが反乱を起こしてリチャードを手に入れようとするのは切ないけど、リチャードは息子のエドワードを守ると決めたので兵を挙げるしか無いとは悲しいですね。
ケイツビーにこれで良いのかと問われるのも辛いけどバッキンガムと体を重ねた事を口にしてしまうのは衝撃です。
リチャードがジェーンを連れて来いと命令したのは意味深でゾクゾクします。
戦場にエドワードが現れてリチャードが辛い顔をしているから戦いたいなんて可愛いですね。
リチャードは連れていけないと戦いの醜さを語るけどエドワードが泣いてしまったのは可哀想でした。
バッキンガムがリチャードと待ち合わせした場所の森を進軍していて、リチャードも半身の考えている事が分かると切ない表情を見せたのは心が痛いです。
分断された半身が欲しいと馬を走らせて剣を交えるのはキュンとしました。
バッキンガムは王としてのリチャードを殺したかったと抱きしめて二人で逃げようと誘って来るなんて諦めが悪いです。
リチャードはバッキンガムを光だと言って愛おしそうに見つめるのが良いですね。
バッキンガムもリチャードへの愛を溢れさせて手を取って口づけをしたのはキュンをしました。
王の紋章が入った指輪を渡して逃したけどバッキンガムが涙している姿は可哀想でした。
リチャードも消えていく温もりに寂しさを感じていたのは苦しいですね。
バッキンガムが指輪をティレルにあげてしまったのはショックでした。
最後にやるべき事とは運命はうまく行かないですね。
バッキンガムが投降して来たのはビックリですね。
リチャードの行く手を阻むイバラを切り裂く事とはケイツビーが怒るのも無理ないです。
バッキンガムは最後にリチャードに会いたいと言うけどリチャードは決心が鈍ると苦しんでいて可哀想でした。
ジェーンを呼んで薬を渡されたけど弱音を吐いていて心が痛いです。
バッキンガムが幼い頃にリチャードと出会った事を思い出してその時から惹かれていたとはロマンチックですね。
処刑されようとしてもリチャードだけを思い続けているなんて泣けました。
処刑人がリチャードだったのは驚きだけど最後に会えて良かった。
地獄で待っていろなんて号泣です。
どうしても愛が手に入らないリチャードが可哀想でした。
40代女性の感想
『約束の森で遂に再会!バッキンガムの最後の願いとは?』
約束の森でリチャードとバッキンガムは遂に再会しますが、剣を付き合わせながらもその表情はとても切なく、剣を捨てて互いの想いを告げながら抱きしめ合う二人の姿に胸が苦しくなりました。
バッキンガムと共に国を捨てて逃げることはできないけれど、この場を切り抜けて生き延びて欲しいと願うリチャードと、そんなリチャードの手に口づけをするバッキンガムの、二人の涙が美しかったです。
しかし、そんなリチャードの願いもむなしく、バッキンガムは自ら捕まってしまいました。
ケイツビーはリチャードの願いを踏みにじった彼に対して激高しますが、逃げ延びてもリチャードのいない日々を過ごす未来など意味がないと思ったのでしょう。
リチャードに対する愛の形は異なれど、バッキンガムとケイツビーは似た者同士なのかも知れません。
「俺の役目はリチャードの行く手を阻む茨を切り裂いてやることとだ、それが例え自分自身だとしても」という台詞はとても悲しかったですが、同時に深い愛を感じました。
オーコメ配信を見ていましたが、バッキンガム役の杉田さんもこの台詞が印象的だったそうで、様々な想いが聞けて嬉しかったです。
最後にもう一度会いたいというバッキンガムの願いは、結局リチャードに辛い役目を担わせることに。
特殊エンディングで曲の入り方も良かったですが、バッキンガムとリチャードの出会いのシーンも流れ、この時からバッキンガムはリチャードに憧れていたのかとと切なくなりました。
最期のバッキンガムの穏やかな表情とリチャードの心で誓った願いに思わず涙してしまいました。
共に王冠を掴むために歩み続けた二人でしたが、望む未来の形が変わってしまった二人の愛の締めくくりは悲しくもこのような形でしかあり得なかったのかなと思います。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第23話】のあらすじと感想 呪いとの決別?リッチモンドの魔の手がジワジワと迫る中でアンからの衝撃の願いを受け入れるのか?!
#23 Mother ...... Goodbye.
半身であるバッキンガムを手にかけたリチャード。そこにアンが結核の再発を告白する。アンは、心優しい息子のエドワードを守るため、彼を廃嫡してほしいとリチャードに願う。愛するものが自らの手から零れていく残酷な運命を前に、リチャードはいないはずのバッキンガムを求めるあまり、ケイツビーを代わりにしようとする。だが、ケイツビーは「できません……。身体の熱で、魂をあたためることは」と答える。そんな状態の中、リッチモンドとの戦いは近づきつつあった。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
リチャードは半身のバッキンガムを手に掛けた事で王へ反逆したものは例外なく許さないとリッチモンドを探していたので早く捕らえて欲しいですね。
アンから結核が再発して長くは生きられないと告白されたのもショックなのに、エドワードを廃嫡して欲しいとは命を狙われ続ける事に母親として耐えられないのは可哀想でした。
リチャードも愛する者が次々といなくなる事に耐えられなくてケイツビーに代わりになって欲しいと言ったのは酷い、自分が愛するといなくなってしまうなんて涙が出ました。
リッチモンドが英雄になる為の物語をでっち上げ芝居として見せて賛同者を集めるとは狡猾ですね。
リチャードの体調が戻らないのはバッキンガムを失ったショックと王の重圧からで、ジャンヌダルクが現れたのは心配になったけど普通に話をしていてホッとしました。
アンがエドワードにも同じ症状が出ていると聞いて一緒に逃げようとしたのはビックリ、リチャードが追いかけて来たけど取り乱して可哀想でした。
アンはリチャードに愛して欲しかったから茨で縛られたとは切ないですね、リチャードも泣いて解放するとエドワードを助ける為に廃嫡を決めたのは泣けました。
エドワードを死んだ事にしてジェーンに託したのは可哀想で泣けたけど、アンの望みを叶えたばかりにエリザベスが牙を向いたのは怖かったです。
出陣の日に母親セシリーが現れてリチャードを苦しめる言葉を言うのは全ての元凶はこの人のせいだとしか思えないですね。
セシリーはリチャードがヨーク公爵の子ではないと告白してビックリ、リチャードが自分と母が似ていると慈悲の心を見せたのはやっと自分に取り付いている茨を乗り越えたように見えました。
本当は母親に愛して貰いたかったと涙を流しながら呪いと決別したのは泣けましたね。
40代女性の感想
『アンの身体を不治の病が蝕んでいく!リチャードが母親に告げられた衝撃の事実とは?』
バッキンガムを失い、その上アンまで結核に侵され、エドワードの廃嫡まで迫られたリチャードはベッドで凍え、熱を求めてバッキンガムの部屋に向かう様はとても胸が痛みました。
ケイツビーに自分を愛すように求めますが、リチャードを神聖視しているケイツビーには応えられませんでしたね。
身体の熱で魂を温めることはできないと苦し気に告げるケイツビーの言葉には、辛さと切なさが滲み出ていたように感じましたが、原作ではギュっとリチャードを抱きしめるシーンもあったので、カットされていたのは少し残念に思いました。
自分を愛してくれた者が死んでいくことに絶望するリチャードは普段はとても聡明で凛としているけれど、壊れやすい繊細な心を持っているのだと思います。
アンは短い生涯を閉じてしまいますが、今迄誤解もあってすれ違ってばかりだった夫婦が最後に向き合えたことだけは良かったと思います。
エドワードが王宮の餌食にならないよう、廃嫡の道を選ぶことになりますが、優しいエドワードは王宮の闇に飲み込まれてしまうと思いますし、どこかで平穏に過ごしてくれることを願います。
彼の本当の父親であるエドワードがリチャードにプレゼントしたブローチを託せて良かったと思いますし、運命の巡り合わせのように感じました。
オーコメ付を見ていたので、アンを演じた鈴代さんの熱い思いがきけて嬉しかったです。
戦に向かうリチャードの前に母親が立ちふさぎ、リチャードの本当の父親はヨーク公ではないという衝撃の事実が告げられました。
母親がリチャードに向ける憎悪は妻として罪を犯してしまった自分へのものでもあったのでしょう。
リチャードはショックだったと思いますが、母親にはそっくりだという言葉に母親への愛情を感じましたし、本当はずっと母親に愛されたかったと心の中で吐露し、幼い自分が母親に抱きしめられる姿を想像するシーンには思わず涙してしまいました。
全てを知っていてもリチャードに愛情を注いでくれたヨーク公の深い愛を感じますし、血の繋がっていないエドワードを愛したリチャードもヨーク公と血は繋がっていなくとも親子なのだ思います。
次回はいよいよ最終回。
心して最後まで見守りたいと思います。
40代女性の感想
薔薇王の葬列【第24話(最終話)】のあらすじと感想 最後に勝つのは誰だ?リチャードは光という愛を手に入れる事は出来るのか?!
#24 Requiem of the Rose King
「この名も、この血さえ、すべて幻だったというのなら━━。この戦いに、何の意味があるというんだ」。リチャードは目の前に現れたティレルに導かれるように、自らの来し方を振り返る。「さあ、帰ろう。行く先が、眠ることすら許されぬ、戦場だとしても━━」。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用
母という呪いを断ち切ったリチャードが涙を流していたけどスッキリしていて欲しいなと思います。
ティレルというヘンリー六世にそっくりな男はやっぱり本人では無かったけど話を聞いていたとはミステリアスですね。
リチャードはアンやバッキンガムを亡くしエドワードとも離れ離れになって残ったのは王冠だけと呟くのは寂しいし、敬愛する父が本当の父で無かったと知って王冠さえも無駄に思えたのは可哀想でした。
迷い込んだイノシシの後を追うと森でヘンリーに出会うなんてビックリ。
ティレルと名乗った男が今は何も持っていないと言うとリチャードは自分と同じだと心が揺らいだのは切なかったです。
ティレルに一緒に行こうと誘われて迷うけど王はこの体で手に入れたものだと戦場へ戻る決意をしたのは格好良かったです。
ティレルはリチャードに光になってくれと頼み、手を取って友達になってくれなんてリチャードが泣いて喜んでいたのは安心しました。
ティレルはリチャードの側にいてくれると思ったのに心置き無く殺せるなんて何が目的なのか分からないです。
リッチモンドが不穏な噂を流してリチャードを追い詰めて行くし、リチャードは嫌な咳をして体調が悪くなっていくのは心配です。
ケイツビーはリチャードが生まれた時から側にいて望みはリチャードが生きる事なのに、リチャードは謝るだけでそれでもケイツビーは悪い夢を見ないようにと愛を注ぐのは泣けました。
戦いが始まって味方に裏切り者が出るとリチャード自らが参戦して格好良い。
リッチモンドを討ち取ったけど影武者で本人は戦場にいないとは卑怯な奴です。
リッチモンドの父親が裏切ってリチャードに襲い掛かったのはハラハラしたけど、リチャードは笑っていたのは悲しかったです。
敵に殴られて落馬したけど止めを刺そうと現れたのはティレルで自分をリチャードだと言ったのは衝撃でした。
リチャードは度々現れたジャンヌダルクと自分は同じだと認めて自分自身を愛する事が出来たのに、ケイツビーに抱えられて逃げられたのでどうか無事でいて欲しいです。
40代女性の感想
『王冠を巡る物語が遂に完結!ケイツビーが望む唯一の願いは叶えられる?』
1クール目から追い続けてきた本作もいよいよラストを迎えてしまいましたが、本当に最後まで見守ってきて良かったなと思える作品でした。
オーコメ付配信も見ましたが、最後の最後にようやくリッチモンド役の石田さんも登場してくれて、他にも斎賀さん、緑川さん、日野さんと豪華メンバーが揃っていて嬉しかったです。
願いを聞かれ、「私のために生きてください」と初めてリチャードにすがりながら言った願いですら受け入れられず、涙を流すケイツビーに切なさが募り、涙してしまいました。
ケイツビーにとって、リチャードこそ「光」だったのではないでしょうか。
ティレルについては解釈が分かれるところですが、友達になることをリチャードが了承してくれた際に見せた笑顔はヘンリーそのものでしたね。
「王冠か、名誉の死かだ!」というリチャードの言葉はかつてのヨーク公が言った言葉そのもので、血の繋がりはなくともやはりリチャードは高潔なヨーク公と似ているのだと思います。
リチャードの影武者として現れたティレルの「愛してる」の言葉にリチャードは救われたと思います。
野望を叶えたリッチモンドはこの先王冠の茨に苦しめられるのではないでしょうか。
ラストの解釈は視聴者それぞれの判断に委ねられる形でしたね。
生き延びたとしても結核を患っていたようですし、リチャードに残された時間は僅かかも知れませんが、ケイツビーと穏やかな余生が過ごせていたら良いなと思います。
原作で最終巻を読むまでは、どのような形で幕を閉じるにせよ、リチャードの傍にケイツビーが寄り添うラストを願っていたので、私の願望は叶えられました。
こんな未来を夢見られるような素敵なラストにしてくださった菅野先生には感謝しかありません。
ずっと自分を愛せなかったリチャードが最後には自分を愛すことができましたし、ティレルも愛を知ることができたことは幸せだったのではないでしょうか。
王冠を巡る薔薇戦争の時代を駆け抜けた様々な人物の人生が詰まった重厚な人間ドラマで、とても見応えのある作品でした。
アニメだと割と削られていたシーンも多かったですし、アニメでこの作品を知った人は、是非原作も読んでみて欲しいです。
40代女性の感想
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『薔薇王の葬列』 イントロダクション
薔薇王の葬列 INTRODUCTION
中世イングランド。
ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。
リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。
だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。
さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。
誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。
そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。
痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」の道へとリチャードを誘っていく――。
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトより引用