アニメ『烏は主を選ばない』のあらすじとストーリーの流れに沿った感想を1話~20話(最終回)まで掲載しています。
烏は主を選ばないの感想本文にはアニメのネタバレが含まれる場合がありますので、ご了承の上お読みください。
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- 烏は主を選ばない【第2話】「ぼんくら次男」のあらすじとネタバレ感想
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- 烏は主を選ばない【第4話】「御前会議」のあらすじとネタバレ感想
- 烏は主を選ばない【第5話】「粛清」のあらすじとネタバレ感想
- 烏は主を選ばない【第6話】「七夕の誘い」のあらすじとネタバレ感想
- 烏は主を選ばない【第7話】「転落」のあらすじとネタバレ感想
- 烏は主を選ばない【第8話】「侵入者」のあらすじとネタバレ感想
- 烏は主を選ばない【第9話】「烏太夫(からすだゆう)」のあらすじとネタバレ感想
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烏は主を選ばない【第1話】「場違いな姫君」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第1話】のあらすじ
季節は春。皇太子・若宮の后(きさき)を選ぶ「登殿(とうでん)の儀」が始まった。南家の姫・浜木綿(はまゆう)、西家の姫・真赭の薄(ますほのすすき)、北家の姫・白珠(しらたま)、そして病の姉に代わり急きょ登殿した東家の姫・あせび。山内の統治者・次期“金烏(きんう)”たる若宮の妻に選ばれるのは、四人のうちただ一人だけ。張り詰めた空気が漂う女の園で、あせびはまだ見ぬ若宮への想いを募らせていく。
烏は主を選ばない【第1話】のネタバレ感想
金烏と呼ばれる八咫烏の世界とは?若宮の后候補達は皇后を含めて既に開戦状態?!
兄が幼い弟をおんぶして山で獣に追われていると足を踏み外して下へ落ちてしまい、怪しげな光と足が3つある烏がいたのは不気味でした。
兄は烏に向かって自分の命はいらないから弟を助けてと叫び、烏は金烏と呼ばれる大きな鳥で親元へ帰してやると喋ったのは神秘的でした。
山内と言う世界で3本の足を持つ異形の鳥・八咫烏が人の姿になって街を作り、山内の長は金烏と呼ばれ親から子へ代々受け継がれ繁栄してきたけど玉座に群がる貴族たちは人間の本質が出ていて見苦しいです。
若宮の后を選ぶ登殿は家を背負った女達が戦う場所で一番の権力争いとは昼ドラ顔負けのドロドロが期待できそうです。
桜花宮藤花殿で一人の少女が皇后である大紫の御前よりあせびと名前を与えられ、他の后候補である東西南北の家の姫が揃ったのは華やかだけど1年後に一人だけが后となるとは緊張しました。
あせびは若宮の妹である藤波と親しく本当の姉妹になりたいと言われると、浜木綿から嫌味を言われてしまうけど皇后が与えたあせびは若宮程度の男ならお前にも酔いしれるだろうから上手くおやりと若宮を陥れたとは酷いです。
真赭の薄はあせびと仲良くしようと言うけど浜木綿の事は性悪と言って喧嘩になり、白珠は自分もあせびも后に選ばれないと相手にされていないとは既にバチバチで面白いです。
女房のうこぎがあせびに山内の事を説明しているとあせびが寝てしまい、后選びは4家の大戦争だとはワクワクしました。
真赭の薄でお茶会が開かれたけど練香の配合を当てる貴族の遊びがあせびには分からず、お手製の雛人形を見せるとバカにされて、白珠が茶器を落として場の雰囲気を変えてくれたのは優しいです。
あせびが泣いて部屋を飛び出すと滝がある庭で浜木綿に病気の姉の代わりに来たと話し、浜木綿から金烏を継ぐのは正妻の子である兄だったけど宗家の神官は若宮が継ぐのに相応しいと言い出し、兄は権力争いに敗れて出家する事になって皇后は悔しそうでした。
北家の次男である雪哉が街で食い逃げしようとする中央の宮烏にお金を払うよう説得するけどボコボコにされ、兄の雪馬と弟の雪雉が迎えに来てくれたのは仲良し兄弟で心が温かくなりました。
雪哉は北家の宴に宮烏も来ると笑顔なのが何かを企んでいそうでワクワクしました。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第2話】「ぼんくら次男」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第2話】のあらすじ
金の大烏との邂逅から数年後。北領、垂氷(たるひ)の少年・雪哉(ゆきや)は13歳になっていた。北家の宴の席で騒動を起こした雪哉は、なぜか宗家の長束(なつか)の目にとまり、次期“金烏(きんう)”たる若宮の側仕えに指名されてしまう。側仕えの期限は一年間。その間、北家の姫・白珠(しらたま)が若宮の后(きさき)に選ばれるよう動くべし。故郷を離れ中央山へと飛び立つ雪哉に、新たな出会いが待ち受ける。
烏は主を選ばない【第2話】のネタバレ感想
雪哉の生い立ちが明らかに?やり過ぎた反撃で雪哉が若宮の側仕えに?!
北家本邸に戻って来た雪哉は宮烏達にボコボコにされた顔を両親に見せて怒られたのは可哀想でした。
北家が一同に集まり若宮の兄である宗家の長束が来たのは緊張したけど、雪哉が突然泣き出して市場で宮烏がタダ食いした事をバラしたのはスカッとしました。
タダ食いした奴は若宮の側仕えに決まっていたけど白紙になり、長束の提案で行儀見習いを兼ねて雪哉が若宮の側仕えになったのは藪蛇でしたね。
父親や兄弟達もフォローしてくれて優しいし、1年と言う期限付きなので我慢すれば耐えられるけど雪哉はやり過ぎたと反省していたのは笑えました。
桜花宮春殿にいるあせびに宗家から文が届き喜んだのに、忙しいから行けないと言う連絡だったのは淋しいですね。
北家では剣の大会が行われ、当主直孫の喜栄に側仕えに選ばれたのは幸運だと言われるけど、雪哉は3年間の武人の修行よりマシだから頑張ると軽口を叩くのは貴族の息子とは思えない言動で面白いです。
雪哉の番になると兄の雪馬と戦っていた市柳と仲間達が雪哉の血筋を持ち出してお家騒動だとバカにし、雪哉は市柳に剣の稽古を頼むと窓を閉めて外から見えないようにして打ち込むと、幼い頃に両親と引き裂かれ心無い噂に苦しめられた悔しさをぶつけて泣いたのは可哀想でした。
雪哉が竹刀を振り上げると雪馬が入って来て止め、雪雉が待っていると雪哉は笑顔になり、育ての母である梓が中央に持っていく服を縫ってくれたのは優しいです。
若宮の后候補達はそれぞれの殿で思い思いに過ごしていたけど、今もって誰一人として若宮に謁見できていないのは残念でした。
雪正に連れられて中央へ来た雪哉は街の賑やかさに驚き、迎えに来た喜栄に連れられて招陽宮に来ると入口の銅鑼が呼び鈴の役目とは豪快ですね。
若宮の直属の護衛である澄尾が出て来て喜栄とはお別れなのは心細いし、10人以上いた側仕えは辞めてしまって雪哉だけとはビックリです。
雪哉は若宮に会うと幼い頃に助けてもらった金烏を思い出し、若宮に待っていたと言われたのは嬉しいですね。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第3話】「真の金烏」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第3話】のあらすじ
出会ったばかりの雪哉(ゆきや)に大量の仕事を言いつけ、若宮は嵐のように去っていった。側仕えとして朝廷に出入りするうちに、雪哉は、若宮が“真(まこと)の金烏(きんう)”と呼ばれていること、若宮に皇太子の座を奪われた異母兄・長束(なつか)との因縁、そして長束を信奉する勢力・長束派にまつわる黒い噂を耳にする。初夏のある日、若宮は男子禁制の桜花宮(おうかぐう)を見下ろす崖へと雪哉を連れ出して……。
烏は主を選ばない【第3話】のネタバレ感想
雪哉が若宮から言い渡された仕事とは?若宮と一緒に桜花宮へ行き事件が起きる?!
金烏が生まれると山内に災いが起きると言われていて、金烏がなぜ自分の弟なのか子供の長束が問い、大人の長束は静かに若宮がいる館を見つめているのは怖かったです。
雪哉は若宮から植木鉢の水やりを頼まれたけど、鉢によって井戸と滝の水と分かれていて飲水はまた別の場所にあるとは大変です。
部屋に戻ると片付けや書物の返却に手紙の受取と色々な用事を言い渡されて、澄尾が来たばかりだと助け船を出すけど、若宮は出来ぬなら去るがいいと冷たくて雪哉は自分の目で確かめてはと言い返したのは負けず嫌いですね。
若宮の側仕えだと証明する掛帯を貰い、雪哉は服が汚れるからと羽衣になり、烏になって滝から水を運んで頑張ったけど手紙を取りに行っていなかっただけで注意されたのは可哀想でした。
雪哉は悔しそうに詩文の先生より課題を預かっているから早めに取り掛かった方がいいと反撃したのに、若宮は私がする事なのかとはビックリでした。
雪哉は羽衣で朝廷に入ろうとして止められたけど若宮の側仕えと名乗るとすんなり入れて、行く先々で色々言われていたのは大変そうでした。
若宮は1人で帰って来て澄尾がいないのは心配だけど、雪哉が仕事を終わらせたと驚き、腹を鳴らすと金柑をくれたのは優しい所もあって和みました。
喜栄に仕事の事を愚痴ると若宮を巡って権力争いを起きている事を知り、長束も何かを企んでいるようで、大紫の御前が今上陛下の秘書官である松韻に御前会議の準備を言い付けたのは不穏でした。
桜花宮には姫達が集まっていて崖の上から若宮と雪哉が覗いていたけど、若宮を狙う刺客が潜んでいると警告文が届き中に入らずに后を選ぶ為に観察するけど、見つかると雪哉を囮にして逃げたのは酷いです。
浜木綿に助けて貰ったけど、あせびが変身にショックを受けて泣いたのは貴族が変身する事が無く初めて見た為で、馬として使っている烏は事情があって人間に変身できなくなった者とは可哀想でした。
雪哉が屋敷に戻ると若宮が不在の間に御前会議が開かれ、急いで紫宸殿に向かう事になったのは何の企みが進んでいるのかドキドキしました。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第4話】「御前会議」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第4話】のあらすじ
若宮の不在を狙って開かれた御前会議(ごぜんかいぎ)。そこでは四家の当主たちが若宮の廃太子を目論んでいた。御前会議に乗り込んだ若宮は、その場にいた父・今上陛下を玉座から引きずり下ろし、異母兄・長束(なつか)に対して屈辱的な仕打ちを行う。身の危険を省みない若宮を心配する雪哉だが、当人はまったく意に介さず、雪哉を連れて花街遊びに興じるのだった。翌朝、帰路についた若宮と雪哉は、何者かの襲撃を受ける。
烏は主を選ばない【第4話】のネタバレ感想
若宮が御前会議に殴り込み?雪哉を連れて花街に行った若宮が狙われたのは作戦通り?!
御前会議は限られた者しか参加が許されない山内の最高会議で、招集を掛けられるのは金烏だけなのに開かれたのは誰かが今上陛下を唆し若宮を蹴落とそうとしているとは分かりやすいですね。
今上陛下の秘書官である松韻は若宮が金烏と指名されたのは間違いだと言い出し、自分の言葉は陛下の言葉だと改めて皇太子を選び直すとは強気ですね。
若宮が会議の間に行くと入口で長束の護衛である路近に止められ、若宮が「開けよ」と言うと警報の鈴が鳴り内側から掛けられた鍵が開いたのはビックリでした。
若宮は松韻の後ろ盾が誰かは明白で、今上陛下に金烏は2羽もいらないと冷静に退位させたのは格好良かったです。
長束が若宮に穏便に事を運べなかったのかと問うと、若宮は自分に忠誠を誓えるのか試し、長束の側近である敦房が庇うけど長束が頭を下げて忠誠を誓ったのは驚きです。
松韻が四家から同意を受けていないと言うと、西家・東家・南家が同意し、北家は后を選ぶ気があるのかと聞くと金烏の即位式までに1人の姫を入内させると宣言したのは爽快でした。
長束は諦めていないようで睨んだ顔が怖いし、まだ1年あると呟いたのは何が起きるのか楽しみです。
若宮は雪哉の歓迎会だと花街に連れて行き、帰り道で複数の男達に囲まれて言う通りに刀を投げると、澄尾が刀を受け取って次々と倒し黒幕を吐かせようしたら毒で死んだのは残念でした。
雪哉が足を震わせて怯えると倒れてしまい、若宮が看病をしてくれて犯人は長束派で黒幕は皇后だと分かっていたのは賢いです。
若宮の母親は側室として若宮と妹を生んで陰謀に巻き込まれて死んだとは悲劇で、刺客から逃れる為に母親の生家である西家に身を寄せたけど味方じゃなかったとは可哀想でした。
宮烏の九分九厘が敵だけど残り一厘になってくれと雪哉に頼むと、雪哉は働きを褒めてくれるのは嬉しいけどハッキリ断ったのはビックリでした。
若宮は雪哉に寄せた信頼以上に雪哉にとって価値があるものを敵が用意できないから雪哉は裏切らないと言うと、雪哉は期限付きで味方になると約束してホッとしました。
雪哉を説得する為に若宮は狙われたとは無茶をするし、雪哉が何処かに連れて行かれたのを若宮がすまんと見送ったのは何が起きたのか気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第5話】「粛清」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第5話】のあらすじ
近習になるやいなや、若宮の借金のカタに売られてしまった雪哉(ゆきや)。谷間の遊女宿であくせく働きながら、偶然、若宮の敵対勢力・長束(なつか)派の恐ろしい会合を目にしてしまう。会合の場には、雪哉が若宮の側仕えになるきっかけを作った、ある宮烏の姿があった。一方、桜花宮(おうかぐう)では、若宮を迎える「七夕の儀式」の準備が進んでいた。東家の姫・あせびは、ふと、初恋の少年のことを思い出して……。
烏は主を選ばない【第5話】のネタバレ感想
雪哉が借金のカタに売られた?長束派の会合で若宮襲撃犯の正体が明らかに?!
若宮が博打で負けて雪哉を置いて行ったのはビックリだけど、雪哉が引き摺られながら鬼と叫んだのは笑えました。
谷間に来て一月半が経ち、雪哉はこき使われていたけど若宮の所と忙しさは変わらないように見えました。
金策の目処がついたと若宮が雪哉を迎えに来ると、雪哉が笑顔で走って行ったのは可愛かったのに殴ろうとしてかわされたのは残念でした。
洞窟のような穴の中を延々と階段を登らされ出たのは花街の屋敷の一室とは驚きだし、雪哉を労うと店を閉めさせて宴を開こうとは懲りないですね。
雪哉が遊女宿で働いていると場違いな連中を路近が集めていたけど長束派の会合で、その中に北家の雪哉を殴った奴の父親の和満がいて、若宮を襲撃させた犯人だったとはビックリです。
路近が和満を踏み潰したけど長束の側近である敦房が来て正気の沙汰とは思えないと非難し、長束が部屋に入って来たのは緊張しました。
長束は路近を信じたのは容赦無いと思ったけど、路近は和満の悪行を調べ尽くしていて、殺されてしまったのは自業自得でした。
長束は自分から指示を出す事は無く、長束派の人間が勝手に動いているだけなので正体が見えにくいけど、雪哉は黒幕がいると気付いたのは賢いです。
若宮は和満の死を気にするなと雪哉を気遣うのは優しいけど、実は金を出して雪哉を潜入させていたとはビックリだし、金柑を渡して誤魔化そうとしたのは子供を相手にしているようでした。
桜花宮では七夕の儀式の準備が進められていて、后候補の姫君達は皇太子に贈る着物を自分とお揃いで1年掛けて縫い上げて屋敷の前に飾り、皇太子が袖を通せば入内濃厚とは勝負の時ですね。
真赭の薄は自分で着物を縫い上げて偉いけど、春殿のあせびは一針だけ縫っていたのは納得でした。
宗家の女房である早桃が来て藤波から浮雲の模様が入った楽器が贈られ、あせびは子供の頃に見た若君が初恋の人だと分かったのはキュンとしました。
西家から若宮宛に七夕の儀式は絶対に来るよう手紙が来て、屋敷に敦房が訪ねて来たのは何用か気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第6話】「七夕の誘い」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第6話】のあらすじ
長束(なつか)の側近・敦房(あつふさ)が、若宮のもとを訪ねてきた。「路近(ろこん)を筆頭とする過激な宮烏から長束を守ってほしい」と懇願する敦房に、若宮はある依頼をする。桜花宮(おうかぐう)では、内親王・藤波の勧めで、東家の姫・あせびが琴を演奏することになった。その腕前に、あせびを田舎者と侮っていた女たちは圧倒される。琴の模様に目を付けた北家の女房・茶の花は、薄ら笑いを浮かべながらあせびに近づく。
烏は主を選ばない【第6話】のネタバレ感想
七夕であせびが琴を披露すると?長束の側近である敦房に若宮がお願いしたのは?!
桜花宮藤花殿で藤波が床に伏せっていると、寂しさで周囲の者に当たって良い子では無かったけど、あせびが妹のように可愛がってくれて心の拠り所になり、女房の早桃が全力であせびを入内できるようにと張り切っていたのは不安です。
若宮の屋敷に長束の側近である敦房が訪ねて来て、若宮の即位を手助けするとはビックリだけど、長束派の陰謀から若宮を守る代わりに即位したら長束を守って欲しいとは納得です。
長束は母親である大紫の御前に会っても腹の内を見せず、親子の会話と言うより陰謀を隠し持った2人と言う印象でした。
若宮は敦房に何やら頼み事をしたようだけど、本当に敦房を信用していいのか分からないのはドキドキしました。
七夕の日になって各家の着物が飾られていたけど西家は赤色の羽が豪華で一際目を惹き、真赭の薄は自分で着物を作って凄いけどあせびに嫌味を言うのは嫌な女です。
藤波が来て琴を聞かせて欲しいとお願いすると、躊躇するあせびに浜木綿が背中を押して素晴らしい演奏を披露し、浜木綿は真赭の薄を諭したのは優しいです。
北家の女房の茶の花があせびを貶める発言をし、母親の二の舞いにならないようにと忠告したのは意味深だし、うこぎと喧嘩になったのは面白かったです。
あせびはその場を後にしてしまうと藤波が追い掛けて来て、桜花宮は自分の欲の為に他人の足を引っ張るからあせびに入内して欲しいと励ましたのは優しいです。
あせびは早桃を貸して欲しいとは何故か気になるし、雪哉が留守番になってしまったのは残念でした。
若宮が出発した後に使者が来て雪哉が烏に乗って追い掛けると、若宮と雪哉が飛んで入れ替わったのはハラハラしました。
雪哉が代わりに桜花宮へ行って謝罪をし、南家朝宅では長束を招いて宴をしていて、若宮を招待したけど来ないと思っていたのに現れたのはどうなるのかワクワクしました。
桜花宮では姫達がそれぞれの日常に戻るけど、白珠が浜木綿に取引を持ち掛け断られると秘密をバラすと脅したのは意外でした。
若宮は長束と腹を割って話がしたいと言い、中央城下を歩く女房の姿があったのは何を意味するのか気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第7話】「転落」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第7話】のあらすじ
異母兄・長束(なつか)と南家当主に対峙する若宮。危険を顧みず敵の懐に乗り込む若宮のことを、雪哉は案じる。七夕の宴のあと、南家の姫・浜木綿(はまゆう)と取引を交わした北家の白珠(しらたま)。彼女はあせびを文泥棒だと断じ、池に突き落とす。それを見た西家の真赭の薄(ますほのすすき)はあせびを助け出し、あせびの母・浮雲の君にまつわる話を語り聞かせるのだった。桜花宮に不穏な影が漂いはじめる。そして…。
烏は主を選ばない【第7話】のネタバレ感想
外部にも若宮の味方が?白珠が他の姫達に宣戦布告してあせびの母親の謎が明らかに?!
桜花宮夏殿にいる浜木綿に白珠が会いに来て入内は北家の悲願だと言い、南家に入内を辞退してくれれば名誉以外の利益を渡すと取引を持ち掛けたのは女の戦いが始まったと言う感じがしました。
桜花宮で姫の言葉は家の言葉で信用してもらうしかないとは心許ないけど、秘密をバラすと脅されれば協力するしかないですね。
白珠は他の姫は赤子の手をひねるようなものだと言い、あせびも潰す策があるとは恐いし、2人の話を南家の女房である苧麻が聞いていたのはドキドキしました。
南家の朝宅に雪哉が行くと路近に捕まってしまい、若宮は席に付いて浜木綿の事を聞くと南家当主は養女だと答えたのは納得でした。
当主に自分の娘を嫁がせない理由を聞くと長束が家を守る為だと答えバチバチだけど、若宮があっさりと帰ったのは意外でした。
長束は若宮の即位には賛成だけど自分の信奉者が自分の知らない所で暴走するかもとは卑怯な言い方ですね。
雪哉が路近に配下になれと迫られていたけど、雪哉は期限付きで近習になっただけで自分の望みは故郷を守る事だと言い若宮に聞かれてしまったのは焦りました。
桜花宮の春殿にいるあせびは早桃に頼んで文を貰っていたのを白珠に気づかれ、文泥棒だと疑われて文を見せろと揉み合いになり、あせびの手が白珠の顔に当たると白珠があせびを池に突き落としたのはハラハラしました。
真赭の薄が助けてくれてホッとしたけど、藤波に報告すると言うと白珠も自分を陥れようとしていると強気で、2人に自分の覚悟を語ったのは怖かったです。
白珠は他の者が入内するなら破滅させて自分も自害すると短刀を抜いて見せたのは可哀想になりました。
あせびは母の事が知りたくて本邸に文を出したけど答えは得られず、真赭の薄が聞いた話によると今上陛下の妃選びで琴の名手であるあせびの母親と恋に落ちたけど、今の大紫の御前の策略で長束を身籠り妃選びが終了し、母親の名前が浮雲とは納得でした。
真赭の薄は本当に北家と南家が手を結んだなら潰されるだけじゃ済まないから気を付けるようにとは良い人でした。
若宮の屋敷に庭師の一巳が来て時々情報をくれる外部の味方とは嬉しいけど、桜花宮の舞台から早桃が落ちて死んだのを澄尾が調べていたのは怖かったです。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第8話】「侵入者」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第8話】のあらすじ
桜花宮で人死にが出た。心を痛めた東家の姫・あせびは、報告に来た澄尾(すみお)に追いすがる。北家の白珠(しらたま)は、あせびに言いがかりをつけ責めたてるが、南家の浜木綿がその場を収めた。一方、若宮の頼みで、庭師の一巳(かずみ)を桜花宮を見下ろす崖へと案内した雪哉。そこから見えたのは、生気を失った白珠の姿だった。彼女を見つめる一巳の目には焦燥が宿る。そして、夜。闇に沈んだ女の園に、何者かが忍び込んだ。
烏は主を選ばない【第8話】のネタバレ感想
転落事故がそれぞれの波紋を広げる?桜花宮に何者かが忍び込み白珠の様子がおかしくなる?!
明鏡院で長束に路近は敦房が若宮に近づいているから災いの芽は早く始末したほうが良いとは恐いです。
宗家の女房の早桃が死んだ事も報告していつでも命令して欲しいとは何を企んでいるのか不気味でした。
若宮は雪哉と転落事故現場に来て澄尾から女房が外泊したけど実家には帰らず何をしていたか不明だとはドキドキしました。
桜花宮に澄尾が報告に行くとあせびが取り乱して澄尾の前で泣き崩れるのは胸が痛くなるし、主である藤波がショックを受けていたのは可哀想でした。
白珠はあせびが怪しいと言い出し、真赭の薄の事まで侮辱して、浜木綿が止めに入ると宗家の女房の滝本から調査している山内からの質問は自分を通すようにとは怖かったです。
雪哉は若宮に頼まれて庭師の一巳を桜花宮へ案内すると、一巳が白珠を見つけて名前を呼び想い人だったとはビックリです。
白珠は手紙を切り刻んでいて恐いし、若宮は中央の使いだと言って登殿を辞退した姫と会っていたのは危険ですね。
秋の殿に何者かが侵入して滝本が殺してしまい事情が聞けなかったけど、白珠が見ていて違うと誰かを待っているようで正気を失っていたのは可哀想でした。
滝本は早桃が桜花宮から品物を盗んで侵入者に渡していたけど、内輪揉めで殺されて渡していた相手が直接忍び込んで来たと推測するとあせびが違うと否定したのに根拠が無いのは頼りないです。
浜木綿が少しは頭を使えと呟いてその場を去ると白珠の所へ向かい、白珠に死んだ烏は好いた男だったのだろうと言い、正気を失って限界だから北領に帰るように言ったのは優しいです。
白珠は大笑いしながら一巳とは何も無かったと言い、自分は入内する為だけに生まれて来た女で、自分の心は自分のものじゃないと狂ったように笑うのは悲しいし何があったのか気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第9話】「烏太夫(からすだゆう)」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第9話】のあらすじ
北家の姫として何としてでも入内する。幼いころから厳しい教育を受け、覚悟のもと登殿した白珠(しらたま)。だが、目の前で愛する人を殺された彼女の心は限界を迎えてしまう。白珠は、感情のおもむくまま浜木綿(はまゆう)の秘密を暴露する。“金烏(きんう)”の座をめぐる恐ろしい企てに、戦慄する真赭の薄(ますほのすすき)とあせび。果たして、桜花宮(おうかぐう)に潜り込んだ“烏太夫(からすだゆう)”の正体とは。
烏は主を選ばない【第9話】のネタバレ感想
白珠と一巳の関係が明らかに!浜木綿が秘密を暴露されて真実を打ち明ける?!
若宮が森の中で枝を拾うと花を咲かせ墓前に供えたのは神秘的だけど誰の墓で何を思っているのか気になります。
北家の白珠は目の前で好きな男を殺され気が触れて、浜木綿にここに来るべきでは無かったと言われたのは可哀想でした。
十年前に白珠は母親の六つの花と一緒に北家に来て、金烏の妃になる為に勉強しろと言われ、まだ4歳なのに精進すると返事をしたのは賢いです。
一巳が白珠に花を届けて知り合いになり、花を届ける度に話をするようになり、いつしか想い合うようになって一巳が一緒に逃げて欲しいと言うけど白珠が断ったのは残念でした。
一巳はこれから先に何があっても自分の気持ちは変わらないし、笑顔の為なら命も惜しくないとはキュンとしました。
宗家に潜り込んでいた間者が一巳だったのはビックリだし、白珠は飛び降りて死のうとまで思い詰めて、一巳と会うとあなたが好きだった白珠はいないとは切なかったです。
一巳がそれでも俺の全てだとはキュンとしたし、待ち合わせに白珠が行かないと言っても待つと言ってくれたのに殺されてしまい、白珠は信じられずにいたのは可哀想でした。
浜木綿は白珠と何も約束していないと言い、白珠に帰るように言ったのは優しさだと思ったけど嘘に聞こえました。
大紫の御前に弟の南家当主が会いに来て不穏だし、白珠が浜木綿の秘密を暴露すると、浜木綿は当時の当主だった両親が若宮と藤波の母親である十六夜を亡き者にしたとはビックリでした。
両親は今の当主に首を落とされ、浜木綿は山烏として生きてきたけど、現当主に再会して何でもすると言って姫に返り咲いて若宮の暗殺を任命され、若宮が死んで長束が皇太子となった時に本命の姫を差し出し、南家が3代によって嫁げば政権を掌握できるとは恐ろしいです。
浜木綿は桜花宮だけが世界じゃないし好いた男と一緒になるだけが女の幸せじゃないと言い残して逃げたのは潔いです。
雪哉が若宮に桜花宮での事件を報告に来ると、まずは何か食べたいとは笑えたし、浜木綿はまだ何か隠していると予想し、若宮は滝本の言う事を鵜呑みにしてはいけないとは誰を信用していいか分からないですね。
若宮は確かめる事があると中央へ帰る事にし、雪哉にこれまで以上に働いてもらうとはワクワクしました。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第10話】「若宮暗殺」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第10話】のあらすじ
残る后(きさき)候補は三人になった。あせびは、最近めっきり姿を見せなくなった内親王・藤波を心配する。嵐の日。長束(なつか)の側近・敦房(あつふさ)が斬られた、という知らせが若宮の元に届く。急ぎ花街に向かう若宮、澄尾、そして雪哉。深手を負った敦房は、息も絶え絶えに “本当の黒幕”の名を告げようとするが……。倒れ伏す若宮と澄尾。大切な主の命の危機に、雪哉はひた走る。
烏は主を選ばない【第10話】のネタバレ感想
本当の裏切り者は誰だ?若宮が襲われて雪哉が助けを求めた人物とは?!
桜花宮秋殿では女房達が浜木綿について有ること無いこと噂していると、真赭の薄が注意して自分は浜木綿を信じると信頼しているのは嬉しかったです。
明鏡院にいる長束に敦房が路近を解任しろと言うけど、敦房も自分の言葉だけを信じろと言うのは怪しいです。
敦房が帰りに路近に襲われるけど雷で倒れた木によって隙が出来て逃げられたのはホッとしました。
敦房は花街で倒れているのが見つかって無事なのは安心したけど、若宮に会いたいと言っているのは罠かも知れないとはドキドキしました。
花街へ行くと敦房の血が布団に流れて出血が酷く、長束は自分を疎んじているけど守って欲しいと若宮にお願いし、約束してくれたら仇なす真の敵が誰か教えるとはビックリでした。
敦房が敵の名前を言おうとしたら意識が無くなり、澄尾が倒れ焚かれていた香が原因だと分かったけど、若宮も倒れてしまったのはハラハラしました。
敦房が起き上がり懐から鶏を出して血が偽物だったとは衝撃だし、若宮暗殺を企んでいたとは裏切られた気分でした。
手下が入って来て大ピンチだったけど敦房は雪哉がいない事に気付き、手下に探させて難を逃れたけど雪哉が追い掛けられたのはハラハラしました。
雪哉は谷間の遊女宿に通じている扉に逃げ込んで洞窟の中を必死に走って味方を探そうとするけど、誰が味方で敵なのか分からないと悩んでいるのは胸が痛くなりました。
あらゆる記憶を手繰り寄せて知恵を絞って考えろと言う若宮の言葉を思い出し、雪哉は誰だか閃いたようだけど一か八かだと走り出したのは誰の事か気になります。
若宮は香の効果が切れて動けるようになり、刀を掴んで手下共と戦い、敦房は屋敷に火を放ち、若宮が鳥の死骸に足を取られて殺されそうになったのはハラハラしました。
若宮は僧侶達に助けられて雪哉が味方を連れて来たけど、長束が現れたのはビックリでした。
若宮を助けたのは路近で、雪哉が明鏡院に駆け込んだのは勇気あったし、路近と長束は敦房の裏切りを知っていたとは驚きました。
若宮の一番の理解者は長束で、長束派を作って反対派をまとめてくれていたと兄弟の仲は良好で安心しました。
長束から雪哉が北家当主の孫だと言われると、欲しかったのは自分じゃなくて北家の血だと言って部屋を出てしまったのは可哀想でした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第11話】「忠臣」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第11話】のあらすじ
血筋ではなく、自分そのものを見てくれたただ一人の主。雪哉が若宮に寄せた信頼と、その裏切り。やるせない思いを吐露する雪哉を、路近がある人物の元へと案内する。真の忠誠とは。忠臣とは。その男が身を焦がした、狂おしいほどの“金烏(きんう)”への思いは、少年の心に何を刻むのか。やがて、再びの春。ついに若宮が后(きさき)を選ぶため、桜花宮(おうかぐう)に舞い降りる。
烏は主を選ばない【第11話】のネタバレ感想
敦房が描いていた夢とは?雪哉が北家で過ごしていた日々を思い若宮に何を約束した?!
十二年前の垂氷郷で雪哉の父親は中央から息子を引き渡すよう迫られ、雪哉が連れて行かれそうになり泣くと、義母が奪って自分で育てると言ったのは胸が痛くなりました。
長束が若宮に口止めされていたのに喋って反省していたのは素直だし、雪哉が北家の姫の子で兄達よりも上位の血筋だと出生の秘密が知れたのはスッキリでした。
雪哉は若宮に知っていて黙っていたのは何故かと聞くと、若宮は垂氷の雪哉と名乗ったから言わなかったし、北家を味方にしたいから繋ぎになってもらいたいと正直に話して、長束が北家の宴で雪哉がどんな人物か確かめに来たとはビックリでした。
雪哉は垂氷から離れるのが死ぬほど嫌で、子供の頃に周りからも厄介者だと噂されて、両親が悩んでいる事も分かるとわざとぼんくら次男だと振る舞ったのは可哀想でした。
雪哉は若宮が自分の信頼以上のものを敵は用意できないから裏切らないと言った事を思い出して大声を出すと、路近が殴って説教するけど雪哉の心には響かなくて頑固者ですね。
路近が雪哉に会わせたい人がいると連れて行ったのは罪人となった敦房の所で、雪哉は敦房に利用されたから怒っていいと言うけど、敦房は長束が若宮と通じていたのを知っていたとはビックリです。
敦房はいずれ皇后が若宮を殺し、母親に楯突いた長束が皇后の許しを得て金烏になると夢を見て、その時に長束が自分の為に命を投げ出した忠臣がいたと懐かしく思うと信じていたのは狂ってますね。
若宮が雪哉を迎えに来て自分に必要だからここに残って欲しいと頼み、今度は自分の意思で決めて欲しいとはドキドキしました。
雪哉は約束の春まで返事は待って欲しいと言い、あっという間に春になって南家を除く当主達が舌戦を繰り広げているのは醜いですね。
舞台に仮面を付けた男が現れて緊張したけど、烏となって真赭の薄とあせびの前に降り立ったのは若宮でドキドキしました。
雪哉が後から来て舞台に立ち、姫や女房達に今から若宮が后を選ぶとは衝撃でした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第12話】「后選び」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第12話】のあらすじ
春たけなわの桜花宮(おうかぐう)。桜が舞い散る花見台で、雪哉が后(きさき)選びの開始を宣言した。若宮に指名されたのは、北家の姫・白珠(しらたま)。愛する人を喪い虚ろになった白珠は、それでもなお、入内にかける悲壮な思いを口にする。若宮はそんな白珠に、ある事実を突きつけるのだった。誇り高い西家の姫・真赭の薄(ますほのすすき)は、若宮に、ある疑問を投げかける。
烏は主を選ばない【第12話】のネタバレ感想
后選びはお裁きの場?若宮は后候補達に意思を確認するけどあせびの秘密は衝撃的?!
桜花宮に突如現れた若宮が后を選ぶと宣言して女房の滝本が煩く文句を言い、若宮に妹の面倒を見ていればいいとピシャリと言われたのは爽快でした。
若宮は后選びで鬼が出るか蛇が出るかとは物騒だし、雪哉にも秘密で皆が困惑していたけどあせびは初恋の若宮に会えたと顔を赤らめていたのは恋する乙女でした。
皆を集めた若宮は白珠に声をかけると、白珠は育ててくれた恩を返す為に入内するから自分の心は無いと答え、若宮は自分の不幸を嘆いて何も考えないのは怠慢だとは言い方が酷いです。
若宮がその子はどうするのだと聞くと周りが驚いて、白珠はお腹に手を当てて一巳と呟いたのは嬉しかったです。
若宮が返答次第で后に迎えるとはビックリだけど、白珠は二度と一巳を失う訳にはいかないと立ち去ろうとすると一巳が現れて、死んだのは別人だったと分かり2人が抱き合ったのは泣けました。
次は西家の真赭の薄に声を掛けると、真赭の薄は浜木綿が若宮の命を本気で狙っていないから名誉を回復して欲しいと願うけど、若宮は不要だし真赭の薄の誇りにも興味が無いとは冷たいです。
若宮が桜花宮は自分の女を選ぶ為にあり、妻に求める資質は待つ事で1年間来なかったのは試していたからとはビックリです。
真赭の薄は立ち上がって怒るけど、若宮が后は誰でも良くて愛も恋も無く、家を特別扱いもしないし、必要なら切り捨てると言い、自分を殺して若宮の為だけに生きる覚悟があるなら妻に迎えるから自分で選べとは厳しいです。
真赭の薄は女房に懐剣を寄越せと言い、自分の髪を切ると断って笑顔で自分の誇りを大切に生きる事を決めたのは潔いです。
最後に若宮はあせびの前に来ると幼き頃に会った事を覚えていて、宮中は血の歴史そのもので耐えられるのか聞くと、あせびは何があろうと妻になりたいと願ったのは一番心が強いですね。
若宮は早桃に文を託した事を聞くと、母の事が知りたくて下男を呼び付けたけど掟破りだし滝本に殺された男だと分かっていなかったのは衝撃でした。
姉の双葉の部屋に男を呼んで襲わせ、代わりにあせびが登殿する事になったとは衝撃だし、若宮は女房のうこぎも知らないあせびの秘密を知っているようで怖かったです。
40代女性の感想
烏は主を選ばない【第13話】「烏(からす)に単(ひとえ)は似合わない」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない【第13話】のあらすじ
「宮中は血の歴史そのものだ」と若宮は言う。登殿(とうでん)に至る経緯、届かない文、転落死した早桃、秋殿に侵入し、殺された男。隠された真実が若宮によって暴かれ、ひとつの恐ろしい結論へと導かれていく。忌まわしい后(きさき)選びがもたらした悲劇の顛末は。そして、最後に選ばれた姫の名は……。
烏は主を選ばない【第13話】のネタバレ感想
全ての謎が明らかに!若宮が后に選んだ者は誰で雪哉は若宮の側に残るのか?!
若宮が女房うこぎの知らぬ間に愛するあせびが何をしていたか教えてやろうと言ったのは緊張しました。
若宮が東家に潜入して下男の嘉助と接触して、嘉助は身寄りの無い山烏にも声を掛けてくれるあせびに忠誠を誓って何でもすると言い、再び訪れた時に嘉助は行方不明となったとはドキドキしました。
若宮は火で燃やされる寸前の所を回収した手紙をうこぎに渡すと、嘉助を赤い着物が飾られている部屋へと呼んだ事が分かり、あせびは飾ろうとしたけどうこぎが止めさせたと庇ったのは忠誠心で目が曇ってますね。
嘉助は字が読めなかったけどあせびは知らなかったようで読み聞かせと代筆を頼み、あせびは早桃が下男を呼び付けた事を知ってしまったと藤波に泣きついたとはビックリでした。
若宮は4人の姫に文を出したのに返事が来たのはあせびだけで、全ての文は藤殿に止め置かれ藤波が隠していたとは残念でした。
藤波はあせびに嫌われたくないと早桃に櫛を渡して暇を出し、山烏なら飛べるはずと突き落としたのは衝撃でした。
藤波がごめんなさいと半狂乱になったのに、あせびは藤波が勘違いをして早桃も嘉助と死ぬ事は無かったと泣いて不運な巡り合わせと言ったのは呆れました。
あせびはこの期に及んでも若宮を慕っていると言うけど、若宮はハッキリと嫌いだと言ったのはスカッとしました。
若宮は女房の墨の名前を呼ぶと浜木綿でかつての悪友とはビックリだし、真赭の薄が匿っていたとは優しいですね。
浜木綿が若宮の后に相応しく、若宮を守れるのは西家だけと怒るけど、若宮は宗家と四家の関係をあるべき姿に戻したいから責務を果たせて四家に影響を及ぼさない浜木綿を選んだのはドキドキしました。
若宮は特別に思っていないけど自分を殺して若宮の為だけに生きる事を受け入れてくれるなら妻になって欲しいとは酷い事に聞こえるけど、浜木綿は若宮の死に水を取らせる事を条件に一発殴って笑顔で了承したのは粋な姉御と言う感じでした。
城下町では女が攫われ洞穴で謎の生物に襲われたのは恐ろしく、雪哉は故郷に帰る事にしたけど若宮が金烏を諦めたら配下になると心配していたのは良い関係になりましたね。
若宮は雪哉にまた会う事になると言って別れたのは何か見えているようで、荷車に乗っている女性が何なのか気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第14話】「禁断の薬」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第14話】のあらすじ
若宮との別れから2か月。近習の役目を辞し、故郷・垂氷(たるひ)に戻った雪哉(ゆきや)は、再び“ぼんくら次男”として平和で退屈な日々を過ごしていた。だが突如、垂氷郷に正気を失った大烏が飛来。住民を襲いはじめる。逃げ遅れた者をかばい窮地に陥る雪哉を救ったのは、よく見知った美しい青年だった……。山内にはびこる危険な薬、ゆらめく不知火、姿を現した異形の怪物。大切な故郷を守るため、雪哉は決断する。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第14話】のネタバレ感想
雪哉は垂氷郷でのんびり?大烏の飛来で若宮と再会し恐ろしい薬が山内を襲う?!
田舎の一軒家で大烏がコツコツと繋がれた柱を突いていたけど、家の中では化け物が家主を襲っていて妻と子供が隠れていたけど子供が泣き出してしまったのはハラハラしました。
化け物は男を引き摺って外に出ようとしていたけど、2人は見つかってしまい腕が振り下ろされたのは怖かったです。
垂氷郷の郷長屋敷では雪哉が寝坊をして母親に2回も起こされていたけど具合が悪いのかと心配してくれて優しいです。
雪哉は烏になって急いで約束していた収穫に向かうと弟の雪雉と兄の雪馬がやっと来たと呆れ、領民はのんびりしているのが良いとは心が広いです。
雪哉が飛んでいると口から泡を吹いた烏が雪哉を落とそうとし、地上にいる領民を襲い出し動けなくなった老人を雪哉が庇ったのはハラハラしました。
助けてくれたのは若宮で、郷長であり父親の雪正が屋敷に歓迎するけど山内衆だと名乗って、雪哉が愛想の無い態度で接しているのは笑えました。
大烏は禁断の薬で常用すると気がおかしくなり、雪正が垂氷の宿場に中央で流行っている薬だと売り歩く者がいると報告があったけど確証が得られないとは残念でした。
雪哉が手伝いの指名を受けたけど雪哉はハッキリと断り雪馬を推薦し、雪馬は雪哉をやれば出来る子で一緒に仕事がしたいと言ってくれていると認めていたのは優しいです。
治平は小梅にカタギになって田舎で暮らそうと弱気になり、側にいた男達が怪しい目をしていたのは不穏です。
夜になって雪哉は若宮に文句を言うけど、若宮は10日前に花街で烏の姿から戻れなくなった遊女が発見されたけど既に薬は蔓延していて、治す薬も出来上がっていないとは恐ろしいです。
捕まえた大烏が叫び声を上げて死んでしまい、薬の名前を仙人蓋と言い、女が店にお金をチラつかせて買い物をしていたのは怪しいです。
雪哉は若宮と一緒に情報を集めに奔走し、旅商人が化け物の噂をしていて成り行きで荷物を届けると、着いた家で異臭がして大猿が人を食っていたのは恐ろしかったです。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第15話】「生き残った少女」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第15話】のあらすじ
栖合(すごう)の村を襲撃し、住民を喰らいつくした大猿。雪哉(ゆきや)たちとの戦いの最中、猿は八咫烏と同様に転身し、人の形をとってみせた。おぞましい獣たちは、この場所以外にも潜んでいるのかもしれない。北領からもたらされた凶報に、宮中は騒然となる。栖合の生存者は、小梅(こうめ)と名乗る少女ただ一人。身寄りのなくなった彼女を哀れむ周囲をよそに、雪哉は警戒を強めるのだった。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第15話】のネタバレ感想
若宮は山内の危機に四家に命令を出す?雪哉は生き残った小梅を疑って怖い顔になる?!
雪哉は若宮と向かった家で大猿に襲われたけど若宮が倒してくれて、家の者は大猿が食った跡があり酷い有り様なのは衝撃でした。
雪哉が生きている人を見つけたけど捕まえられて男が大猿に変化したのはビックリだし、若宮が雪哉を食えば命は無いと言っても反応せず雪哉を食おうとしたのはハラハラしました。
他の家も被害にあっていて村人は誰もいなく、蔵の長櫃の中に寝ていた少女・小梅を見つけて彼女は八咫烏だから若宮が何も出来ないとは意味深でした。
雪哉の父親・雪正は兵を率いて山狩りへと出て、若宮は中央へ要請すると旅立ち、小梅は牢屋に入れられたけど目を覚まさず、雪哉は小梅が一人だけ生き残ったのはおかしいと疑っていたのは何かありそうです。
若宮は緊急だと四家を集めて村から大猿の首を持ち帰り皆に見せると、北家の当主に派兵を命じ山狩りをするよう言い渡し、関所の守りを強化して、辺境の地や人里離れた全てに異変が無いか大至急調べろとは格好良かったけど、山内の危機だとは何が起きているのか恐ろしいです。
小梅は取り調べで村の事を知り父親も行方不明と聞くと泣いてしまい、雪哉はずっと疑ったままだけど梓は父親が見つかるまで小梅を預かる事にしたのはお人好しです。
長束も事件の事を調べているけど何も分からず、路近は人の姿に変身できるのは八咫烏だけの唯一無二じゃなかったと言うのは皮肉ですね。
雪正が帰って来ると村の女子供はその場で食われ、男達は細切れで瓶の中で塩付けにされ保存食として保管されていたとは残酷です。
雪馬は大の大人が一人も逃げ出せなかった事を疑問に思い、雪正は薬を盛られたのではないかと推測し、雪哉は大猿には知性があって怯える獲物を見つけて笑って嬲り殺して八咫烏の狩りを楽しんでいると険しい顔になったのは不安が募ります。
垂氷の賭場で男が情報を売りに来たけど逆に脅されて、鵄と言う男に何かを伝えたのは謎で気になります。
雪哉は不躾な物言いを小梅に謝り、小梅は雪哉に嫌われていないと分かりずっと屋敷で働く事にしたのは微妙です。
鵄は何処に隠れようが必ず炙り出すと呟いて物騒で、男が何を伝えたのか気になります。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第16話】「藤の矢」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第16話】のあらすじ
中央にある小梅の実家へと向かった雪哉たちは、小梅の父の仲間と称する不審な男たちに囲まれる。ところが、若宮の名を出した途端、男たちは「地下街の鵄(とび)から連絡が行く」と言い残して去っていった。事態を報告するため、雪哉は若宮の住まう招陽宮へ赴くが……。不知火を消し去り、咲き乱れる藤の花々。“真の金烏(きんう)” たる若宮の、この世ならざる神秘の力が明らかになる。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第16話】のネタバレ感想
小梅の実家で怪しい男達に襲われる?雪哉は若宮に会いに行くと金烏の秘密を知る事になる?!
若宮が無数の灯りが綺麗な夜に矢を放つと何も無い空間に突き刺さり、まるで壁があるようだったのは不思議でした。
雪哉と小梅は烏に乗って小梅の実家に着替えを取りに行くけど、小梅がはしゃいでいたのに雪哉が面倒くさそうな顔をしていたのは笑えました。
中央城下の港町に降り立つと雪哉が烏を預ける交渉をしている間に小梅が一人で家へと行ってしまい、父親が戻っていないか家の中を確認したのは切なかったです。
小梅の家は滋養のある水を売っていたけど井戸が枯れてしまったとは可哀想だけど、何者かが家に近づいて来たのはドキドキしました。
小梅の父親の仕事仲間だと言う男2人が小梅に用があると連れて行こうと乱暴に扱い、雪哉が2人を振り切って外に出ると他にも仲間がいたのはハラハラしました。
小梅が雪哉は若宮の宮仕えで由緒正しい家の者だと言うと、男たちは若宮に地下街の鵄から連絡が行くから協定を破った言い訳を考えておけと伝えろとは何があったのか心配です。
小梅は父親がまた何かやったと言い、母親が家から出て行って自分が働いて稼いだお金を父親が博打や下手な儲け話に注ぎ込んでいたので地獄のような人生から抜け出したいと泣いたのは可哀想でした。
雪哉が招陽宮へ行くと浜木綿が若宮の影武者をやっていてビックリだけど久しぶりの登場は嬉しかったです。
協定の事を浜木綿から教えてもらうと、名君と呼ばれる若宮の祖父の時代に地下街をまとめ上げた男と不可侵の協定を結んで今でも続いていて山内の安寧を影で支えているけど、小梅の父親が地下街の連中を怒らせ、小梅から若宮の名前が出たからこんな事になったと推測し、雪哉が謝ると浜木綿は小梅を疑っている事に気付いたのは賢いです。
浜木綿は小梅を預かると言って雪哉に若宮を迎えに行って欲しいと頼み、近習として戻る事になったのはワクワクしました。
雪哉が北領時雨郷へ若宮を迎えに行くと山内と外の世界との結界を修復していて、結界の綻びを直せるのは金烏である若宮だけとは神秘的でした。
若宮は鵄からの呼び出しに会いに行くと言うけど、長束に止められて路近が刀を若宮に向けたのはハラハラしたけど、行くのは雪哉とはビックリでした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第17話】「地下街の王」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第17話】のあらすじ
北家当主の孫として地下街随行を命じられた雪哉。若宮を押しとどめ、名代として交渉に臨む長束(なつか)だったが、頭目の鵄(とび)は無情にも会談の中止を告げる。故郷・垂氷(たるひ)を蹂躙した猿の手がかりを、なんとしても見つけたい。必死に訴える雪哉の前に、一人の翁が現れた。彼が示したのは、封鎖された深い穴の奥。果てしない暗闇の先で、雪哉は禍々しいある“モノ”を発見する。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第17話】のネタバレ感想
長束の計画は上手くいく?雪哉は猿の手掛かりを求めて朔王という老人に試練を与えられる?!
長束は若宮の代わりに長子である自分が地下街の鵄に会いに行くと言い、地下街が警戒する朝廷の兵力を握る北家の雪哉を連れて行けば納得すると思っているのは心配です。
地下街には猿の手掛かりがあるけど面と向かっては教えてくれないから雪哉が交渉の手札になると長束が雪哉を説得したのはドキドキしました。
雪哉は真赭の薄から弟の正装を借りて、今の真赭の薄は浜木綿の女房になったとはビックリでした。
路近が来て乱暴に額飾りを雪哉に付けると北領にまた猿が出たと言い、今日の会談は失敗するとは不吉です。
谷間に到着すると大勢の人に見られて緊張するし、洞窟の中には蝙蝠がいて不気味だし、若宮の代わりに長束が来たと言うと鵄が会談は中止だと席を立ったのはハラハラしました。
長束が呆けてしまうと雪哉が声を掛け、長束は信頼の証として雪哉を人質として預けると言うと、周りにいた者達が怒って長束達を取り囲んだのは怖かったです。
雪哉は男達の間を飛び抜けて鵄にお願いしたい事があると言ったのは勇気があり、北家の孫として猿についての手掛かりが欲しいと直球で聞き、若宮からここに手掛かりがあると金烏の勘で教えてもらい、若宮は自分達と同じでは無く八咫烏を救う真の金烏だと信じていて、故郷を救う為なら命も懸けるとは泣けました。
朔王と呼ばれる老人が現れたけど偉い人のようだし、路近とは知り合いのようで長束を舎弟呼ばわりし、猿の事を教えてくれると鵄にジジイの面子を立てると思って預けてくれとは格好良かったです。
朔王は雪哉に大岩の向こうに手掛かりがあるけど時間内に白い欠片を持ち帰ったら知る限りの事を教えてやると約束し、燃草と言う金平糖みたいな物を渡し一粒が燃えきったら折り返すけど時間に間に合わなかったら別の出口を探せとは厳しいです。
戻って来られた者は朔王しかいないとは恐ろしいし、雪哉が辿り着いたのは骨の山で白い欠片とは骨の事で、猿に見つかって襲われたのはハラハラしたけど若宮が助けに来たのはビックリでした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第18話】「外界」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第18話】のあらすじ
猿の猛追から逃れ、道なき道を進む雪哉と若宮。雪哉が手にした“白いカケラ”の正体に、若宮は確信めいたものを感じていた。しるべの糸が途切れたとき、異常な現象が二人を襲う。時間や方向の感覚を失わせ、侵入者を死に至らしめる洞穴から、二人は脱出することができるのか。若宮は雪哉に語りかける。“真の金烏(きんう)”の役割、“外界”が意味するもの、そして、山内の世界の行く先を。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第18話】のネタバレ感想
若宮と雪哉が洞窟から抜け出した方法は?骨の正体と猿と薬と事件の全てが繋がった?!
若宮に会った雪哉は糸を辿って出口へと歩くけど、猿が追って来ないか後ろが気になっているのは緊張しました。
雪哉が骨を落とすと烏の骨だと思っていたのに若宮はそうとは限らないと意味深な事を言うのは気になります。
若宮は会談が失敗するのは目に見えていたから朔王に後から行く事を伝えたとはビックリだし、朔王に長束との会談を収めてもらった後に若宮が一人で穴に入って猿の情報を探る手筈になっていたとは驚きです。
糸を辿ったはずが違う場所へ出て、切れた糸の続きを見つけ飛び出そうとすると落とし穴があったのは怖いし、進んでも更に違う場所へ出ては元に戻って完全に迷っていますね。
若宮がここは結界の外側だと言い、結界が若宮達を外から来る外敵だと判断して排除しているとは焦りました。
猿に追い付かれ若宮が何とかするから雪哉にここを出る方法を考えろと言い、朔王は雪哉に手掛かりを与えているはずとは難しいです。
雪哉は足を滑らせて落下すると今までの事を思い出し、明かりを消して白檀の匂いが結界を抜ける道しるべだとは賢いです。
白檀の匂いを辿って入口が見えたけど石が閉じられようしたギリギリで抜ける事が出来たのはホッとしました。
雪哉は朔王に骨を渡すと人間の骨だと言い、若宮が外界は人間が支配する世界で八咫烏が人間の姿に似せていると説明し、雪哉は帰ってから外界の事が書かれている書物を読んでいたのはドキドキしました。
猿は人間を食料としていたけど山内に通路を見つけて人間に似た八咫烏を食べるようになったとは恐ろしいです。
朔王が通路は中央にあると言い、八咫烏の中に人間の骨を欲しがる奴がいて猿と取引し、その報酬として猿に若い娘を餌として提供して、骨を手に入れた者が闇で売りさばいているとは恐ろしいです。
売りさばいていた男は小梅の父親の治平で北領に猿が出たのも説明がつくし、言葉が喋れない猿に協力して関所を通り塩漬けにした肉を運ぶ事も出来たとは納得です。
人間の骨は薬にもなり多量に接種すると烏の姿から戻れなくなり、出回っている薬と同じで全てが繋がり、治平は生きていて逃げ回っていたのはビックリでした。
雪哉は真実を知って落ち込んでいたけど、若宮は山内が崩壊に向かっていると言い、治平が死んで事件の真相が聞けないのは残念でした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第19話】「涸れ井戸」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第19話】のあらすじ
父・治平(じへい)の変わり果てた姿に、涙を流す小梅。悲しむ彼女の傍らで、雪哉は言いようのない違和感を覚える。吊られた遺体にくくりつけられた治平の文には、中央山の古井戸に潜む“何か”について書かれていた。その正体を確かめるため、雪哉は若宮とともに井戸へ向かうが……。その翌日。北領の郷吏から、仙人蓋(せんにんがい)を売り歩く女の目撃情報が届く。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第19話】のネタバレ感想
治平の手紙から事件の全貌が明らかに!枯れ井戸に猿を誘き出すと若宮が飛び込んだ?!
小梅が父親・治平の亡骸に対面し、小梅が父親の体まで見ようとするので雪哉が止めると取り乱したのは可哀想でした。
北領では遊女と遊んでいた男が取り調べを受け心当たりが無いか聞かれると、焦って女の売人を見たと言い目元にほくろのある女だとは小梅の事のようでドキドキしました。
明鏡院に若宮達が集まっていて治平が生きたまま皮を剥がされたとは残酷だけど、地下街のやり方で朝廷を使って炙り出したとは賢いです。
治平は文を残していて井戸が枯れて商売変えをしたけど上手くいかず、妻が出て行き娘が働いているのに治平は酒と博打に溺れたけど手に入った金でまだ水が出ると言う井戸を買い、酒を入れると井戸の中から声がしたのは怖かったです。
声の主は袋を投げ薬師の所へ持って行くように言い、もっと欲しかったら酒を持って来いとは危険な誘惑ですね。
袋の中身は金になり要求を聞いている内に女を食いたいと言い出して声の主が猿だと分かり、猿は自分達を狩り場へ案内しろと言い出して手を切ろうと娘を連れ出したけど若宮と雪哉に邪魔されたとはやっと事件の全貌が明らかになってスッキリでした。
若宮は井戸に酒を入れて猿を誘き出そうとし、猿が現れると真の金烏の事も知っていて、猿が八咫烏は都合の悪い事は忘れると意味深な事を言って去ると、若宮が雪哉から松明を奪って井戸の中に飛び込んだのはハラハラしました。
猿は大岩で通路を塞いで逃げてしまったのは残念だけど、澄尾が後を追って来たのはホッとしました。
小梅は雪哉の母親が引き取る事になり、雪哉は北領の郷吏から届いた報告書を見て小梅はまだ何かを隠しているから母親に考え直してもらうと言うと、若宮が冷静じゃないから行くなと命令すると忠誠を誓った覚えは無いと行ってしまったのは心配です。
小梅に会うと自分の気持ちをぶつけて売人にはほくろがあると言うと小梅は誰か知っているようで、雪哉は母親に怒りで目が曇っていると言われ、若宮に大事な事を見落としていたと報告したのはドキドキしました。
北領の霜原の旅籠で働く初音と言う若い娘の目の下にほくろがあって、小梅が会いに来ると母親と呼んだのはビックリでした。
40代女性の感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第20話(最終話)】「黄金の烏」のあらすじとネタバレ感想
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第20話】のあらすじ
逃げた小梅を追い、雪哉と若宮は北領へと向かう。猿と仙人蓋(せんにんがい)をめぐる事件の謎がついに解き明かされるも、瞬間、若宮の身を凶刃が貫く。主を守れず、己を責める雪哉。厳しく尋問する長束(なつか)に対し、女は冷酷に笑うのだった。やがて、雪哉は“真(まこと)の金烏(きんう)”に課された過酷な宿命を知る。垂氷(たるひ)の雪哉が選んだ道は、果たして――。
烏は主を選ばない 黄金の烏編【第20話】のネタバレ感想
小梅の母親がした事とは?真の金烏の宿命と不知火に見えていたものとは?!
若宮と雪哉は小梅の所へ急いで向かい、小梅は母親に会うと親戚の子だと紹介され、部屋に行くと綺麗な着物ばかりで男物まであったのは最低です。
父親の治平が母親に会っていたのを問い詰めたけどはぐらかされ、猿と取引していたのは母親の方だったとは衝撃でした。
母親は何の事だとしらばっくれて娘を追い返そうとして酷いけど、小梅は一人で生きていくから少し融通して欲しいと母親と同じ悪い奴に見せたのは賢いです。
小梅は母親に色々と質問をすると治平は猿の事を知らなかったけど、仙人蓋を素人に売って地下街に目を付けられたから逃げようとし、文は治平が小梅を守る為に書いたとは最後まで娘を思っていたのは優しい父親でした。
小梅が突き放すと母親は豹変して小梅の首を絞めて殺そうとし、母親は自分の父親にツケの代わりに何度も売られ雪になりそうな晩に家から締め出して殺し、治平に見初められて幸せだったのに娘が生まれて一人になったとは勝手な言い分でした。
若宮と雪哉が助けてくれたけど小梅は自分を信じてくれる人はいないと泣き、若宮が母親と外に出ると男が帰って来て烏に変身して襲って来て、雪哉と若宮が大人しくさせたのに母親が若宮を刺したのは衝撃でした。
澄尾が部下を率いて駆けつけてくれてホッとしたけど、澄尾が責任を感じて謝ると浜木綿が殴って処分は終わりだとは優しいです。
猿と交渉したのは母親の方で誰も助けてくれなかったと反省の色は無く、長束は理解できないと苦しんだのは可哀想でした。
雪哉は浜木綿から金烏は八咫烏を殺せないと聞き、真の金烏は感情が無いと言うけど若宮には感情があるのに大きな使命の前には消えてしまうとは悲しかったです。
若宮の目が覚めて皆が泣いて喜び、若宮は体が万全じゃないのに結界の修復に向かい、不知火に見えたのは人間社会の電気の光だとはビックリだし、若宮には山内の崩壊を食い止める力があるので危機が迫っている証拠だとは悲しい運命です。
雪哉はどうすれば良いか悩み、若宮は八咫烏の長で一羽を救う為に全てを捧げるのが喜びだと言うと藤の花が咲き、雪哉は若宮を守る事が故郷を守る事だから側で若宮を守ると忠誠を誓ったのは泣けました。
雪哉が山内になる為に勁草院に現れると、市柳が大口を叩いていたのに叫んで崩れ落ちたのは笑えました。
40代女性の感想
【烏は主を選ばない】の関連情報
【烏は主を選ばない】の基本情報
シーズン | 2024年春アニメ |
放送スケジュール | 2024年4月6日 23:45~ |
最速配信 | 毎週水曜 12時00分~ 各種見放題サービス同時配信 |
キャスト・声優 | 雪哉:田村睦心 若宮:入野自由 あせび:本泉莉奈 浜木綿:七海ひろき 真赭の薄:福原綾香 白珠:釘宮理恵 澄尾:竹内栄治 長束:日野聡 路近:白熊寛嗣 敦房:河西健吾 藤波:青山吉能 大紫の御前:田中敦子 滝本:清水はる香 うこぎ:宮寺智子 菊野:大地葉 苧麻:きそひろこ 茶の花:磯辺万沙子 雪正:近藤浩徳 雪馬:梶原岳人 雪雉:引坂理絵 東家当主:家中宏 西家当主:三上哲 南家当主:咲野俊介 北家当主:楠見尚己 お凌の方:定岡小百合 梓:竹内恵美子 喜栄:中村和正 市柳:新祐樹 早桃:依田菜津 松韻:森なな子 今上陛下:加瀬康之 一巳:宮崎遊 六つの花:渡辺ゆかり 双葉:大井麻利衣 小梅:宮本侑芽 |
スタッフ | 原作:阿部智里 監督:京極義昭 シリーズ構成:脚本山室有紀子 キャラクターデザイン:乘田拓茂 音楽:瀬川英史 音響監督:丹下雄二 アニメーション制作:ぴえろ Produced by:NHK, NHK Enterprises, studio pierrot, Pierrot. |
オープニングテーマ(OP) | Saucy Dog:「poi」 |
エンディングテーマ(ED) | 志方あきこ:「とこしえ」 |
公式サイト | https://www.nhk-character.com/karasu/ |
公式X | https://x.com/nep_yatagarasu |
原作 | 小説:阿部智里(著) |
Wikipedia | →Wikipediaへ |
【烏は主を選ばない】の原作
★「烏は主を選ばない」の原作は小説「八咫烏シリーズ」です。
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どうもありがとうございましたm(_ _)m
烏に単は似合わない【八咫烏シリーズ第1巻】 (文春文庫)
烏は主を選ばない【八咫烏シリーズ第2巻】 (文春文庫)
黄金の烏【八咫烏シリーズ第3巻】 (文春文庫)
空棺の烏【八咫烏シリーズ第4巻】 (文春文庫)
玉依姫【八咫烏シリーズ第5巻】 (文春文庫)
弥栄の烏【八咫烏シリーズ第6巻】 (文春文庫)
コミックスも出版されています。
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